下級兵士は断罪された追放令嬢を護送する。

やすぴこ

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序曲 夢は叶えど

「はぁ……俺の手ってのはなんでこう短いのかねぇ?」

 俺はの手入れをしながら深く溜息を吐く。
 手入れとは言っても、魔剣であるこいつには別段特に何かする訳じゃねぇ。
 厚手の布で刃を幾度か擦るだけで、刃零れ一つないこいつの剣身は出会ったあの日を思い起させる程に輝きを取り戻す。

 王国からフィーナ……いや、その頃はジョセフィーヌだったな。
 身を隠す為に家名を捨てフィーナと名を変えたんだ。
 もうフィーナと呼ぶ方が長いから彼女の本名の事を思うとなんか照れちまう。

 そんな運命の逃亡劇から程無くして勃発した王国動乱での思わぬ里帰り、そしてマジもんなスタンピードに邪龍騒動。
 他にも大なり小なりちょっと思い出すだけで沢山有りすぎてあらましだけで一晩語り続けられるぜ。
 ……そんな面倒臭い事なんか死んで嫌だけどな。

 まぁ、色々有ったと言ってもやる事は大体同じさ。
 声を上げる事の出来ず虐げられるしかない力持たぬ者達の時に剣となり時に盾となる。
 ここに来るまで死に掛けた事なんざ両手の指だけじゃ足りねぇくらい有ったが、な~に彼女の願いは俺の夢であり俺の生きる道だからよ。
 それくらいの困難なんざ屁でもねぇさ。
 『声無き者の代弁者』……ちったぁそれらしく振舞えて来たんじゃねぇかな?

 なんてな……まっただの自画自賛てやつだ。
 今のような少しだけアンニュイな気分を晴らす為の景気付けみてぇなもんさ。

 かなり濃い目の旅路の果ていつも戦場で俺の側に居たのはこの一振りの剣。
 そんな俺の相棒である魔剣フラガラッハを見詰めながら最近振るう機会が減ってきたことを申し訳なく思っているって訳よ。
 

「どうされたのですか? あなたが溜息を吐くなんてめずらしい」

 昼下がりの午後、日当たりの良いベランダで相棒の手入れをしていた俺の溜息にフィーナはお茶の準備一式を載せたトレイを自ら運びながら現れその理由を尋ねてきた。
 俺は溜息を聞かれた恥ずかしさに少し頬を赤くしながら照れ笑いでフィーナに目を向ける。

 相変わらず綺麗だぜ。
 出会いから二十余年経った今でも彼女の美しさはフラガラッハの永久の輝きのようにも少しも変わらない。
 違うところと言や俺の溜息を心配して表情を曇らせていることだな。
 お前にゃそんな顔は似合わねぇさ。

「すまねぇな、。心配掛けちまってよ」

「あら、その名前は懐かしい……。本当に一体どうなされたと言うの?」

「ははっ、なんだかちっとばかしそんな気分なんだ」

 俺の言葉にフィーナ……ジョセフィーヌは昔を懐かしむような笑みを浮かべテーブルにお茶を並べてから俺の向かいの席に座った。

「いや、まぁなんだ……これまで色々有ったよな」

「そうですね……。王国の崩壊に開拓村の防衛。そう言えば再建した孤児院の皆さんは元気でしょうか?」

「あぁ、大丈夫だろ。なんたって院長は信用出来る俺の戦友だ。しっかりとやっているさ。何か有ったら連絡くれと言ってるしな。来ねぇってのはそう言うことさ」

 マジもんスタンピードの際に共に戦った俺の戦友。
 フラガラッハの姉妹器とか言う魔杖カドゥケウスの所持者だった神官のアトゥスは自身が育った孤児院を再建する為に冒険者となったと言う俺なんかと比べもんになら無ぇくらい立派な奴だった。
 戦友と言っても知り合ったのは防衛戦の戦場が初対面だったが、まぁなんか気が合ってよ。
 スタンピードを乗り切った後、やつの夢だった孤児院再建に手を貸したって訳だ。

