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短編
うっかり媚薬を飲んでしまった話※R18
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日向は信を抱えたまま、ゆうゆうと街を歩いていく。
時刻は早朝4時。
人はまばらで、車もたまにすれ違うくらいだ。
しかし、自分よりも年下の少年に横抱きされて街を行くのは正直拷問だった。
ちらちらと道行く人がたまにこちらを振り返り、そして気まずそうに目を逸らす。
視線が痛い。
『なんや言いたいことがあるならはっきり言え!』と叫んでしまいそうになる。
しかし、ほっぽり出されて自分一人で歩けるかというと、それもできない。
媚薬が回って立つこともできない。
別のところはしっかり勃っているが。
「大丈夫か?」
日向の優しい目が余計に辛い。
彼は瞼が重く眠そうだし、髪もはねている。
制汗剤の匂いもなく、汗の匂いがいつもより強くて、急いできてくれたのが分かった。
こんな早朝に大騒ぎして寝てるとこをたたき起こしてしまったのに、怒るどころかこちらを心配してくれる。
なんて優しい子や、いい子やなぁ。
「お、おん」
「もう少しで家に着くからな」
家って日向の家やろ。この時間やから家族とかおるんとちゃうか?この状態を日向の家族に見られたら言い訳できない。
「あ、あ、わし、もう無理やねん。あそこで休憩したい、な、すまんけど」
挙動不審になりながら休憩と書かれたどぎついピンクの建物を指さした。いわゆるラブホテルだ。
「わかった」
日向はホテルを無表情で見た。無言が痛い。
しかし、すぐに頷いて、扉をくぐる。
中は無人でチェックインもアウトも端末でできるようだ。
日向が信を抱えたままチェックインして部屋を取る。
日向が部屋に入ると、でかいベッドに信をそっと降ろす。
「…信」
「えっちょっ…」
日向はベッドに横たわる信に覆いかぶさると、抵抗する間もなく服を全てはぎ取ってしまった。
日向もトレーニングで鍛えた上半身を見せつけるようにシャツを脱ぎ、下にいる信を熱のこもった視線で見つめる。
「すげーキスしたい。だめ?」
「…ええよ」
あっ、媚薬飲んだけど大丈夫かいな…と心配する間もなく、日向が信に顔を近づけ、半開きにした唇に噛みつくように荒々しく唇を塞ぎ、信の口をこじ開けるように舌を差し込む。
信の頭の後ろに日向の手が回り、もっと深くつながるように角度を変え、信の舌を引きずり出して、舌同士を絡め、唾液を流し込む。
「はぁっ♡ちゅっくちゅっ♡ちょっ…ぐちゅっぢゅっ♡」
「ちゅっ♡かわいい♡ぢゅっぢゅっ♡」
薄暗い室内にくちゅくちゅ♡と響く水音、荒い息遣いが響く。飲みきれない唾液が口から零れて首から胸に垂れる。
お互いの心臓の音が聞こえるほど近くで、息継ぐ暇もなく口を塞がれ、口内を蹂躙されて、信は頭がボーっとしてくる。
ぢゅるっと下品な音を響かせて、日向が唇を離す。
「やば…我慢できね。お前、今日なんかめっちゃ可愛いな…」
とろけた顔で日向が信の頬に手を添えるとまた唇を塞ごうとする。
「…ぁっ、はぁっ♡…待て待て待て。せめてシャワー!ほら衛生的にあれやろ…」
信は近づいてくる日向の口を手でガードする。
「はぁ?いいだろ別に」
「いやこっちが無理」
「…くそっ、仕方ねぇな」
結局日向が折れる。ズボンとパンツを脱ぎ捨てると、信を抱えてシャワールームに行く。
