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番外編〜エリアスとアシルの出会い編〜
あの日の約束 ★
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夢だったとしても、こんなに苦しいのも実感するものなのかと頭の片隅では感じていても、冷静になる余裕はない。
ヒートは治らないし、エリアスの律動は苛烈を極めている。
アシルの名前を繰り返し呼ばれ、それだけで蕩ける程甘い。
たっぷりと体内に精液を注がれ、その瞬間に口付けてくれたのが嬉しかった。夢中でエリアスの唇を貪り、彼もそれに応えてくれた。
『アシル、好きだ。どうか私だけのものになってくれ。どうか、身籠って……どうか……』
ヒートが治るまで、エリアスは何度も精を放つ。その都度、呪文のようにこの言葉を呟いていた。
アシルがエリアスに応えられたかどうかは分からない。
ヒートが治る頃には、意識を飛ばしていた。
次に目を覚ました時、もう部屋は真っ暗でエリアスの腕に抱かれて眠っていたと知る。
「エリアス様がどうしてここに……」
驚き過ぎて声を上げてしまいそうになったが、どうにか耐えた。
状況を把握するために、今日一日を振り返る。午後から婚約発表のパーティーへと顔を出した。
その時に侍女からシャンパーニュを手渡され、断りきれずに飲んでしまった。
それから酔いが回り、酷い眩暈と動悸に襲われた。
視界がぐにゃりと歪み、膝の力が抜けた。それと同時に意識が朦朧として、自分がヒートを起こしているとだけ理解したが、酔っていたのもあり体が言うことをきかない。
そのうち眠ってしまったと思っていた。
エリアスに抱かれたのも温もりも全て夢だと思っていたのに、そうではないというのか。
アシルは怖くなった。パーティー会場でヒートを起こした自分が、どれほどの人に影響を及ぼしたのか。想像するだけで血の気が引いていく。
そしてこの状況を踏まえると、きっとヒートから助けてくれたのはエリアスだ。アシルはエリアスの精しか欲していなかった。
ということは、婚約者のいる人をフェロモンで誘惑して自分を抱かせたということか。
アシルは考えるほどに怖くなり、ベッドを抜け出して帰ろうとした。帰るというのは別邸ではなくクローシャー家にだ。こんな夜更けなら、誰にも見つからずに抜け出せるのではないかと閃いた。
馬車には乗れないだろうから歩いて帰るしかないが、仕方ない。流石にどんなことが起きてもヒートだけは起こさない自信だけはある。
エリアスの腕からゆっくりと体を起こす。ベッドがなるべく軋まないよう、細心の注意を払いながら端へと移動する。エリアスはぐっすりと眠っていた。小さく寝息をたて、規則的に胸元が上下している。
(大丈夫、起きていない)
マメに確認しながら完全にエリアスから距離をとる。あとはベッドから降りるだけ。
そっと足を床につけ、体を起こした。
(謝罪もせず逃げることをお許しください)
もう会える日は来ないだろうが、ずっと慕っていたエリアスに抱かれたのが現実だったのは嬉しかった。不謹慎だが、それが本音だ。
オメガの本能も、自分の心も満たされている。しかしエリアスはパーティー会場でヒートを起こしたアシルを助けただけだ。他意はない。
これ以上、迷惑をかける前に自分から離れるのがエリアスのためとも思えた。
ベッドから降りると、膝に力が入らずそのままへたり込んでしまった。
昨日はヒートが治るまで何時間もエリアスに抱かれていたのだ。無理はない。けれどもアシルに与えられた時間は限られている。
エリアスが目を覚ませばきっと叱られるだろう。パーティーを台無しにしてしまったのだから。
ふぅ、と息を吐き再び立ち上がる。
最後にエリアスの顔を見たくて振り返った。
すると眠っていたはずのエリアスは、アシルのすぐ背後にいた。
シーツでアシルを包み込み、またベッドに戻された。
「どうした、アシル。どこへ行こうとしていた?」
「エリアス様、眠っていたのでは」
「あぁ、しかしアシルの匂いが遠去かったから目が覚めた。もう少し、体を休めた方がいい」
アシルの作戦は呆気なく失敗に終わった。今度はガッチリと抱きしめ、やがて寝に入った。
