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お礼参りさせていただきます。
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『ピコーン!』
ポケットに入れてあるスマホから通知が届いた。
スマホの通知を見ているのは、現在、介護ヘルパー勤務の湯瀬リサコだ。
『高校の同窓会のお知らせ』
「アタシなんだ。幹事。」
微笑んで楽しそうな様子。
仕事が休みの日に、待ち合わせ場所へと向かう。
「喫茶店『ZERO』って何処よ…。」
ブツブツと文句を言いながら案内の場所を辿る。
辺りは工場の音が響いている。
「こんなところに喫茶店なんてあんの?」
スマホを片手に愚痴が増える。
「遠い……。」
脚がガクガクするくらい遠い道を歩いた。
喫茶店『ZERO』の看板が見える。
「あった…。」
喫茶店『ZERO』という喫茶店は、周りに工場が並んでいるなかにひっそりと佇んでいた。
ドアを開けると、カランコロンと鐘の音が鳴る。
何やら、『黒い折り鶴』がテーブルの上に置かれているところに座ってくれ。とのこと。
入ってすぐの左側のボックス席に黒い折り鶴が置かれていた。
「ここか……。」
湯瀬リサコは、椅子に座ろうとした瞬間に、向かいに座っている人物と目があった……。
「あっ……。」
驚いて声も出ない様子の湯瀬リサコ。
向かいに座っている人物は、『ニヤリ』と笑うのだった…。
『ハッ……。』
声が出ないほどに驚き目を見開く湯瀬リサコ。
『フッ……。』
作り笑いをして、
「お久しぶり。」
「座りなよ。」
「湯瀬リサコさん。」
座ったまま、目は笑わずに、口角だけ上げた作り笑いをして、淡々と話す。
ずっと、立ったままの湯瀬リサコ。
「針本 千……。」
「どうして……。」
いつも、自信に満ち溢れていた表情ではそこにはなく、驚きが隠せない唖然とした表情をしていた。
「早く座りなさいよ。」
強めの口調で淡々と話す。
強めの口調に怖気づいたのか、向い合わせで、ゆっくりと椅子に座った。
『フッ……。』
そんな様子を鼻で笑った。
手を上げて、マスターを見る。
「マスター!」
「こちらに、珈琲をふたつ。」
「お願いね。」
「かしこまりました。」
「いつものですね。」
マスターが、微笑みながら珈琲を淹れ始める。
「ええ。」
私も微笑んで頭を下げる。
しばらく無言の時が流れる。
レコードから流れる心地よい音楽だけが聴こえる。
マスターが珈琲を持ってきた。
「お待たせいたしました。」
『カチャ。』『カチャ。』と音を立てながら、ふたつコーヒーカップがテーブルの上に置かれた。
マスターの顔を見ながら
「ありがとう。」
私は微笑んだ。
「いえ……。」
マスターは、(針本 千)に微笑んでお辞儀をして、カウンターに戻った。
「ここの珈琲、とっても美味しいのよ。」
私は、コーヒーカップを持ちながら、湯瀬リサコに淡々と話す。
『ゴクッ。』
「あぁ、いつも美味しい。」
喉を動かしたあと、ギラリと向かいに座っている、忌まわしい女を見つめた。
「飲まないんですか?」
「ここの珈琲、とっても美味しいのよ。」
コーヒーカップを持ちながら、固まっている湯瀬リサコに問い掛けた。
それでも、湯瀬リサコは、コーヒーカップを持とうとしない。
ただ、呆然と座っているだけ。
しばらく経ったとき、口を開いたのは湯瀬リサコのほうだった。
「どうしてここに……。」
か細い声で話しだす。
「どうして…?」
私は、ギロリと見つめた。
「だって……。」
「同窓会の話し合いをするって……。」
またか細い声で話し出す。
『フッ……。』
鼻で笑ってから
「それ、嘘。」
湯瀬リサコを軽蔑するように、淡々と話す。
『えっ……。』
湯瀬リサコは驚いた顔をしている。
