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第三章
セリオのこと
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あからさまに顔を強張らせた私に、セリオと面識があったと察したようだ。
「彼にはエクラの匂いが残っていた。ずっと一緒にいたのだろう。ドミナクス辺境伯が嘘を言っても、エクラの匂いを俺が間違うわけないからね。エクラが逃げる手助けをしたのは彼しかいない」
「あの、それで……」
「セリオは直ちに保護。暫く長距離を移動できる状態ではなかったから、ドミナクス辺境地内の医師に診させていた。今は王都に移して治療を受けている。元々、体力はあるようだ。驚異的な回復を見せ、今は短時間なら喋れるまでになっている。セリオ……エクラがつけてくれた名前だと言っていた。動けるようになれば、エクラに会いに行こうと約束したんだ。早く会いたいと言っていた」
「私もセリオに会いたいです!! セリオも私と同じ境遇で……お互い他人とは思えませんでした。肩を寄せ合って、励まし合って暮らしました。私が意識を失った時も、セリオの献身的な介抱で目を覚ましたようなものです」
セリオの無事に安堵した。
セリオは本来、自分が逃亡するための計画で私を逃がしてくれたのだと説明した。
「私を先に逃がしたばかりに……」
「いや、きっとそれは違う。セリオは最初からエクラだけを逃がそうとしていた。逃亡計画を練っていたのは事実だが、エクラを助けてあげたいと、そう思っていたのだと話してくれた。自分は逃げた所で行く当てもない。けれどエクラには会いたい人がいる。二人も同時に逃亡は無理だ。ならば逃げ切れる可能性の高いエクラが行くべきだと思ったそうだ」
「じゃあ、セリオは逃げてもいなかったということですか?」
「そうだ。どっちにしろ、ドミナクス辺境伯に見つかり捕えられた。エクラの居場所を言うまで牢獄から出さないと、食事も碌に与えられずに過ごしていた。それでもセリオは黙秘を続けていたそうだ」
「セリオ……なのに、私はこんなのうのうと暮らしきたなんて……」
「それがセリオの望みだ。エクラが元気でいてくれてこそ、彼が体を張った甲斐もあるということだ。セリオならきっとそう言う。もしもこれでエクラも辛い思いをしていれば、きっとセリオは悲しんでいた。エクラも、セリオに元気を見せてやってくれ」
「はい」
セリオは重要参考人として、暫く王都で保護されるとのことだった。
しっかりと暮らしていけるまで治療しながら、ドミナクス辺境伯の居城にて奴隷として暮らしてきた、その一部始終を話すと、協力体勢を示しているのだそうだ。
「それなら、私も協力できます」
「話したくないことも訊かれる時だってある」
「構いません。私なんて結局半年で逃げ出しました。セリオは十年以上もドミナクス辺境伯に虐げられて過ごしてきたんです。他の奴隷も、そんな人が沢山いるはずです。ドミナクス辺境伯は、税金の支払いができない領民の子供を借金の型に奪っていたんです。税金を全て払い終われば子供は返してもらえる。けれど、毎月の徴税だけではない。合間に突然言い渡される不自然な課税。そんなの、払い終わるわけがありません」
私がドミナクス辺境地で見てきたことを話すと、エルネスト王子殿下は哀愁を眉宇に滲ませ首を振る。
「そんなことを平然と話せるようになるのか。エクラも、セリオも」
「……あの頃は、生きるのに必死でした。例え命尽きたとしても、ドミナクス辺境伯にとっては奴隷が一人減ったくらいにしか思われない。代わりなんていくらでもいます。生きるのも死ぬも奴隷の勝手です。それが当たり前の世界だと刷り込まれて、だんだん、自分の価値を見失うのです」
クロマに助けられ、この街で生活が送れるようになった。
平民とはいえ裕福な人が集まる街だけに、どの人も温厚で気前がいい。最初は、ドミナクス辺境領で過ごした日々とのあまりの差に、戸惑ってばかりいた。
いつの間にか私はこの平和に慣れ、あの頃抱いた痛みや悲しみが薄れていた。