何故怒らないのだろうか。自分の不注意で大事なパーティーを台無しにしたと言うのに。
こんな時にまで、何事もなかったように優しく振る舞うエリアスに、罪悪感が溢れる。
寝入ったエリアスは、それでもアシルの髪を撫でてくれる。「何も気にするな」と言っているように。
エリアスが起きるまで気が抜けなかったが、心地よく響くお互いの心音や寝息が、徐々にアシルの緊張を解いてくれた。マットに身を沈め、寝顔を見詰める。
この温もりに浸っていたい。
ずっとここにいられたら、どんなに幸せだろうか。必死で抱かれていた一部始終を思い出そうとするが、記憶は曖昧でぼやけている。
キスはされたのだろうか。エリアスはどんな風に触ったのだろうか。満足してもらえたのだろうか。自分は醜態を晒さなかっただろうか。夢で聞いた言葉は、本当に言われたのではないだろうか。
考えても答えは出ない。
全て覚えておきたかった。エリアスとの二人きりの時間を。
✦︎✧︎✧✦
アシルは身篭ったと根拠のない自信があった。そういう手応えのようなものを感じていた。
腕の中で眠る小さな身体を、二度と離すつもりはない。
ヒートで自我を失い、本能のまま受け入れてくれたアシルはこの世で最も可愛らしい人だった。
思い出しただけで、何度でも体が疼いてしまう。今回は仕方なく卑劣な真似をしてしまったが、今となっては後悔していない。
アシルと番になるまでに、まだまだやらなければならないことは山積みなのだ。
この日を境にアシルを本邸に移らせた。
少し戸惑っていたものの、承諾してくれたのでそのまま部屋へと案内した。
自分の部屋からそう離れてもなく、アンナの部屋からはなるべく遠ざけた。ここなら安心して住まわせられると、前々から準備を進めておいたのは正解だった。
「ほら、窓から庭の花が見渡せるだろう」
「こんな素敵なお部屋……勿体ないくらいです。ありがとうございます」
「荷物は明日にでも運ばせるから、取り急ぎ必要な物があれば言ってくれ」
「いえ、大丈夫です」
アシルは別邸を希望して入ったものの、わざわざ侍女たちに通ってもらうのを申し訳なく思っていたそうだ。
どこまでも優しいアシルに益々惹かれる。
「アシル、私がクローシャー家に迎えに行った日のことを覚えているか?」
「はい。エリアス様はいつだって優しくて、紳士的です」
「そうではない。私は自分の欲深さを自覚している。あの日、君をいつか必ず正妻にすると約束をした。中々叶えられず、これまでもどかしい日々を送ってきた。アシルを私だけのものにしたくて必死だった。パーティーでヒートを起こしてくれたのは、私にとっては僥倖だと言える。君と、深い関係になれたのだから」
窓際に並んで立ち、庭の花を眺めながら肩を抱き寄せた。
アシルは何も喋らず、頭を寄せてくれた。きっと彼なりの精一杯の返事なのだと悟った。
「もし、今回の情事でアシルが妊娠していたら、正式に私と結婚して欲しい」
「でも……それでは……」
アンナの名前を出される前に唇を奪った。アシルは身を強ばらせたが、顔を離すと同時にエリアスに凭れかかる。
「アシルだけを愛している。君はそれだけ考えて欲しい」
「……はい」
そして月日が流れ、アシルの容態に変化が見られた。最初は体調を崩したのかと思ったが、医師に診てもらったところ、エリアスだけを呼び出したので「まさか」とは期待した。
「エリアス坊ちゃん、この子は妊娠していますよ」
「本当か!?」
「えぇ、断言できます。おめでとうと言っても宜しいのかな?」
「あぁ、勿論だ。この時を待ち侘びていた。そうか、アシルは妊娠して……」
歓喜に叫びたいほどだった。横になっているアシルを抱きしめたかった。自分の感情を抑えるのがこんなにも難しいなんて生まれて初めてだ。
「エリアス様、ぼくは貴方との子を産んでも……良いのですか」
「頼む。どうか頼むからその子を産んでくれ。体調が落ち着いたら報告しよう。とにかく体を大事にしてくれ。私のアシル……」
天が味方したと思った。
アシルが妊娠した。発情期ではなかったため、頸は噛めなかったが今はそれでいい。
運命の番だとも証明されたのも嬉しかった。
エリアスの執念に、公爵様も反対する余地はなく、アシルの正妻を認めた。
