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44 上書きの肌
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夜の幕屋の中には夜光玉が淡く光っていて、ほどよく食べたシンラは敷布に座っていた。
森の中はいい、全てが生きていると体感できる。
「お休みなさい、マナ様」
「ティー、お休みなさい。僕もそちらの幕屋に……」
「いえ、僕はクロと火の番をします」
ティーが苦笑したような声で、幕屋から離れていく。
今日の火の番は、ティーとクロらしい。竜避けの焚き火を囲んで、幕屋は放射状に建てられ、それぞれが夜光玉の光で仄かに息づいていた。
「シンラ」
寝間着に着替えた直樹が幕屋の中の寝台の垂れ布を捲って入ってきて、シンラの横に座る。
「湯は気持ちよかったか?」
「うん。明さんが五右衛門風呂を作ってくれて、月を見ながら入ったよ」
側仕えのティーに湯浴びと着替えを手伝ってもらう声は、二人とも子供らしく賑やかで、ティーを連れてきて良かったとシンラは思った。
十五になるというティーは、十になるかならないかで野盗に捕らえられられたようだが、野盗の矜持に染まらず、思慮深い学びを受けていた子供で機敏な性質も持っている。
シンラは直樹と始終一緒にいられるわけではないから、ティーに剣技を教え、直樹を警護させるのもよいではないかと考えていた。
「シンラ……もう寝るね」
物思いに耽っていたシンラの横で直樹が、シンラに背を向けて横になる。
まただ。ここずっとシンラは直樹に避けられていた。
「直樹、何故俺を避ける」
その言葉に直樹の細い肩がびくりと震える。流した髪が震えているのが分かる。
「シンラが僕を見つけた時、僕はどんな風だった?」
直樹の言葉にシンラは言葉を詰まらせる。直樹は背を向けたままだ。
「ティーから聞いたんだ。僕がシンラに保護される前、夜盗にずっと野合されてお腹を斬られたんだって。ティーの代わりにお頭って人とずっと野合されてたって。本当?」
直樹の表情が見えない分、シンラは低く冷静な声で答えた。
「本当だ。直樹を見つけた時、野合中に腹を裂かれ腸がはみ出し絶命していた。泉に浸けて洗っていたら息を吹き返した。お前は多分、それを何度も繰り返しているだろうな」
直樹が息を飲み、それから
「野合の中にいた僕はシンラに相応しくない。」
と呟いた。シンラが想像していた通りだ。直樹がシンラを避けている理由。
「相応しくない?何故だ」
「汚れているから」
「異世界から何も知らず神王として転生した直樹を野合する奴らが悪い。赤頭一味は死んだ。だが、直樹が許せないのならば、森の王として欠けたる男たちを根絶やしにしてこよう」
その剣呑な答えにやっと直樹が振り向く。嗚咽を漏らすまいと涙を溜め歯を食いしばる仕草をシンラに見せ、シンラは直樹の小さな手を取った。
「生き返る度にお前は真っ新になっていた。今の直樹の身体を知るものは俺だけだ。口付けをしてくれないか、直樹」
「シンラ……」
「クロであった自身が許せないなら、俺が上書きをしてやろう。口付けをしろ、直樹」
きつく言われ直樹が震える手で下からシンラの顎を押さえ、小さな舌を差し込んでシンラの舌に乗せて揺らし、シンラは直樹の背を敷布につけて、その舌をやわやわと噛んだ。
「ん……」
寝間着を捲ると直樹の屹立はすでに濡れており、膝を立てさせた狭間の襞がひく……と収斂し始めている。もう何日も和合をしていない身体は飢えているだろう。
