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第三章
告白
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「エクラは自覚がないようだけど、充分君は強い」
エルネスト王子殿下は私の弱さを否定した。
「君が手紙の返事を書いてくれた時、自分がヴェイルハート家の人間だと打ち明けただろう? あれはヴェイルハート伯爵が完全に没落した時だった。繁栄しているならまだしも、仮にも実家を失くしたタイミングでなど、普通なら隠したいと思うはずだ」
「本当は、満月のパーティーで伝えようと思っていました。身元も、私の想いも全て。今、振り返ってみて直接話せたかなと思うと、きっと無理でした。だから手紙に書くことにしたのです。それなら、どんな反応だとしても直接私が傷付くのは避けられると思ったので。でもサラから聞いて知っていたでしょう?」
きっとサラは私の全てを話してくれている。
手紙も全て保管して渡してくれたくらいだから。しかしエルネスト王子殿下は首を横に振った。
「サラはエクラの名前を言わなかった。こちらの街で噂になるより先に、ヴェイルハート領地周辺では噂が広がりつつあった。飲み屋はそういう情報が集まりやすいのもあり、きっとサラは早くからヴェイルハート伯爵家の財政難を耳に挟んでいたのだろう。ドミナクス辺境伯の許に嫁いだと俺に言ったところで、それは秘密裏にされていたことだ。『ドミナクス辺境伯の後継者を産めば結婚成立』だったそうだな。ドミナクス辺境伯とヴェイルハート伯爵は、それまでは公にしないと約束を交わしていたそうだ」
私の知らなかった内容も含まれていたが、概ねフィリオンが教えてくれた内容と一致している。
「サラは、エクラの全てが気になるなら探し出してくださいと言ったよ。ドミナクス辺境伯がエクラを大切にしてくれるはずがない。殿下が本当にエクラを想うなら、見つけ出して助けてくださいと。涙ながらに訴えてきた」
エルネスト王子殿下はサラに絆されて行動したわけではないと続けた。
ただ、私との連絡方法もなく途方に暮れていたところに再会したサラからの情報。
このチャンスを逃してはならないという、大きな後押しになったと話した。
「だから、エクラは自分自身で教えてくれたのだ。サラに感謝しなくてはならない。やはり、サラから聞くのとエクラから聞くのでは価値が違う気がする。上手く言えないが、エクラから真実を教えてもらえて良かったと、あの手紙を読んだ時に思ったんだ。これだけ言えば、君は弱くなんかないと信じてもらえるだろうか」
「私はいつも誰かに守られてばかりでした。伯爵家にいる時はサラに、ドミナクス辺境伯のところにいる時はセリオに、今はクロマさんや、隣のパン屋のチップに。どこでも私一人では生きていけませんでした。まだ私の思う強さには程遠いですが、でもこのトラウマを解消したいです。その……エノ様と、もっとキスをできる仲になりたいので」
「エクラ、それは不意打ちすぎる」
エルネスト王子殿下が頬を染めている。
先ほどのような失態を見せたくないという意思表示だったのだけれど、言い方を間違えてしまったようだ。
急に落ち着きを失ったエルネスト王子殿下だったが、なんとか冷静さを取り戻し、「では……」とさっき訊きかけた質問を投げかけた。
「エクラが取り乱した時、背中を庇うような反応を見せたが、それもトラウマによるものなのか?」
なんでも答えると言ったものの、私は戸惑いを隠せなかった。
無理矢理とはいえ、エルネスト王子殿下ではない、他の人に何度も抱かれたのだ。
家のためとはいえ、知られたくない気持ちが強い。
それでも自分の中で持っていれば、またトラウマを繰り返しそうな気もした。
クロマに初めて身の上話をした時も同じように緊張した。流石に性奴隷のような扱いを受けていたとまでは話してないにしろ、エルネスト王子殿下も受け入れてくれると信じたい。
「……はい」
間を置いて返事をする。
「無理に話さなくてもいい。それだけで充分だ」
エルネスト王子殿下はそう言ってくれたが、私は綺麗ではなくなった事実を伝える必要があると思った。きっとエルネスト王子殿下は今でも私が綺麗なままいると思ってくれている気がする。
でもそうではない。私は、決して綺麗な体ではないのだから。
「もしも私の話を聞いて嫌われたとしても、真実を伝えたいです」
真剣な眼差しを送る。内心では緊張してちゃんと喋られるか不安もあった。
エルネスト王子殿下が表情を引き締めたのを確認し、私はゆっくりと話始めた。
