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第二話 家族
第二話 二
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医務室の出入り口である開け放した襖から、声の主であろう男性がゆったりとした動作で入ってくる。
昨日は夕暮れ時だったり、行灯の灯る室内でも少ししか居合わせなかったりといったこともあり細かいところまではわからなかったが、こうして明るいところでまじまじと見ると、その男性は神秘的な妖しさをまとう美丈夫だとわかる。
背で緩く結わえた長い白髪と切れ長の金色の瞳、高い鼻と薄い唇。隙のない端整な顔立ちと感情の読めない笑顔が相まって、外見こそ三十路前後だと思われるが、老成した雰囲気も感じ取れる。
鈴音の視線に気がつくと、彼はにこりと笑みを深め、ひらりと手を振った。
「やあ、昨日ぶりだね。おやおや、これはまた随分と可愛らしい」
神楽は着物の着方の他にも日常生活で必要な行為や礼儀なども教えてくれた。たくさんあるから一度には覚えられないだろうし少しずつできるようになればいいと神楽には言われたが、ひとつとして指示を聞き漏らすわけにはいかないと鈴音は全てを頭に叩きこんでいた。問題はそれらを正しく再現できるかだ。
挨拶は自分から、相手が先でもきちんと返すこと。立場や状況、時間によって挨拶は様々あるので使い分ける必要がある。
「……こんにちは?」
立場や状況はよくわからないが、昼を迎えたことだけは確かだ。鈴音が割り出した答えをたどたどしく言葉にすれば、男性は「おお!」と大仰なまでに目を見開いた。
「どうもこんにちは!」
彼は鈴音にずいっと顔を寄せると興奮気味に一気に捲し立てる。
「昨日は大変だったかな。まだ疲れていると思っていたけれど顔色は良さそうだ。それに君から声をかけてくれるとは、嬉しい裏切りだね。ああ、申し遅れて申し訳ない。ぼくは雅仁。人との出会いには何か意味があるという。まあ、ぼくは神で君は半妖だから厳密には人ではないのだけれどね。以後仲良くしようじゃあないか、鈴音」
にっこり笑顔で右手を差し出される。鈴音が目をぱちぱちさせながらひとまず自らも右手を伸ばしてみると、すぐに大きな手に包まれるようにして握られた。
(あったかい)
つい握られた手をまじまじと見てしまう。何か温かいものを持っているのではなく、それが人の温もりだったと懐かしさとともに思い出した。
「……」
「ふむ、固まってしまったね。おーい、鈴音ー」
繋いだままの手をゆらゆらと左右に大きく揺らされる。鈴音はなおもぼんやりとそれを眺めていた。
「あれあれ?」
鈴音の反応がないために雅仁のおどけた声がどこか空しく響く。
見かねた神楽が口を開きかけると、開け放した襖の奥から「もう、雅仁兄さん!」と鋭い声が飛んできた。
「またひとりでさっさと先に行って。少しは待ってくださいよ」
「ああ、ちょうどいいところに。握手をしたら鈴音が固まってしまった。千里、ぼくはどうしたらいいのだろう」
「だから離れないでほしかったんですよ。とりあえず手を放してあげたらどうですか」
ぱっと手を放される。遠ざかる温もりに恋しさが募るが、おかげで鈴音は我に返った。
「あ……」
「おお、ちゃんと動くようになったよ! さすがは千里だ」
「あまり問題事を起こさないでくださいよ……」
いつの間にか増えた男性の声には聞き覚えがある。確か福塚の屋敷からここに来るまで馬上に乗せてくれ、その後も背負ってくれた人だ。雅仁に『千里』と呼ばれた若い男性を鈴音はそっと見上げた。