雨のようにお湯が降り注ぐ中、ボディソープをスポンジにつけて体を洗っていく。
「手伝うよ」
壁にもたれて緩慢な動作で体を洗っている信を見て、日向が手を出そうとする。
「ええから。恥ずかしいからこっちみんといて」
日向に背を向け信は体を洗い終えると、自分の下半身に手を伸ばす。
ごくりと後ろでつばを飲み込む音がしたが無視だ。
どうせこれからセックスするのだ。準備をしなければいけない。
視線を感じ振り向くと、日向の顔がドアップで迫っていた。
「…なっ」
何?と言おうとした口は塞がれて、再び生暖かい舌が無遠慮に入ってきて、口内を軟体動物のように這いまわる。
じゅるじゅると唾液を吸われて、舌を引き出され、口内を余すとこなく舐めまわされて、貧血時のように頭がふわふわする。
苦しいけど気持ちい♡…。
「ちゅっぢゅっ♡くちゅっ♡ぁっ…」
いつの間にか双丘の間に日向の手が滑り込み、手で収まるような白い尻をわしづかみ、ぐにゅっと揉む。
人差し指の先が菊門にあたって、ふっくらとした蕾を確かめるようになぞる。
入り口をかりかり♡と指で引っかかれると勝手に期待してひくひくと痙攣する。
「ぢゅっ♡意地っ張り♡。入り口かりかりしただけでこんなひくついてるくせに」
「…んっぁ♡」
くちゅっ♡と音を立てて指が中に入ってくる。
きゅっと尻に力が入り、中に入った日向の指をきゅうぅっと締め付け、余計に日向の指の形を感じてしまう。
「ここだろ。お前の弱点」
「きゃんっ♡」
勝手知ったるといった風に中に入った指が迷うことなく膨らんだ肉しこりをぐっと押し上げ、
油断していた信はしっぽを踏まれた犬のように高い声を上げた。
「おま…」
目をぱちくりさせる日向を見て、信は慌てて自分の口を塞ぐ。
…恥ず、きもかったかも。日向引いたか?
「…ぁっ、やっ、これはちがくて、ひゃぁっ!♡」
「かわいい♡もっと出せよ」
日向は口の端を吊り上げ意地悪な笑みを浮かべると、信の耳を食み、低い声で囁く。
それだけで腰に痺れが走り性器の先からじゅっ♡と少し出てしまう。
日向の腹に完勃ちした信の先端が擦れる。
ボディーソープと自分の先走りでぬるついて気持ちい…♡
「ほら、かわいいスイッチ♡もっと押してやるから」
「あほっ!押さんでぇっ…!ぁっん…ややぁっ!♡ぁあん♡」
一度声を出してしまうと声を抑えることができなくなる。
しこりをぐりぐり♡とされるたびに恥ずかしい声がでて、気持ちよくなって、恥ずかしくて、頭が混乱する。
「押すたびにぴゅっぴゅっ♡って。止まんねぇのな。お前のこれ」
日向は笑いながら信の性器を握り、同時に中のしこりを二本の指で掴んで揺さぶる。
「あ゛っぅぅう゛…♡もう、おさんでぇ…そんなんされたら、やゃぁっ♡止まって…やっ、ぉああああ゛っ!♡」
「おっ潮吹いた?」
放物線を描き、信の性器からぴゅっ♡と出る。
その瞬間がくっと信の体の力が抜け、後ろにのけぞり倒れそうになる。
日向はそれを簡単に支えると、気絶した信を持ち上げて、ベッドまで運び降ろす。
「くそっ、さんざん焦らしやがって…」
日向は手足を力なくベッドに投げ出して気絶している信の両足首を持ち上げる。
足を上半身に向かって折り曲げ、赤ん坊がおむつを替えるような体勢にする。
既に固く熱を持った剛直を入り口にあてるとくちゅっ♡と先端に吸い付くように蕾が収縮した。
頭が真っ白になる。このペニスを入れるためにあるようなケツマンコに入れることしか考えられなくなる。
だいたい最初からずっと我慢してた。
