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二十八限目 ロッカの伝説<いろはの冒険>
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RPGとは、の説明はもう良いだろう。RPGものは短くてもそこそのストーリーがある。つまり何が言いたいかと言うと、一話で収まるわけがないという事だ。これを迂闊に思いついてしまったから、という理由で始めた作者は少ないネタでロッカ姫救出までのストーリーを描かなければならない事に大きな不安と若干の後悔を感じていた。
「説明じゃなくて現状の報告じゃねえか」
「む。蛇足を一つ。今回の題名はゼ◯ダの第二弾目のゲームから取ってる」
<二十八限目 ロッカの伝説 いろはの冒険>
「クソゲーじゃねえか」
リスポーンして早々にいろはは前回の死後と全く同じ言葉を口にした。
「む、当然。勇者が敵から逃げるなどあり得ない」
「くっそー!じゃあどうすりゃ良いんだよ!このままじゃろっちゃん姫を救うどころかこの草原から出られねえぞ!」
問題は中学一年生、いや。最近であれば小学生ですら書けるかも知れない簡単な英単語なのだが、いろはにとっての英単語は強敵が過ぎる。このままでは永遠に敵に殺され続けるという地獄が始まってしまう。
「どうすりゃいいんだ。詰みだろこれ」
「む、仕方がない。サポートしてあげるよ」
「待ってました大統領!早速どこ◯もドアだしてもハルえもーん!!!」
先程まで絶望に染まった顔をしていたいろはがハーの言葉を聞いて手のひらを四百八十度曲げた。そんないろはを見てハーは大きなため息を吐いた。
「む、出発」
「え?いやいやハルえもん?ど◯でもドアは?タケコ◯ターでも良いんだぜ?あ、英単語の表とかがあればあん◯ぱんでも」
「何を言ってるのか分からないけど、楽しようとしちゃダメ。サポートはしてあげるけど、敵を倒すのも姫を救うのも勇者の役目」
「えぇー」
頬を思い切り膨らませて全力で不服アピールをするがハーはそのまま進んでいってしまい足を止める様子がない。仕方がないのでいろはも重い足を動かしてハーに付いて行った。
「ぶぅぅるぅぅぅっやっぅばぁぁぁわ!」
「出やがったなデスウサギ」
勝手にいろはがデスウサギと名付けた敵が目の前に出現する。ちなみに見た目はウサギというよりも犬に近く、開発はきっとコボルトというモンスターを題材にしたのではないかと思えるが。
「で!?どうすんだ!!?」
「む、とりあえず戦うを選択」
「おうよ!」
ハーの言う通りにウィンドウを表示させて戦うを選択。すると前と同じく空中に文字が浮かぶ。
[英語で書け! 六月]
「お!また六月だ!rokugatuっと」
「む!?馬鹿なの!?さっさと消して!」
ローマ字で六月と書こうとしたいろはにハーがキツめに叱る。叱られたので大人しくいろはが書いた文字を消した。
「む、左上にある[ようせいのサポート]を選択して」
「はい」
怒られたのがショックだったのか少し萎れたいろはが言われた通りに妖精のサポートを選択。すると。
[サポートはつどう!!!]
「お?おおおお!」
サポートが発動されたという表示の後、空中に表示されていた文字は大きな変化を遂げた。その変化とは六月、という文字の上に小さく[ジューン]と表示されているではないか。
「む、これが妖精のサポート。読み方を教えてあげる」
「なぁぁんだよぉぉ!こんな事が出来るなら早くやってくれよ!これなら余裕のよっちゃんですわ!!」
分かりやすく調子に乗ったいろはがるんるん気分でタッチペンを出現させ、英単語を書き込んだ。
jyann
[ざんねん!]