何故か、それがとても悪いことのように思えてしまう。
エルネスト王子殿下は私の肩を抱き寄せると、「二度とそんな思いはさせない」と言った。
「安心しろ、奴隷は全員解放された」
「本当ですか?」
「あぁ、多くの奴隷が領地内に家族がいた。数人の奴隷は修道院に引き渡された。ドミナクス辺境伯は捕らえらえた。近日中に正式に、爵位剥奪がいい渡される」
「そう……なんですね……」
「エクラにどこまで話すか悩んだんだ。いい思い出がないのなんて、あの状況から一目瞭然。このまま忘れられるならそれがいいとも考えた。けれどセリオの話をするならドミナクス辺境伯の話題は避けられない。聞きたくない内容もあっただろう?」
気を遣ってくれるエルネスト王子殿下に「いいえ」と返事をした。
「セリオがずっと気掛かりでした。話が聞けて良かったです。ドミナクス辺境伯はどうなるのですか?」
「断罪はしない。これから、自分が領民やエクラに与えたのと同じだけの痛みと共に過ごしてもらう」
「どういう意味ですか?」と訊ねると、「この先はエクラは知らなくていい」と言った。
「そういえば、セリオはこの名前がすごく好きなんだと話していた。俺も良い名前だと思う」
「嬉しいです。オリオン座って夜空で見つけやすい星座でしょう? 静かに輝き、でもしっかりと存在を示してくれる。私にとって、ドミナクス辺境伯の居城で過ごしている間は、セリオにそんな希望を抱いていたように思います」
セリオがいたから生き延びられたと言っても過言ではない。そのくらい、心の支えになっていた。
「エクラ、抱きしめさせてくれ。ここに、ちゃんとエクラが存在していると、実感させてくれ」
エルネスト王子殿下は私を軽々と抱えると、自分の膝に跨る体勢で座らせた。
咄嗟の事態に、気付けばエルネスト王子殿下に包み込まれていた。
「あの、もしかして、エノ様がこの店に来られた時も、私の匂いを感じていたのですか?」
ふと気になって訊ねてみる。
ドミナクス辺境伯の居城に私の匂いを捉えるくらいだ。初めて来店された時なんて、私はヒートを起こしかけていた。圧倒的に匂いが濃かったとしか思えない。
エルネスト王子殿下は即答で「しっかりと感じ取っていた」と言った。
「しかし、ドミナクス辺境伯の件が解決するまでは迎えに行けないと思っていた。だからやっと来られて嬉しいのだ」
私の頭に頬を擦り寄せる。
だんだん、草原の丘で過ごしていた頃のエルネスト王子殿下に戻ってきた。
「じゃあ、代書役が私と知っていて……恋文を……依頼したのですか」
「そもそもエクラが代書役とは、最初から知っていた」
エルネスト王子殿下の言葉に引っかかった。レオナルト公爵ですら、私が代書役をやっているとは知らないはずだ。クロマとも来店した時が初対面だった。
「最初とは……いつ……」
「密告書が届いた時だ。あの密告書を書いたのはエクラだろう? 筆跡で分かった」
「エノ様が何故、私の筆跡をご存知なのですか」
「あぁ、サラが話していなかったのか。エクラが伯爵邸で俺宛に書いてくれた手紙を、サラはずっと持っていてくれて、再会した日に全て渡してくれたんだ。あれは、俺の宝物だ」
「えっ!! あの、手紙をですか?」
すっかり忘れていた。
エルネスト王子殿下と出会った頃、私は自分の本音が分からずに、しかしエルネスト王子殿下へ特別な感情を抱いていた。その思いをしょっちゅう手紙に残してきたのだ。
ドミナクス辺境伯の許へ嫁ぐと決まり、王子殿下への想いはこっそりと部屋にしまってきた。
置いていても、どうせ誰も気付かない。あの離れを誰かが使うわけでもないし。
でもサラが見る可能性を考えていなかった。
もう何を書いたかもハッキリとは思い出せないが、恥ずかしい内容であるのは確かだ。
「捨ててください」
「無理だ。宝物だと言っただろう? それで、エクラの気持ちを知ったわけだが……その……エクラ?」
「なんでしょうか」
「そろそろ、キスをさせてもらえないか。目の前にエクラがいるのに、もう、我慢の限界だ」