「ドミナクス辺境伯の一室に閉じ込められ、毎日陵辱される日々を送っていました。でもアルファのフェロモンが私には効かなくて、発情誘発剤を配合した媚薬を盛られていました。それをドミナクス辺境伯は独自に作らせたと言っていました。しかし効いたのも最初だけ。薬の効果はみるみるなくなり、発情誘発剤を乱用しすぎて発情期さえ来なくなりました。そんなドミナクス辺境伯は、有り余る性欲を暴力で補うようになりました。殴る、蹴る。最終的には鞭で打たれました。エノ様から頂いたプレゼントを取り上げられたのもその頃です。ここに来てからクロマさんが医師に頼んで治療してくれましたが、消えない傷痕も残っています」
ここまで話すのに随分と時間を要したが、エルネスト王子殿下は険しい顔を覗かせつつ真剣に聞いてくれていた。
傷痕は沢山残ったが、頸を噛まれなかったのは不幸中の幸いだった。発情期が来なくて良かった。
そもそも、番を作る気が毛頭なかったようだったけれど……。
私は話を続けた。
「傷痕はもう痛みません。さっきのは記憶によるものだと思います」
「傷は、どこに?」
「背中と、内腿にも。鞭で打たれた何箇所かが化膿を起こしていて、内腿は特に、走った際に擦れて余計に傷口が悪化してしまったらしく、菌が入ってなかったのが奇跡だと言われました。痕になってしまったくらいは、許容範囲だと受け止めています」
クロマは言わないが、相当な額の治療費を払ったはずだ。
塗り薬に痛み止め、数日置きの往診……。
献身的に治療に専念してくれたのは、きっと私を立ち直らせるためだったように思う。
クロマは私以上に心配性だから、見ていられなかったのかもしれない。
過去の話をするほど、いろんな人の優しさに触れる。
私は恵まれていると感謝せずにはいられなかった。
「……エクラがそんな悲しい思いをしていたなんて……もっと早くに行動しておくべきだった。すまない。助けてやれずに……」
エルネスト王子殿下は悔やんで眸を潤ませていたが、そうではない。
「エノ様の存在が、私を最後まで諦めずに導いてくれたのです。草原の丘で言って下さった、自分の欲のまま行動しなさいと言う言葉を思い出して、逃亡を実行できました。逃げ出したところでエノ様に会える保証なんてないし、もしかすると既に他の誰かと幸せになっているかもしれない。それでも良いから、少しでもエノ様の近くまで行きたかった。だからひたすら北を目指しました」
私の話を聞いて、エルネスト王子殿下は「やはり君は強い」と吐息と一緒に零した。
「これからは、俺にエクラを守らせてほしい。本当は、満月の夜に言いたかった。けれどそんな俺の理想など、どうでも良い。欲のまま動けていなかったのは俺の方だ。二度と後悔したくないから、今、言う。エクラ、俺と結婚してくれ。そして番になって欲しい」
「私が……。でも、さっき話した通り私はもう綺麗ではありません。ドミナクス辺境伯に好き放題弄ばれました。無理矢理発情させられ、私からアルファの精を強請ったこともあります。私は、エノ様の思っているような人間ではなくなってしまいました。それでも……」
「エクラしか考えられない。エクラは今でも綺麗だ。間違えないで欲しい。俺が綺麗だと感じたから綺麗だと言った。それは心から発せられる光だ。その光を放っている限り、君はずっと綺麗なんだ。もう一度言う。俺と結婚して欲しい」
顔が間近に迫っている。
鼻先がほんの少しでも動けば引っ付いてしまいそうな距離に、エルネスト王子殿下がいる。
「返事を聞かせて。エクラが良いって言えば、キスをする」
「結婚……したいです。エノ様の番にしてください」
返事をした瞬間、唇が塞がれた。
大きな手で頭を支えられ、体は癒着している。さっきまでの鳥が遊んでいるような可愛らしいキスではなかった。
強く吸われ、少し離すと角度を変えてまた重なる。
息つく間も惜しんでお互いの唇を求めた。
「離れたくない」素直に口に出していた。
「俺もだ。一刻も早くエクラを王城に連れて行きたい」
時間は残酷に、ようやく分かり合えた二人に別れを告げさせる。
エルネスト王子殿下はなるべくここに通うと言って、二人で一階へと移動した。
ダイニングではクロマにサラ、そしてレインマークも混じって談笑している。
「レインマーク!!」
エルエンスト王子殿下が声をかけると、レインマークは朗らかだった表情を引き締め「ハイッ」と立ち上がった。
「ドミナクスは、まだ余罪がある。フィリオンに通達を出す」
「畏まりました」
さっきフィリオンの名前が出たのを聞き逃せなかった。
「待って……ください。今、フィリオンと言いましたか? それは、フィリオンお兄様ですか?」
「エクラ、この件については後日しっかりと説明する。近日中にだ」
そう言って、王家のみんなは帰ってしまった。
「フィリオンお兄様……」
フィリオンも今、エルネスト王子殿下と関わっているのか。
しかしあれ以上引き止められなかった。
