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1話 転移
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ーー視界が再び明るくなった。
あたりを見渡すとここは綺麗な木が密集している森のようだ。
ここはまだ夢なんじゃないか?と疑いはあるが、49人失踪があるために信じるしかない。
そして俺が3-A組最後の転移者だとすると他の奴らに比べて大きく知識やレベル、能力が劣っているのでは無いだろうか?
特に俺が親友だと思っていた剛とかは一番最初の転移者だからかなりの力をつけているだろう。そう思うとなんか嫌だな。
そんなことを思っていると背後から殺気を感じる。
「グルルルル」
「!?」
声がした方向を振り向くとそこにはヨダレを垂らして獲物を見つめるイノシシの上位互換のような奴が居た。
「これが魔物か?」
「グルッ!!!」
すると目では追えないほどのスピードで突進してくる。
「ぐはっ!!痛ッ………あれ?あんま痛くない?」
間違いなく元の世界なら骨は全て折れて、死亡しているような勢いだろう。しかしここでは少し擦りむいた程度の痛みにしか感じない。
まさか!?50人記念者ボーナス?
「なら………オラァ!」
「グルルァ!!」
戸惑っているイノシシを後ろから全力のパンチをお見舞いしてやる。
「えぇ!?」
するとイノシシは空高く大空に舞いる。これには驚きが隠せない。
「やべぇニヤける」
実は高校3年生ながらかなりの隠れ厨二病だった俺にはニヤけるなとは無理な要望のようだ。抑えようにも抑えれない。
ここまでくると魔法も使いたくなるもんだ。ステータス画面とか無いのか?
ーーすると都合が良く目の前にステータス画面が表示される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐賀星矢 Lv1
職業 大召喚士(希少ランクEX)
HP100000
力 100000
スピード 100000
防御 100000
MP 100000
スキル 魔法召喚(F)魔物召喚(F)資材召喚(F)
称号 50人目の記念者 独り身
チーム 白 赤5人 青7人 黄6人 緑 3人 黄緑 2人 橙 6人 紫 13人 青紫 7人 白 1人
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんだこの馬鹿げたステータスは………って称号独り身って余計だろ!?
そしてこのチーム白とは何を示すのだろうか?俺は何で1人チームなんだ?そもそもグループ人数が均等では無いな。まさか神様が言ってた俺は元の世界ではどこのグループにも入ってなかったから1人ってことか?そうならばこの人数分けにも納得ができる。考えても仕方ないか、とりあえずは置いておこうか。
それにしてもこのスキルについてはどうゆうことだろうか。試しに発動してみるか。
「魔法召喚!!」
ポンッ!!!
煙と同時に掌に本が現れた。
魔法召喚の書(F)と書かれている。その本の1ページ目をめくると3種類の魔法が文字と絵で記載されている。それも全て異世界テンプレートのような魔法だ。
上から順にファイアー、ボルト、放水と連なっている。
「よ、よっし。試しに使ってみるか。ファイアー!」
プスッ。
胸を踊らせて発動した火の塊の魔法『ファイアー』は木に当たると間抜けな音共に消えてしまう。
「まぁ、これからこれから……」
しかしボルト、放水を同じく発動してみるが、威力はさほど変わらなかった。
俺の期待していた魔法と違う……もっとバーン!とかドカーン!とかそんなのを期待していたのに……!
勝手に期待して勝手に失望した俺は何かしないと気が収まらないと、魔法書のページを次々とめくる。するとここで驚きの発見をする。
どうやらこの魔法召喚(F)というスキルはF→E→D→C→B→A→S→Zと言う順に進化するそうだ。
だから、今使ったスキルは超初歩的な魔法と言うことでこれから強くなると言う訳だ。
しかしいくら強いスキルがあるとかステータスが馬鹿みたいに強いとかあったとしても、この世界での目標が無いとな………とりあえず元の世界に戻ることを目標にしようか、家族とかに会いたいし。
あたりを見渡すとここは綺麗な木が密集している森のようだ。
ここはまだ夢なんじゃないか?と疑いはあるが、49人失踪があるために信じるしかない。
そして俺が3-A組最後の転移者だとすると他の奴らに比べて大きく知識やレベル、能力が劣っているのでは無いだろうか?
