ヒロイン?恋愛嫌いなのでご勘弁願います〜結婚なんていやなので男装して家出します〜 旧 転生王女は家出がしたいっ

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幼少期編

久しぶりですね

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更新遅くなって申し訳ないです(><)

水曜日は1番私生活が忙しいので、更新日が水曜日の場合、これからもできない可能性大です

ーーーーーーー

「ありますよ、証拠は」

そういって部屋に入ります

「なっ、誰だ!…お!お前…いや、貴方様は…!」

はぁ、この手は使いたくなかったんですけどね

「やっとお出ましかよ、殿

長様にそう言われ、重い口を開きます

そう、今は髪の色を黒から紫に戻したのです

ちなみに男の格好なので長さは戻してません

これで、「大国の王子」の完成です

そして当然、伯爵も私が誰か分かったのですね

「王子殿下ー…そのー…証拠とはー…一体…」

まだ分かりませんか…

というか、やはり王子と勘違いしてくれましたね

実際、王女なのですが

「証言は僕ですよ」

「はい?」

…まだわかりません?

「僕自身が誘拐されたのですよ、お忍びで観光しに来たのですがね…ここに押し入ったのはアイトと僕の護衛です。」

これは少しだけ本当です

誘拐されたのは私ですし、押し入ったのはアイトです。観光でもなければ、護衛なんて居なくて進んで囮になりましたがね

嘘は事実の中に混ぜるといいんですよ

「貴方言いましたよね?自分の方が高貴だから、自分の方が正しいって。僕と貴方の場合どっちが正しいのでしょう?」

「あ…」

伯爵は既に青ざめてます

ま、許しはしませんが

「ね、どうでしょう、伯爵サマ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、伯爵は罪を認め、炭鉱行きになったそうです

前、奴隷は禁止されていると言いましたが本当は少し違います

正確にはなのです

はっきり言ってしまえば、犯罪者ならいいんですよね

この世界には便利な魔法がありますからね

犯罪者が反省したかどうか見分けるのだって出来るわけです

そこで反省したと分かるまでは…何をされても文句を言えない立場になります

おっと、話が逸れましたね

まぁ、伯爵も反省して、しっかりと賠償金を支払わない限りずっと炭鉱にいるままです

更生する事を願います…あの様子じゃ無理そうですが

で、現状ですが、今、城内です

久しぶりに来ましたね

お父様に呼ばれてきました

何の話でしょう?

「…」

シュッ

「誰ですか」

人影に気配を隠していました

暗殺ですかね

「俺だよ、俺」

そういって現れたのは、なんとアルでした

アルと会うのも本当に久しぶりです

2ヶ月くらいでしょうか?

毎日会ってた頃と比べると、差は歴然ですよね

私がアイトに入り忙しくなったことと、…アルも忙しくなった事が原因です

私が誘拐されたすぐ後から、アルは今までよりもっと何事にも真面目に行う様になったとの事

何がきっかけがあったのでしょうか?

ま、それはともかく

「なんだアルか~、よかった…あっ」

いけない、ついホッとしてアル相手だと素の表情と言葉になってしまう

「えっと…お久しぶりです、アルバート殿下」

…どうしたのでしょう?

さっきまでいつもの不敵な笑みだったのに、急に不機嫌になりました

そしてツカツカと歩いてきて…

ムギー(頬を抓る擬音)

「い、いひゃい」

「なんだその他人行儀は」

う、、でもしょうがないです

「私は王女と言われてますが、実際は公爵令嬢、それに今はアイトの1隊員です、秩序を乱す訳には「それがどうした」…は」

「それがどうした?俺は前のままでいいと言っただろう?だからそれでいいじゃないか」

…出たよ、俺様

「大体、お前は頼らなさすぎなんだ!少しは周りを見ろ!俺にだけでも頼れ、アルといつもの様に呼べ。気持ち悪い敬語もするな」

そういってぺらぺらと喋り出すアル

「ふっ」

「おい、何が可笑しい」

「あははっ、そうでしたね」

そう、アルはこんなんなんだった

変に身構えるような相手じゃない

「そっちだって、また『お前』って言ってくるじゃない、

そういうと、アルもニヤリと笑う

「そう、それでこそ俺のルーだ」

「だれがアルのになった」

そうやって軽口を叩き合う

…本来の自分を忘れていた気がする

気を抜かない事も、警戒するのも必要だけど、家族や…アルにくらいは、弱みを見せたっていいじゃない

私を大切にしてくれる人もいる

「アル、ありがとう」

大切な事を思い出させてくれて

「…あぁ、幼なじみとして当然だからな」

そういってアルも笑う

久しぶりの、平穏な一時でした
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