[いろははしんでしまった]
◇
「はい。正直に答えてください。私が先ほどの問題を間違えると思っていた人、挙手」
「む」
はい。
「はい」
いろはの質問にハー、作者、いろはの三人が手を挙げた。
「三人中三人。つまり全員が間違えると思ってた訳だ。あ、読者も含めたら四人か?どうだった読者?正直に答えてな」
「む、間違えてる自覚があるならちゃんとした答えを書いて」
「答えが分かってたら書いとるわ!!!分かんねえけどとりあえず書いてみたの!!時間切れで死ぬよりマシだろ!!」
いろはの言い分は分かるがフォローする気にもならないのかハーは肩を落とす。
「む。サポートをもう一段階あげる。これが全力だから。これでどうしようも無かったらもう無理」
「上等!サポートが一段階上がれば怖いもんなしだぜ!慣用句で言うならおじいちゃんに金棒!」
それを言うなら鬼に金棒である。そして慣用句ではなくことわざである。・・・というかおじいちゃんに金棒だとネコに小判と同じ意味になりそうだ。
「ぶぅぅぅふぅやぁぁばぁぁ!!」
「毎度毎度ハイテンションだなお前は」
四度目の邂逅を果たしたデスウサギ(もうこう呼ぶ事にした)は相変わらず大声でいろはに棍棒を向ける。しかしいろはには策がある。
「さぁ!サポート頼むぜはっちゃん!」
「む!妖精のサポート、発動!」
ハーが妖精のサポートを発動すると先程と同じく英語に読み方が表示されている。
[英語で書け! 八月(オーガスト)]
「よし、ほんじゃ早速」
「む、待った。オーガストって英単語書ける?」
「余裕余裕」
oooogst
「む、その自信はどこから来るの?」
「こっから」
呆れ果てるハーに自身の心臓を強く叩くいろは。その後叩いたのが思いの外痛かったのか蹲ったが。
「む、じゃあ暫く待ってて」
ハーの指示通りにいろはは一度自分で書いた英単語を消して暫く待つ。すると。
「お?なんか出たぞ?」
英単語を記入する欄に薄い文字でAと描かれていた。
「む、妖精のサポート最終段階。時間経過につき一個ずつ英単語のヒントが出る」
「マジか!!」
いろはが驚いているとその間にも次の文字、uが浮かび上がった。
「余裕だな!と、言って一気に書いたりはしないぞ。何故なら!そうしたら間違えるから!悪いなぁ、ふざけたい所ではあるんだが真面目にそろそろ進みたいんだわ。こんだけおんなじ様に死んでたら私も作者も読者も飽きるだろ?だからそろそろこのデスウサギを突破させて貰うぜ」
一人でペラペラと話しているとその間に時間が経ったのか英単語が随分と完成されている。
Augus
「これでオーガスト、か?いや。何か足りない気が」
じっと英単語を見ていると最後にtの文字が追加された。August。八月の英単語が完成したのだ。
「よっしゃ、余裕ゲーミングだったな」
そう言っていろはがペンを握った瞬間。
[ざんねん!]
と文字が表示された。
「・・・は?」
「ぶぅぅぅぅぅるぅっふぅあっばぁぁぁ!」
いろはの目の前にはデスウサギが振り下ろした棍棒があった。
[いろははしんでしまった]
◇
「言う事があるよなぁ?」
リスポーン地点でいろははハーの胸ぐらを掴んで威圧する。正確に言えば胸ぐらを掴んでいるというより指で引っ掛けていると言うのが正しいのだが。
「む。妖精のサポートで最後の単語が出てくるとほぼ同時のタイミングで制限時間が切れる。だから最後の単語が出てから素早く書き込むか、最後の一文字は自力で解かないといけない」
「先に言えよ先にぃ!!!」
いろはは怒りに身を任せ指で引っ掛けているハーを柔らかい草の上に勢いよく振り下ろした。柔らかい草の上とはいえそこそこの勢いがあったのでハーはおしりを痛そうに摩りながら呟く。
「む、三回の死が結構面白かったから。「もう一回引っ掛けられるなこれ」と、思った」
「酷いなぁ!」
普段ツッコミを担当してくれる六花がいないのでいろはがツッコむしかない。だが、そのツッコミはあまり鋭くない。二人の友人の有り難みはいなくなってから分かった。嫌、普段から分かってはいたし別に死んではいないのだが。
「む、とりあえず次こそはいける」
「なー作者ー。次辺りからダイジェストにして魔王討伐まで終わらせようぜー」
いろはの冒険は、まだまだ続く?
