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1章

15話 大会①

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そういえば、俺はこの街に来てからギルドの武器屋くらいしか来てなかったな

たまには街を回るのもいいだろう

「ショウタ!本屋に着いたぜ~」

本屋、ここに魔導書が売っているんだろうな

見た目は、3階建てくらいの超大規模な図書館だった

中に入ると、見た目通りの規模だった

「レイン、ここの本屋はデカイな~!」

「そうだろ?ここの本屋は国でトップクラスにでかいんだ」

国トップ!?それは凄いな…やはりいい街だな

「それじゃ、魔導書を探しに行くか」

カウンターには各ジャンルの場所が示されている看板が置いてある
魔導書は3階の奥のようだ

「ショウタは近距離メインだろ?だったらあっちの魔導書がいいと思うぞ」

俺は近距離戦と書かれた棚に行った

「身体能力強化魔法…これはとりあえず買ってと、って銀貨800枚!?」

魔導書はそう簡単に手に入る物じゃないようだ

他にも、シールド魔法や火炎弾などを買い、全財産が金貨1枚、銀貨200枚になった

「ふぅ、結構使ったな…レインはどれくらい使ったんだ?」

「俺はしっかり全部使ったぜ!次の魔族襲撃で功績を挙げれば、金はどんどん増えるからな!」

そうか…キングオークで金貨3枚となると、大魔族を倒せば、10倍以上は貰えるんじゃないか?

「じゃぁ、俺はここで!買った、魔導書を読んでくるわ!」

そう言い、レインは去った

そういえば、魔導書ってどうやって習得するんだ?俺は頭はあまりよろしく無かった…だから勉強って感じだと習得出来ないかも知れない…

俺はそう思いながら、家に着き、魔導書を読んだ

「ふむふむ、なるほど。頭に知識が吸い込まれていく」

どうやら、魔導書は適当に読み飛ばしても良いようだ

こうして、おれは全ての魔法を読み終え、習得した

「これからやることが無いな…とりあえず街を歩いてみるか」

街を歩いていると、でっかい看板が目に入った

その看板にはルーチェニア最強トーナメント!優勝者には豪華賞品!

と書いてある看板があった

「面白そうだな、魔族襲撃までに戦闘経験を積むことが大事だろう」

俺はエントリー受付所までに行って、エントリーした

「エントリーありがとうございます!この後約5分後に第一試合が始まるので、試合会場までの移動をお願いします」

こうして俺は会場に向かった

会場には強そうな男がたくさん居た。中には女性も居たがそこまで力は強そうには見えなかった

俺が会場に入ると、周りがジロジロ見てくる

その時、1人の男が話し掛けてきた

「お前、英雄ショウタだろ?最近来たよそ者が調子乗ってんじゃじゃねぇよ!」

その男は猿のような顔だった

「別に調子には乗っていないが…」

そう言うと、猿顔が目を真っ赤にしてキレている
「ああ?てめぇは絶対倒してやる!周りの奴らもみんな同じ考えだ!仲間なんて居ねぇんだ!」

ピーンポーンパーンポーン

「ショウタ様、ライト様、試合会場までお越しください」

アナウンスが流れた

「はん!助かったな!俺らは決勝で当たるようだ!楽しみに待ってけ!ただしお前が上がってこれればの話だがな」

こうして、俺は試合会場に向かった







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