うなじ部分だけを伸ばした灰色の短髪に、理知的な青い瞳と口元からのぞく鋭い犬歯。一見すると冷徹で怖い印象を受けそうなものだが、彼のまとう雰囲気は穏やかで柔らかなものだった。雅仁に苦言を呈するその顔も、怒っているのではなく困り切っていると表現した方がしっくりくる。雅仁を『兄さん』と呼んだことや、雅仁よりも人間味のある表情から、『千里』と呼ばれた灰色の男性がおそらく雅仁より年下だろうことがうかがえた。
「ぼくは自分の直感を信じているのだよ、だからその通りに行動するまで。その行く先に問題事があるのであって、断じてぼくが問題を起こしているのではない」
「はあ、そうですか」
千里は深いため息をついて額を押さえている。
すると「大丈夫、せん兄」と控えめな少年の声が千里の横からかかった。
小さくも柔らかな「みゃお」という猫の鳴き声と、気弱だが労りに満ちた「行こう」という少年の声が蘇る。
現れた少年は鈴音の記憶通り、印象的な瑠璃色の瞳の主だった。
外見は一〇代後半くらいの可愛らしい少年だ。黒の猫毛は柔らかく、頭頂部から襟足まであちこち跳ねている。目にかかる前髪からちらちらとのぞく瑠璃色の猫目は、おっとりとしていていかにも大人しそうだ。まろ眉や小さいが獣のような口も猫を彷彿させる。
「ありがとうございます、瑠璃。雅仁兄さんは大丈夫ではありませんが、それはいつものことなので僕は大丈夫ですよ」
「まさ兄、あんまりせん兄を困らせるの、良くない……」
「おや、もしかして怒られている?」
黒い少年の名前は『瑠璃』というらしい。瞳の色と同じだった。
鈴音がぼんやりと彼らの和やかなやり取りを眺めていると、今度は明るく華やかな少年の笑い声と、次いで落ち着きながらも楽しげな笑みを含む青年の声が響いた。
「駄目だよー、まさちゃん。怒った瑠璃は怖いんだから」
「瑠璃に一番怒られてるのは鴇羽じゃん」
「あはは、確かにそうかも!」
きらきらとした笑顔の少年は可愛らしく、雰囲気こそまるで違うが瑠璃と容姿は似ている。年齢から推測して、おそらく双子だろうか。こちらは白い猫毛で、前髪を上げており、整ったまろ眉やぱっちりとした鴇羽色の猫目がよく見える。口の形もやはり猫のようで、特徴的な弧を描いている。
話の流れと何より目を引く鴇羽色の瞳から、彼の名前は『鴇羽』というのだろう。
そして鴇羽に笑いかけていた青年にも鈴音は覚えがあった。ただし記憶の中の印象とは大分異なる。
青年はふわふわと柔らかく波打つ生成り色の髪を胸元まで伸ばし、それを右肩あたりで緩くひとつに束ねている。前髪も長く、右目は完全に隠れているが、左の茶色の瞳はちゃんと見えた。目のつくりは二重で整っているため黙っていれば鋭さが際立ちそうだが、人懐こい笑みを浮かべて細められている今は愛嬌があり親しみやすさが感じられる。鼻梁はすっと通り、口元はきれいな笑みを形作っていた。
朗らかで社交性もありそうで、一見すると話しやすそうな好青年である。昨夜の冷酷な姿や鮮烈な深紅に輝く右の瞳は夢だったのではないかと疑ってしまいそうになった。
鈴音がついじっとその青年を見つめていると、彼は視線に気づいたようで鈴音ににっこりと人の好さそうな笑みを向けてきた。
「遥杜、どうかしましたか」
「いいや、どうもしないよ。それより任務の話をするんでしょ。このままじゃ神楽さんも困っちゃうよ?」
青年、『遥杜』は特に鈴音に何を言うでもなく、笑顔のまま千里に答えつつ本題を切り出した。
「本当にあなたたちは賑やかね。話を始めるだけでも一苦労だわ」
静観していた神楽は軽く笑って、座布団七枚を円になるように並べる。鈴音は神楽に呼ばれて彼女の左にちょこんと正座した。鈴音の右では雅仁が「よいしょ」と腰を下ろしていた。
「それ、年寄りくさいからやめた方がいいわよ」
「ええ、それを神楽が言うのかい?」
「私はあなたの一〇分の一も生きていないわ」
「それを抜いても、年寄り以上に年をとっているのだから別にいいと思うよ、ぼくは」