エルネスト王子殿下が拗ねた子供のような表情になる。
腰をぐいと寄せられ、逃げられなくされた。
この状況をスマートに対応なんてできない。
エルネスト王子殿下の顔が、ゆっくりと近付く……。
「彼にはエクラの匂いが残っていた。ずっと一緒にいたのだろう。ドミナクス辺境伯が嘘を言っても、エクラの匂いを俺が間違うわけないからね。エクラが逃げる手助けをしたのは彼しかいない」
「あの、それで……」
「セリオは直ちに保護。暫く長距離を移動できる状態ではなかったから、ドミナクス辺境地内の医師に診させていた。今は王都に移して治療を受けている。元々、体力はあるようだ。驚異的な回復を見せ、今は短時間なら喋れるまでになっている。セリオ……エクラがつけてくれた名前だと言っていた。動けるようになれば、エクラに会いに行こうと約束したんだ。早く会いたいと言っていた」
「私もセリオに会いたいです!! セリオも私と同じ境遇で……お互い他人とは思えませんでした。肩を寄せ合って、励まし合って暮らしました。私が意識を失った時も、セリオの献身的な介抱で目を覚ましたようなものです」
セリオの無事に安堵した。
セリオは本来、自分が逃亡するための計画で私を逃がしてくれたのだと説明した。
「私を先に逃がしたばかりに……」
「いや、きっとそれは違う。セリオは最初からエクラだけを逃がそうとしていた。逃亡計画を練っていたのは事実だが、エクラを助けてあげたいと、そう思っていたのだと話してくれた。自分は逃げた所で行く当てもない。けれどエクラには会いたい人がいる。二人も同時に逃亡は無理だ。ならば逃げ切れる可能性の高いエクラが行くべきだと思ったそうだ」
「じゃあ、セリオは逃げてもいなかったということですか?」
「そうだ。どっちにしろ、ドミナクス辺境伯に見つかり捕えられた。エクラの居場所を言うまで牢獄から出さないと、食事も碌に与えられずに過ごしていた。それでもセリオは黙秘を続けていたそうだ」
「セリオ……なのに、私はこんなのうのうと暮らしきたなんて……」
「それがセリオの望みだ。エクラが元気でいてくれてこそ、彼が体を張った甲斐もあるということだ。セリオならきっとそう言う。もしもこれでエクラも辛い思いをしていれば、きっとセリオは悲しんでいた。エクラも、セリオに元気を見せてやってくれ」
「はい」
セリオは重要参考人として、暫く王都で保護されるとのことだった。
しっかりと暮らしていけるまで治療しながら、ドミナクス辺境伯の居城にて奴隷として暮らしてきた、その一部始終を話すと、協力体勢を示しているのだそうだ。
「それなら、私も協力できます」
「話したくないことも訊かれる時だってある」
「構いません。私なんて結局半年で逃げ出しました。セリオは十年以上もドミナクス辺境伯に虐げられて過ごしてきたんです。他の奴隷も、そんな人が沢山いるはずです。ドミナクス辺境伯は、税金の支払いができない領民の子供を借金の型に奪っていたんです。税金を全て払い終われば子供は返してもらえる。けれど、毎月の徴税だけではない。合間に突然言い渡される不自然な課税。そんなの、払い終わるわけがありません」
私がドミナクス辺境地で見てきたことを話すと、エルネスト王子殿下は哀愁を眉宇に滲ませ首を振る。
「そんなことを平然と話せるようになるのか。エクラも、セリオも」
「……あの頃は、生きるのに必死でした。例え命尽きたとしても、ドミナクス辺境伯にとっては奴隷が一人減ったくらいにしか思われない。代わりなんていくらでもいます。生きるのも死ぬも奴隷の勝手です。それが当たり前の世界だと刷り込まれて、だんだん、自分の価値を見失うのです」
クロマに助けられ、この街で生活が送れるようになった。
平民とはいえ裕福な人が集まる街だけに、どの人も温厚で気前がいい。最初は、ドミナクス辺境領で過ごした日々とのあまりの差に、戸惑ってばかりいた。
いつの間にか私はこの平和に慣れ、あの頃抱いた痛みや悲しみが薄れていた。
何故か、それがとても悪いことのように思えてしまう。
エルネスト王子殿下は私の肩を抱き寄せると、「二度とそんな思いはさせない」と言った。
