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昼休憩
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ペスは生き返ったあと僕と結婚したんだけど、今は別居中。
僕は洞穴で暮らしてて、ペスはおじいさんの所で暮らしてる。
洞穴だとかわいそうだし、おじいさんの家も狭いからって理由。
だからまだえっちな事が全然できてない。
早く新しい家を建てたい。
でも毎日ペスの家に行って、一緒に草履作ってるから寂しくない。
ウシャルとヘルトリーも畑仕事したり、街に物売りに行ったりしてる。
おじいさんとはあれから少し仲良くなった。
僕らのせいでペスを死なせたのに命の恩人じゃって言ってた。
でも結納金2億は譲れないらしい。
ペスは、僕があげた虹水晶を髪飾りにして、金ぴかの長い髪を後ろで束ねてる。
虹水晶を身に付けてると、僕とか魔族が近くにいても魔瘴気ってのから守られるみたい。
おじいさんは守られてないけど大丈夫そうだから、まあいっかってなった。
「ぺすー湖に着いたよー」
そんで今、僕とペスは草履作りを一旦やめて、家の近くの湖に昼休憩に来てるとこ。
ペスがお弁当を用意してくれたらしいから今から湖のまん前の長いイスに座って食べる。
僕は金ぴかの実をお弁当に二つ持ってきてたけど、ペスがせっかくお弁当を用意してくれたから、こっそり服の中にしまっておいた。
ペスはにこにこしながら手に持ってるボロボロの巾着袋の紐をほどいた。
そしたらその中には食パンの耳がいっぱい入ってた。
おじいさんが街に酒を買いに行った時に、パン屋さんから貰ってくるやつだと思ってちょっとがっかりした。
でもペスん家は貧乏で他に食べ物がないからしょうがない。
それに、ペスが大事にしてるパンの耳を僕に分けてくれるだけですごい嬉しい気持になれる。
「クハチャ」
「ぺすありがと。あーん、もぐもぐ、んぐんぐ」
ペスは僕にあーんしてくれたから、僕もペスにあーんしてあげた。
「くちゃっ、くちゃ、くちゃっ」
ペスは口を開けて食べるからくちゃくちゃ音がする。
僕はペスに教えてあげることにした。
「ぺす、食べてる時にくちゃくちゃ音を立てたら行儀が悪いんだよ。お口を閉じてもぐもぐしてごらん」
ペスは首を縦に振ると、口いっぱいに入ったパンの耳を無理やり閉じてもぐもぐした。
おじいさんのしつけがなってないなって思ったけど、ペスが知らないことは僕が色々教えてあげようと思った。
「カハッ、ゴホッ、コホッ」
「ぺす大丈夫?」
いっぺんにパンの耳をいっぱい口に入れたから喉に詰まったみたい。
僕が背中を叩いてあげようと思ったら、イスから立ち上がって湖まで走ってった。
そんで湖の水を犬みたいに顔をつけて飲んでる。
そういえばペスは今まで裸足だったけど、僕がお願いしておじいさんに草履を一個分けてもらったから、今は草履を履いてる。
服はいつものボロい布切れのワンピースで乳首がぽちって浮いてるから、それを見るたびにちんちんがイライラする。
それとおじいさんから聞いたけど、ペスは声があまり出せないらしい。
おじいさんがペスを拾ってきた時から喋れないんだって言ってた。
ていうかペスはおじいさんの本当の娘じゃないらしい。
ペスがまだ赤ちゃんの時に、街のゴミ捨てに捨てられてたんだって。
おじいさんがパンの耳探してたら見つけたらしい。
ペスとおしゃべりできないのは不便だから、心の中で会話できるようになるために毎日二人で練習してる。
練習してたら、いつの間にかウシャルとヘルトリーとは心の中で話せるようになった。
あ、ペスが僕に手を振って呼んでるから湖の方に行ってみよ。
「クハチャ、ピテピテ」
「わぁお魚さんがたくさんいるね、かわいい」
僕らはしゃがんで湖の小さいお魚さんを眺めてた。
でもしゃがんでると魚だけじゃなくてペスのぱんつも見えるから、そっちも見てた。
今日も薄い水色のぱんつで、真ん中の窪んだ筋のとこがちょっとだけ黄ばんでた。
そしたら後ろから誰か来た。
「メンヒ、魔物よ」
「アンコ、下がってろ。お前にはまだ荷が重そうだ……」
「大丈夫よ。こんな小さな魔物なんて、私一人で十分でしょ」
「内在する魔力を感じ取れないか。その程度ではまだ無理だ。アンコ、近くに身を潜めた魔物がいるかもしれん、気をつけろ」
「そんなに強いの? この魔物の子」
「ふっ、俺でも勝てるかどうか、と言えば分かるか?」
「ハッハッハ! 冗談でしょ? メンヒ、あんたは魔王を討伐したクロノアノスの一員なのよ」