私はクロマに、エルネスト王子殿下からプロポーズされた報告をすることにした。
エルネスト王子殿下は私の弱さを否定した。
「君が手紙の返事を書いてくれた時、自分がヴェイルハート家の人間だと打ち明けただろう? あれはヴェイルハート伯爵が完全に没落した時だった。繁栄しているならまだしも、仮にも実家を失くしたタイミングでなど、普通なら隠したいと思うはずだ」
「本当は、満月のパーティーで伝えようと思っていました。身元も、私の想いも全て。今、振り返ってみて直接話せたかなと思うと、きっと無理でした。だから手紙に書くことにしたのです。それなら、どんな反応だとしても直接私が傷付くのは避けられると思ったので。でもサラから聞いて知っていたでしょう?」
きっとサラは私の全てを話してくれている。
手紙も全て保管して渡してくれたくらいだから。しかしエルネスト王子殿下は首を横に振った。
「サラはエクラの名前を言わなかった。こちらの街で噂になるより先に、ヴェイルハート領地周辺では噂が広がりつつあった。飲み屋はそういう情報が集まりやすいのもあり、きっとサラは早くからヴェイルハート伯爵家の財政難を耳に挟んでいたのだろう。ドミナクス辺境伯の許に嫁いだと俺に言ったところで、それは秘密裏にされていたことだ。『ドミナクス辺境伯の後継者を産めば結婚成立』だったそうだな。ドミナクス辺境伯とヴェイルハート伯爵は、それまでは公にしないと約束を交わしていたそうだ」
私の知らなかった内容も含まれていたが、概ねフィリオンが教えてくれた内容と一致している。
「サラは、エクラの全てが気になるなら探し出してくださいと言ったよ。ドミナクス辺境伯がエクラを大切にしてくれるはずがない。殿下が本当にエクラを想うなら、見つけ出して助けてくださいと。涙ながらに訴えてきた」
エルネスト王子殿下はサラに絆されて行動したわけではないと続けた。
ただ、私との連絡方法もなく途方に暮れていたところに再会したサラからの情報。
このチャンスを逃してはならないという、大きな後押しになったと話した。
「だから、エクラは自分自身で教えてくれたのだ。サラに感謝しなくてはならない。やはり、サラから聞くのとエクラから聞くのでは価値が違う気がする。上手く言えないが、エクラから真実を教えてもらえて良かったと、あの手紙を読んだ時に思ったんだ。これだけ言えば、君は弱くなんかないと信じてもらえるだろうか」
「私はいつも誰かに守られてばかりでした。伯爵家にいる時はサラに、ドミナクス辺境伯のところにいる時はセリオに、今はクロマさんや、隣のパン屋のチップに。どこでも私一人では生きていけませんでした。まだ私の思う強さには程遠いですが、でもこのトラウマを解消したいです。その……エノ様と、もっとキスをできる仲になりたいので」
「エクラ、それは不意打ちすぎる」
エルネスト王子殿下が頬を染めている。
先ほどのような失態を見せたくないという意思表示だったのだけれど、言い方を間違えてしまったようだ。
急に落ち着きを失ったエルネスト王子殿下だったが、なんとか冷静さを取り戻し、「では……」とさっき訊きかけた質問を投げかけた。
「エクラが取り乱した時、背中を庇うような反応を見せたが、それもトラウマによるものなのか?」
なんでも答えると言ったものの、私は戸惑いを隠せなかった。
無理矢理とはいえ、エルネスト王子殿下ではない、他の人に何度も抱かれたのだ。
家のためとはいえ、知られたくない気持ちが強い。
それでも自分の中で持っていれば、またトラウマを繰り返しそうな気もした。
クロマに初めて身の上話をした時も同じように緊張した。流石に性奴隷のような扱いを受けていたとまでは話してないにしろ、エルネスト王子殿下も受け入れてくれると信じたい。
「……はい」
間を置いて返事をする。
「無理に話さなくてもいい。それだけで充分だ」
エルネスト王子殿下はそう言ってくれたが、私は綺麗ではなくなった事実を伝える必要があると思った。きっとエルネスト王子殿下は今でも私が綺麗なままいると思ってくれている気がする。
でもそうではない。私は、決して綺麗な体ではないのだから。
「もしも私の話を聞いて嫌われたとしても、真実を伝えたいです」
真剣な眼差しを送る。内心では緊張してちゃんと喋られるか不安もあった。
エルネスト王子殿下が表情を引き締めたのを確認し、私はゆっくりと話始めた。
「ドミナクス辺境伯の一室に閉じ込められ、毎日陵辱される日々を送っていました。でもアルファのフェロモンが私には効かなくて、発情誘発剤を配合した媚薬を盛られていました。それをドミナクス辺境伯は独自に作らせたと言っていました。しかし効いたのも最初だけ。薬の効果はみるみるなくなり、発情誘発剤を乱用しすぎて発情期さえ来なくなりました。そんなドミナクス辺境伯は、有り余る性欲を暴力で補うようになりました。殴る、蹴る。最終的には鞭で打たれました。エノ様から頂いたプレゼントを取り上げられたのもその頃です。ここに来てからクロマさんが医師に頼んで治療してくれましたが、消えない傷痕も残っています」