朝4時、ラクからラボに急に来いって言われて、急いでいったら顔真っ赤にして明らかに発情してます、みたいなメス臭ぷんぷんさせて、うるうるこっち見てくる信を見た時、その場で押し倒してやろうかと思った。
多分ラクがいなかったらそのままラボのベッドでヤッてたと思う。
でもラクがいたから我慢して、家に帰ろうと思ったらこっちの気を知ってか知らずかラブホ誘ってくるし。
ラブホなんて初めて誘われたからすげーうれしくて部屋に入ってすぐヤろうとしたら、シャワーがどうとか、散々ごねられた。
もういいだろ。
既に痛いほど張りつめた肉棒をどちゅっ♡と勢いよく打ち込んだ。
「…お゛っ♡?…ぇ」
火傷しそうなほど熱くて狭い媚肉をこじ開け、貫くと同時に衝撃で信の眼が開いた。
頭の上に?を浮かべて、こっちを見る信に優しく微笑みかけると、わけがわからないながらも健気に笑みを返そうとする。
日向も笑いながら信の腰をしっかり両手で握り、ごちゅっ♡と容赦なく奥を突いた。
「んお゛ぉ♡…お゛おっ♡!?」
信の体が大きくしなり、エビぞりになった。
ぐるんと白目をむきながら、ぴゅっと再び薄い色のペニスから潮を吹いて、脱力し、ベッドに沈み込む。
「奥好きだもんな♡」
「やめ゛っ…ひぃっ!…やめ゛でぇっ!…もうイ゛った゛から!イっでる゛ぅ゛ぅ゛っ♡むりっむりむり!!あかんって…!だめ゛っや゛っあぁ゛ああ゛ーー゛♡!」
アクメした余韻で全身がびくびく痙攣してるのが面白くて、奥の入り口に亀頭を当ててぐりぐりしてやると、大げさなくらい信が怯えて腰をうねらせて逃げようとする。
しっかりと信の腰を持ち直すと、腰を大きくグラインドさせて、どちゅっ♡どちゅっ♡と媚肉をえぐるように抜き挿しすると、信は狂ったような叫び声をあげて、絶頂する。
「やめるわけねぇじゃん。これお仕置きだし」
「ごめ゛…っなさい…ゆる゛じでぇっおねがいっごべんっな゛…さっぁあ゛あ゛ー゛♡っ!…ぅあ゛っ!や゛っあ゛んっ♡!っああ゛っ♡!」
「何が悪かったのかわかってねぇじゃん、なぁっ?」
ラボで自分以外の男と二人きりで媚薬を飲んで看病までされて。
もしラク以外の男だったら信はどうなってたか。
怒りとか興奮とか、感情に任せて自分の昂りで媚肉をえぐり、穿つたびに信の竿の先からは透明な愛液が壊れた蛇口のように止まらなくなっている。
締め付けるように肉筒が雄芯を包み、うねって搾り取るように収縮する。
「…ぅっ♡」
気持ちよさに我慢できずに中で精を吐き出す。我慢してたぶん、どばっ♡と中に注ぐと、中だしの感覚に信がぎゅうっと目を瞑った。
日向がしばらく動かずにいると、信がぴくぴく痙攣しながらも口を開き、息を整えようとする。
金魚みたいにぱくぱく開く口を塞ぐように唇を重ねて、粘膜同士を擦り合わせ、舌に噛みつき、吸って、深く喰い尽くすようにベロチューする。
下品な水音とともに、信の表情がぼーっとなって、どろっどろに溶けていって、口を離しても半開きのままこっちに笑いかけてきた。
「はぁっ♡ぁっんんぅ…♡ひなたぁ♡すきぃっ、…もっと♡もっとちゅーしよ…きもちぃっ♡ちゅーしよ、ひなた…しゅきっ♡だいすき」
ついに分厚いメッキが剥がれて、素直になった信が媚びて甘えた声でちゅうをねだる。
日向の胸に頭を擦りつけて、胸をぺろぺろ舐める。
愛しい気持ちはあるが、その状態になった信はとにかく股間にクる。
日向の出した後で柔らかくなっていた肉棒が再びめきめきと固さを取り戻した。
「あっ…!♡んぅ、おっきくなっとる…おなか、ここまで…、きて♡、おくぅ…もっときて♡、な、…ひなた♡」