「説明じゃなくて現状の報告じゃねえか」
「む。蛇足を一つ。今回の題名はゼ◯ダの第二弾目のゲームから取ってる」
<二十八限目 ロッカの伝説 いろはの冒険>
「クソゲーじゃねえか」
リスポーンして早々にいろはは前回の死後と全く同じ言葉を口にした。
「む、当然。勇者が敵から逃げるなどあり得ない」
「くっそー!じゃあどうすりゃ良いんだよ!このままじゃろっちゃん姫を救うどころかこの草原から出られねえぞ!」
問題は中学一年生、いや。最近であれば小学生ですら書けるかも知れない簡単な英単語なのだが、いろはにとっての英単語は強敵が過ぎる。このままでは永遠に敵に殺され続けるという地獄が始まってしまう。
「どうすりゃいいんだ。詰みだろこれ」
「む、仕方がない。サポートしてあげるよ」
「待ってました大統領!早速どこ◯もドアだしてもハルえもーん!!!」
先程まで絶望に染まった顔をしていたいろはがハーの言葉を聞いて手のひらを四百八十度曲げた。そんないろはを見てハーは大きなため息を吐いた。
「む、出発」
「え?いやいやハルえもん?ど◯でもドアは?タケコ◯ターでも良いんだぜ?あ、英単語の表とかがあればあん◯ぱんでも」
「何を言ってるのか分からないけど、楽しようとしちゃダメ。サポートはしてあげるけど、敵を倒すのも姫を救うのも勇者の役目」
「えぇー」
頬を思い切り膨らませて全力で不服アピールをするがハーはそのまま進んでいってしまい足を止める様子がない。仕方がないのでいろはも重い足を動かしてハーに付いて行った。
「ぶぅぅるぅぅぅっやっぅばぁぁぁわ!」
「出やがったなデスウサギ」
勝手にいろはがデスウサギと名付けた敵が目の前に出現する。ちなみに見た目はウサギというよりも犬に近く、開発はきっとコボルトというモンスターを題材にしたのではないかと思えるが。
「で!?どうすんだ!!?」
「む、とりあえず戦うを選択」
「おうよ!」
ハーの言う通りにウィンドウを表示させて戦うを選択。すると前と同じく空中に文字が浮かぶ。
[英語で書け! 六月]
「お!また六月だ!rokugatuっと」
「む!?馬鹿なの!?さっさと消して!」
ローマ字で六月と書こうとしたいろはにハーがキツめに叱る。叱られたので大人しくいろはが書いた文字を消した。
「む、左上にある[ようせいのサポート]を選択して」
「はい」
怒られたのがショックだったのか少し萎れたいろはが言われた通りに妖精のサポートを選択。すると。
[サポートはつどう!!!]
「お?おおおお!」
サポートが発動されたという表示の後、空中に表示されていた文字は大きな変化を遂げた。その変化とは六月、という文字の上に小さく[ジューン]と表示されているではないか。
「む、これが妖精のサポート。読み方を教えてあげる」
「なぁぁんだよぉぉ!こんな事が出来るなら早くやってくれよ!これなら余裕のよっちゃんですわ!!」
分かりやすく調子に乗ったいろはがるんるん気分でタッチペンを出現させ、英単語を書き込んだ。
jyann
[ざんねん!]
