3 / 14
離婚と新居とピンチ‼
しおりを挟む
倒れた日から数ヵ月後、
言っていた通り條原先生は離婚して
上の娘さんの一葉ちゃんと暮らし始め、
引っ越しの手伝いに行った
僕を“恋人”だと紹介した。
「お父さんにいい人が
見つかってよかった」
とその時に一葉ちゃんが言った。
先生の家族に
認めてもらえるのは嬉しい。
そうそう、
砂森先生にも報告した。
***************************
そんなにいい事が
続くはずがなかった……
一葉ちゃんにも認めてもらい、
砂森先生とも仲良くなって
二ヶ月後、僕は昼休みに
目隠しをされ複数の男たちに
体育倉庫に連れて行かれた。
見えないが女子達の
声がするということは
何となく察しがついた。
何処かで僕が條原先生改め桂二さんを
好きだということを知り、
ライバルを減らそうという算段だろう。
しかも、男の僕なら
最悪犯されたとしても
誰にも言えず、妊娠もしないから
真実は闇に葬れる。
桂二さんが好きなら
ライバル潰しなんてしてないで
少しでも好いてもらえる
努力をすればいいものを……
そんな呑気な事を考えているが
かなりピンチだったりする。
目隠しされていても
パターンは読めてしまう。
ヤバいなぁと思ったその時
体育倉庫が乱暴に開けられた。
入って来て、桂二さんが
僕の格好を見て
普段より低い声で怒鳴った。
『お前ら何してる‼』
桂二さんが来てくれたお陰で
やられずに済んでよかった……
僕を犯そうとしていたとは
言えないだろうけど、
状況がそれを克明に
物語っているから
言わなくても分かるだろう。
目隠しは外してくれた。
スマホを取り出すと
電話し始めた。
内容からして晄さんだと分かった。
数分後、紙袋を持った晄さんが来た。
「あ~あ、これは酷いなぁ……
葛原君、とりあえず着替えておいで」
僕に紙袋を渡すと
体育館内のトイレを指して言った。
『分かりました』
桂二さんと晄さんが居れば
あいつらも逃げようとは思わない。
晄さんが渡してくれた
紙袋には着替一式が入っていた。
サイズがぴったりなのは吃驚だけど。
トイレから出て倉庫に戻ると
全員が正座させらていた。
晄さんはともかく桂二さんは
体育教師だけあって高身長で
威圧感を感じさせる。
しかも、怒っているせいか
背中に見えないはずの
どす黒いオーラが見える。
『解っているか?
これは犯罪だ』
拉致され(校内で)、軟禁され(体育倉庫)
終いにはやられそうになったわけだ。
『葛原、
こいつらに何かあるか?』
さっき考えてたことを言おう。
『あのさ、ライバル潰しなんて
してないで少しでも
好いてもらえるように努力しようよ』
正座させらている人達と
目線を合わせて話した。
『その方がいいと思うよ』
僕からはそれだけだ。
「今日は葛原君の優しさに
免じてお前らを
許してやるから
二度とこんなことするなよ」
普段と少し話し方が
変わってる晄さん。
返事はなかったけど、
同じことはしないだろう。
**保健室**
『未央』
ぎゅうっと桂二さんに
抱きしめられた。
「いいな、俺の恋人は
今頃、学校だから電話できないんだよ」
晄さんの恋人は
僕と同い年らしい。
『会ってみたいな』
桂二さんが人の悪い笑みを浮かべた。
『僕も会ってみたい』
気持ちは一緒だったりする。
晄さんの恋人はどんな子なんだろ……
一回りも違うってことだよね?
まぁ、僕と桂二さんも変わらないけど。
言っていた通り條原先生は離婚して
上の娘さんの一葉ちゃんと暮らし始め、
引っ越しの手伝いに行った
僕を“恋人”だと紹介した。
「お父さんにいい人が
見つかってよかった」
とその時に一葉ちゃんが言った。
先生の家族に
認めてもらえるのは嬉しい。
そうそう、
砂森先生にも報告した。
***************************
そんなにいい事が
続くはずがなかった……
一葉ちゃんにも認めてもらい、
砂森先生とも仲良くなって
二ヶ月後、僕は昼休みに
目隠しをされ複数の男たちに
体育倉庫に連れて行かれた。
見えないが女子達の
声がするということは
何となく察しがついた。
何処かで僕が條原先生改め桂二さんを
好きだということを知り、
ライバルを減らそうという算段だろう。
しかも、男の僕なら
最悪犯されたとしても
誰にも言えず、妊娠もしないから
真実は闇に葬れる。
桂二さんが好きなら
ライバル潰しなんてしてないで
少しでも好いてもらえる
努力をすればいいものを……
そんな呑気な事を考えているが
かなりピンチだったりする。
目隠しされていても
パターンは読めてしまう。
ヤバいなぁと思ったその時
体育倉庫が乱暴に開けられた。
入って来て、桂二さんが
僕の格好を見て
普段より低い声で怒鳴った。
『お前ら何してる‼』
桂二さんが来てくれたお陰で
やられずに済んでよかった……
僕を犯そうとしていたとは
言えないだろうけど、
状況がそれを克明に
物語っているから
言わなくても分かるだろう。
目隠しは外してくれた。
スマホを取り出すと
電話し始めた。
内容からして晄さんだと分かった。
数分後、紙袋を持った晄さんが来た。
「あ~あ、これは酷いなぁ……
葛原君、とりあえず着替えておいで」
僕に紙袋を渡すと
体育館内のトイレを指して言った。
『分かりました』
桂二さんと晄さんが居れば
あいつらも逃げようとは思わない。
晄さんが渡してくれた
紙袋には着替一式が入っていた。
サイズがぴったりなのは吃驚だけど。
トイレから出て倉庫に戻ると
全員が正座させらていた。
晄さんはともかく桂二さんは
体育教師だけあって高身長で
威圧感を感じさせる。
しかも、怒っているせいか
背中に見えないはずの
どす黒いオーラが見える。
『解っているか?
これは犯罪だ』
拉致され(校内で)、軟禁され(体育倉庫)
終いにはやられそうになったわけだ。
『葛原、
こいつらに何かあるか?』
さっき考えてたことを言おう。
『あのさ、ライバル潰しなんて
してないで少しでも
好いてもらえるように努力しようよ』
正座させらている人達と
目線を合わせて話した。
『その方がいいと思うよ』
僕からはそれだけだ。
「今日は葛原君の優しさに
免じてお前らを
許してやるから
二度とこんなことするなよ」
普段と少し話し方が
変わってる晄さん。
返事はなかったけど、
同じことはしないだろう。
**保健室**
『未央』
ぎゅうっと桂二さんに
抱きしめられた。
「いいな、俺の恋人は
今頃、学校だから電話できないんだよ」
晄さんの恋人は
僕と同い年らしい。
『会ってみたいな』
桂二さんが人の悪い笑みを浮かべた。
『僕も会ってみたい』
気持ちは一緒だったりする。
晄さんの恋人はどんな子なんだろ……
一回りも違うってことだよね?
まぁ、僕と桂二さんも変わらないけど。
1
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる