大学の後輩とサークル繋がりの男子と3人だけのテニス合宿♡

haru

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11.悠人の部屋

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「お邪魔しま・・」
 扉を開けて、部屋に入ると、ゲストルームとは違って、やや広めのメインルームって感じで、
 部屋の中央には、L字型の大きめのソファーとローテーブルがある。
「あ、入って入って」
 ソファーの端それぞれに悠人と樹くんが座ってる。
 悠人はトレーナー、樹くんは長Tシャツにハーフパンツのラフな格好してる。
「どうぞ」と言われ、二人の間の位置に座った。ソファーが広めだから、ゆったり座れる。
 目の前のローテーブルの上を見ると、それぞれの飲み物と、ナッツ類が置いてある。

「彩音ちゃん・・・」
 私の左側に座る悠人がじぃっと私のほうを見る。
「な、なに?」
「部屋着、可愛いね」

「ほんとだ、可愛い」
 樹くんにも褒められ、ちょっと赤くなる。
 髪はヘアクリップでアップして、淡い水色のルームウェアのセットアップに、アイボリーのカーディガン羽織ってるだけだけど・・・。
「え、えっと、あ、明日の予定とか教えてくれるんだよね?」
 ちょっと恥ずかしくて、話題を変えようと――――
「うん、それも話すけど、その前に彩音ちゃんに聞きたいことあってさ・・」
 悠人がにこっとこっちを見る。
「前に言ってたお見合い、ちゃんと断れたの?」

「あ、うん、大丈夫だった。両親に樹くんのこと話したんだけど・・」
 と、その後の事情を話して、お見合いの話が一旦白紙になったことなんかを簡単に説明した。
「そっか」

「彩音」
 右側に座る樹くんが距離を詰めてくる。
「いつきくん、じゃないだろ?呼び捨てでよび合うって約束したよね?」
「うっ・・」
「悠人のことは呼び捨てにしてんのに、俺のことは『くん』付け?」

(そ、それは・・・)
 言葉に詰まってると、悠人が横から口を挟む。
「ん、まぁ・・・俺と彩音ちゃんは同じ大学だけど、樹とは最近知り合ったばっかりだし、これから仲良くなればいいんじゃない?」


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