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第一章 ヒーローになった日
1-5
残念ながら、構内で日付を確認することができなかった。家族連れが多いところを見ると、平日ではなさそうだ。十二月ならばもっと寒いと思うから、十一月であることはなんとなく予想できた。
となれば、楓は家にいるだろうか。
平日ならば学校に向かっている最中だろうが、休日ならまだ寝ているという可能性も高い。事故の怪我で入院していたら病院にいるかもしれないが、八十神さんによると楓は軽傷らしいし、家にいる確率の方が高いんじゃないだろうか。
そうと分かれば私の行動は早かった。
楓の家も私の家も、函館駅よりももっと南——夜景で有名な函館山のある方向にある。駅から歩くと三十分以上かかると思ったが、ここは実験のためバスに乗ることにした。
駅前のバス停から見慣れた函館バスにひょいっと乗り込み、きょろきょろと周りを見回す。どうやら成功したみたいだ。バスの運転手にも、他の乗客にも不審がられているところはない。椅子が空いていたので腰掛けると、歩きすぎた足の疲れが癒えていった。
バスに揺られている時間はほんの十分程度だった。
私や楓の家から一番近いバス停で降り立つと、冷えた空気は変わらないままだったが、少しだけ雪の勢いが弱まっていた。
バス停から楓の家まで、徒歩十分。坂道があるのでまた少し疲れてしまった。幽体にしては不便な身体だ。
やがて住宅地の中に現れた二つの家。右側の白い屋根の家が我が家——如月家で、左側の黒い屋根の家が楓の家——若宮家だ。
私たちは生まれた時から家がお隣さん同士で、幼馴染だった。
二階の部屋の窓から楓の部屋の窓までほんの三メートルほど。
私たちはよく、お互いの部屋の窓越しに話をしている。……いや、していた、のだ。
楓の家に行く前に自分の家の表札をそっと撫でる。「如月」という名字の下に並んでいる、健一、雪子、朝葉、柚葉という家族の名前を見て胸がツンとする。「朝葉」はもうこの家にはいない。だからと言って、両親がここから私の名前を消すことはないんだろう。
本当は自分の家族の様子だって覗いてみたかった。
けれどまだその心の準備ができていない。
私の遺影の前で悲嘆に暮れる両親や、妹の柚葉の顔なんて見たくないに決まっている。
迷いつつ、ひとまず自宅の前を通り過ぎて若宮家の方へと進んだ。
「あれ、家の前に植木鉢……?」
若宮家の玄関のところに、見慣れない植木鉢があることに気づいた。記憶の中のどこを探っても、彼の家の前に植木鉢など存在しない。枯れた木の枝を見ると、最近置いた感じもしない。夏に花を育てて、枯れた後もそのまま放置しているような感じだ。
不可解に思いながらも、じっと玄関の方を見つめて考えた。
「一階にいるかな?」
もしも朝ごはんを食べているタイミングならば楓は一階のリビングにいる可能性が高い。が、今日が平日だとしたらもう家にはいないだろう。
残念ながら私には宙に浮くなどという力はないらしい。地に足をつけて歩くしかない、幽霊の成り損ない。自分がひどく中途半端な存在に思えた。
一階ならば、裏の方へと回りさえすれば、少しだけ窓から中が見える。そう思いながら楓の家の裏へと歩き出したのだが、そこで雪が止んだ。
「え?」
雪が止んだ瞬間、歩いていた足がぴたりと止まり、なぜだか私は動けなくなった。
「どういうこと?」
混乱しながらもなんとか足を動かそうと身体に力を込める。けれど、やっぱり一歩もその場から動けなくて。そうかと思えば、身体がひゅっと軽くなり浮き上がるような感覚がした。
「あ」
飛べる、と一瞬思ったのだが違った。
まるで、ゲームの世界の住人がテレポートするみたいに、自分の身体がこの世界から遠く離れていくのを感じた。
気がつくと私の視界は真っ暗で、楓の家の前から身体はすっと遠のいていた。
***
「雪が止んだらそりゃこっちに戻ってくるよ、朝葉」
頭の中に現れる八十神さんの声に意識がはっと覚醒した。
「雪が降る日にだけ現世に降りられるって、雪が降っている時だけってことだったんだ……」
「うん、そうだよ。別に嘘なんかついてないからね? また次に雪が降る時が来るのを待つしかないね」
「嘘なんて、疑ってたわけじゃないけど。てっきり一度雪が降ればその日は一日いられるのかと思ってたの」
