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〜2学期編〜
鬼コーチ
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「天翔君、演劇部に入ったのですか?」
「そうそう!っつっても、まだしばらくは天翔も仕事詰まってるし、殆ど参加出来ねぇけどな」
部活まで都華咲を追い掛けるとは……不覚でした。
いや、疑ってはいけません。俳優さんですもん。きっと純粋に演劇したいからですよね。そう、自分に言い聞かせました。
「じゃあ、文化祭の出演は都華咲と徠駕さんだけですか?」
「うーん……俺らもほんのちょっとしか舞台立てねぇな。練習出れてないし」
「それは……残念です。都華咲と徠駕さんの活躍、見たかったです。
あ!そろそろ皆んなの所に戻らないと!天翔君、心配ですよね!」
また、天翔君を来夢君達に頼み、1125号室に来ていますが、以前のように気軽に長時間は居られなくなりました。ハァ……もどかしいです。
事務所の件は解決したのに、天翔君の都華咲離れはまだまだ続きそう……それどころか、部活まで同じになれば今まで以上にベッタリじゃないですか……。ハァ……って!!また、ため息吐いちゃいました。
暗い雰囲気になる前に皆んなの所に戻りましょうかね。
ソファーから腰を上げ、ドアに向かいました。
「椿?」
後ろから呼ばれましたが、今日は長居すると都華咲を困らせる自信があります。
来夢君に言われた一言が頭から離れませんでした。
『天翔が都華咲にベッタリで平気なのか?』
……全然平気じゃなかったって、気付いてしまいました。嫉妬しまくりの情けない僕が此処に居ます。
都華咲の方を振り返り、精一杯の笑顔を見せました。
「行きましょう!」
天翔君が、都華咲を待ってます。
………僕だって、待ってますよーだ。でも……今は我慢しなくちゃ。
天翔君が、慣れるまでは……。
「え?え?もう戻るのかよ⁉︎もうちょっとくらい良いじゃん!」
「僕も、早く天翔暗いと仲良くなりたいですから。ほら、行きましょう!」
都華咲に手を伸ばしました。
「タイムタイム!あと5分頂戴!!まだ椿充電してねぇもん!」
都華咲が僕の手を引き寄せ、そのまま抱きしめました。
「どんどん椿が好きになっててヤバい!ドキドキし過ぎて心臓3個目使い切った」
「あはは!充電じゃなくなってます」
もっと……引き止めてください……此処に居たい。
都華咲……スキ……。
「なぁ、椿。今週末さ……俺んチに帰らねぇ?」
「都華咲の家ですか?天翔君とか……部活とか……都華咲のお父さんとか、大丈夫ですか?」
「椿は心配し過ぎ!天翔は週末仕事で居ないし、部活は何か理由付けて休むし、親父は仕事で帰らない!
約束しただろ?天翔の移籍問題が解決したら、2人きりの時間作るって。椿は、忘れてる?」
「忘れません!忘れるハズないです!覚えててくれたんですね。嬉しい!!」
都華咲の胸に顔を埋めました。期待しちゃいけないって思ってたから……
「バーカ。忘れるワケねぇじゃん。死にそうだっつってるだろ?」
「そうでしたね!ふふふ……実は……僕も死にそうです。都華咲が足りなくて、死んじゃいます」
「それは……大変だ!!応急処置な!」
そう言って優しくキスをしてくれました。
都華咲との夢の時間はあっという間に終わってしまい、程なくして就寝時間となりました。
来夢君と部屋に戻ると、直ぐにお風呂の準備をしました。
「来夢君、たまには先に入って下さいね。いつも僕が先に入ってしまうので……」
「今日も椿が先でいいぞ。俺、少し筋トレやってる」
「では、先に入っちゃいますね」
お風呂で1人になると、さっきの都華咲との行為を思い返してニヤニヤしてしまいました。
「都華咲ぁ……」
両手を頬に当てるとハァ……と吐息が漏れました。
ス、キ……。うふふふ……
週末、やっと2人きりになれるかと思うと楽しみで仕方ありません。
余程顔に出ていたらしく、寝る前に
「良いことがありました。って顔に書いてあるぞ」
なんて来夢君に言われてしまう始末……。
全く、単純過ぎて自分で情けないです。
浮かれ過ぎて次の日の放課後から、地獄のような特訓が始まるなんて、この時は微塵も考えていませんでした。
文化祭で大役に選ばれたというのに、完全に忘れてしまっていたのです。
自分の呑気さに呆れました。
考えてみれば「花魁道中」なんて全く知識もない僕が務まりますか?