ここまで話すのに随分と時間を要したが、エルネスト王子殿下は険しい顔を覗かせつつ真剣に聞いてくれていた。
傷痕は沢山残ったが、頸を噛まれなかったのは不幸中の幸いだった。発情期が来なくて良かった。
そもそも、番を作る気が毛頭なかったようだったけれど……。
私は話を続けた。
「傷痕はもう痛みません。さっきのは記憶によるものだと思います」
「傷は、どこに?」
「背中と、内腿にも。鞭で打たれた何箇所かが化膿を起こしていて、内腿は特に、走った際に擦れて余計に傷口が悪化してしまったらしく、菌が入ってなかったのが奇跡だと言われました。痕になってしまったくらいは、許容範囲だと受け止めています」
クロマは言わないが、相当な額の治療費を払ったはずだ。
塗り薬に痛み止め、数日置きの往診……。
献身的に治療に専念してくれたのは、きっと私を立ち直らせるためだったように思う。
クロマは私以上に心配性だから、見ていられなかったのかもしれない。
過去の話をするほど、いろんな人の優しさに触れる。
私は恵まれていると感謝せずにはいられなかった。
「……エクラがそんな悲しい思いをしていたなんて……もっと早くに行動しておくべきだった。すまない。助けてやれずに……」
エルネスト王子殿下は悔やんで眸を潤ませていたが、そうではない。
「エノ様の存在が、私を最後まで諦めずに導いてくれたのです。草原の丘で言って下さった、自分の欲のまま行動しなさいと言う言葉を思い出して、逃亡を実行できました。逃げ出したところでエノ様に会える保証なんてないし、もしかすると既に他の誰かと幸せになっているかもしれない。それでも良いから、少しでもエノ様の近くまで行きたかった。だからひたすら北を目指しました」
私の話を聞いて、エルネスト王子殿下は「やはり君は強い」と吐息と一緒に零した。
「これからは、俺にエクラを守らせてほしい。本当は、満月の夜に言いたかった。けれどそんな俺の理想など、どうでも良い。欲のまま動けていなかったのは俺の方だ。二度と後悔したくないから、今、言う。エクラ、俺と結婚してくれ。そして番になって欲しい」
「私が……。でも、さっき話した通り私はもう綺麗ではありません。ドミナクス辺境伯に好き放題弄ばれました。無理矢理発情させられ、私からアルファの精を強請ったこともあります。私は、エノ様の思っているような人間ではなくなってしまいました。それでも……」
「エクラしか考えられない。エクラは今でも綺麗だ。間違えないで欲しい。俺が綺麗だと感じたから綺麗だと言った。それは心から発せられる光だ。その光を放っている限り、君はずっと綺麗なんだ。もう一度言う。俺と結婚して欲しい」
顔が間近に迫っている。
鼻先がほんの少しでも動けば引っ付いてしまいそうな距離に、エルネスト王子殿下がいる。
「返事を聞かせて。エクラが良いって言えば、キスをする」
「結婚……したいです。エノ様の番にしてください」
返事をした瞬間、唇が塞がれた。
大きな手で頭を支えられ、体は癒着している。さっきまでの鳥が遊んでいるような可愛らしいキスではなかった。
強く吸われ、少し離すと角度を変えてまた重なる。
息つく間も惜しんでお互いの唇を求めた。
「離れたくない」素直に口に出していた。
「俺もだ。一刻も早くエクラを王城に連れて行きたい」
時間は残酷に、ようやく分かり合えた二人に別れを告げさせる。
エルネスト王子殿下はなるべくここに通うと言って、二人で一階へと移動した。
ダイニングではクロマにサラ、そしてレインマークも混じって談笑している。
「レインマーク!!」
エルエンスト王子殿下が声をかけると、レインマークは朗らかだった表情を引き締め「ハイッ」と立ち上がった。
「ドミナクスは、まだ余罪がある。フィリオンに通達を出す」
「畏まりました」
さっきフィリオンの名前が出たのを聞き逃せなかった。
「待って……ください。今、フィリオンと言いましたか? それは、フィリオンお兄様ですか?」
「エクラ、この件については後日しっかりと説明する。近日中にだ」
そう言って、王家のみんなは帰ってしまった。
「フィリオンお兄様……」
フィリオンも今、エルネスト王子殿下と関わっているのか。
しかしあれ以上引き止められなかった。
私はクロマに、エルネスト王子殿下からプロポーズされた報告をすることにした。
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