「声を上げてはだめだ」
寝間着の結び目を外して胸の色づきを舐め上げ、臍回りの綺麗な紋様を舌でなぞると、直樹が喘ぎを噛み殺ろす。シンラは屹立した切っ先を下からぬる……と舐め上げた。
「んんっ…あ……っ…」
そのまま尻襞に薔薇香油を着けた指を入れて、ゆっくりと抜き差しをすると、直樹の太腿が小刻みに震え、意地悪がてら二本に増やした指で襞裏ををぐるりとなぞる。
「ひっ…んっ……や…んんっ!」
薔薇香油は油薬より滑りが良く襞が柔らかくほどけて快楽を感受し、直樹が腰を震わせて指を締め付け、尻襞だけで達し、シンラは舌で舐め上げていた屹立から白濁が煽れないように指で隘路を塞ぐ。
「はっ……はあっ……シンラ、手を……」
はだけた寝間着を握りしめ敷布に漆黒の豊かな髪散らした直樹が、指をきゅうと締め付けながら、シンラに欲情した大きな瞳を向けてくる。
「だめだ。俺に会う前、吐精を封じられていた」
淡い夜光玉の光が直樹の幼い色香を増していて、シンラは指をわざと濡れた音を響かせながら抜くと直樹を四つ這いにさせ、屹立して苦しい下履きを寛げ、そそり勃つ屹立に薔薇香油を塗った。
「力を入れろ」
「……んっ……」
達したばかりの襞はひどく敏感なようで、シンラの切っ先の裂け目を愛撫するように収縮を繰り返しており、気持ちよさにぬく……と押し込むと、肉環が張り出しをやわやわと締め付け、内壁が痙攣し始めている。
「あ……シンラ……あ、あ、んんっ」
ゆっくりと押し込んでいると、それだけで小刻みに達し続けているようで、直樹が腰をびくりびくりと震わせ首を左右に振り、根元の瘤をぐん……と押し込むと内壁だけで絶頂を迎え、喘ぎながら硬直した。
「直樹、まだまだだ」
直樹の感じ方が嬉しくて尻尾が揺れてしまうが、直樹を見下ろすと小刻みに震え大きな瞳に涙を溜めて、
「シンラ、や、やだ、身体が変っ……」
と小声で告げ、繰り返される内壁の痙攣に怯えているようだった。
「心配するな」
腰を引きながら浅いところにある核を潰すように切っ先で擦ってやると、マナが腰を浮かして屹立を震わせるが、指で封じた切っ先が膨らむのが分かる。
「ひっ…あっ……声っ……」
シンラは体を屈めて直樹首を傾かせ唇を唇で塞ぎ、今度は深々と埋め込み、根元の瘤までを押し込んで弾みを付けて挿入出を始めた。
「う……ううっ……んんんっ……!」
直樹の内壁が絞るように締まり、シンラはたまらず最奥に飛沫させる。そして唇を離し、直樹の肩に噛み付いた。
「ぐっ!ぎっ……ゔゔゔーーーっ!!」
噛み付いただけでは足らず、肩肉を引きちぎり甘い血肉を咀嚼し血を啜りながら、精道全てにある体液を流し込み、直樹の切っ先から指を離す。
煮凝ったようなどろりとした精液が力なくシンラの手の中に溜まり、敷布に落ちていく。
直樹のしゃくりあげるような動きと、口に髪の毛を咥えて悲鳴を我慢した直樹の肩を何度も舐めながら、瘤が小さくなり抜けるのを待つ。
「痛かったか?」
敷布に臥した直樹の肩傷は盛り上がり治り始めている。はたり……と寝台に落ちた直樹の手が愛らしくて、シンラはその指先に唇を這わした。
「シンラ、本気で噛んだよね……」
「噛まれて気持ちよかったか?」
「そんな訳ないよ。すごく痛かった」
「直樹の腹を裂くわけにはいかないだろう?お前の血肉甘くて柔らかくて美味しかった」
「え、食べ……」
まだ抜けない瘤を基軸に身体を仰向けにしてやると、直樹の痛みと快楽を感受しすぎて溜まった涙を唇で吸い取る。直樹が下から唇を歪めてきて、ゆっくりと唇を合わせた。