後日、アンナを呼び出したエリアスはしっかりと指差して告げた。
「アンナ・ロベール、君との婚約を破棄する!!」
~完~
ヒートは治らないし、エリアスの律動は苛烈を極めている。
アシルの名前を繰り返し呼ばれ、それだけで蕩ける程甘い。
たっぷりと体内に精液を注がれ、その瞬間に口付けてくれたのが嬉しかった。夢中でエリアスの唇を貪り、彼もそれに応えてくれた。
『アシル、好きだ。どうか私だけのものになってくれ。どうか、身籠って……どうか……』
ヒートが治るまで、エリアスは何度も精を放つ。その都度、呪文のようにこの言葉を呟いていた。
アシルがエリアスに応えられたかどうかは分からない。
ヒートが治る頃には、意識を飛ばしていた。
次に目を覚ました時、もう部屋は真っ暗でエリアスの腕に抱かれて眠っていたと知る。
「エリアス様がどうしてここに……」
驚き過ぎて声を上げてしまいそうになったが、どうにか耐えた。
状況を把握するために、今日一日を振り返る。午後から婚約発表のパーティーへと顔を出した。
その時に侍女からシャンパーニュを手渡され、断りきれずに飲んでしまった。
それから酔いが回り、酷い眩暈と動悸に襲われた。
視界がぐにゃりと歪み、膝の力が抜けた。それと同時に意識が朦朧として、自分がヒートを起こしているとだけ理解したが、酔っていたのもあり体が言うことをきかない。
そのうち眠ってしまったと思っていた。
エリアスに抱かれたのも温もりも全て夢だと思っていたのに、そうではないというのか。
アシルは怖くなった。パーティー会場でヒートを起こした自分が、どれほどの人に影響を及ぼしたのか。想像するだけで血の気が引いていく。
そしてこの状況を踏まえると、きっとヒートから助けてくれたのはエリアスだ。アシルはエリアスの精しか欲していなかった。
ということは、婚約者のいる人をフェロモンで誘惑して自分を抱かせたということか。
アシルは考えるほどに怖くなり、ベッドを抜け出して帰ろうとした。帰るというのは別邸ではなくクローシャー家にだ。こんな夜更けなら、誰にも見つからずに抜け出せるのではないかと閃いた。
馬車には乗れないだろうから歩いて帰るしかないが、仕方ない。流石にどんなことが起きてもヒートだけは起こさない自信だけはある。
エリアスの腕からゆっくりと体を起こす。ベッドがなるべく軋まないよう、細心の注意を払いながら端へと移動する。エリアスはぐっすりと眠っていた。小さく寝息をたて、規則的に胸元が上下している。
(大丈夫、起きていない)
マメに確認しながら完全にエリアスから距離をとる。あとはベッドから降りるだけ。
そっと足を床につけ、体を起こした。
(謝罪もせず逃げることをお許しください)
もう会える日は来ないだろうが、ずっと慕っていたエリアスに抱かれたのが現実だったのは嬉しかった。不謹慎だが、それが本音だ。
オメガの本能も、自分の心も満たされている。しかしエリアスはパーティー会場でヒートを起こしたアシルを助けただけだ。他意はない。
これ以上、迷惑をかける前に自分から離れるのがエリアスのためとも思えた。
ベッドから降りると、膝に力が入らずそのままへたり込んでしまった。
昨日はヒートが治るまで何時間もエリアスに抱かれていたのだ。無理はない。けれどもアシルに与えられた時間は限られている。
エリアスが目を覚ませばきっと叱られるだろう。パーティーを台無しにしてしまったのだから。
ふぅ、と息を吐き再び立ち上がる。
最後にエリアスの顔を見たくて振り返った。
すると眠っていたはずのエリアスは、アシルのすぐ背後にいた。
シーツでアシルを包み込み、またベッドに戻された。
「どうした、アシル。どこへ行こうとしていた?」
「エリアス様、眠っていたのでは」
「あぁ、しかしアシルの匂いが遠去かったから目が覚めた。もう少し、体を休めた方がいい」
アシルの作戦は呆気なく失敗に終わった。今度はガッチリと抱きしめ、やがて寝に入った。
何故怒らないのだろうか。自分の不注意で大事なパーティーを台無しにしたと言うのに。
こんな時にまで、何事もなかったように優しく振る舞うエリアスに、罪悪感が溢れる。
寝入ったエリアスは、それでもアシルの髪を撫でてくれる。「何も気にするな」と言っているように。