改めて、自分がもうこの世のものではなく、存在するのに条件のつけられた特殊な存在とだということを再認識させられた。
あと少しで、楓の姿を拝めたかもしれないのに。
残念な気持ちが芽生えたが、まだまだチャンスはいくらでもあるだろう。焦って楓に会いにいく必要はない。
なんとか気持ちを宥めて落ち着かせる。
「そんなに楓に会いたいの? どうして?」
私の心を見透かしたかのような質問が飛んできて、どきりとする。
「そりゃ、幼馴染だもん……気になるよ」
本当はそれだけじゃない。
私は楓のことが好きだ。
だから彼の様子が気になるのは当然のことじゃないか。
「ふうん。幼馴染ねえ。でもさ、それなら楓にとっても朝葉は大切な人だってことでしょ? そんな人が死んじゃって、すごく落ち込んでるんじゃない? 朝葉は沈んでる楓のことを見て、どうするつもりなの?」
「それは……」
言われてみれば確かにそうだ。
ううん、気づかないふりをしていた。
普段、太陽みたいに明るい笑顔を振りまく楓が、私の死によってひどく落ち込んでいたら嫌だなって、心配していた。だけど、その一方で、楓から大切な存在だと思われていたことを嬉しく思うかもしれない。
切なさと、喜びが、混ざり合って溶けていく。
きっとそんな複雑な気持ちになることは間違いない。
けれど、やっぱり私は……。
「楓に、会いたい」
彼の姿を一目でいいから見たい。
彼が私のいない世界でもちゃんと生きてくれていることを確認したい。
成仏するのは、その後でもいいはずだ。
「そっかー、会いたいんだ。まあその気持ちは間違いじゃないと思うけど。朝葉がそこまで気にしてる楓に、わたしも、会ってみたいなあ……って、今のは冗談! 悲しくなっても知らないよ?」
「……うん、分かってる。ちょっとだけ、最後に彼のことを見守りたいだけだから」
「了解了解。あ、どうやらまた雪の降りそうな日がきそうだよ」
「え、もう?」
八十神さんの言葉に驚く。まだ彼女と数分しか会話をしていないのだ。
「ここでの時間の流れ方は現実のとは違うよ。んじゃ、いってらっしゃ~い」
気の抜けた声に見送られて、私の身体はまた、ひゅるるるると現世へと運ばれていく。自動的に、川上から川下へと水が流れていくように。
そこで再び、意識がぷつりと途切れた。
となれば、楓は家にいるだろうか。
平日ならば学校に向かっている最中だろうが、休日ならまだ寝ているという可能性も高い。事故の怪我で入院していたら病院にいるかもしれないが、八十神さんによると楓は軽傷らしいし、家にいる確率の方が高いんじゃないだろうか。
そうと分かれば私の行動は早かった。
楓の家も私の家も、函館駅よりももっと南——夜景で有名な函館山のある方向にある。駅から歩くと三十分以上かかると思ったが、ここは実験のためバスに乗ることにした。
駅前のバス停から見慣れた函館バスにひょいっと乗り込み、きょろきょろと周りを見回す。どうやら成功したみたいだ。バスの運転手にも、他の乗客にも不審がられているところはない。椅子が空いていたので腰掛けると、歩きすぎた足の疲れが癒えていった。
バスに揺られている時間はほんの十分程度だった。
私や楓の家から一番近いバス停で降り立つと、冷えた空気は変わらないままだったが、少しだけ雪の勢いが弱まっていた。
バス停から楓の家まで、徒歩十分。坂道があるのでまた少し疲れてしまった。幽体にしては不便な身体だ。
やがて住宅地の中に現れた二つの家。右側の白い屋根の家が我が家——如月家で、左側の黒い屋根の家が楓の家——若宮家だ。
私たちは生まれた時から家がお隣さん同士で、幼馴染だった。
二階の部屋の窓から楓の部屋の窓までほんの三メートルほど。
私たちはよく、お互いの部屋の窓越しに話をしている。……いや、していた、のだ。
楓の家に行く前に自分の家の表札をそっと撫でる。「如月」という名字の下に並んでいる、健一、雪子、朝葉、柚葉という家族の名前を見て胸がツンとする。「朝葉」はもうこの家にはいない。だからと言って、両親がここから私の名前を消すことはないんだろう。
本当は自分の家族の様子だって覗いてみたかった。
けれどまだその心の準備ができていない。
私の遺影の前で悲嘆に暮れる両親や、妹の柚葉の顔なんて見たくないに決まっている。
迷いつつ、ひとまず自宅の前を通り過ぎて若宮家の方へと進んだ。