「フフッ。そんな昔話をしたいんじゃないのでしょ?」

「うっ、やっぱりジョセフィーヌには敵わねぇな。……なぁ? 俺ってか?」

 俺の問い掛けにジョセフィーヌは少し目を丸くしたが、すぐに俺の意図に気付いたようだ。
 優しげな笑みと共に自分の想いを語る。

「えぇ、ちゃんとやれていますわよ。それも想像さえ出来なかったほどに。あなたは夢を叶えたではないですか」

「夢……?」

「そうです。あの日あなたが語ってくれた夢。騎士になる為に村を出たって言っていましたよね」

「あぁ、その事か。うん、まぁ気付いたらなっちまってた」

 今の俺の肩書きはあの日目指した西の果ての国『ルシタニア』の、ことも有ろうか泣く子も黙る『テンプル騎士団団長』だって言うんだから世の中分からねぇもんだ。

「あら? 嬉しくないのですか? 幼き頃に聞いた吟遊詩人の詩のようではないですか」

「はははっ、そうだな。しっかし、二人共あの騎士の詩を好きだったって言うのは驚いたぜ」

「私もです。……で、何を落ち込んでるんですの?」

 少し話をずらして俺の悩みを誤魔化そうとしたんだが、そうは問屋が卸さねぇってか?
 ジョセフィーヌは強制的に話を戻しやがった。
 面と向かって口にするのは恥ずかしかったんだがなぁ。

「はぁ……本当にジョセフィーヌには敵わねぇや。実を言うと俺の夢ってのはとうの昔に変わっちまってたんだ」

「変わっていた……ですか? それは初耳ですわ」

「だろうな。俺も初めて言ったからよ。あのさ……あの日ジョセフィーヌが俺の事を『声無き者の代弁者』って言ってくれたろ? そんな風になりたいと、そう有るべきだと振舞う事こそ今の俺の夢だったって訳なのさ」

「……もしかして私の言葉を負担に感じてらしたのですか?」

 俺の言葉にジョセフィーヌは悲痛な表情を浮かべた。
 どうやら自分の言葉によって俺の人生を強制しちまったと責任を感じているようだ。

「違うって! そんなんじゃねぇよ! 俺はちっとも後悔してねぇし、下級兵士で愚痴をほざいている暮らしなんかよりこの生き方の方が俺の性に合ってるんだ。俺にこの道を選ばせてくれたジョセフィーヌに感謝の言葉しか出ねぇよ」

「そう……でしょうか?」

「あぁそうだ! なんかさ、どうも俺は父ちゃんに似ちまったようなんだ」

「幼い頃に亡くなられたと言うお父様に?」

 俺の父ちゃんは今ジョセフィーヌが言ったように俺の小さい頃に旅の途中で命を落としたと聞いていた。
 この事が旅の騎士に強く憧れた原点とも言えるだろう。
 なんたって俺や母ちゃんを残して死んじまった父ちゃんなんかと違い、危険な旅を続けながらも人々を助け歩き最後には巨悪の輩から助け出したとある国の姫と結ばれてその国の将軍になるってんだからよ。
 だが、俺は知らなかったんだ。

「あぁ王国動乱が治まって故郷を発つ前にさ、母ちゃんに俺の新しい夢を語ったんだ。『声無き者の代弁者』ってやつをよ。すると母ちゃんは涙浮かべながら笑って『本当にあんたって子はあの人に似てきたねぇ』と言ったんだよ」

「お父様に似てきた……と言うのはどう言う事なのでしょうか?」

「その時はそれ以上の事は何も言ってくれなかったから俺も何の事か分からなかったけどな。だが俺の父ちゃんてのはただ単に放浪癖が有って旅の途中に野垂れ死んだ訳じゃなかったらしい。どうやら父ちゃんは旅人から流れてくる不幸な目に遭っている人達の噂を聞き付け助け歩いていたんだとさ」

「まぁ……」

「と言ってもよ、村に残されている俺達に取っちゃ働き手の父親が村に居ねぇってのは迷惑な話だけどな。だから小さかった俺も狩りを覚えなきゃならなかったしさ。
……んで、父ちゃんが死んじまった原因ってのが、どうやらリンドヴルムにタイマンしかけた所為なんだとよ」

 俺がそう言うとジョセフィーヌは口に手を当てながら息を飲み目を見開いた。
 少し身体を震わせているのは思い出したからだろうな。
 あの恐ろしい邪龍の事をよ。

「リンドヴルム! それって……」

「あぁ、あの邪龍騒動のクソドラゴンだ。俺がトドメを刺したって言えば聞こえは良いが、あれは俺一人の力じゃなく大勢の人達の協力があったからさ。それに運良く倒せたのは奴の胸に付けられていた古傷のお陰だ。そこだけはフラガラッハでさえ斬るのに苦労した鱗の鎧も無く簡単に剣が通った……で、思うんだけどよ、ありゃ父ちゃんが付けた傷なんじゃねぇのかな」

