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第二話 家族
第二話 一
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見慣れている丁寧に磨かれた狛狐と鮮やかな朱色の鳥居、大きくはないが荘厳な社殿。いつもと異なるのは本来はきれいに掃き清められた石畳の参道が、今だけは薄紅色の花びらにより春色に染まっていることだ。
「きれいなお花だね」
小さな鈴音はきゃっきゃと境内を走り回っていた。
巫女装束の愛らしい雰囲気の女性、母は「こら、ここで走り回らないの」と𠮟りながら、鈴音を「えいっ」と捕まえる。母は笑っており、鈴音からも笑顔がこぼれる。
「楽しそうだね」
「お父さん!」
神使である父は狐の妖だが、大抵人間の姿に化けている。神使の役目があるため毎日鈴音たちの側に居られないが、数日に一度ひょいと突然現れる。三日ぶりの再会に鈴音は母の腕から抜け出して父に駆け寄った。
「今ね、お花がきれいだねってお話ししてたの」
「お花……ああ、桜だね」
勢いよく抱き着く鈴音をしっかりと抱きとめて、父は藤色の目を優しく細める。そよ風に桜の花と父の細い銀の髪が舞った。
「桜といえば、お花見なんかしたいよね」
「それは桜を楽しみたいというより美味しいものを食べたいだけなのでは?」
近寄ってきた母に父はにこりと笑いかける。
「そうともいうね」
「文字通り花より団子ね」
「いいじゃないか。鈴音もいるんだし、楽しいことには違いない」
父はにこにこと鈴音を見下ろした。
「鈴音は何が食べたい? お母さんの料理はどれも美味しいから迷うよね」
「まったく、調子がいいんだから」
そういう母も嬉しそうな笑顔であり、どうやらお花見は決定事項のようだ。鈴音は真剣に悩み出す。
このとき鈴音が何を食べたいと答えたのか、その後お花見をしたのか。
夢の続きを見ることもなければ、霞みがかった記憶が蘇ることもなかった。
儚い夢から鈴音を揺り起こしたのは、部屋に差し込む明るく、柔らかな陽光だった。
そろりと身を起こし、慣れない眩しさに目をぱちぱちさせる。そしてきょろきょろと首を回していると「あら、起きたのね」と笑みを含んだ女性の声がした。声のした方に顔を向けると「おはよう、鈴音」と微笑む神楽と目が合った。それだけで妙にほっとした。
「よく眠れたかしら?」
夢は淡い幻影となり、すでにはっきりとは思い出せなくなっていた。すると急速に現実に意識を引き戻される気がした。
夢の中でも、遠い過去の記憶でもない。囚われていた福塚の屋敷や陽の射さない地下牢でもない。体感からして昨日だろう、あまりに変わったことが起こりすぎて非日常に投げ込まれた感覚が抜けないが、どこかの大きな屋敷に『来なさい』と連れてこられ、『言うことをきいてちょうだい』と神楽の言う通りにしてここで一夜を明かした。
「先に朝ごはんにしましょう」
「うん」
半分混乱したままの頭で、しかし返事はしなければと鈴音は頷く。白衣をさっと翻し医務室を出ていった神楽は、少しして二人分の食事をのせたお盆を持って戻ってきた。
おにぎり、味噌汁、卵焼き、漬物と質素だが、まだ湯気は立っていて、食欲を刺激する美味しそうな匂いがする。
神楽は空いている机に食事を置き、椅子を二つ並べると鈴音を呼んだ。薬の飲んでよく眠ったおかげか昨夜ほど覚束ない足取りではなく、鈴音はとてとてと歩み寄り、慣れない椅子に座った。
「それでは、いただきます。鈴音、真似をして」
「……いただき、ます?」
言われた通り鈴音が真似して両手を合わせると、神楽はほんのりと口角を上げた。それから食事が始まった。
鈴音にとって一番食べ慣れたおにぎりに手を伸ばす。
「!」
狐の耳がふるりと震える。冷えて硬くなったおにぎりが当たり前だったので、温かくて柔らかい、嚙むほどに甘さを感じられるお米と中から出てきた甘酸っぱい梅干しの味に驚いた。
もくもくと食べ進め、次は卵焼きを食べようとする。おにぎりのときと同じように手を伸ばしかける鈴音に神楽が待ったをかける。
「鈴音、箸は使えるかしら?」