自分のお腹をさすりながら、うっとり日向を見る信にたまらなくなって、誘われるままにずんっ♡と奥を突く。
どちゅどちゅ♡と亀頭で媚肉の突き当りの奥をマッサージしながら何度もこじ開けるように突くと、中がほぐれて、さらに奥が開いていく。
もっと信に密着して、一つになるように体を重ねて、ずずずっ♡と開いた最奥を突いた。
「…ぁっ…!!~~~~~゛っっ!!」
信が小さな口を顎が外れるほど開き、シナプスが焼き切れるほどの快感に声にならない悲鳴を上げた。
大きくエビぞりになったかと思えば、そのままの体勢で突然時が止まったように全身を硬直させ、目を見開く。
そしてガクンっと糸が切れたように全身の力が抜ける。
気絶したにも関わらず、中がぎゅぅうっとしぼまるように収縮し、再び信の体内、最奥へと精を吐き出した。
精を吐き出したことで落ち着いた男根をゆっくり抜く。
「…っ。~~っ♡」
その刺激でぴくんぴくん♡と信の体が小さく揺らぎ、行かないでというようにきゅっと自身を締め付ける。
気絶してるし、結構出しちゃったのにまたヤッたらダメな気がする。
反応はかわいいけど、日向はいい彼氏でいたいし、年上の信に頼られる余裕ある恋人になりたい。から我慢だ。
全部抜けると蕾だったそこがぽっかりと日向の形に開いてて、どろっと白い精が溢れた。
それすらも愛おしくてかわいいと思ってしまう。
「はぁーっ、好き」
寝ている信の唇にちゅっとキスをする。
涙とか涎とか鼻水とかでぐちゃぐちゃだけど綺麗だ。
信はいつでも綺麗だ。
「好き、愛してる」
まだ起きないのをいいことに瞼や頬や鼻、顔全体にキスする。
しかし、すっと瞼が開いて、半開きな眼から薄紅の瞳がこっちを見た。
「…わしも」
それだけ言うとまた瞳が瞼に隠れて、すーすーと寝息すら立て始める。
それを見た日向も眠くなってきた。
…後片付けだけやろう。
眠い瞼を必死に開いて、ティッシュをたくさん用意すると信の尻から精を掻き出す。
濡れタオルで信の体と自分の体を拭いて、汚れたものを全部洗濯籠に放り込んだ。
「…おやすみ」
日向は信の隣にごろりと横になると、瞼を閉じた。
時刻は早朝4時。
人はまばらで、車もたまにすれ違うくらいだ。
しかし、自分よりも年下の少年に横抱きされて街を行くのは正直拷問だった。
ちらちらと道行く人がたまにこちらを振り返り、そして気まずそうに目を逸らす。
視線が痛い。
『なんや言いたいことがあるならはっきり言え!』と叫んでしまいそうになる。
しかし、ほっぽり出されて自分一人で歩けるかというと、それもできない。
媚薬が回って立つこともできない。
別のところはしっかり勃っているが。
「大丈夫か?」
日向の優しい目が余計に辛い。
彼は瞼が重く眠そうだし、髪もはねている。
制汗剤の匂いもなく、汗の匂いがいつもより強くて、急いできてくれたのが分かった。
こんな早朝に大騒ぎして寝てるとこをたたき起こしてしまったのに、怒るどころかこちらを心配してくれる。
なんて優しい子や、いい子やなぁ。
「お、おん」
「もう少しで家に着くからな」
家って日向の家やろ。この時間やから家族とかおるんとちゃうか?この状態を日向の家族に見られたら言い訳できない。
「あ、あ、わし、もう無理やねん。あそこで休憩したい、な、すまんけど」
挙動不審になりながら休憩と書かれたどぎついピンクの建物を指さした。いわゆるラブホテルだ。
「わかった」
日向はホテルを無表情で見た。無言が痛い。
しかし、すぐに頷いて、扉をくぐる。