「直樹、これで仲直りだ」
直樹と二人、こんなにも世界が優しい……シンラは、そう思った。
森の中はいい、全てが生きていると体感できる。
「お休みなさい、マナ様」
「ティー、お休みなさい。僕もそちらの幕屋に……」
「いえ、僕はクロと火の番をします」
ティーが苦笑したような声で、幕屋から離れていく。
今日の火の番は、ティーとクロらしい。竜避けの焚き火を囲んで、幕屋は放射状に建てられ、それぞれが夜光玉の光で仄かに息づいていた。
「シンラ」
寝間着に着替えた直樹が幕屋の中の寝台の垂れ布を捲って入ってきて、シンラの横に座る。
「湯は気持ちよかったか?」
「うん。明さんが五右衛門風呂を作ってくれて、月を見ながら入ったよ」
側仕えのティーに湯浴びと着替えを手伝ってもらう声は、二人とも子供らしく賑やかで、ティーを連れてきて良かったとシンラは思った。
十五になるというティーは、十になるかならないかで野盗に捕らえられられたようだが、野盗の矜持に染まらず、思慮深い学びを受けていた子供で機敏な性質も持っている。
シンラは直樹と始終一緒にいられるわけではないから、ティーに剣技を教え、直樹を警護させるのもよいではないかと考えていた。
「シンラ……もう寝るね」
物思いに耽っていたシンラの横で直樹が、シンラに背を向けて横になる。
まただ。ここずっとシンラは直樹に避けられていた。
「直樹、何故俺を避ける」
その言葉に直樹の細い肩がびくりと震える。流した髪が震えているのが分かる。
「シンラが僕を見つけた時、僕はどんな風だった?」
直樹の言葉にシンラは言葉を詰まらせる。直樹は背を向けたままだ。
「ティーから聞いたんだ。僕がシンラに保護される前、夜盗にずっと野合されてお腹を斬られたんだって。ティーの代わりにお頭って人とずっと野合されてたって。本当?」
直樹の表情が見えない分、シンラは低く冷静な声で答えた。
「本当だ。直樹を見つけた時、野合中に腹を裂かれ腸がはみ出し絶命していた。泉に浸けて洗っていたら息を吹き返した。お前は多分、それを何度も繰り返しているだろうな」
直樹が息を飲み、それから
「野合の中にいた僕はシンラに相応しくない。」
と呟いた。シンラが想像していた通りだ。直樹がシンラを避けている理由。
「相応しくない?何故だ」
「汚れているから」
「異世界から何も知らず神王として転生した直樹を野合する奴らが悪い。赤頭一味は死んだ。だが、直樹が許せないのならば、森の王として欠けたる男たちを根絶やしにしてこよう」
その剣呑な答えにやっと直樹が振り向く。嗚咽を漏らすまいと涙を溜め歯を食いしばる仕草をシンラに見せ、シンラは直樹の小さな手を取った。
「生き返る度にお前は真っ新になっていた。今の直樹の身体を知るものは俺だけだ。口付けをしてくれないか、直樹」
「シンラ……」
「クロであった自身が許せないなら、俺が上書きをしてやろう。口付けをしろ、直樹」
きつく言われ直樹が震える手で下からシンラの顎を押さえ、小さな舌を差し込んでシンラの舌に乗せて揺らし、シンラは直樹の背を敷布につけて、その舌をやわやわと噛んだ。
「ん……」
寝間着を捲ると直樹の屹立はすでに濡れており、膝を立てさせた狭間の襞がひく……と収斂し始めている。もう何日も和合をしていない身体は飢えているだろう。
「声を上げてはだめだ」
寝間着の結び目を外して胸の色づきを舐め上げ、臍回りの綺麗な紋様を舌でなぞると、直樹が喘ぎを噛み殺ろす。シンラは屹立した切っ先を下からぬる……と舐め上げた。