手前に置かれた二本の棒を示され、鈴音はそれを手に取った。昔は使っていたような気がするが、牢では箸を使って食べることがなかったので使い方を忘れてしまった。鈴音が箸を手にしたまま固まっていると、神楽は呆れることなく使い方を教えてくれた。
「そんな感じよ。使っていくうちに慣れるわ」
まだぎこちなさは残るものの、最低限使えるようになった箸運びで卵焼きを口にする。ふんわりとした食感と優しい甘さが口に広がった。
その後も味噌汁の温かさや漬物の食感に驚きながら、気づけば鈴音は完食していた。
空になった食器を片付け、戻ってきた神楽は鈴音の薬を作り始めた。昨夜と同じように差し出された薬を飲んで、神楽の淹れてくれたお茶でしばらくゆっくりとする。
辰の刻を半刻ほど過ぎたあたりで、庭や廊下から聞こえる声が大きくなった。
「さて、みんなも出勤してきたところで、私たちもそろそろ動き始めましょうか」
目隠し用の屏風を立て、神楽はその内側に椅子を移動させると鈴音を座らせる。昨夜、湯浴みをしたときに全身状態の観察はされていたが、改めて触診や問診を受ける。
それが終わると今度は浴衣から着替えることになった。基本的には鈴音に任せて、神楽はきれいに着るための助言をしたり軽く整えたりと、鈴音が今後困らないようにと配慮してくれていた。
「ふふ、可愛いわね」
きれいに着物を着た鈴音を見て、神楽は上機嫌そうに目を細めた。
淡い紅色を基調とした小紋には絞りで表現された花が散りばめられており、藤色の兵児帯は簡単な蝶結びで整えて、全体的にふんわりと柔らかい雰囲気に仕上がった。話によるとここで働く女性が幼いころに着ていたものを譲ってくれたとのことだった。古いものだが丁寧に仕舞われていたのだろう、傷みはあまり見受けられない。
最後に神楽は鈴音の髪を丁寧に梳くと、右耳の上に梅の花を模した髪飾りをつけてくれた。
屏風や着物を着るときの小物を片付け終えると、ちょうど正午の鐘が鳴った。それと同時に聞き覚えのある、暢気でどこかつかみどころのない男性の声が飛んできた。
「やあ、お邪魔するよ」
「お疲れ様。さすが、任務に関しては約束の時間ちょうどね」
神楽は余裕のある微笑みを浮かべている。鈴音も特に表情を変えることなく声のした方を振り返った。
「きれいなお花だね」
小さな鈴音はきゃっきゃと境内を走り回っていた。
巫女装束の愛らしい雰囲気の女性、母は「こら、ここで走り回らないの」と𠮟りながら、鈴音を「えいっ」と捕まえる。母は笑っており、鈴音からも笑顔がこぼれる。
「楽しそうだね」
「お父さん!」
神使である父は狐の妖だが、大抵人間の姿に化けている。神使の役目があるため毎日鈴音たちの側に居られないが、数日に一度ひょいと突然現れる。三日ぶりの再会に鈴音は母の腕から抜け出して父に駆け寄った。
「今ね、お花がきれいだねってお話ししてたの」
「お花……ああ、桜だね」
勢いよく抱き着く鈴音をしっかりと抱きとめて、父は藤色の目を優しく細める。そよ風に桜の花と父の細い銀の髪が舞った。
「桜といえば、お花見なんかしたいよね」
「それは桜を楽しみたいというより美味しいものを食べたいだけなのでは?」
近寄ってきた母に父はにこりと笑いかける。
「そうともいうね」
「文字通り花より団子ね」
「いいじゃないか。鈴音もいるんだし、楽しいことには違いない」
父はにこにこと鈴音を見下ろした。
「鈴音は何が食べたい? お母さんの料理はどれも美味しいから迷うよね」
「まったく、調子がいいんだから」
そういう母も嬉しそうな笑顔であり、どうやらお花見は決定事項のようだ。鈴音は真剣に悩み出す。
このとき鈴音が何を食べたいと答えたのか、その後お花見をしたのか。
夢の続きを見ることもなければ、霞みがかった記憶が蘇ることもなかった。
儚い夢から鈴音を揺り起こしたのは、部屋に差し込む明るく、柔らかな陽光だった。
そろりと身を起こし、慣れない眩しさに目をぱちぱちさせる。そしてきょろきょろと首を回していると「あら、起きたのね」と笑みを含んだ女性の声がした。声のした方に顔を向けると「おはよう、鈴音」と微笑む神楽と目が合った。それだけで妙にほっとした。
