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第七章

真っ直ぐな想い⑪

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 蒼空さんの長い指が、下着を履いていない私の下半身へとたどり着き、愛液が溢れ出す蜜口に浅く出し入れされる。

 胸と蜜口への刺激に身体の力が抜けて、蒼空さんの肩に手を置いて、身体を支えるのがやっとだ。

「凛花、膝立ちになってくれないか」

 蒼空さんを跨いだ状態でソファに膝立ちになり、お尻を足から浮かした。視線の先に、バスローブの中から硬く大きなモノが現れる。そこに、どこに用意していたのかゴムをさっと装着した。明るい中で何もかもが鮮明に見えてしまい、目のやり場に困る。

「凛花、腰をゆっくりと下ろしてくれ」
「へ⁉ この体勢で?」
「ああ」

 戸惑っている私をよそに、腰を支えられて蒼空さんの反り勃つモノの上に、ゆっくり導かれる。充分に濡れた蜜口から、ミチミチと膣内なかに挿入っていく。

「ンンンッ」
「ハアッ」

 私だけではなく、蒼空さんの口からも色っぽい吐息が漏れている。

 膣壁を擦られて、奥へ奥へと入っているのが伝わってくる。そのまま、最奥まで隙間なく挿入り、蒼空さんの足の上に私のお尻が乗った。

「深い……」

 子宮口まで届いているモノは、私の膣内を押し広げて隙間なく密着している。
 
「ヤバイ……。凛花動いていい?」

 この体勢で動いたらどうなってしまうのか、未経験の私にはわからない。でも、目の前で何かを堪えている蒼空さんを見ていると、無意識に頷いてしまう。

「しっかり肩に掴まって」

 言われた通りに肩へ掴まると、蒼空さんの両手が私のお尻を支えて動き出したのだ。

 ソファの上で、激しく上下する身体……。

 何度も何度も最奥まで突かれて、私の声とは思えない喘ぎが漏れる。身体全体が少し動くだけでビクビクとして、蒼空さんの息が胸にかかるだけで刺激になるのだ。

「奥からなにかくる……」
「大丈夫、凛花の身体が素直に感じてるだけだ」

 何が何だかわからないまま、突然何かが弾けたような快感と同時に、頭が真っ白になった。私の膣内の蒼空さんのモノも、大きさを増しビクビクとしている。

 そのまま私は蒼空さんに抱きつくように眠りについた――


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