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番外②☆満月に祈りを
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これは一緒に暮らしだして半年くら経った頃のある日の話。
「なぁ柾、抱いていいか?」
それまで、触り合いくらいしかしていなかった
俺たちは体を繋げたことがなかった。
だが、俺はずっとこの言葉を待っていた。
自分から言い出せなかったのはただ単に恥ずかしかったからだ。
「満彦の好きなように」
俺の全ては満彦と桜耶のためにある。
「ぁ、んん……」
丁寧に解されるのだが、満彦の指がある一点を
掠めた瞬間、全身に電気が走ったような感覚が襲って来た。
「ひゃっ‼ ぁ、ぁ、ぁ……」
「柾のいい所見つけた」
いたずらっ子みたいな笑顔を浮かべて、“そこ”を周知に攻めてくる。
「そろそろ、俺も限界」
それだけ言うと、満彦自身が俺の中に入って来た。
ぁっ、ぁっ、気持ち良すぎてヤバい。
痛いとか異物感とか感じることもなく
快楽だけが俺の頭の中を支配する。
「満彦……」
俺に気を使ってか、入れてから動こうとしない。
「動いて?」
普段なら絶対にしないだろう甘えた声を出してみた。
「あっ‼ ぁん‼
満彦、愛してる」
散々啼かされた俺は夜中に目が覚めた。
腰と喉痛ぇ……
横を見ると規則正しく寝息をたてる満彦が居て一人で赤面してしまった。
そっとベッドから抜け出し下だけ身に付けてキッチンに向かい
冷蔵庫からペットボトルの水を一本取り出してリビングの
カーテンを小さく開けると空には満月が輝いていた。
こんな幸せが続くようにと満月に向かって祈った。
「なぁ柾、抱いていいか?」
それまで、触り合いくらいしかしていなかった
俺たちは体を繋げたことがなかった。
だが、俺はずっとこの言葉を待っていた。
自分から言い出せなかったのはただ単に恥ずかしかったからだ。
「満彦の好きなように」
俺の全ては満彦と桜耶のためにある。
「ぁ、んん……」
丁寧に解されるのだが、満彦の指がある一点を
掠めた瞬間、全身に電気が走ったような感覚が襲って来た。
「ひゃっ‼ ぁ、ぁ、ぁ……」
「柾のいい所見つけた」
いたずらっ子みたいな笑顔を浮かべて、“そこ”を周知に攻めてくる。
「そろそろ、俺も限界」
それだけ言うと、満彦自身が俺の中に入って来た。
ぁっ、ぁっ、気持ち良すぎてヤバい。
痛いとか異物感とか感じることもなく
快楽だけが俺の頭の中を支配する。
「満彦……」
俺に気を使ってか、入れてから動こうとしない。
「動いて?」
普段なら絶対にしないだろう甘えた声を出してみた。
「あっ‼ ぁん‼
満彦、愛してる」
散々啼かされた俺は夜中に目が覚めた。
腰と喉痛ぇ……
横を見ると規則正しく寝息をたてる満彦が居て一人で赤面してしまった。
そっとベッドから抜け出し下だけ身に付けてキッチンに向かい
冷蔵庫からペットボトルの水を一本取り出してリビングの
カーテンを小さく開けると空には満月が輝いていた。
こんな幸せが続くようにと満月に向かって祈った。
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