「あれ、家の前に植木鉢……?」
若宮家の玄関のところに、見慣れない植木鉢があることに気づいた。記憶の中のどこを探っても、彼の家の前に植木鉢など存在しない。枯れた木の枝を見ると、最近置いた感じもしない。夏に花を育てて、枯れた後もそのまま放置しているような感じだ。
不可解に思いながらも、じっと玄関の方を見つめて考えた。
「一階にいるかな?」
もしも朝ごはんを食べているタイミングならば楓は一階のリビングにいる可能性が高い。が、今日が平日だとしたらもう家にはいないだろう。
残念ながら私には宙に浮くなどという力はないらしい。地に足をつけて歩くしかない、幽霊の成り損ない。自分がひどく中途半端な存在に思えた。
一階ならば、裏の方へと回りさえすれば、少しだけ窓から中が見える。そう思いながら楓の家の裏へと歩き出したのだが、そこで雪が止んだ。
「え?」
雪が止んだ瞬間、歩いていた足がぴたりと止まり、なぜだか私は動けなくなった。
「どういうこと?」
混乱しながらもなんとか足を動かそうと身体に力を込める。けれど、やっぱり一歩もその場から動けなくて。そうかと思えば、身体がひゅっと軽くなり浮き上がるような感覚がした。
「あ」
飛べる、と一瞬思ったのだが違った。
まるで、ゲームの世界の住人がテレポートするみたいに、自分の身体がこの世界から遠く離れていくのを感じた。
気がつくと私の視界は真っ暗で、楓の家の前から身体はすっと遠のいていた。
***
「雪が止んだらそりゃこっちに戻ってくるよ、朝葉」
頭の中に現れる八十神さんの声に意識がはっと覚醒した。
「雪が降る日にだけ現世に降りられるって、雪が降っている時だけってことだったんだ……」
「うん、そうだよ。別に嘘なんかついてないからね? また次に雪が降る時が来るのを待つしかないね」
「嘘なんて、疑ってたわけじゃないけど。てっきり一度雪が降ればその日は一日いられるのかと思ってたの」
改めて、自分がもうこの世のものではなく、存在するのに条件のつけられた特殊な存在とだということを再認識させられた。
あと少しで、楓の姿を拝めたかもしれないのに。
残念な気持ちが芽生えたが、まだまだチャンスはいくらでもあるだろう。焦って楓に会いにいく必要はない。
なんとか気持ちを宥めて落ち着かせる。
「そんなに楓に会いたいの? どうして?」
私の心を見透かしたかのような質問が飛んできて、どきりとする。
「そりゃ、幼馴染だもん……気になるよ」
本当はそれだけじゃない。
私は楓のことが好きだ。
だから彼の様子が気になるのは当然のことじゃないか。
「ふうん。幼馴染ねえ。でもさ、それなら楓にとっても朝葉は大切な人だってことでしょ? そんな人が死んじゃって、すごく落ち込んでるんじゃない? 朝葉は沈んでる楓のことを見て、どうするつもりなの?」
「それは……」
言われてみれば確かにそうだ。
ううん、気づかないふりをしていた。
普段、太陽みたいに明るい笑顔を振りまく楓が、私の死によってひどく落ち込んでいたら嫌だなって、心配していた。だけど、その一方で、楓から大切な存在だと思われていたことを嬉しく思うかもしれない。
切なさと、喜びが、混ざり合って溶けていく。
きっとそんな複雑な気持ちになることは間違いない。
けれど、やっぱり私は……。
「楓に、会いたい」
彼の姿を一目でいいから見たい。
彼が私のいない世界でもちゃんと生きてくれていることを確認したい。
成仏するのは、その後でもいいはずだ。
「そっかー、会いたいんだ。まあその気持ちは間違いじゃないと思うけど。朝葉がそこまで気にしてる楓に、わたしも、会ってみたいなあ……って、今のは冗談! 悲しくなっても知らないよ?」
「……うん、分かってる。ちょっとだけ、最後に彼のことを見守りたいだけだから」
「了解了解。あ、どうやらまた雪の降りそうな日がきそうだよ」
「え、もう?」
八十神さんの言葉に驚く。まだ彼女と数分しか会話をしていないのだ。
「ここでの時間の流れ方は現実のとは違うよ。んじゃ、いってらっしゃ~い」
気の抜けた声に見送られて、私の身体はまた、ひゅるるるると現世へと運ばれていく。自動的に、川上から川下へと水が流れていくように。
そこで再び、意識がぷつりと途切れた。
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