 確信は無ぇが、父ちゃんが死んじまってから邪龍騒動でリンドヴルムの野郎が現れるまで二十年近く出現報告が無かった。
 それに胸に古傷が有るって事は過去リンドヴルムを見たことが有る奴でさえ知っている人間は居なかったんだ。
 と言う事はよ、俺の父ちゃんが自分の命を張ってリンドヴルムに致命傷を与えて撃退した。
 だからリンドヴルムはその傷が癒えるまで人里に姿を現さず、そしてその傷跡のお陰で俺はリンドヴルムを倒すことが出来たんじゃねぇかな。
 そうだ、父ちゃんの死は無駄じゃなかったってさ。
 まっそれは身内贔屓なただの希望的観測だがよ。

「あなたはお父様の仇を討ったのですね」

「あぁ……。と言ってもよ、助け歩いていた事も含めて父ちゃんがそんな奴だったと知ったのはつい最近なんだ。ほら先日母ちゃんが『孫の晴れ舞台を見に来た』って遊びに来ただろ。あん時に父ちゃんの事を詳しく聞いたのさ。そんで昔母ちゃんが言っていた『似てきた』ってのに繋がったんだよ。あぁ本当に俺と父ちゃんは似てたんだなって……その、なんだ……少し誇らしく思えた」

 最後はちょっと照れくさいぜ。
 俺が顔を真っ赤にしている様を楽しそうに笑うジョセフィーヌが、その笑顔のまま俺に質問してきた。

「じゃあ、あなたが溜息を吐くほどの原因と言うのはなんなのですか?」

「う~ん……ほら最近さ、平和だろ? いや平和なのが悪いってんじゃねぇよ? そりゃ平和が一番だ」

「この国が平和なのはあなたが騎士団を鍛え上げたからではないですか」

「まぁそうなんだけどよ。今ジョセフィーヌが言った様に平和なのはこの国なんだよ。近隣諸国にゃ、まだまだ野盗だの魔物だのに脅えている人々が大勢居る。それにあの国程じゃねぇが貴族連中に虐げられている者達もな」

 悔しいけどこれは現実だ。
 身分が全部悪と言いたい訳じゃねぇが、権力を持つ者の義務を果たさずただ貴族に生まれたからと何の力も持たねぇボンクラが民を虐げている姿はこの国に来るまで幾度も見たんだ。
 まぁこの国に貴族が居ねぇって噂は嘘ではあったが、それでも少なくとも民をただの道具だと言う奴等は居なかった。
 だから俺達はこの国に腰を落ち着かせたんだ。
 ここならジョセフィーヌを幸せに出来るってな。
 いい加減俺の勝手でジョセフィーヌを連れ回す訳にも行かなかったしよ。
 そしたら何故か王に気に入られて無理矢理騎士団に入れられたと思ったら、あれよあれよと言う間に騎士団長の座に納まっちまっていた。

「確かに騎士団長と言う立場なら大勢の人達を救える。だがよ、その立場の大きさが災いして俺がどんなに手を伸ばそうと頑張っても取り零しちまう人達が居るんだよ。ったく、内政干渉だか知らねぇっての」

「あら? そんな事を言って……。よく騎士団に無断で居なくなって副団長に迷惑を掛けているあなたらしくも無い。近隣諸国に出没する『謎の仮面の剣士』の噂は良く耳に入りましてよ?」

「ぐ……」

 バ、バレてる……。
 国内は騎士団でなんとかなるが国外は国を背負っている身分である以上勝手は出来ねぇ。
 だからたまにこっそりと抜け出し身分隠して人助けしているんだが、もしかしてジョセフィーヌ以外にもバレてたりするのか?

「……まぁ、そう言うことだよ。この立場の所為で俺は前のように大手を振って『声無き者の代弁者』を満足にやれてねぇ。フラガラッハも使ってやる機会もグッと減った。だが、いまだに俺の手の向こう側にゃ声無き者達は確かに存在するんだ。この手がもう少し長けりゃなってのが今の俺の悩み事さ」

「なら騎士団長をお辞めになりますか?」

「え? ……いや、辞めたら辞めたで色々と問題が出ちまう。一人の力で出来る事の限界ってのが有るのは今までの旅で痛感したしよ」

 多勢に無勢。
 如何に頑張ろうと人間一人の力なんてたかが知れている。
 どんな奴だろうと手が届く範囲までの事しか出来やしねぇんだ。
 分かっちゃいるがよ……本当に俺の手はなんでこんなに短けぇんだろうな。
 勿論団長だから出来る事は沢山有るし大勢の人を護れている事も理解してるさ。
 じゃねぇと身分を隠して『謎の仮面の剣士』なんてやってねぇっての。
 俺なんかがこんな身の程知らずな事を悩んでいるのは馬鹿なんじゃねぇの? って笑われるかもしれねぇが、それでもなんとかならねぇかな? っと思ったりするわけよ。