「安心しろ、奴隷は全員解放された」
「本当ですか?」
「あぁ、多くの奴隷が領地内に家族がいた。数人の奴隷は修道院に引き渡された。ドミナクス辺境伯は捕らえらえた。近日中に正式に、爵位剥奪がいい渡される」
「そう……なんですね……」
「エクラにどこまで話すか悩んだんだ。いい思い出がないのなんて、あの状況から一目瞭然。このまま忘れられるならそれがいいとも考えた。けれどセリオの話をするならドミナクス辺境伯の話題は避けられない。聞きたくない内容もあっただろう?」
気を遣ってくれるエルネスト王子殿下に「いいえ」と返事をした。
「セリオがずっと気掛かりでした。話が聞けて良かったです。ドミナクス辺境伯はどうなるのですか?」
「断罪はしない。これから、自分が領民やエクラに与えたのと同じだけの痛みと共に過ごしてもらう」
「どういう意味ですか?」と訊ねると、「この先はエクラは知らなくていい」と言った。
「そういえば、セリオはこの名前がすごく好きなんだと話していた。俺も良い名前だと思う」
「嬉しいです。オリオン座って夜空で見つけやすい星座でしょう? 静かに輝き、でもしっかりと存在を示してくれる。私にとって、ドミナクス辺境伯の居城で過ごしている間は、セリオにそんな希望を抱いていたように思います」
セリオがいたから生き延びられたと言っても過言ではない。そのくらい、心の支えになっていた。
「エクラ、抱きしめさせてくれ。ここに、ちゃんとエクラが存在していると、実感させてくれ」
エルネスト王子殿下は私を軽々と抱えると、自分の膝に跨る体勢で座らせた。
咄嗟の事態に、気付けばエルネスト王子殿下に包み込まれていた。
「あの、もしかして、エノ様がこの店に来られた時も、私の匂いを感じていたのですか?」
ふと気になって訊ねてみる。
ドミナクス辺境伯の居城に私の匂いを捉えるくらいだ。初めて来店された時なんて、私はヒートを起こしかけていた。圧倒的に匂いが濃かったとしか思えない。
エルネスト王子殿下は即答で「しっかりと感じ取っていた」と言った。
「しかし、ドミナクス辺境伯の件が解決するまでは迎えに行けないと思っていた。だからやっと来られて嬉しいのだ」
私の頭に頬を擦り寄せる。
だんだん、草原の丘で過ごしていた頃のエルネスト王子殿下に戻ってきた。
「じゃあ、代書役が私と知っていて……恋文を……依頼したのですか」
「そもそもエクラが代書役とは、最初から知っていた」
エルネスト王子殿下の言葉に引っかかった。レオナルト公爵ですら、私が代書役をやっているとは知らないはずだ。クロマとも来店した時が初対面だった。
「最初とは……いつ……」
「密告書が届いた時だ。あの密告書を書いたのはエクラだろう? 筆跡で分かった」
「エノ様が何故、私の筆跡をご存知なのですか」
「あぁ、サラが話していなかったのか。エクラが伯爵邸で俺宛に書いてくれた手紙を、サラはずっと持っていてくれて、再会した日に全て渡してくれたんだ。あれは、俺の宝物だ」
「えっ!! あの、手紙をですか?」
すっかり忘れていた。
エルネスト王子殿下と出会った頃、私は自分の本音が分からずに、しかしエルネスト王子殿下へ特別な感情を抱いていた。その思いをしょっちゅう手紙に残してきたのだ。
ドミナクス辺境伯の許へ嫁ぐと決まり、王子殿下への想いはこっそりと部屋にしまってきた。
置いていても、どうせ誰も気付かない。あの離れを誰かが使うわけでもないし。
でもサラが見る可能性を考えていなかった。
もう何を書いたかもハッキリとは思い出せないが、恥ずかしい内容であるのは確かだ。
「捨ててください」
「無理だ。宝物だと言っただろう? それで、エクラの気持ちを知ったわけだが……その……エクラ?」
「なんでしょうか」
「そろそろ、キスをさせてもらえないか。目の前にエクラがいるのに、もう、我慢の限界だ」
エルネスト王子殿下が拗ねた子供のような表情になる。
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