特に俺が親友だと思っていた剛とかは一番最初の転移者だからかなりの力をつけているだろう。そう思うとなんか嫌だな。
そんなことを思っていると背後から殺気を感じる。
「グルルルル」
「!?」
声がした方向を振り向くとそこにはヨダレを垂らして獲物を見つめるイノシシの上位互換のような奴が居た。
「これが魔物か?」
「グルッ!!!」
すると目では追えないほどのスピードで突進してくる。
「ぐはっ!!痛ッ………あれ?あんま痛くない?」
間違いなく元の世界なら骨は全て折れて、死亡しているような勢いだろう。しかしここでは少し擦りむいた程度の痛みにしか感じない。
まさか!?50人記念者ボーナス?
「なら………オラァ!」
「グルルァ!!」
戸惑っているイノシシを後ろから全力のパンチをお見舞いしてやる。
「えぇ!?」
するとイノシシは空高く大空に舞いる。これには驚きが隠せない。
「やべぇニヤける」
実は高校3年生ながらかなりの隠れ厨二病だった俺にはニヤけるなとは無理な要望のようだ。抑えようにも抑えれない。
ここまでくると魔法も使いたくなるもんだ。ステータス画面とか無いのか?
ーーすると都合が良く目の前にステータス画面が表示される。
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佐賀星矢 Lv1
職業 大召喚士(希少ランクEX)
HP100000
力 100000
スピード 100000
防御 100000
MP 100000
スキル 魔法召喚(F)魔物召喚(F)資材召喚(F)
称号 50人目の記念者 独り身
チーム 白 赤5人 青7人 黄6人 緑 3人 黄緑 2人 橙 6人 紫 13人 青紫 7人 白 1人
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なんだこの馬鹿げたステータスは………って称号独り身って余計だろ!?
そしてこのチーム白とは何を示すのだろうか?俺は何で1人チームなんだ?そもそもグループ人数が均等では無いな。まさか神様が言ってた俺は元の世界ではどこのグループにも入ってなかったから1人ってことか?そうならばこの人数分けにも納得ができる。考えても仕方ないか、とりあえずは置いておこうか。
それにしてもこのスキルについてはどうゆうことだろうか。試しに発動してみるか。
「魔法召喚!!」
ポンッ!!!
煙と同時に掌に本が現れた。
魔法召喚の書(F)と書かれている。その本の1ページ目をめくると3種類の魔法が文字と絵で記載されている。それも全て異世界テンプレートのような魔法だ。
上から順にファイアー、ボルト、放水と連なっている。
「よ、よっし。試しに使ってみるか。ファイアー!」
プスッ。
胸を踊らせて発動した火の塊の魔法『ファイアー』は木に当たると間抜けな音共に消えてしまう。
「まぁ、これからこれから……」
しかしボルト、放水を同じく発動してみるが、威力はさほど変わらなかった。
俺の期待していた魔法と違う……もっとバーン!とかドカーン!とかそんなのを期待していたのに……!
勝手に期待して勝手に失望した俺は何かしないと気が収まらないと、魔法書のページを次々とめくる。するとここで驚きの発見をする。
どうやらこの魔法召喚(F)というスキルはF→E→D→C→B→A→S→Zと言う順に進化するそうだ。
だから、今使ったスキルは超初歩的な魔法と言うことでこれから強くなると言う訳だ。
しかしいくら強いスキルがあるとかステータスが馬鹿みたいに強いとかあったとしても、この世界での目標が無いとな………とりあえず元の世界に戻ることを目標にしようか、家族とかに会いたいし。
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