中は無人でチェックインもアウトも端末でできるようだ。
日向が信を抱えたままチェックインして部屋を取る。
日向が部屋に入ると、でかいベッドに信をそっと降ろす。
「…信」
「えっちょっ…」
日向はベッドに横たわる信に覆いかぶさると、抵抗する間もなく服を全てはぎ取ってしまった。
日向もトレーニングで鍛えた上半身を見せつけるようにシャツを脱ぎ、下にいる信を熱のこもった視線で見つめる。
「すげーキスしたい。だめ?」
「…ええよ」
あっ、媚薬飲んだけど大丈夫かいな…と心配する間もなく、日向が信に顔を近づけ、半開きにした唇に噛みつくように荒々しく唇を塞ぎ、信の口をこじ開けるように舌を差し込む。
信の頭の後ろに日向の手が回り、もっと深くつながるように角度を変え、信の舌を引きずり出して、舌同士を絡め、唾液を流し込む。
「はぁっ♡ちゅっくちゅっ♡ちょっ…ぐちゅっぢゅっ♡」
「ちゅっ♡かわいい♡ぢゅっぢゅっ♡」
薄暗い室内にくちゅくちゅ♡と響く水音、荒い息遣いが響く。飲みきれない唾液が口から零れて首から胸に垂れる。
お互いの心臓の音が聞こえるほど近くで、息継ぐ暇もなく口を塞がれ、口内を蹂躙されて、信は頭がボーっとしてくる。
ぢゅるっと下品な音を響かせて、日向が唇を離す。
「やば…我慢できね。お前、今日なんかめっちゃ可愛いな…」
とろけた顔で日向が信の頬に手を添えるとまた唇を塞ごうとする。
「…ぁっ、はぁっ♡…待て待て待て。せめてシャワー!ほら衛生的にあれやろ…」
信は近づいてくる日向の口を手でガードする。
「はぁ?いいだろ別に」
「いやこっちが無理」
「…くそっ、仕方ねぇな」
結局日向が折れる。ズボンとパンツを脱ぎ捨てると、信を抱えてシャワールームに行く。
雨のようにお湯が降り注ぐ中、ボディソープをスポンジにつけて体を洗っていく。
「手伝うよ」
壁にもたれて緩慢な動作で体を洗っている信を見て、日向が手を出そうとする。
「ええから。恥ずかしいからこっちみんといて」
日向に背を向け信は体を洗い終えると、自分の下半身に手を伸ばす。
ごくりと後ろでつばを飲み込む音がしたが無視だ。
どうせこれからセックスするのだ。準備をしなければいけない。
視線を感じ振り向くと、日向の顔がドアップで迫っていた。
「…なっ」
何?と言おうとした口は塞がれて、再び生暖かい舌が無遠慮に入ってきて、口内を軟体動物のように這いまわる。
じゅるじゅると唾液を吸われて、舌を引き出され、口内を余すとこなく舐めまわされて、貧血時のように頭がふわふわする。
苦しいけど気持ちい♡…。
「ちゅっぢゅっ♡くちゅっ♡ぁっ…」
いつの間にか双丘の間に日向の手が滑り込み、手で収まるような白い尻をわしづかみ、ぐにゅっと揉む。
人差し指の先が菊門にあたって、ふっくらとした蕾を確かめるようになぞる。
入り口をかりかり♡と指で引っかかれると勝手に期待してひくひくと痙攣する。
「ぢゅっ♡意地っ張り♡。入り口かりかりしただけでこんなひくついてるくせに」
「…んっぁ♡」
くちゅっ♡と音を立てて指が中に入ってくる。
きゅっと尻に力が入り、中に入った日向の指をきゅうぅっと締め付け、余計に日向の指の形を感じてしまう。
「ここだろ。お前の弱点」
「きゃんっ♡」
勝手知ったるといった風に中に入った指が迷うことなく膨らんだ肉しこりをぐっと押し上げ、
油断していた信はしっぽを踏まれた犬のように高い声を上げた。
「おま…」
目をぱちくりさせる日向を見て、信は慌てて自分の口を塞ぐ。
…恥ず、きもかったかも。日向引いたか?
