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9.反則技なんて使ってない!
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あれから腰が抜けてしまった俺はヴァルクに支えられ、若干間抜けな格好のまま立てるようになるまで待ってもらった。
立てるようになると、お互いに「じゃあ、また」と言葉を交わしてヴァルクはダンジョンに、俺は薬草採取へと戻った。次会う約束はしていない。だけど、約束をしていなくてもまたここで会えるという妙な確信があるのだ。だぶん、お互いに。
だからそのまま別れた。
そして翌日。昨日はブルーとあおと手分けして薬草を探したが、予想よりも手惑って遅くなってしまったので、今からロベルトに話をしに行く。
ギルドに入るといつものように多くの視線が刺さるが、もう慣れてしまった。
「ローニャさん、おはようございます。ロベルトいます?できれば部屋も貸して欲しいんですけど」
「サクヤさん!おはようございます。ギルド長ならもう少ししたら来ると思うので2階で待たれますか?」
「そうさせてもらっていいですか?」
「はい!ご案内しますね」
案内してくれた所は以前セロとロベルトと話した部屋だ。ローニャさんにお礼を言い、椅子に座って待つ間、暇だな、とぼんやりしていたがほどなくしてロベルトが入って来た。
「おう、お前から来るのは珍しいな。なんかあったか?」
「うん。ちょっと相談があって」
「相談?」
「そう。昨日ヴァルクに会ったんだけど」
「ヴァルク?誰だ?」
あ、そうか。名前はまだ知らなかったよな。
「黒の悪魔って呼ばれてる———」
「おまっ!ダンジョンに行ったのか!?」
「わっ!」
黒の悪魔と口にした途端、ものすごい形相で肩を掴まれ、あまりの勢いに椅子ごと倒れそうになった。幸い倒れはしなかったが、ロベルトは悪びれもせず「どうなんだ!?」と詰め寄ってくる。
謝るとかないわけ!?まったくもう。
「行ってないよ。ヴァルクとは西の森で会ったの!」
「本当か?」
「本当だって」
ようやく納得したのか、ため息をついて肩から手を離した。
ため息つきたいのはこっちだっつーの!
ロベルトが座ったところを見たことがなく、この時も腕を組んで壁に背中を預けた状態で続きを促す。
「で?何を話した?」
木に登れなかったことや、落ちそうになったこと以外はだいたい話した。これまでヴァルクは自分から攻撃したことはなく、全て正当防衛であること、魔物が増えすぎるとスタンピードが起こるということを知らなかったこと、そして魔物を討伐したくれることになったのでスタンピードの心配はないことも。
たからヴァルクは悪人じゃない、どうにかして街に入れるようにできないかとのお願いに、険しい顔で黙って聞いていたロベルトが口を開いた。
「無理だな」
難しいかな、とは思ってたけど即答しなくても。
「....なんで」
「まず第一に信用できん。嘘をついてる可能性もあるしな」
「なっ...!ついてないよ!嘘なんて!」
「根拠は?」
「っ.......」
根拠なんてないよっ、ないけど...嘘ついてるようには見えなかったしっ.....。
「ったく....、次会ったとしても油断するなと言ってあったろ」
「.....でもほんとに良い人なんだもん」
納得いかない!なんで会ったこともないのにそんな敵視するのさ!
ぶう、とむくれるとロベルトが唸った。
「ぐっ......、それは反則だろ......」
「は?」
反則技なんて使ってませんけど?どうした急に。
ロベルトは髪の毛をくしゃくしゃっとかき乱しながら悪態をついている。
なんか俺わかんないうちにやっちゃったのか?
「.......とりあえず、そいつに会わせろ。話はそれからだ」
「え!」
「不満か?」
「いや!全然!」
なんで急に意見を変えたかはわかんないけど、機嫌を損ねて撤回されたらことだ。会えるかどうかはわからないが、早速今日の午後からまたあの場所へ行くことになった。
◇◇◇
「本当にこんなところに来んのかぁ?」
森の中を進みながらロベルトが気だるげに言う。
「だーかーら、来ないかもしれないって言ってるだろ?」
「いや、そうじゃなくてよ....まぁいい」
「?あ、でもロベルトいるから出てこないかも」
「あ゛?どういう意味だ?」
前を歩いていたロベルトが低い声を出して振り向いた眉間には、なぜか皺が刻まれている。
え、なんで怒ってんの?
「昨日は俺1人だったから奥まで行くと危険だって言いに出て来てくれたけど、今日はロベルトがいるからそういう心配はないだろ?」
昨日は俺が奥に行くまで気配を消してたし、なんかないと出て来てくれないんじゃないかな。と思って言ったんだけど.....ちょっと、今度はなんでため息ついてんの。
「お前さぁ.....、どういうつもりで言ってんだ?それ」
「うん?どういうつもりって?」
首を傾げると急に真面目な顔をして近づいてくる。ガラッと変わった雰囲気に気圧されて後ずさると、腕と腰を掴まれ、逆に引き寄せられた。
「ちょっ、なにっ」
近い近い!人にパーソナルスペース広げろって言っといて自分はどうなんだよ!