「嘘に決まってるじゃない。」
「同窓会なんてやるわけないでしょ。」
「信じたのね?」
「湯瀬さんって、信じるんだね。」
「人のことは、悪く言いふらすのに。」
冷静かつ淡々と言葉を話す(針本 千)は、ロボットのように表情が変わらず、何を考えているかさえ、分からない。
「なんのこと……。」
怯えた顔をして、(針本 千)に問い掛ける。
「なんのこと?」
ギロリと、忌まわしい女を見つめた。
「覚えてないんですね。」
「何があったのか。」
「ほんっと、都合のいい女ですね。」
淡々と話す、(針本 千)は、敬語で話す言葉が恐怖さえ感じる。
「えっ?」
「都合のいい女……?」
気になって口が動いてしまった。
「自分で分からないんですね。」
呆れたように、珈琲を啜る。
「自分の都合のいいように、傷つけて、自分の都合のいいように周りを巻き込んで、それでも、まだ、自分がしたことを分かっていないんですか?」
軽蔑するような目で、忌まわしい女を見つめた。
前屈みになって、湯瀬リサコの顔を見ながら、
「自分がしたこと、分かってますよね。」
『ッ……。』
湯瀬リサコは、なにも言えなかった。
「何か言いなさいよ。」
「あれだけ、リーダー気取りしていたのは、湯瀬さんですよね。」
「ねっ!?」
「湯瀬さん。」
冷たい顔で、口角を片方だけ上げて、忌まわしい女を下から見上げた。
『ッ……。』
なにも言い返せない湯瀬リサコ。
手をテーブルの下でぎゅっと握っている。
「人が相談した内容を、誰かに言いふらしまくったの誰でしたか?」
「その様子を見て、ほくそ笑ってたの誰でしたか?」
「言いふらしたのに、謝ってない人って誰でしたか?」
「言いふらして、いじめられてるのを見てるだけの人って誰でしたか?」
「人の彼氏を横取りしたのって誰でしたか?」
「さん付けで呼び始めたのって誰でしたか?」
「人を突き飛ばした人って誰でしたか?」
「人のお弁当から許可もなしに唐揚げを奪い取ったのって誰でしたか?」
淡々と、息もつかせないほど、湯瀬リサコに問いつめた。
「あっ……。そ…れは、」
湯瀬リサコが口を開こうとした瞬間に、言葉を遮るように、
「それは、湯瀬リサコです。」
目線を外さないまま、目が怒っているように感じる。
「人の相談内容を言いふらしたのは湯瀬リサコです。」
「ショックを受けている姿を見て、ほくそ笑っていたのは湯瀬リサコです。」
「言いふらしたのに、謝ってないのは湯瀬リサコです。」
「いじめられてる人を見て、助けもせずに、見て見ぬフリをしていたのは湯瀬リサコです。」
「人の彼氏を奪い取ったアバズレ女はこの私、湯瀬リサコです。」
「さん付けで読んだのは、湯瀬リサコです。」
「人を突き飛ばしたのは湯瀬リサコです。」
「人のお弁当から唐揚げを食べたのは湯瀬リサコです。」
淡々と口調を変えずに話す針本 千。
「どう?間違ってる?」
「私、間違ってること言ってるかしら?」
今までにない程の軽蔑したような圧を湯瀬リサコに向けた。
『ッ……。』
「…違って……。」
「間違って……。」
恐怖で言葉が途切れ途切れになる。
「えっ?」
「何かしら?」
私は、珈琲を啜る。
冷静な様子の針本 千。
「間違って……ない……。」
最後の方は、声が掠れていた。
湯瀬リサコは、鞄を持って、急いで出口へと向かうために、体の向きを変えた。
「マスター!」
私は、冷静にマスターを呼んだ。
「かしこまりました。」
マスターは、リモコンを手に、出入り口の扉の鍵を自動で閉めた。
「ちょっと!何すんだよ!」
湯瀬リサコは、本性を表すかのように、叫んだ。
「開けて!」
「開けろよ!」
『ドンドンドン!』と扉を思いっきり叩く。
誰も気づいてはくれない。
「ちょっと……。」
「助けて!」
「助けて!!」