「…ぁっ、やっ、これはちがくて、ひゃぁっ!♡」
「かわいい♡もっと出せよ」
日向は口の端を吊り上げ意地悪な笑みを浮かべると、信の耳を食み、低い声で囁く。
それだけで腰に痺れが走り性器の先からじゅっ♡と少し出てしまう。
日向の腹に完勃ちした信の先端が擦れる。
ボディーソープと自分の先走りでぬるついて気持ちい…♡
「ほら、かわいいスイッチ♡もっと押してやるから」
「あほっ!押さんでぇっ…!ぁっん…ややぁっ!♡ぁあん♡」
一度声を出してしまうと声を抑えることができなくなる。
しこりをぐりぐり♡とされるたびに恥ずかしい声がでて、気持ちよくなって、恥ずかしくて、頭が混乱する。
「押すたびにぴゅっぴゅっ♡って。止まんねぇのな。お前のこれ」
日向は笑いながら信の性器を握り、同時に中のしこりを二本の指で掴んで揺さぶる。
「あ゛っぅぅう゛…♡もう、おさんでぇ…そんなんされたら、やゃぁっ♡止まって…やっ、ぉああああ゛っ!♡」
「おっ潮吹いた?」
放物線を描き、信の性器からぴゅっ♡と出る。
その瞬間がくっと信の体の力が抜け、後ろにのけぞり倒れそうになる。
日向はそれを簡単に支えると、気絶した信を持ち上げて、ベッドまで運び降ろす。
「くそっ、さんざん焦らしやがって…」
日向は手足を力なくベッドに投げ出して気絶している信の両足首を持ち上げる。
足を上半身に向かって折り曲げ、赤ん坊がおむつを替えるような体勢にする。
既に固く熱を持った剛直を入り口にあてるとくちゅっ♡と先端に吸い付くように蕾が収縮した。
頭が真っ白になる。このペニスを入れるためにあるようなケツマンコに入れることしか考えられなくなる。
だいたい最初からずっと我慢してた。
朝4時、ラクからラボに急に来いって言われて、急いでいったら顔真っ赤にして明らかに発情してます、みたいなメス臭ぷんぷんさせて、うるうるこっち見てくる信を見た時、その場で押し倒してやろうかと思った。
多分ラクがいなかったらそのままラボのベッドでヤッてたと思う。
でもラクがいたから我慢して、家に帰ろうと思ったらこっちの気を知ってか知らずかラブホ誘ってくるし。
ラブホなんて初めて誘われたからすげーうれしくて部屋に入ってすぐヤろうとしたら、シャワーがどうとか、散々ごねられた。
もういいだろ。
既に痛いほど張りつめた肉棒をどちゅっ♡と勢いよく打ち込んだ。
「…お゛っ♡?…ぇ」
火傷しそうなほど熱くて狭い媚肉をこじ開け、貫くと同時に衝撃で信の眼が開いた。
頭の上に?を浮かべて、こっちを見る信に優しく微笑みかけると、わけがわからないながらも健気に笑みを返そうとする。
日向も笑いながら信の腰をしっかり両手で握り、ごちゅっ♡と容赦なく奥を突いた。
「んお゛ぉ♡…お゛おっ♡!?」
信の体が大きくしなり、エビぞりになった。
ぐるんと白目をむきながら、ぴゅっと再び薄い色のペニスから潮を吹いて、脱力し、ベッドに沈み込む。
「奥好きだもんな♡」
「やめ゛っ…ひぃっ!…やめ゛でぇっ!…もうイ゛った゛から!イっでる゛ぅ゛ぅ゛っ♡むりっむりむり!!あかんって…!だめ゛っや゛っあぁ゛ああ゛ーー゛♡!」
アクメした余韻で全身がびくびく痙攣してるのが面白くて、奥の入り口に亀頭を当ててぐりぐりしてやると、大げさなくらい信が怯えて腰をうねらせて逃げようとする。
しっかりと信の腰を持ち直すと、腰を大きくグラインドさせて、どちゅっ♡どちゅっ♡と媚肉をえぐるように抜き挿しすると、信は狂ったような叫び声をあげて、絶頂する。
「やめるわけねぇじゃん。これお仕置きだし」
「ごめ゛…っなさい…ゆる゛じでぇっおねがいっごべんっな゛…さっぁあ゛あ゛ー゛♡っ!…ぅあ゛っ!や゛っあ゛んっ♡!っああ゛っ♡!」
「何が悪かったのかわかってねぇじゃん、なぁっ?」
