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一章~伊角光希編~
80 番になる時 ★
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抱き合い、ひと時キスに専念した。
エリアス様でも、もう自我を保つのに限界を感じていると言う。それを悔しそうに言うのが、彼らしいと思ってしまった。
本能に抗えない自分が許せないと思っているようだ。
でも、それでいい。僕だってΩの性には抗えない。でもだからこうして、エリアス様と繋がれている。
そして、いよいよ番になれる時がすぐ目の前までやってきている。
本能に抗うよりも、この瞬間を逃したくないという気持ちが優っている。
失敗したくない。今、絶対に番になりたい。
そう伝えると、苦しそうに息を吐きながら「ありがとう」と言った。
エリアス様は再び僕を横向きに寝かせると「噛むまで、止まらない」と言い、腰を揺らし始めた。
アシルも、感じているだろうか。
今から大好きなエリアス様と番になるよ。
心で思っても届きはしないが、なんとなく伝わっているといいなと思った。
アシルからの返事は勿論ないが、込み上げてくる感情は僕にまで届いたように感じた。
エリアス様の律動は少しずつ早くなり、腰を打ち付けるのも強くなってきている。
「んふぅ……っく、ぅぅん……」
「アシル、アシル……愛している、たった一人の、大切な人……」
「ぼくもです。エリアス様を、愛しています」
「もっと、私の名前を呼んでくれ」
「あっ、えり……エリアス……様……ぁぁあ!!」
『好き』「好きです」
「好き」『好きです』
「『エリアス様が好きです!!』」
「私もだ。アシルが好きで好きで、堪らない」
「噛んで……ぼくを噛んでぇぇええ!!」
エリアス様の律動は苛烈を極め、降りてきた子宮の入り口まで突き上げた。
亀頭球が現れ、犬歯が牙のように伸びた。
「アシル、アシル……」と繰り返し名前を呼びながら、殆どの理性を失っているが、それでも番になるその瞬間を分かち合いたいと、僅かに自我を保っているのを察した。
「アシル、噛む……」
「はぁっっ!! ……ん、はぁっっ!!!」
エリアス様が絶頂に達すると、お腹の中で吐精する。温かい白濁が、たっぷりと注がれていく。
そして、それと同時にエリアス様はアシルの頸に牙を立てた。
皮膚を突き破り、その牙は骨まで達していた。
猛烈な痛みに、目の前に星が散る。
この痛みで気を失ってしまいそうになった。
「っく、はっ……」
絶頂と、痛みが同時に襲う。
その瞬間、僕としての意識を再び取り戻した。
長い吐精で腹の奥に白濁が溜まっていくのを感じながら、頸にくっきりと刻まれた痛みに悦楽する。
あぁ、やっとこの時を迎えられた。
アシル、良かったね。エリアス様と、番になれたね。
番になるその瞬間、確かに僕は意識を失っていて、アシル本人がエリアス様と繋がっていた。
エリアス様の吐精が終わり、牙も元通りの犬歯に戻ると、孔から男根が抜かれた。
中から白濁とΩの液が流れ出す。
僕もエリアス様も、そんな所に気を使う余裕もなく、二人してそのまま意識を手放してしまった。
アシルの頸には、くっきりとエリアス様の歯型が刻まれていた。
エリアス様でも、もう自我を保つのに限界を感じていると言う。それを悔しそうに言うのが、彼らしいと思ってしまった。
本能に抗えない自分が許せないと思っているようだ。
でも、それでいい。僕だってΩの性には抗えない。でもだからこうして、エリアス様と繋がれている。
そして、いよいよ番になれる時がすぐ目の前までやってきている。
本能に抗うよりも、この瞬間を逃したくないという気持ちが優っている。
失敗したくない。今、絶対に番になりたい。
そう伝えると、苦しそうに息を吐きながら「ありがとう」と言った。
エリアス様は再び僕を横向きに寝かせると「噛むまで、止まらない」と言い、腰を揺らし始めた。
アシルも、感じているだろうか。
今から大好きなエリアス様と番になるよ。
心で思っても届きはしないが、なんとなく伝わっているといいなと思った。
アシルからの返事は勿論ないが、込み上げてくる感情は僕にまで届いたように感じた。
エリアス様の律動は少しずつ早くなり、腰を打ち付けるのも強くなってきている。
「んふぅ……っく、ぅぅん……」
「アシル、アシル……愛している、たった一人の、大切な人……」
「ぼくもです。エリアス様を、愛しています」
「もっと、私の名前を呼んでくれ」
「あっ、えり……エリアス……様……ぁぁあ!!」
『好き』「好きです」
「好き」『好きです』
「『エリアス様が好きです!!』」
「私もだ。アシルが好きで好きで、堪らない」
「噛んで……ぼくを噛んでぇぇええ!!」
エリアス様の律動は苛烈を極め、降りてきた子宮の入り口まで突き上げた。
亀頭球が現れ、犬歯が牙のように伸びた。
「アシル、アシル……」と繰り返し名前を呼びながら、殆どの理性を失っているが、それでも番になるその瞬間を分かち合いたいと、僅かに自我を保っているのを察した。
「アシル、噛む……」
「はぁっっ!! ……ん、はぁっっ!!!」
エリアス様が絶頂に達すると、お腹の中で吐精する。温かい白濁が、たっぷりと注がれていく。
そして、それと同時にエリアス様はアシルの頸に牙を立てた。
皮膚を突き破り、その牙は骨まで達していた。
猛烈な痛みに、目の前に星が散る。
この痛みで気を失ってしまいそうになった。
「っく、はっ……」
絶頂と、痛みが同時に襲う。
その瞬間、僕としての意識を再び取り戻した。
長い吐精で腹の奥に白濁が溜まっていくのを感じながら、頸にくっきりと刻まれた痛みに悦楽する。
あぁ、やっとこの時を迎えられた。
アシル、良かったね。エリアス様と、番になれたね。
番になるその瞬間、確かに僕は意識を失っていて、アシル本人がエリアス様と繋がっていた。
エリアス様の吐精が終わり、牙も元通りの犬歯に戻ると、孔から男根が抜かれた。
中から白濁とΩの液が流れ出す。
僕もエリアス様も、そんな所に気を使う余裕もなく、二人してそのまま意識を手放してしまった。
アシルの頸には、くっきりとエリアス様の歯型が刻まれていた。
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