宇宙人に転生した私の力が最強過ぎる、そして周りの女の子達がカワイイ過ぎる。

ゆにこーん

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第一章 ~第三ウェーブ~

92話 「輝け! ダークマター!!」

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「その作戦、いけるかも!」

「む? お嬢ちゃん、何を言っておるのじゃ?」

「だから、命を変換して住民に分け与えるっていう作戦! いけるんじゃない?」

「命を……じゃと……?」

「そう!」

 生命力を分け与えれば、きっとみんな元気になるはず。
 この作戦で、エルリンのお父さんとお母さんも救出を──。

「「「ソーラ!!」」」

 うぇっ!? ビックリした!

「命を変換するなんて、本気で言っているのですか!?」

「ソーラらしくなイ……恐ろしすぎるニャ……」

「戦いに疲れておかしくなっているのですわ! 目を覚ましてくださーい!」

 痛いっ!
 ちょっとエルリン、ビンタは止めて。
 でも確かに、私の言い方だと凄く怖い話に聞こえちゃうよね。

「違う違う! 命をどうこうするんじゃなくて、ダークマターを住民の生命力に変換出来ないかなってこと」

「ダークマターを生命力に……なるほどのう」

「この機械って、住民の命をダークマターに変換してるんだよね? だったら逆に動かせば、逆変換も出来たりしないかな?」

「ふむ……スプリィムよ、どうなのじゃ?」

「……可能よ……」

「よし、だったら早速──」

「いやお嬢ちゃん、少し待ちなさい」

 うん? どうしたんだろう?
 おじいちゃんも他のみんなも、なんだか怖い顔してるけど。

「お嬢ちゃんは何人の民を救おうとしておるのじゃ?」

「もちろん全員だよ?」

「では、全員を救うためのダークマターは、どうするつもりじゃ?」

「それは私の──」

「「「ダメ!!」」」

 うわっ!? ビックリした!!
 もうっ、何度もビックリさせないでよね。

「ソーラは自分のダークマターを使うつもりなのでしょう? でもそれはムチャです! そんなことをしたら死んでしまいます!!」

「きっとまたムチャなこと考えてると思ったのニャ。住民全員を助けるためのダークマター……どう考えてもムチャだナ……」

「住民の命は大切ですわ。しかし、ソーラの命も大切ですのよ?」

 あら? また何か誤解されてる?
 でも確かに、私の言い方だと凄くムチャしそうに聞こえちゃうよね。
 っていうか私、そんなにムチャしそうだって思われてるの?

「心配しないで、私のダークマターは使わないよ」

「ほらやっぱり! またムチャな作戦を……え? 使わないのですか?」

「どういうことですの? ダークマターを生命力に変換しますのよね?」

「うん、まあ見ててよ……」

 すぅ……はぁ……。
 ダークマター……私と繋がって……。
 広く……深く……遠くまで……!

「ぬぉ!? これは……ダークマターの波か?」

「温かい波だニャ……ソーラから広がっていくニャ……」

「うん、こうやってダークマターと繋がって、住民を助けるのに必要な分をかき集めるの。これならムチャしてるわけじゃないから安心でしょ?」

「なるほどのう……己の意識を広げ、周囲のダークマターを味方につけるというわけか……確かに理論上は可能な方法じゃな……」

「エルリンに教えてもらったやり方だよ!」

「しかし、いくらお嬢ちゃんでも、全ての民を救うほどのダークマターは集められんじゃろう」

 う……確かに……。
 住民全員を助けるダークマターって、宇宙の半分とか?
 流石にそれはちょっと無理かも……。

「全ての民を救おうと思えば、最低でも星全体まで意識を広げなくてはならんぞ? それは流石に不可能なのではないか?」

 ……あれ? 星全体?

「ちょっと待って、星全体でいいの? エルリンと特訓した時は、別の星まで意識を広げちゃってたんだけど……」

「「別の星っ!?」」

 そのせいで超おぞましい光景を見てしまったけどね……。
 私に祈りを捧げる、超ド変態の姿とかね……。
 マズい、永久封印したはずの記憶が……。

「町一つ程度で限界だと思っていましたのに……あら? 顔色が悪いですわよ?」

「うぅ……なんでもない……とにかく私は大丈夫だから! 心配しないで!!」

「ふむ……よし分かった! ではお嬢ちゃんに託そう!!」

「うん、任せてよ!」

 作戦は決まった!

 大変な作戦だけど、必ず成功させてみせるよ。
 だから待っててね、フローンのみんな。

 さあ……いくよ!

「輝け! ダークマター!!」
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