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第四話 休日の触れ合い
第四話 五
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一巡目は慈乃とソラルをトップに、二巡目に入った。
気を取り直して、ガザがさいころを振った。出た目は三だ。
「お、なんもないマスだ」
続いて、慈乃がさいころを振ると、またしても一が出た。
「また、一、です」
「『反対回りになる』ね。じゃあ、次はガザだね」
「やりぃ」
ウタセに促されたガザは嬉々としてさいころを振る。
「三が出た。ってことは、トゥナはとばす、と……」
「ウソでしょ⁉ オレまださいころにすら触れてない!」
その間にも、ウタセは先に進めていた。
「えぇっと、六進む、と……『現在最下位のひとの好きなところを伝えよう』。あぁ、書いた書いた」
「すごく平和的だしウタらしいとは思うけど、ある意味罰ゲームなんじゃないかと思うのはオレだけ?」
「ウタさんはこういうところがありますからね。本人はよかれと思ってやってるんでしょうけど」
慈乃の両隣で囁かれている話題のウタセは恥ずかしがる素振りもなく、むしろ爽やかな笑顔を湛えて、トゥナの好きなところを挙げていた。
「なんだかんだいって真面目なところかな」
「まっ、真面目じゃないよ! オレはチャラくなってモテるんだから!」
言われたトゥナの方が顔を赤くしていた。
「言われた方が罰ゲームだったか……」
「というか照れ隠しが下手すぎやしませんか」
「う、うるさいな! 次はソラくんでしょ、早く!」
「はいはい。えー、五ですね。『一回休み』だそうです」
「はいっ、次はシノ姉の番!」
トゥナに急かされて、慈乃がさいころを振ると五が出た。
「……?」
「『イメチェンせよ』? どういうことだ?」
「見た目を変えろってことでしょうか」
皆が戸惑うのを察して、ウタセが説明する。
「もちろん見た目でもいいし、話し方を変えるとか、雰囲気を変えるとかでもありだよ」
「雰囲気を変えるってどういうこと?」
トゥナが首を傾げて、ウタセを見上げた。
「例えば僕なら無表情で黙り込む、とか?」
「うーん、確かに雰囲気変わるね……」
傍らでしばし考え込んでいたソラルがふと顔を上げる。
「シノさんがやるとなると、敬語をやめるとかがわかりやすいですかね」
「えっ」
慈乃の困惑を知ってか知らずか、ガザは腕を組んで唸っていた。
「見てみたい気はするけど、想像はつかないな」
「私も、です」
「シノ姉が言っちゃうんだ、それ」
トゥナも思わず苦笑してしまった。
気を取り直して、ガザがさいころを振った。出た目は三だ。
「お、なんもないマスだ」
続いて、慈乃がさいころを振ると、またしても一が出た。
「また、一、です」
「『反対回りになる』ね。じゃあ、次はガザだね」
「やりぃ」
ウタセに促されたガザは嬉々としてさいころを振る。
「三が出た。ってことは、トゥナはとばす、と……」
「ウソでしょ⁉ オレまださいころにすら触れてない!」
その間にも、ウタセは先に進めていた。
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「なんだかんだいって真面目なところかな」
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言われたトゥナの方が顔を赤くしていた。
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「というか照れ隠しが下手すぎやしませんか」
「う、うるさいな! 次はソラくんでしょ、早く!」
「はいはい。えー、五ですね。『一回休み』だそうです」
「はいっ、次はシノ姉の番!」
トゥナに急かされて、慈乃がさいころを振ると五が出た。
「……?」
「『イメチェンせよ』? どういうことだ?」
「見た目を変えろってことでしょうか」
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「もちろん見た目でもいいし、話し方を変えるとか、雰囲気を変えるとかでもありだよ」
「雰囲気を変えるってどういうこと?」
トゥナが首を傾げて、ウタセを見上げた。
「例えば僕なら無表情で黙り込む、とか?」
「うーん、確かに雰囲気変わるね……」
傍らでしばし考え込んでいたソラルがふと顔を上げる。
「シノさんがやるとなると、敬語をやめるとかがわかりやすいですかね」
「えっ」
慈乃の困惑を知ってか知らずか、ガザは腕を組んで唸っていた。
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「シノ姉が言っちゃうんだ、それ」
トゥナも思わず苦笑してしまった。
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