「もう、任務の話するって言ってんじゃん。その話は後にしてよ」
遥杜は鈴音の対面に座っている。一番遠いが正面なので呆れた表情がよく見えた。
雅仁と神楽が居住まいを正したところで千里が「では」と口火を切った。
昨日は夕暮れ時だったり、行灯の灯る室内でも少ししか居合わせなかったりといったこともあり細かいところまではわからなかったが、こうして明るいところでまじまじと見ると、その男性は神秘的な妖しさをまとう美丈夫だとわかる。
背で緩く結わえた長い白髪と切れ長の金色の瞳、高い鼻と薄い唇。隙のない端整な顔立ちと感情の読めない笑顔が相まって、外見こそ三十路前後だと思われるが、老成した雰囲気も感じ取れる。
鈴音の視線に気がつくと、彼はにこりと笑みを深め、ひらりと手を振った。
「やあ、昨日ぶりだね。おやおや、これはまた随分と可愛らしい」
神楽は着物の着方の他にも日常生活で必要な行為や礼儀なども教えてくれた。たくさんあるから一度には覚えられないだろうし少しずつできるようになればいいと神楽には言われたが、ひとつとして指示を聞き漏らすわけにはいかないと鈴音は全てを頭に叩きこんでいた。問題はそれらを正しく再現できるかだ。
挨拶は自分から、相手が先でもきちんと返すこと。立場や状況、時間によって挨拶は様々あるので使い分ける必要がある。
「……こんにちは?」
立場や状況はよくわからないが、昼を迎えたことだけは確かだ。鈴音が割り出した答えをたどたどしく言葉にすれば、男性は「おお!」と大仰なまでに目を見開いた。
「どうもこんにちは!」
彼は鈴音にずいっと顔を寄せると興奮気味に一気に捲し立てる。
「昨日は大変だったかな。まだ疲れていると思っていたけれど顔色は良さそうだ。それに君から声をかけてくれるとは、嬉しい裏切りだね。ああ、申し遅れて申し訳ない。ぼくは雅仁。人との出会いには何か意味があるという。まあ、ぼくは神で君は半妖だから厳密には人ではないのだけれどね。以後仲良くしようじゃあないか、鈴音」
にっこり笑顔で右手を差し出される。鈴音が目をぱちぱちさせながらひとまず自らも右手を伸ばしてみると、すぐに大きな手に包まれるようにして握られた。
(あったかい)
つい握られた手をまじまじと見てしまう。何か温かいものを持っているのではなく、それが人の温もりだったと懐かしさとともに思い出した。
「……」
「ふむ、固まってしまったね。おーい、鈴音ー」
繋いだままの手をゆらゆらと左右に大きく揺らされる。鈴音はなおもぼんやりとそれを眺めていた。
「あれあれ?」
鈴音の反応がないために雅仁のおどけた声がどこか空しく響く。
見かねた神楽が口を開きかけると、開け放した襖の奥から「もう、雅仁兄さん!」と鋭い声が飛んできた。
「またひとりでさっさと先に行って。少しは待ってくださいよ」
「ああ、ちょうどいいところに。握手をしたら鈴音が固まってしまった。千里、ぼくはどうしたらいいのだろう」
「だから離れないでほしかったんですよ。とりあえず手を放してあげたらどうですか」
ぱっと手を放される。遠ざかる温もりに恋しさが募るが、おかげで鈴音は我に返った。
「あ……」
「おお、ちゃんと動くようになったよ! さすがは千里だ」
「あまり問題事を起こさないでくださいよ……」
いつの間にか増えた男性の声には聞き覚えがある。確か福塚の屋敷からここに来るまで馬上に乗せてくれ、その後も背負ってくれた人だ。雅仁に『千里』と呼ばれた若い男性を鈴音はそっと見上げた。
うなじ部分だけを伸ばした灰色の短髪に、理知的な青い瞳と口元からのぞく鋭い犬歯。一見すると冷徹で怖い印象を受けそうなものだが、彼のまとう雰囲気は穏やかで柔らかなものだった。雅仁に苦言を呈するその顔も、怒っているのではなく困り切っていると表現した方がしっくりくる。雅仁を『兄さん』と呼んだことや、雅仁よりも人間味のある表情から、『千里』と呼ばれた灰色の男性がおそらく雅仁より年下だろうことがうかがえた。
