宇宙人に転生した私の力が最強過ぎる、そして周りの女の子達がカワイイ過ぎる。

ゆにこーん

文字の大きさ
100 / 110
第一章 ~第三ウェーブ~

100話 いつまでも一緒

しおりを挟む
 時刻はすっかり夜。
 夕食も食べて、すっかりお腹いっぱい!

「ふニャ~。満腹だニャ~」

 今日の夕食は最高だったな。
 何しろチコタンとエルリンの手作りだったからね!

「チコタン、エルリン、とっても美味しかったよ!」

「ソーラは何を出しても美味しいと言ってくれますね、今度は珍味でも出してみましょうか?」

「あらチコタン、それは面白いですわね。だったらフローン三大珍味の──」

 何やら恐ろしい会話を聞いてしまったような……。
 気のせいにかな……そういうことにしておきたい……。

「さて、ワタクシ達もゆっくりしましょう」

 みんなでのんびり~、ゴロゴロ~、だらだら~。
 あぁ……とっても幸せな時間だ……。

「四人でゆっくり過ごすなんて、初かもしれませんね」

「フローンに到着してからは、ずっとバタバタしてたからナ」

「みなさんと出会ってから今日まで、本当に色々ありましたわね」

 ホントにね、大変な毎日だったよ。

「覚えていますか? 本部への突入の時、ソーラ様号に穴が空いてしまったんですよ。あの時は死んじゃうかと思いました」

「スプリィムとの戦いも大変だったニャ。ソーラの分身はやられちゃって、ボク達は全然敵わなくてナ……厳しい戦いだったニャ」

「スプリィムの奥の手は恐ろしかったですわね。そのあとソーラの体と戦いになって、もうダメかと思いましたわ」

 激しい戦いの連続だったね。
 この四人じゃなければ、どこかで負けちゃってたかも。

「ようやく勝てたと思ったら、今度は本部の倒壊ですよ……次から次へと大変でした」

「地下施設でソーラが倒れた時は、もの凄く心配したニャ~」

 こうやって聞くと、私達ってよく死ななかったよね。
 いつ死んでもおかしくない状況ばっかりだ。


 ……。


「ソーラ? 先ほどから静かですね」

「うん……ちょっとね……」

 いつ死んでも……か……。


 ……。


「あのね、三人に話しておきたいことがあって──」

「はい、もちろん嫌です」

「──えっ、チコタン!?」

 どういうこと?
 どうして今、私は断られたんだろう?

「ここから先はついて来なくていいって、そう言おうとしてますよね? もちろん嫌ですよ」

 ギクリッ……なぜバレている……。
 チコタン、やっぱり私の心を読む能力を身につけてる?

「いや、あのね……これからも体を探し続けるって言ったら、きっとみんな力を貸してくれるよね? それはとっても嬉しいんだ……だけど……」

「だけど、なんですか?」

「だけど危険な目にあわせちゃうかもって、そう考えたら……怖くなっちゃって……」

 もしかしたら死なせちゃうかも……そう考えたらホントに怖いよ。

「なんだ、を考えていたのですか?」

気にしなくてもいいニャ!」

「そうですわね、考える必要はありませんわね」

「ちょっと! って……私は真剣に考えてるんだよ?」

 それなのに三人とも、なんだか酷い言い方だよ……。

「そうですね……でしたら、いい解決方法を教えますよ」

「いい解決方法?」

「はい、私達を危険な目にあわせたくないなら、もっと強くなって私達を守ってください!」

「うナ! その代わりボク達も強くなって、ソーラを守るんだニャ!」

「ソーラはワタクシ達を、ワタクシ達はソーラを守る。あら、これって無敵ですわ!」

 えぇ……う……うーん……。
 それは……確かに解決するかもしれないけど……。

「あのね……そんな簡単な話じゃなくてね……」

「そうですか、ではもっと簡単な話をします」

「もっと簡単な話?」

「私はソーラのことを大好きです。どんな危険な目にあっても、ずっと一緒にいるつもりです。だから離ればなれになるなんて、は考えません」

「ボクだってソーラのこと大好きだニャ! この先もついて行くつもりだニャ! 一緒にいられない理由なんて、考えるだけムダムダだニャ」

 チコタン……ミィシャン……。

「あの……実はワタクシも、ソーラ達と一緒に宇宙へ出ようと思っていますの」

「嘘っ、ホントに?」

「ソーラはフローンのために戦ってくれましたわ。ですから今度はワタクシが、ソーラのために戦いたいのですわ」

「私のため……」

「っていうのは建前ですの! ワタクシもソーラのことを大好きですのよ、離ればなれなんて絶対に嫌ですわ!!」

 エルリン……。

「ですから、一緒にいられない未来なんて、考えてませんのよ」

 あ、これムリ。
 泣いちゃう。

「うぅっ……チコタン……ミィシャン……エルリン……」

「ありゃリャ? 涙でグチャグチャになってるナ」

「ソーラでもそんな風に泣くことがあるのですわね」

「たまにソーラは号泣しますよね」

「ひっく……だぁってぇ~」

「ほらほら、いつまでも一緒にいますから、泣かないでください」

「そうだニャ! いつまでも一緒だニャ!!」

「そうですわね! ワタクシ達はいつまでも一緒ですわ!」

「うん……うん……っ」

 ありがとう……チコタン、ミィシャン、エルリン。

 私も三人のこと、大好きだよ!

 私達は……いつまでも一緒だ……!!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
 女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!  HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。  跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。 「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」  最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う

なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。 スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、 ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。 弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、 満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。 そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは―― 拾ってきた野良の黒猫“クロ”。 だが命の灯が消えかけた夜、 その黒猫は正体を現す。 クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在―― しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。 力を失われ、語ることすら封じられたクロは、 復讐を果たすための契約者を探していた。 クロは瀕死のソラと契約し、 彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。 唯一のスキル《アイテムボックス》。 そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、 弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。 だがその裏で、 クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、 復讐の道を静かに歩み始めていた。 これは―― “最弱”と“最凶”が手を取り合い、 未来をやり直す物語

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

処理中です...