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幼少期
1 実物の推しの破壊力
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「…ず、柚っ!」
「ん…?」
あ、転生したっぽいな…
「良かった!柚!パパは超心配したんだからなっ!階段から落ちたりしてっ」
「うるさいよ、父様」
この隣でわちゃわちゃ言ってるダメ男は悲しくも私の今世の父親だ
階段から落ちて、記憶を取り戻したけど、もうちょっと穏便に済む方法なかったのかね?神さんよ
まぁ、そのおかげといってはなんだけど、記憶の混乱はほとんど無い
記憶がなくても、人格は同じだったしね!
「でも、パパは…!」
「うるさい」
「ううっ、娘が辛辣…」
今世も柚と言う名前だ
紛らわしくなくて丁度いい
今、私は5歳だ
言葉も喋れるし、歩けるし、ある程度自由に動ける年齢
これも神が考慮してくれたんだろう
これは助かる、赤ちゃんから記憶あったら、オムツやら全く動けないやらで、耐えられる自信がなかった
というか、絶対無理だろ。精神的には女子OLがオムツ替えされてる様な状態だぞ?
…うん、想像したら思ったよりシュールだった
「柚、痛いとこないか?軽い打撲ですんだとはいえ、何かあったら大変だからな!」
「ない、大丈夫、というか怪我人の前でそんな大声出さないでよ」
まじ父様うるさい
「わかったよ…何かあったらすぐ言うんだぞ!」
「はいはい…」
父様はほんとに親バカだ
これが我が家の普通だったのだけど、前世の記憶踏まえると可笑しいよな?
と、それは置いといてっ
もしかしなくても、推しに会えるのではっ!
いや、記憶の中ではたしかにいるよ?
ただ、前世と融合してから会ってない!
やばい!やばすぎる!本物に会える!
コンコンッ
「ねえたま…?」
丁度キターーーーーーーー!
「瑠宇!廊下に立ってないで、入って来て!」
ああ!怪我してベッドから起き上がれない幼児の体が恨めしい…
「うんっ!」
現れたのは…
ゲームの姿をそのまま小さくしたような、私の大事な尊い尊い推しでした!
当たり前だよ?でも感動!推しに会えた…!
「ねえたま、おけが、だいじょーぶ?」
「(_.ω.)_:∵グハッ!!」
柚に100000000000000000のダメージ!柚のライフは0になった…いや違う!1000万回復した!
「ね、ねえたま…?」
推しが…!推しが尊い…!
やばいなこれ、正直破壊力舐めてた
推しの幼少期は萌えるって言ってたけど、萌えるどころじゃない、尊死しそう
「ねえたま…やっぱりどこか痛いの…?」
ああああ!瑠宇が涙目にっ
私のバカ!でも涙目の瑠宇も可愛い!
「違う!ちょっと可愛さに悶えてただけで…」
「へーき?」
「うん!へーき!なんならぐるっと一回転しようか?」
4歳児の打撲した体で出来るわけねぇだろ!とかは言ってはいけません
いや、まじで瑠宇の為ならできそう、てかやる、死んでもやってやる
「私は、瑠宇の為ならなんでもできるからっ!」
「ん…?」
あ、転生したっぽいな…
「良かった!柚!パパは超心配したんだからなっ!階段から落ちたりしてっ」
「うるさいよ、父様」
この隣でわちゃわちゃ言ってるダメ男は悲しくも私の今世の父親だ
階段から落ちて、記憶を取り戻したけど、もうちょっと穏便に済む方法なかったのかね?神さんよ
まぁ、そのおかげといってはなんだけど、記憶の混乱はほとんど無い
記憶がなくても、人格は同じだったしね!
「でも、パパは…!」
「うるさい」
「ううっ、娘が辛辣…」
今世も柚と言う名前だ
紛らわしくなくて丁度いい
今、私は5歳だ
言葉も喋れるし、歩けるし、ある程度自由に動ける年齢
これも神が考慮してくれたんだろう
これは助かる、赤ちゃんから記憶あったら、オムツやら全く動けないやらで、耐えられる自信がなかった
というか、絶対無理だろ。精神的には女子OLがオムツ替えされてる様な状態だぞ?
…うん、想像したら思ったよりシュールだった
「柚、痛いとこないか?軽い打撲ですんだとはいえ、何かあったら大変だからな!」
「ない、大丈夫、というか怪我人の前でそんな大声出さないでよ」
まじ父様うるさい
「わかったよ…何かあったらすぐ言うんだぞ!」
「はいはい…」
父様はほんとに親バカだ
これが我が家の普通だったのだけど、前世の記憶踏まえると可笑しいよな?
と、それは置いといてっ
もしかしなくても、推しに会えるのではっ!
いや、記憶の中ではたしかにいるよ?
ただ、前世と融合してから会ってない!
やばい!やばすぎる!本物に会える!
コンコンッ
「ねえたま…?」
丁度キターーーーーーーー!
「瑠宇!廊下に立ってないで、入って来て!」
ああ!怪我してベッドから起き上がれない幼児の体が恨めしい…
「うんっ!」
現れたのは…
ゲームの姿をそのまま小さくしたような、私の大事な尊い尊い推しでした!
当たり前だよ?でも感動!推しに会えた…!
「ねえたま、おけが、だいじょーぶ?」
「(_.ω.)_:∵グハッ!!」
柚に100000000000000000のダメージ!柚のライフは0になった…いや違う!1000万回復した!
「ね、ねえたま…?」
推しが…!推しが尊い…!
やばいなこれ、正直破壊力舐めてた
推しの幼少期は萌えるって言ってたけど、萌えるどころじゃない、尊死しそう
「ねえたま…やっぱりどこか痛いの…?」
ああああ!瑠宇が涙目にっ
私のバカ!でも涙目の瑠宇も可愛い!
「違う!ちょっと可愛さに悶えてただけで…」
「へーき?」
「うん!へーき!なんならぐるっと一回転しようか?」
4歳児の打撲した体で出来るわけねぇだろ!とかは言ってはいけません
いや、まじで瑠宇の為ならできそう、てかやる、死んでもやってやる
「私は、瑠宇の為ならなんでもできるからっ!」
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