やはり、別の誰かに頼んだ方が良いのでは……。体育祭でも悪目立ちしかしなかったので、文化祭でまで悪目立ちしたくありません。
ミツ先輩、何故僕に花魁役を任せたのでしょう……。
「あの、ミツ先輩……やっぱり僕では主役は無理だと……」
勇気を出して言いかけましたが、
「男に二言は無い!!」
と、僕が言い終わらない内に一喝され終わりました。
ミツ先輩の鬼ぃぃ!!!
でも「文化祭までまだ1ヶ月もあるのに……」なんて悠長に考えていた僕の生温さは直ぐに消え去りました。
差し出された下駄を見て驚愕!
「こ……これは……一体なんでしょう?」
「花魁が履く三枚歯下駄」
そんな普通に言われましても……。
底、何センチあるのでしょうか……カナリの高さがあります。
本当にこんな下駄で歩けますか?夏休みの草履でさえ、鼻緒が擦れて痛くて歩けなかったのに…。
「とりあえず早急に慣れてね。なんせ1ヶ月でマスターしないといけないから!」
なんという無茶振り!!
入学式前の特訓を思い出しましたが、今回はそんなもの比ではありまん。
「とりあえず履いてみて?この1番高さが低いのが15cmで、こっちのが18cm。この1番高いので確か24cm」
1番低くて15cm⁉︎既に未知の領域……。
「僕、15cmが良いです」
「そういう問題じゃないから!肩貸しの下男とのバランスが大事だからね!来夢、椿に肩貸してあげて」
「はい」
一つ返事で僕の隣に立ちました。
まずは15cm……あれ??来夢君の方が背が高い……。
「ダメだね。次はこっち……」
18cmの厚底の下駄を履いてみましたが…まだ来夢君の方が背が高いです!
24cmの下駄を履くと……やっと来夢君と同じ身長になりました。
「これが……来夢君の視界……」
"見おろす"なんて初体験なので、感動しました。来夢君は、ずっとこんな視界なんですね。
身長差が24cmもあるのも驚きですが、僕と来夢君でこんなにも視界が違うなんて!!
生徒会室を見渡しました。
これで、他の人を見るとどんな感じなのでしょう!!少しワクワクします!
……が、ミツ先輩は僕の感動なんて関係ありません。
「これでやっと同じかぁ……。仕方ないから今日はコレで練習するね!」
この後泣きたくなる程の地獄の特訓がスタートしました。
.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇.ෆ˟̑*̑˚̑*̑˟̑ෆ.₊̣̇
大切なお時間を頂き、ありがとうございます!
お気に入り、しおり、コメント、投稿の励みになっています!
次回もどうぞ宜しくお願いします。
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部活まで都華咲を追い掛けるとは……不覚でした。
いや、疑ってはいけません。俳優さんですもん。きっと純粋に演劇したいからですよね。そう、自分に言い聞かせました。
「じゃあ、文化祭の出演は都華咲と徠駕さんだけですか?」
「うーん……俺らもほんのちょっとしか舞台立てねぇな。練習出れてないし」
「それは……残念です。都華咲と徠駕さんの活躍、見たかったです。
あ!そろそろ皆んなの所に戻らないと!天翔君、心配ですよね!」
また、天翔君を来夢君達に頼み、1125号室に来ていますが、以前のように気軽に長時間は居られなくなりました。ハァ……もどかしいです。
事務所の件は解決したのに、天翔君の都華咲離れはまだまだ続きそう……それどころか、部活まで同じになれば今まで以上にベッタリじゃないですか……。ハァ……って!!また、ため息吐いちゃいました。
暗い雰囲気になる前に皆んなの所に戻りましょうかね。
ソファーから腰を上げ、ドアに向かいました。
「椿?」
後ろから呼ばれましたが、今日は長居すると都華咲を困らせる自信があります。
来夢君に言われた一言が頭から離れませんでした。
『天翔が都華咲にベッタリで平気なのか?』
……全然平気じゃなかったって、気付いてしまいました。嫉妬しまくりの情けない僕が此処に居ます。
都華咲の方を振り返り、精一杯の笑顔を見せました。
「行きましょう!」
天翔君が、都華咲を待ってます。
………僕だって、待ってますよーだ。でも……今は我慢しなくちゃ。
天翔君が、慣れるまでは……。
「え?え?もう戻るのかよ⁉︎もうちょっとくらい良いじゃん!」
「僕も、早く天翔暗いと仲良くなりたいですから。ほら、行きましょう!」
都華咲に手を伸ばしました。
「タイムタイム!あと5分頂戴!!まだ椿充電してねぇもん!」
都華咲が僕の手を引き寄せ、そのまま抱きしめました。
「どんどん椿が好きになっててヤバい!ドキドキし過ぎて心臓3個目使い切った」
「あはは!充電じゃなくなってます」
もっと……引き止めてください……此処に居たい。
都華咲……スキ……。
「なぁ、椿。今週末さ……俺んチに帰らねぇ?」
「都華咲の家ですか?天翔君とか……部活とか……都華咲のお父さんとか、大丈夫ですか?」
「椿は心配し過ぎ!天翔は週末仕事で居ないし、部活は何か理由付けて休むし、親父は仕事で帰らない!