知らない男とおっぱいがおっきい女が僕をじっと見てた。
僕は洞穴で暮らしてて、ペスはおじいさんの所で暮らしてる。
洞穴だとかわいそうだし、おじいさんの家も狭いからって理由。
だからまだえっちな事が全然できてない。
早く新しい家を建てたい。
でも毎日ペスの家に行って、一緒に草履作ってるから寂しくない。
ウシャルとヘルトリーも畑仕事したり、街に物売りに行ったりしてる。
おじいさんとはあれから少し仲良くなった。
僕らのせいでペスを死なせたのに命の恩人じゃって言ってた。
でも結納金2億は譲れないらしい。
ペスは、僕があげた虹水晶を髪飾りにして、金ぴかの長い髪を後ろで束ねてる。
虹水晶を身に付けてると、僕とか魔族が近くにいても魔瘴気ってのから守られるみたい。
おじいさんは守られてないけど大丈夫そうだから、まあいっかってなった。
「ぺすー湖に着いたよー」
そんで今、僕とペスは草履作りを一旦やめて、家の近くの湖に昼休憩に来てるとこ。
ペスがお弁当を用意してくれたらしいから今から湖のまん前の長いイスに座って食べる。
僕は金ぴかの実をお弁当に二つ持ってきてたけど、ペスがせっかくお弁当を用意してくれたから、こっそり服の中にしまっておいた。
ペスはにこにこしながら手に持ってるボロボロの巾着袋の紐をほどいた。
そしたらその中には食パンの耳がいっぱい入ってた。
おじいさんが街に酒を買いに行った時に、パン屋さんから貰ってくるやつだと思ってちょっとがっかりした。
でもペスん家は貧乏で他に食べ物がないからしょうがない。
それに、ペスが大事にしてるパンの耳を僕に分けてくれるだけですごい嬉しい気持になれる。
「クハチャ」
「ぺすありがと。あーん、もぐもぐ、んぐんぐ」
ペスは僕にあーんしてくれたから、僕もペスにあーんしてあげた。
「くちゃっ、くちゃ、くちゃっ」
ペスは口を開けて食べるからくちゃくちゃ音がする。
僕はペスに教えてあげることにした。
「ぺす、食べてる時にくちゃくちゃ音を立てたら行儀が悪いんだよ。お口を閉じてもぐもぐしてごらん」
ペスは首を縦に振ると、口いっぱいに入ったパンの耳を無理やり閉じてもぐもぐした。
おじいさんのしつけがなってないなって思ったけど、ペスが知らないことは僕が色々教えてあげようと思った。
「カハッ、ゴホッ、コホッ」
「ぺす大丈夫?」
いっぺんにパンの耳をいっぱい口に入れたから喉に詰まったみたい。
僕が背中を叩いてあげようと思ったら、イスから立ち上がって湖まで走ってった。
そんで湖の水を犬みたいに顔をつけて飲んでる。
そういえばペスは今まで裸足だったけど、僕がお願いしておじいさんに草履を一個分けてもらったから、今は草履を履いてる。
服はいつものボロい布切れのワンピースで乳首がぽちって浮いてるから、それを見るたびにちんちんがイライラする。
それとおじいさんから聞いたけど、ペスは声があまり出せないらしい。
おじいさんがペスを拾ってきた時から喋れないんだって言ってた。
ていうかペスはおじいさんの本当の娘じゃないらしい。
ペスがまだ赤ちゃんの時に、街のゴミ捨てに捨てられてたんだって。
おじいさんがパンの耳探してたら見つけたらしい。
ペスとおしゃべりできないのは不便だから、心の中で会話できるようになるために毎日二人で練習してる。
練習してたら、いつの間にかウシャルとヘルトリーとは心の中で話せるようになった。
あ、ペスが僕に手を振って呼んでるから湖の方に行ってみよ。
「クハチャ、ピテピテ」
「わぁお魚さんがたくさんいるね、かわいい」
僕らはしゃがんで湖の小さいお魚さんを眺めてた。
でもしゃがんでると魚だけじゃなくてペスのぱんつも見えるから、そっちも見てた。
今日も薄い水色のぱんつで、真ん中の窪んだ筋のとこがちょっとだけ黄ばんでた。
そしたら後ろから誰か来た。
「メンヒ、魔物よ」
「アンコ、下がってろ。お前にはまだ荷が重そうだ……」
「大丈夫よ。こんな小さな魔物なんて、私一人で十分でしょ」
「内在する魔力を感じ取れないか。その程度ではまだ無理だ。アンコ、近くに身を潜めた魔物がいるかもしれん、気をつけろ」
「そんなに強いの? この魔物の子」
「ふっ、俺でも勝てるかどうか、と言えば分かるか?」
「ハッハッハ! 冗談でしょ? メンヒ、あんたは魔王を討伐したクロノアノスの一員なのよ」
知らない男とおっぱいがおっきい女が僕をじっと見てた。
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