「よく眠れたかしら?」
夢は淡い幻影となり、すでにはっきりとは思い出せなくなっていた。すると急速に現実に意識を引き戻される気がした。
夢の中でも、遠い過去の記憶でもない。囚われていた福塚の屋敷や陽の射さない地下牢でもない。体感からして昨日だろう、あまりに変わったことが起こりすぎて非日常に投げ込まれた感覚が抜けないが、どこかの大きな屋敷に『来なさい』と連れてこられ、『言うことをきいてちょうだい』と神楽の言う通りにしてここで一夜を明かした。
「先に朝ごはんにしましょう」
「うん」
半分混乱したままの頭で、しかし返事はしなければと鈴音は頷く。白衣をさっと翻し医務室を出ていった神楽は、少しして二人分の食事をのせたお盆を持って戻ってきた。
おにぎり、味噌汁、卵焼き、漬物と質素だが、まだ湯気は立っていて、食欲を刺激する美味しそうな匂いがする。
神楽は空いている机に食事を置き、椅子を二つ並べると鈴音を呼んだ。薬の飲んでよく眠ったおかげか昨夜ほど覚束ない足取りではなく、鈴音はとてとてと歩み寄り、慣れない椅子に座った。
「それでは、いただきます。鈴音、真似をして」
「……いただき、ます?」
言われた通り鈴音が真似して両手を合わせると、神楽はほんのりと口角を上げた。それから食事が始まった。
鈴音にとって一番食べ慣れたおにぎりに手を伸ばす。
「!」
狐の耳がふるりと震える。冷えて硬くなったおにぎりが当たり前だったので、温かくて柔らかい、嚙むほどに甘さを感じられるお米と中から出てきた甘酸っぱい梅干しの味に驚いた。
もくもくと食べ進め、次は卵焼きを食べようとする。おにぎりのときと同じように手を伸ばしかける鈴音に神楽が待ったをかける。
「鈴音、箸は使えるかしら?」
手前に置かれた二本の棒を示され、鈴音はそれを手に取った。昔は使っていたような気がするが、牢では箸を使って食べることがなかったので使い方を忘れてしまった。鈴音が箸を手にしたまま固まっていると、神楽は呆れることなく使い方を教えてくれた。
「そんな感じよ。使っていくうちに慣れるわ」
まだぎこちなさは残るものの、最低限使えるようになった箸運びで卵焼きを口にする。ふんわりとした食感と優しい甘さが口に広がった。
その後も味噌汁の温かさや漬物の食感に驚きながら、気づけば鈴音は完食していた。
空になった食器を片付け、戻ってきた神楽は鈴音の薬を作り始めた。昨夜と同じように差し出された薬を飲んで、神楽の淹れてくれたお茶でしばらくゆっくりとする。
辰の刻を半刻ほど過ぎたあたりで、庭や廊下から聞こえる声が大きくなった。
「さて、みんなも出勤してきたところで、私たちもそろそろ動き始めましょうか」
目隠し用の屏風を立て、神楽はその内側に椅子を移動させると鈴音を座らせる。昨夜、湯浴みをしたときに全身状態の観察はされていたが、改めて触診や問診を受ける。
それが終わると今度は浴衣から着替えることになった。基本的には鈴音に任せて、神楽はきれいに着るための助言をしたり軽く整えたりと、鈴音が今後困らないようにと配慮してくれていた。
「ふふ、可愛いわね」
きれいに着物を着た鈴音を見て、神楽は上機嫌そうに目を細めた。
淡い紅色を基調とした小紋には絞りで表現された花が散りばめられており、藤色の兵児帯は簡単な蝶結びで整えて、全体的にふんわりと柔らかい雰囲気に仕上がった。話によるとここで働く女性が幼いころに着ていたものを譲ってくれたとのことだった。古いものだが丁寧に仕舞われていたのだろう、傷みはあまり見受けられない。
最後に神楽は鈴音の髪を丁寧に梳くと、右耳の上に梅の花を模した髪飾りをつけてくれた。
屏風や着物を着るときの小物を片付け終えると、ちょうど正午の鐘が鳴った。それと同時に聞き覚えのある、暢気でどこかつかみどころのない男性の声が飛んできた。
「やあ、お邪魔するよ」
「お疲れ様。さすが、任務に関しては約束の時間ちょうどね」
神楽は余裕のある微笑みを浮かべている。鈴音も特に表情を変えることなく声のした方を振り返った。
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