「本当にあなたって言う人は……」

 そう言ってジョセフィーヌは暖かい眼差しで俺を見詰め微笑んだ。
 その笑みのあまりの美しさに俺はあの日の初めて見た彼女の笑顔を思い出し思わず見蕩れてしまった。
 そんな俺の惚けも大きく包み込むような優しい声で俺に問い掛ける。

「実はあなたの悩みを解決する良い案があるのですが……聞きますか?」

「なっなんだって!? さすがジョセフィーヌ! 是非聞かせてくれ!」

 思ってもみなかった言葉に驚き、俺は身を乗り出してジョセフィーヌにその案ってのを尋ねた。
 すると何故かジョセフィーヌは俺の驚きようにクスッと笑いながらベランダから見える城下町の方に目を向ける。

「その前に、最近城下町であなたの功績を讃える詩が流行っているのを知っていますか?」

「お、おう……。いや小っ恥ずかしいが、なんかそうらしいな。俺が詩になるなんて思ってもみなかったぜ。んで、それがどうしたってんだ?」

 俺の問いにジョセフィーヌは俺の方に顔を戻して優しく微笑み、そして……俺が思いも寄らなかった案を口にした。

 どうやらジョセフィーヌには俺の悩みなんて全部筒抜けだったようだ。
 ったく、本当にジョセフィーヌには敵わないぜ。


        ◇◆◇


 後日、俺は一人の吟遊詩人を邸宅に呼び寄せた。
 何故かって? それは……。

「すまねぇが、その詩もっとモリモリに盛って広めてくれ」

 俺は吟遊詩人にそう頼んだ。
 俺の詩をもっと盛大に盛って皆がワクワクして聞いてくれる事を望んで。

 別に自己顕示欲の為じゃねぇよ。
 あの時ジョセフィーヌが俺に言ったんだ。

 『繫ぐ命……。私はこの言葉のお陰で胸を張って生きる勇気が持てました。あなたの想いを……命を繫ぎとめてくれる人は必ずどこかに居るはずです。あなたの詩をこの世界に広めましょう』

 あぁ……そうだった。
 俺達の小さい頃の憧れだった『とある騎士の冒険譚』。
 その詩を聞いて俺は人を救う騎士になる為に村を旅立ち今に至る。

 俺なんかでさえ沢山の人を救えた。
 それに俺だっていつまでも若い訳じゃない。
 老いてくりゃ身体も満足に動かなくなるだろうし、若い奴等の足手まといになっちまうかもしれん。
 んじゃ、これからの俺がやらなきゃならねぇ仕事は、この想いを次の命に繫げる事って訳だ。

  『繫ぐ命』……か。

 ははっ! 懐かしい言葉だ。
 ジョセフィーヌはあの夜の事を覚えていてくれたらしい。
 なんかこそばゆいぜ。

 そうさ、俺なんかが全ての声無き者を救おうなんてのが大それた夢だったんだ。
 俺が居なくても俺の詩が俺の想いを何処かの誰かに伝えてくれる。

 ジョセフィーヌが言ってくれた様に、この広い世界に俺の詩を聞いて同じ志を持って旅立ってくれる子がどっかに居てくれるんじゃねぇか?
 そして、俺の短い両手の先でその子達が同じ様にその手を広げてくれてりゃこの想いは世界の果てまでも届く筈さ。
 なんとも気の長い話だが、もしそうなってくれたらこれから先の未来、俺なんかが心配する必要なんて何も無い。

 そうさ、俺の夢は終わらない。
 いや……これから始まる。
 そしてずっと続いていくんだ。

 頼んだぜ、これから現れる若き『声無き者の代弁者』達。
 



 こうして彼の想いを聞き届けた吟遊詩人は西の果ての国『ルシタニア』を旅立って行きました。
 その吟遊詩人に働きによって彼の詩は各地に広まり民の間で長く慕われていく事になります。
 やがて彼と彼の最愛の人の願いは実を結び、彼の詩を聞いた若者達は旅立っていくのでした。

 その胸に彼の意思を宿して……。

 Fin…….









……と、彼と彼女の思惑に一つの誤算があった事を語るのを忘れていました。

それは旅立った吟遊詩人の苦悩と嘆きです。

「各地で聞きしこれだけの彼の偉大なる功績の数々。これ以上どうやって話を盛れば良いというのか……」

 事実は小説より奇なり。
 彼に助けられた人々の語りはその一つ一つの全てが素晴らしき物語。
 吟遊詩人はその生涯に掛けて思い悩んだとのことです。
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