ヒロイン?恋愛嫌いなのでご勘弁願います〜結婚なんていやなので男装して家出します〜 旧 転生王女は家出がしたいっ

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幼少期編

真剣勝負 後編

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テスト終わった…大変お待たせしました(--;)

結果?…ノーコメントで

ーーーーーー

「ふぅ…ようやく終わりましたか」

モンスターはどうやら何処からかずっと湧いていたらしく、次から次へと来るので、走って逃げる事にしました

この勝負はゴールに行ったら勝ちなので、モンスターの倒した数は関係ありません

こんなので時間をかけて、アルに負けたらたまったもんじゃないですからね!

「あれ?」

いつの間にか景色が変わっています

どうやら、次の森ルートから迷路ルートに来たようです

モンスターが来なくなったのは、そのせいですね

にしても、迷路ルートですか…

「…アル、いつまで隠れてるの」

「バレたか」

そう言うと、アルが物陰から出てきます

「当たり前じゃない、気配バレバレよ…私が気づくの待ってたんでしょ?」

「まぁ、そうだな」

おぉ、アルにしては認めるのが早いです

…絶対なにか裏がある

カツカツカツカツ

スタスタスタスタ

カツカツカツカツ

スタスタスタスタ

「…いや、なんで付いてくるのよっ!」

これじゃ勝負の意味ないでしょう!?

「いや?ルーならすぐ迷路なんで脱出するだろ?だから付いて行ったら楽だと思ってな」

お前は勝負の意味分かってるのかー!

そう思うけどもクックと楽しそうに笑うアルに、口で勝てないのは分かってます

何も言えない自分が悔しい…

「ハハッ、嘘嘘、俺はルーがモンスターを相手してくれてる間に、ここを散策していたからな。脱出ルートはわかってる」

なんか聞き捨てならない事を言われた気がしますが、スルーです

「じゃあ、何故?」

そういうと、アルは急に真面目な顔をして

「たぶん、2人じゃないとできない事があるんだ。着いてきて欲しい」

と、言いました

ーーーーーー

「ねえ、アル」

「なんだ?」

「本当に、ココを通らないといけないの…?」

「あぁ」

アルにそう言われ、私はまた頬が引き攣ったまま前を見る

そこには…

とてつもなく大きな、扉があったのです

しかも、ただの扉じゃありません

とてつもない魔力を通さないと開かない扉です

それも、光と闇の魔力を同時に

私は全属性ですが、今は全くと言っていいほど魔力がありません

アルは扉を開ける魔力はあると思いますが、火属性なのでできません

確かに、1人だと無理です

けれども

「アル、あれをするつもり?あれは練習を重ねないと絶対無理だと思うんだけど」

「するつもりだ。大丈夫、絶対できる」

あれ、とは魔力の混合の事です

本来、別な魔力同時を混ぜるのは難しく、相性が合い尚且つ練習を重ねないとできない代物で、未経験な私達には無理だと思うのです

…確かに、混合できれば光と闇属性な沢山の魔力なので、扉は開くと思いますが

「ほんとにできるの?」

「やってみなきゃわかんないだろ?物は試しだ」

そう言われ、半信半疑で試します

2人で手を繋ぎ、空いてる手で扉を触ます

魔力を均等に混ぜる…魔力を均等に混ぜる…

「カチャッ」

「「!!」」

もしかしたら、とは思いましたが、まさか本当に成功させてしまうとは…

私達が従兄妹で、魔力の質が似て、相性がよかったのか、幼い頃から一緒に過ごしたのがよかったのか…

まぁ、なんであれ、扉は開いたわけです

「ルー、早く来いよ」

「うん」

「「ゴール!」」

「やったね!アル!」

「ああ」

なにかをやり遂げた達成感で思わずはしゃぐ

「おめでとうアル」

「そっちこそ、おめでと、ルー」

そう言って、2人で笑い合う

「…まぁ、勝者は俺だけどな」

「……えっ」

「いや、だって俺の方が先に扉の奥に行ったからな?」

「いや、まぁ、それは、そうなんだけど…」

それでも負けを認めたくなくて、ついごにょごにょと言い訳する

「罰ゲーム、1つ言う事聞く、だったっけか?久しぶりに女物でも着てもらうか」

「え゛っ」

その後、私がまた子供の時と同じドレス(レッツダンス!を見てね!)を着たのは、また別の話です

ーーーーーー

補足

実はレイルアはアイトに入る前に51対49で負けていて、お願いは1回しか聞いてない。

アルの命令権はあと1回残ってる…!


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