「ぼくは自分の直感を信じているのだよ、だからその通りに行動するまで。その行く先に問題事があるのであって、断じてぼくが問題を起こしているのではない」
「はあ、そうですか」
千里は深いため息をついて額を押さえている。
すると「大丈夫、せん兄」と控えめな少年の声が千里の横からかかった。
小さくも柔らかな「みゃお」という猫の鳴き声と、気弱だが労りに満ちた「行こう」という少年の声が蘇る。
現れた少年は鈴音の記憶通り、印象的な瑠璃色の瞳の主だった。
外見は一〇代後半くらいの可愛らしい少年だ。黒の猫毛は柔らかく、頭頂部から襟足まであちこち跳ねている。目にかかる前髪からちらちらとのぞく瑠璃色の猫目は、おっとりとしていていかにも大人しそうだ。まろ眉や小さいが獣のような口も猫を彷彿させる。
「ありがとうございます、瑠璃。雅仁兄さんは大丈夫ではありませんが、それはいつものことなので僕は大丈夫ですよ」
「まさ兄、あんまりせん兄を困らせるの、良くない……」
「おや、もしかして怒られている?」
黒い少年の名前は『瑠璃』というらしい。瞳の色と同じだった。
鈴音がぼんやりと彼らの和やかなやり取りを眺めていると、今度は明るく華やかな少年の笑い声と、次いで落ち着きながらも楽しげな笑みを含む青年の声が響いた。
「駄目だよー、まさちゃん。怒った瑠璃は怖いんだから」
「瑠璃に一番怒られてるのは鴇羽じゃん」
「あはは、確かにそうかも!」
きらきらとした笑顔の少年は可愛らしく、雰囲気こそまるで違うが瑠璃と容姿は似ている。年齢から推測して、おそらく双子だろうか。こちらは白い猫毛で、前髪を上げており、整ったまろ眉やぱっちりとした鴇羽色の猫目がよく見える。口の形もやはり猫のようで、特徴的な弧を描いている。
話の流れと何より目を引く鴇羽色の瞳から、彼の名前は『鴇羽』というのだろう。
そして鴇羽に笑いかけていた青年にも鈴音は覚えがあった。ただし記憶の中の印象とは大分異なる。
青年はふわふわと柔らかく波打つ生成り色の髪を胸元まで伸ばし、それを右肩あたりで緩くひとつに束ねている。前髪も長く、右目は完全に隠れているが、左の茶色の瞳はちゃんと見えた。目のつくりは二重で整っているため黙っていれば鋭さが際立ちそうだが、人懐こい笑みを浮かべて細められている今は愛嬌があり親しみやすさが感じられる。鼻梁はすっと通り、口元はきれいな笑みを形作っていた。
朗らかで社交性もありそうで、一見すると話しやすそうな好青年である。昨夜の冷酷な姿や鮮烈な深紅に輝く右の瞳は夢だったのではないかと疑ってしまいそうになった。
鈴音がついじっとその青年を見つめていると、彼は視線に気づいたようで鈴音ににっこりと人の好さそうな笑みを向けてきた。
「遥杜、どうかしましたか」
「いいや、どうもしないよ。それより任務の話をするんでしょ。このままじゃ神楽さんも困っちゃうよ?」
青年、『遥杜』は特に鈴音に何を言うでもなく、笑顔のまま千里に答えつつ本題を切り出した。
「本当にあなたたちは賑やかね。話を始めるだけでも一苦労だわ」
静観していた神楽は軽く笑って、座布団七枚を円になるように並べる。鈴音は神楽に呼ばれて彼女の左にちょこんと正座した。鈴音の右では雅仁が「よいしょ」と腰を下ろしていた。
「それ、年寄りくさいからやめた方がいいわよ」
「ええ、それを神楽が言うのかい?」
「私はあなたの一〇分の一も生きていないわ」
「それを抜いても、年寄り以上に年をとっているのだから別にいいと思うよ、ぼくは」
「もう、任務の話するって言ってんじゃん。その話は後にしてよ」
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