約束しただろ?天翔の移籍問題が解決したら、2人きりの時間作るって。椿は、忘れてる?」
「忘れません!忘れるハズないです!覚えててくれたんですね。嬉しい!!」
都華咲の胸に顔を埋めました。期待しちゃいけないって思ってたから……
「バーカ。忘れるワケねぇじゃん。死にそうだっつってるだろ?」
「そうでしたね!ふふふ……実は……僕も死にそうです。都華咲が足りなくて、死んじゃいます」
「それは……大変だ!!応急処置な!」
そう言って優しくキスをしてくれました。
都華咲との夢の時間はあっという間に終わってしまい、程なくして就寝時間となりました。
来夢君と部屋に戻ると、直ぐにお風呂の準備をしました。
「来夢君、たまには先に入って下さいね。いつも僕が先に入ってしまうので……」
「今日も椿が先でいいぞ。俺、少し筋トレやってる」
「では、先に入っちゃいますね」
お風呂で1人になると、さっきの都華咲との行為を思い返してニヤニヤしてしまいました。
「都華咲ぁ……」
両手を頬に当てるとハァ……と吐息が漏れました。
ス、キ……。うふふふ……
週末、やっと2人きりになれるかと思うと楽しみで仕方ありません。
余程顔に出ていたらしく、寝る前に
「良いことがありました。って顔に書いてあるぞ」
なんて来夢君に言われてしまう始末……。
全く、単純過ぎて自分で情けないです。
浮かれ過ぎて次の日の放課後から、地獄のような特訓が始まるなんて、この時は微塵も考えていませんでした。
文化祭で大役に選ばれたというのに、完全に忘れてしまっていたのです。
自分の呑気さに呆れました。
考えてみれば「花魁道中」なんて全く知識もない僕が務まりますか?
やはり、別の誰かに頼んだ方が良いのでは……。体育祭でも悪目立ちしかしなかったので、文化祭でまで悪目立ちしたくありません。
ミツ先輩、何故僕に花魁役を任せたのでしょう……。
「あの、ミツ先輩……やっぱり僕では主役は無理だと……」
勇気を出して言いかけましたが、
「男に二言は無い!!」
と、僕が言い終わらない内に一喝され終わりました。
ミツ先輩の鬼ぃぃ!!!
でも「文化祭までまだ1ヶ月もあるのに……」なんて悠長に考えていた僕の生温さは直ぐに消え去りました。
差し出された下駄を見て驚愕!
「こ……これは……一体なんでしょう?」
「花魁が履く三枚歯下駄」
そんな普通に言われましても……。
底、何センチあるのでしょうか……カナリの高さがあります。
本当にこんな下駄で歩けますか?夏休みの草履でさえ、鼻緒が擦れて痛くて歩けなかったのに…。
「とりあえず早急に慣れてね。なんせ1ヶ月でマスターしないといけないから!」
なんという無茶振り!!
入学式前の特訓を思い出しましたが、今回はそんなもの比ではありまん。
「とりあえず履いてみて?この1番高さが低いのが15cmで、こっちのが18cm。この1番高いので確か24cm」
1番低くて15cm⁉︎既に未知の領域……。
「僕、15cmが良いです」
「そういう問題じゃないから!肩貸しの下男とのバランスが大事だからね!来夢、椿に肩貸してあげて」
「はい」
一つ返事で僕の隣に立ちました。
まずは15cm……あれ??来夢君の方が背が高い……。
「ダメだね。次はこっち……」
18cmの厚底の下駄を履いてみましたが…まだ来夢君の方が背が高いです!
24cmの下駄を履くと……やっと来夢君と同じ身長になりました。
「これが……来夢君の視界……」
"見おろす"なんて初体験なので、感動しました。来夢君は、ずっとこんな視界なんですね。
身長差が24cmもあるのも驚きですが、僕と来夢君でこんなにも視界が違うなんて!!
生徒会室を見渡しました。
これで、他の人を見るとどんな感じなのでしょう!!少しワクワクします!
……が、ミツ先輩は僕の感動なんて関係ありません。
「これでやっと同じかぁ……。仕方ないから今日はコレで練習するね!」
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