ラボで自分以外の男と二人きりで媚薬を飲んで看病までされて。
もしラク以外の男だったら信はどうなってたか。
怒りとか興奮とか、感情に任せて自分の昂りで媚肉をえぐり、穿つたびに信の竿の先からは透明な愛液が壊れた蛇口のように止まらなくなっている。
締め付けるように肉筒が雄芯を包み、うねって搾り取るように収縮する。
「…ぅっ♡」
気持ちよさに我慢できずに中で精を吐き出す。我慢してたぶん、どばっ♡と中に注ぐと、中だしの感覚に信がぎゅうっと目を瞑った。
日向がしばらく動かずにいると、信がぴくぴく痙攣しながらも口を開き、息を整えようとする。
金魚みたいにぱくぱく開く口を塞ぐように唇を重ねて、粘膜同士を擦り合わせ、舌に噛みつき、吸って、深く喰い尽くすようにベロチューする。
下品な水音とともに、信の表情がぼーっとなって、どろっどろに溶けていって、口を離しても半開きのままこっちに笑いかけてきた。
「はぁっ♡ぁっんんぅ…♡ひなたぁ♡すきぃっ、…もっと♡もっとちゅーしよ…きもちぃっ♡ちゅーしよ、ひなた…しゅきっ♡だいすき」
ついに分厚いメッキが剥がれて、素直になった信が媚びて甘えた声でちゅうをねだる。
日向の胸に頭を擦りつけて、胸をぺろぺろ舐める。
愛しい気持ちはあるが、その状態になった信はとにかく股間にクる。
日向の出した後で柔らかくなっていた肉棒が再びめきめきと固さを取り戻した。
「あっ…!♡んぅ、おっきくなっとる…おなか、ここまで…、きて♡、おくぅ…もっときて♡、な、…ひなた♡」
自分のお腹をさすりながら、うっとり日向を見る信にたまらなくなって、誘われるままにずんっ♡と奥を突く。
どちゅどちゅ♡と亀頭で媚肉の突き当りの奥をマッサージしながら何度もこじ開けるように突くと、中がほぐれて、さらに奥が開いていく。
もっと信に密着して、一つになるように体を重ねて、ずずずっ♡と開いた最奥を突いた。
「…ぁっ…!!~~~~~゛っっ!!」
信が小さな口を顎が外れるほど開き、シナプスが焼き切れるほどの快感に声にならない悲鳴を上げた。
大きくエビぞりになったかと思えば、そのままの体勢で突然時が止まったように全身を硬直させ、目を見開く。
そしてガクンっと糸が切れたように全身の力が抜ける。
気絶したにも関わらず、中がぎゅぅうっとしぼまるように収縮し、再び信の体内、最奥へと精を吐き出した。
精を吐き出したことで落ち着いた男根をゆっくり抜く。
「…っ。~~っ♡」
その刺激でぴくんぴくん♡と信の体が小さく揺らぎ、行かないでというようにきゅっと自身を締め付ける。
気絶してるし、結構出しちゃったのにまたヤッたらダメな気がする。
反応はかわいいけど、日向はいい彼氏でいたいし、年上の信に頼られる余裕ある恋人になりたい。から我慢だ。
全部抜けると蕾だったそこがぽっかりと日向の形に開いてて、どろっと白い精が溢れた。
それすらも愛おしくてかわいいと思ってしまう。
「はぁーっ、好き」
寝ている信の唇にちゅっとキスをする。
涙とか涎とか鼻水とかでぐちゃぐちゃだけど綺麗だ。
信はいつでも綺麗だ。
「好き、愛してる」
まだ起きないのをいいことに瞼や頬や鼻、顔全体にキスする。
しかし、すっと瞼が開いて、半開きな眼から薄紅の瞳がこっちを見た。
「…わしも」
それだけ言うとまた瞳が瞼に隠れて、すーすーと寝息すら立て始める。
それを見た日向も眠くなってきた。
…後片付けだけやろう。
眠い瞼を必死に開いて、ティッシュをたくさん用意すると信の尻から精を掻き出す。
濡れタオルで信の体と自分の体を拭いて、汚れたものを全部洗濯籠に放り込んだ。
「…おやすみ」
日向は信の隣にごろりと横になると、瞼を閉じた。
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