喫茶店にいる全てのお客に助けを求める。
だが、誰一人、湯瀬リサコを助けようとする人はいない。
ポケットに入れてあるスマホから通知が届いた。
スマホの通知を見ているのは、現在、介護ヘルパー勤務の湯瀬リサコだ。
『高校の同窓会のお知らせ』
「アタシなんだ。幹事。」
微笑んで楽しそうな様子。
仕事が休みの日に、待ち合わせ場所へと向かう。
「喫茶店『ZERO』って何処よ…。」
ブツブツと文句を言いながら案内の場所を辿る。
辺りは工場の音が響いている。
「こんなところに喫茶店なんてあんの?」
スマホを片手に愚痴が増える。
「遠い……。」
脚がガクガクするくらい遠い道を歩いた。
喫茶店『ZERO』の看板が見える。
「あった…。」
喫茶店『ZERO』という喫茶店は、周りに工場が並んでいるなかにひっそりと佇んでいた。
ドアを開けると、カランコロンと鐘の音が鳴る。
何やら、『黒い折り鶴』がテーブルの上に置かれているところに座ってくれ。とのこと。
入ってすぐの左側のボックス席に黒い折り鶴が置かれていた。
「ここか……。」
湯瀬リサコは、椅子に座ろうとした瞬間に、向かいに座っている人物と目があった……。
「あっ……。」
驚いて声も出ない様子の湯瀬リサコ。
向かいに座っている人物は、『ニヤリ』と笑うのだった…。
『ハッ……。』
声が出ないほどに驚き目を見開く湯瀬リサコ。
『フッ……。』
作り笑いをして、
「お久しぶり。」
「座りなよ。」
「湯瀬リサコさん。」
座ったまま、目は笑わずに、口角だけ上げた作り笑いをして、淡々と話す。
ずっと、立ったままの湯瀬リサコ。
「針本 千……。」
「どうして……。」
いつも、自信に満ち溢れていた表情ではそこにはなく、驚きが隠せない唖然とした表情をしていた。
「早く座りなさいよ。」
強めの口調で淡々と話す。
強めの口調に怖気づいたのか、向い合わせで、ゆっくりと椅子に座った。
『フッ……。』
そんな様子を鼻で笑った。
手を上げて、マスターを見る。
「マスター!」
「こちらに、珈琲をふたつ。」
「お願いね。」
「かしこまりました。」
「いつものですね。」
マスターが、微笑みながら珈琲を淹れ始める。
「ええ。」
私も微笑んで頭を下げる。
しばらく無言の時が流れる。
レコードから流れる心地よい音楽だけが聴こえる。
マスターが珈琲を持ってきた。
「お待たせいたしました。」
『カチャ。』『カチャ。』と音を立てながら、ふたつコーヒーカップがテーブルの上に置かれた。
マスターの顔を見ながら
「ありがとう。」
私は微笑んだ。
「いえ……。」
マスターは、(針本 千)に微笑んでお辞儀をして、カウンターに戻った。
「ここの珈琲、とっても美味しいのよ。」
私は、コーヒーカップを持ちながら、湯瀬リサコに淡々と話す。
『ゴクッ。』
「あぁ、いつも美味しい。」
喉を動かしたあと、ギラリと向かいに座っている、忌まわしい女を見つめた。
「飲まないんですか?」
「ここの珈琲、とっても美味しいのよ。」
コーヒーカップを持ちながら、固まっている湯瀬リサコに問い掛けた。
それでも、湯瀬リサコは、コーヒーカップを持とうとしない。
ただ、呆然と座っているだけ。
しばらく経ったとき、口を開いたのは湯瀬リサコのほうだった。
「どうしてここに……。」
か細い声で話しだす。
「どうして…?」
私は、ギロリと見つめた。
「だって……。」
「同窓会の話し合いをするって……。」
またか細い声で話し出す。
『フッ……。』
鼻で笑ってから
「それ、嘘。」
湯瀬リサコを軽蔑するように、淡々と話す。
『えっ……。』
湯瀬リサコは驚いた顔をしている。
「嘘に決まってるじゃない。」
「同窓会なんてやるわけないでしょ。」
「信じたのね?」
「湯瀬さんって、信じるんだね。」
「人のことは、悪く言いふらすのに。」