エリアスが起きるまで気が抜けなかったが、心地よく響くお互いの心音や寝息が、徐々にアシルの緊張を解いてくれた。マットに身を沈め、寝顔を見詰める。
この温もりに浸っていたい。
ずっとここにいられたら、どんなに幸せだろうか。必死で抱かれていた一部始終を思い出そうとするが、記憶は曖昧でぼやけている。
キスはされたのだろうか。エリアスはどんな風に触ったのだろうか。満足してもらえたのだろうか。自分は醜態を晒さなかっただろうか。夢で聞いた言葉は、本当に言われたのではないだろうか。
考えても答えは出ない。
全て覚えておきたかった。エリアスとの二人きりの時間を。
✦︎✧︎✧✦
アシルは身篭ったと根拠のない自信があった。そういう手応えのようなものを感じていた。
腕の中で眠る小さな身体を、二度と離すつもりはない。
ヒートで自我を失い、本能のまま受け入れてくれたアシルはこの世で最も可愛らしい人だった。
思い出しただけで、何度でも体が疼いてしまう。今回は仕方なく卑劣な真似をしてしまったが、今となっては後悔していない。
アシルと番になるまでに、まだまだやらなければならないことは山積みなのだ。
この日を境にアシルを本邸に移らせた。
少し戸惑っていたものの、承諾してくれたのでそのまま部屋へと案内した。
自分の部屋からそう離れてもなく、アンナの部屋からはなるべく遠ざけた。ここなら安心して住まわせられると、前々から準備を進めておいたのは正解だった。
「ほら、窓から庭の花が見渡せるだろう」
「こんな素敵なお部屋……勿体ないくらいです。ありがとうございます」
「荷物は明日にでも運ばせるから、取り急ぎ必要な物があれば言ってくれ」
「いえ、大丈夫です」
アシルは別邸を希望して入ったものの、わざわざ侍女たちに通ってもらうのを申し訳なく思っていたそうだ。
どこまでも優しいアシルに益々惹かれる。
「アシル、私がクローシャー家に迎えに行った日のことを覚えているか?」
「はい。エリアス様はいつだって優しくて、紳士的です」
「そうではない。私は自分の欲深さを自覚している。あの日、君をいつか必ず正妻にすると約束をした。中々叶えられず、これまでもどかしい日々を送ってきた。アシルを私だけのものにしたくて必死だった。パーティーでヒートを起こしてくれたのは、私にとっては僥倖だと言える。君と、深い関係になれたのだから」
窓際に並んで立ち、庭の花を眺めながら肩を抱き寄せた。
アシルは何も喋らず、頭を寄せてくれた。きっと彼なりの精一杯の返事なのだと悟った。
「もし、今回の情事でアシルが妊娠していたら、正式に私と結婚して欲しい」
「でも……それでは……」
アンナの名前を出される前に唇を奪った。アシルは身を強ばらせたが、顔を離すと同時にエリアスに凭れかかる。
「アシルだけを愛している。君はそれだけ考えて欲しい」
「……はい」
そして月日が流れ、アシルの容態に変化が見られた。最初は体調を崩したのかと思ったが、医師に診てもらったところ、エリアスだけを呼び出したので「まさか」とは期待した。
「エリアス坊ちゃん、この子は妊娠していますよ」
「本当か!?」
「えぇ、断言できます。おめでとうと言っても宜しいのかな?」
「あぁ、勿論だ。この時を待ち侘びていた。そうか、アシルは妊娠して……」
歓喜に叫びたいほどだった。横になっているアシルを抱きしめたかった。自分の感情を抑えるのがこんなにも難しいなんて生まれて初めてだ。
「エリアス様、ぼくは貴方との子を産んでも……良いのですか」
「頼む。どうか頼むからその子を産んでくれ。体調が落ち着いたら報告しよう。とにかく体を大事にしてくれ。私のアシル……」
天が味方したと思った。
アシルが妊娠した。発情期ではなかったため、頸は噛めなかったが今はそれでいい。
運命の番だとも証明されたのも嬉しかった。
エリアスの執念に、公爵様も反対する余地はなく、アシルの正妻を認めた。
後日、アンナを呼び出したエリアスはしっかりと指差して告げた。
「アンナ・ロベール、君との婚約を破棄する!!」
~完~
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