「んんっ…あ……っ…」
そのまま尻襞に薔薇香油を着けた指を入れて、ゆっくりと抜き差しをすると、直樹の太腿が小刻みに震え、意地悪がてら二本に増やした指で襞裏ををぐるりとなぞる。
「ひっ…んっ……や…んんっ!」
薔薇香油は油薬より滑りが良く襞が柔らかくほどけて快楽を感受し、直樹が腰を震わせて指を締め付け、尻襞だけで達し、シンラは舌で舐め上げていた屹立から白濁が煽れないように指で隘路を塞ぐ。
「はっ……はあっ……シンラ、手を……」
はだけた寝間着を握りしめ敷布に漆黒の豊かな髪散らした直樹が、指をきゅうと締め付けながら、シンラに欲情した大きな瞳を向けてくる。
「だめだ。俺に会う前、吐精を封じられていた」
淡い夜光玉の光が直樹の幼い色香を増していて、シンラは指をわざと濡れた音を響かせながら抜くと直樹を四つ這いにさせ、屹立して苦しい下履きを寛げ、そそり勃つ屹立に薔薇香油を塗った。
「力を入れろ」
「……んっ……」
達したばかりの襞はひどく敏感なようで、シンラの切っ先の裂け目を愛撫するように収縮を繰り返しており、気持ちよさにぬく……と押し込むと、肉環が張り出しをやわやわと締め付け、内壁が痙攣し始めている。
「あ……シンラ……あ、あ、んんっ」
ゆっくりと押し込んでいると、それだけで小刻みに達し続けているようで、直樹が腰をびくりびくりと震わせ首を左右に振り、根元の瘤をぐん……と押し込むと内壁だけで絶頂を迎え、喘ぎながら硬直した。
「直樹、まだまだだ」
直樹の感じ方が嬉しくて尻尾が揺れてしまうが、直樹を見下ろすと小刻みに震え大きな瞳に涙を溜めて、
「シンラ、や、やだ、身体が変っ……」
と小声で告げ、繰り返される内壁の痙攣に怯えているようだった。
「心配するな」
腰を引きながら浅いところにある核を潰すように切っ先で擦ってやると、マナが腰を浮かして屹立を震わせるが、指で封じた切っ先が膨らむのが分かる。
「ひっ…あっ……声っ……」
シンラは体を屈めて直樹首を傾かせ唇を唇で塞ぎ、今度は深々と埋め込み、根元の瘤までを押し込んで弾みを付けて挿入出を始めた。
「う……ううっ……んんんっ……!」
直樹の内壁が絞るように締まり、シンラはたまらず最奥に飛沫させる。そして唇を離し、直樹の肩に噛み付いた。
「ぐっ!ぎっ……ゔゔゔーーーっ!!」
噛み付いただけでは足らず、肩肉を引きちぎり甘い血肉を咀嚼し血を啜りながら、精道全てにある体液を流し込み、直樹の切っ先から指を離す。
煮凝ったようなどろりとした精液が力なくシンラの手の中に溜まり、敷布に落ちていく。
直樹のしゃくりあげるような動きと、口に髪の毛を咥えて悲鳴を我慢した直樹の肩を何度も舐めながら、瘤が小さくなり抜けるのを待つ。
「痛かったか?」
敷布に臥した直樹の肩傷は盛り上がり治り始めている。はたり……と寝台に落ちた直樹の手が愛らしくて、シンラはその指先に唇を這わした。
「シンラ、本気で噛んだよね……」
「噛まれて気持ちよかったか?」
「そんな訳ないよ。すごく痛かった」
「直樹の腹を裂くわけにはいかないだろう?お前の血肉甘くて柔らかくて美味しかった」
「え、食べ……」
まだ抜けない瘤を基軸に身体を仰向けにしてやると、直樹の痛みと快楽を感受しすぎて溜まった涙を唇で吸い取る。直樹が下から唇を歪めてきて、ゆっくりと唇を合わせた。
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