[いろははしんでしまった]
◇
「はい。正直に答えてください。私が先ほどの問題を間違えると思っていた人、挙手」
「む」
はい。
「はい」
いろはの質問にハー、作者、いろはの三人が手を挙げた。
「三人中三人。つまり全員が間違えると思ってた訳だ。あ、読者も含めたら四人か?どうだった読者?正直に答えてな」
「む、間違えてる自覚があるならちゃんとした答えを書いて」
「答えが分かってたら書いとるわ!!!分かんねえけどとりあえず書いてみたの!!時間切れで死ぬよりマシだろ!!」
いろはの言い分は分かるがフォローする気にもならないのかハーは肩を落とす。
「む。サポートをもう一段階あげる。これが全力だから。これでどうしようも無かったらもう無理」
「上等!サポートが一段階上がれば怖いもんなしだぜ!慣用句で言うならおじいちゃんに金棒!」
それを言うなら鬼に金棒である。そして慣用句ではなくことわざである。・・・というかおじいちゃんに金棒だとネコに小判と同じ意味になりそうだ。
「ぶぅぅぅふぅやぁぁばぁぁ!!」
「毎度毎度ハイテンションだなお前は」
四度目の邂逅を果たしたデスウサギ(もうこう呼ぶ事にした)は相変わらず大声でいろはに棍棒を向ける。しかしいろはには策がある。
「さぁ!サポート頼むぜはっちゃん!」
「む!妖精のサポート、発動!」
ハーが妖精のサポートを発動すると先程と同じく英語に読み方が表示されている。
[英語で書け! 八月(オーガスト)]
「よし、ほんじゃ早速」
「む、待った。オーガストって英単語書ける?」
「余裕余裕」
oooogst
「む、その自信はどこから来るの?」
「こっから」
呆れ果てるハーに自身の心臓を強く叩くいろは。その後叩いたのが思いの外痛かったのか蹲ったが。
「む、じゃあ暫く待ってて」
ハーの指示通りにいろはは一度自分で書いた英単語を消して暫く待つ。すると。
「お?なんか出たぞ?」
英単語を記入する欄に薄い文字でAと描かれていた。
「む、妖精のサポート最終段階。時間経過につき一個ずつ英単語のヒントが出る」
「マジか!!」
いろはが驚いているとその間にも次の文字、uが浮かび上がった。
「余裕だな!と、言って一気に書いたりはしないぞ。何故なら!そうしたら間違えるから!悪いなぁ、ふざけたい所ではあるんだが真面目にそろそろ進みたいんだわ。こんだけおんなじ様に死んでたら私も作者も読者も飽きるだろ?だからそろそろこのデスウサギを突破させて貰うぜ」
一人でペラペラと話しているとその間に時間が経ったのか英単語が随分と完成されている。
Augus
「これでオーガスト、か?いや。何か足りない気が」
じっと英単語を見ていると最後にtの文字が追加された。August。八月の英単語が完成したのだ。
「よっしゃ、余裕ゲーミングだったな」
そう言っていろはがペンを握った瞬間。
[ざんねん!]
と文字が表示された。
「・・・は?」
「ぶぅぅぅぅぅるぅっふぅあっばぁぁぁ!」
いろはの目の前にはデスウサギが振り下ろした棍棒があった。
[いろははしんでしまった]
◇
「言う事があるよなぁ?」
リスポーン地点でいろははハーの胸ぐらを掴んで威圧する。正確に言えば胸ぐらを掴んでいるというより指で引っ掛けていると言うのが正しいのだが。
「む。妖精のサポートで最後の単語が出てくるとほぼ同時のタイミングで制限時間が切れる。だから最後の単語が出てから素早く書き込むか、最後の一文字は自力で解かないといけない」
「先に言えよ先にぃ!!!」
いろはは怒りに身を任せ指で引っ掛けているハーを柔らかい草の上に勢いよく振り下ろした。柔らかい草の上とはいえそこそこの勢いがあったのでハーはおしりを痛そうに摩りながら呟く。
「む、三回の死が結構面白かったから。「もう一回引っ掛けられるなこれ」と、思った」
「酷いなぁ!」
普段ツッコミを担当してくれる六花がいないのでいろはがツッコむしかない。だが、そのツッコミはあまり鋭くない。二人の友人の有り難みはいなくなってから分かった。嫌、普段から分かってはいたし別に死んではいないのだが。
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