冷静かつ淡々と言葉を話す(針本 千)は、ロボットのように表情が変わらず、何を考えているかさえ、分からない。
「なんのこと……。」
怯えた顔をして、(針本 千)に問い掛ける。
「なんのこと?」
ギロリと、忌まわしい女を見つめた。
「覚えてないんですね。」
「何があったのか。」
「ほんっと、都合のいい女ですね。」
淡々と話す、(針本 千)は、敬語で話す言葉が恐怖さえ感じる。
「えっ?」
「都合のいい女……?」
気になって口が動いてしまった。
「自分で分からないんですね。」
呆れたように、珈琲を啜る。
「自分の都合のいいように、傷つけて、自分の都合のいいように周りを巻き込んで、それでも、まだ、自分がしたことを分かっていないんですか?」
軽蔑するような目で、忌まわしい女を見つめた。
前屈みになって、湯瀬リサコの顔を見ながら、
「自分がしたこと、分かってますよね。」
『ッ……。』
湯瀬リサコは、なにも言えなかった。
「何か言いなさいよ。」
「あれだけ、リーダー気取りしていたのは、湯瀬さんですよね。」
「ねっ!?」
「湯瀬さん。」
冷たい顔で、口角を片方だけ上げて、忌まわしい女を下から見上げた。
『ッ……。』
なにも言い返せない湯瀬リサコ。
手をテーブルの下でぎゅっと握っている。
「人が相談した内容を、誰かに言いふらしまくったの誰でしたか?」
「その様子を見て、ほくそ笑ってたの誰でしたか?」
「言いふらしたのに、謝ってない人って誰でしたか?」
「言いふらして、いじめられてるのを見てるだけの人って誰でしたか?」
「人の彼氏を横取りしたのって誰でしたか?」
「さん付けで呼び始めたのって誰でしたか?」
「人を突き飛ばした人って誰でしたか?」
「人のお弁当から許可もなしに唐揚げを奪い取ったのって誰でしたか?」
淡々と、息もつかせないほど、湯瀬リサコに問いつめた。
「あっ……。そ…れは、」
湯瀬リサコが口を開こうとした瞬間に、言葉を遮るように、
「それは、湯瀬リサコです。」
目線を外さないまま、目が怒っているように感じる。
「人の相談内容を言いふらしたのは湯瀬リサコです。」
「ショックを受けている姿を見て、ほくそ笑っていたのは湯瀬リサコです。」
「言いふらしたのに、謝ってないのは湯瀬リサコです。」
「いじめられてる人を見て、助けもせずに、見て見ぬフリをしていたのは湯瀬リサコです。」
「人の彼氏を奪い取ったアバズレ女はこの私、湯瀬リサコです。」
「さん付けで読んだのは、湯瀬リサコです。」
「人を突き飛ばしたのは湯瀬リサコです。」
「人のお弁当から唐揚げを食べたのは湯瀬リサコです。」
淡々と口調を変えずに話す針本 千。
「どう?間違ってる?」
「私、間違ってること言ってるかしら?」
今までにない程の軽蔑したような圧を湯瀬リサコに向けた。
『ッ……。』
「…違って……。」
「間違って……。」
恐怖で言葉が途切れ途切れになる。
「えっ?」
「何かしら?」
私は、珈琲を啜る。
冷静な様子の針本 千。
「間違って……ない……。」
最後の方は、声が掠れていた。
湯瀬リサコは、鞄を持って、急いで出口へと向かうために、体の向きを変えた。
「マスター!」
私は、冷静にマスターを呼んだ。
「かしこまりました。」
マスターは、リモコンを手に、出入り口の扉の鍵を自動で閉めた。
「ちょっと!何すんだよ!」
湯瀬リサコは、本性を表すかのように、叫んだ。
「開けて!」
「開けろよ!」
『ドンドンドン!』と扉を思いっきり叩く。
誰も気づいてはくれない。
「ちょっと……。」
「助けて!」
「助けて!!」
喫茶店にいる全てのお客に助けを求める。
だが、誰一人、湯瀬リサコを助けようとする人はいない。
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