下半身はほとんどくっついており、離れようと身を捩るがびくともしない。
「俺を信用しすぎじゃないかと言っている」
そう言いながら腕を掴んでいた手を離し、顎を掴まれ、強制的に上を向かされる。金色の瞳が静かに俺を見下ろし、ゆっくりと近づいてきた。
「....でも、俺が本当に嫌がることはしないだろ?」
俺の一言でロベルトがぴたりと止まる。
訓練後の罰則でも、キスをされそうになって殴り飛ばした後は一度もしてこなくなったし、そもそも俺に殴られるほど弱くはないはずだ。抵抗できるように道は残してくれている。尻を触られるのも嫌だったけどね?でも罰則ならまあ納得できるかな、って思ってたし、殴られるより断然マシだ。
「チッ........。生意気」
大きな舌打ちとともに両頬をぐに、と引っ張られた。
「ちょ、いたい!なにすんだよっ」
「無自覚に人を誘惑する口にはお仕置きが必要だろ」
誘惑!?してませんけど!?そんなこと!
「いっ....、そんなこと、してなっ....」
「だろうな。言ったろ、無自覚だって」
えー.....、無自覚で誘惑って...俺がそんな天然人たらしだったらとっくに童貞卒業できてるわっ。嫌味かっ。
うん?待てよ?顔がかっこよければ言動もかっこよく見えちゃうとか?そうだとしたらイケメンマジお得———いや、この状況はお得じゃないか。
それでも痛かったのは最初の方だけで、今は「めちゃくちゃ柔けえな」と言いながらふにふにと優しく摘まれている。絶対遊んでるだろ。
「いい加減離せって」
ロベルトの腕を掴みながら言った直後、空気にピリッとした緊張感が漂った。
......殺気ほどトゲトゲしたものではないが、敵意は感じる。それなのにあまり怖く感じないのはなんでだろう?
ロベルトの方が早く反応し、俺を背に庇うように森の奥を見据える。
そんなに警戒しなくても、多分ヴァルクじゃない?
なんとなくそんな気がしてロベルトの肩越しに森の奥を見ると、姿を現したのはやはりヴァルクだ。
「ヴァルク!」
会えた!と嬉しくなって前へ出ようとするが、ロベルトに手で制されてしまう。
「ロベルト?」
「俺の前に出るなよ」
そう低く呟いた声が心なしか硬い。あからさまな殺気ではないからか、まだ剣の柄には触れていないが、すぐにでも抜ける体勢だ。
そんなに警戒しなくて大丈夫、そう言おうと口を開くと、俺よりも先にヴァルクが声を発した。
立てるようになると、お互いに「じゃあ、また」と言葉を交わしてヴァルクはダンジョンに、俺は薬草採取へと戻った。次会う約束はしていない。だけど、約束をしていなくてもまたここで会えるという妙な確信があるのだ。だぶん、お互いに。
だからそのまま別れた。
そして翌日。昨日はブルーとあおと手分けして薬草を探したが、予想よりも手惑って遅くなってしまったので、今からロベルトに話をしに行く。
ギルドに入るといつものように多くの視線が刺さるが、もう慣れてしまった。
「ローニャさん、おはようございます。ロベルトいます?できれば部屋も貸して欲しいんですけど」
「サクヤさん!おはようございます。ギルド長ならもう少ししたら来ると思うので2階で待たれますか?」
「そうさせてもらっていいですか?」
「はい!ご案内しますね」
案内してくれた所は以前セロとロベルトと話した部屋だ。ローニャさんにお礼を言い、椅子に座って待つ間、暇だな、とぼんやりしていたがほどなくしてロベルトが入って来た。
「おう、お前から来るのは珍しいな。なんかあったか?」
「うん。ちょっと相談があって」
「相談?」
「そう。昨日ヴァルクに会ったんだけど」
「ヴァルク?誰だ?」
あ、そうか。名前はまだ知らなかったよな。
「黒の悪魔って呼ばれてる———」
「おまっ!ダンジョンに行ったのか!?」
「わっ!」
黒の悪魔と口にした途端、ものすごい形相で肩を掴まれ、あまりの勢いに椅子ごと倒れそうになった。幸い倒れはしなかったが、ロベルトは悪びれもせず「どうなんだ!?」と詰め寄ってくる。
謝るとかないわけ!?まったくもう。
「行ってないよ。ヴァルクとは西の森で会ったの!」
「本当か?」
「本当だって」
ようやく納得したのか、ため息をついて肩から手を離した。
ため息つきたいのはこっちだっつーの!
ロベルトが座ったところを見たことがなく、この時も腕を組んで壁に背中を預けた状態で続きを促す。
「で?何を話した?」
木に登れなかったことや、落ちそうになったこと以外はだいたい話した。これまでヴァルクは自分から攻撃したことはなく、全て正当防衛であること、魔物が増えすぎるとスタンピードが起こるということを知らなかったこと、そして魔物を討伐したくれることになったのでスタンピードの心配はないことも。
たからヴァルクは悪人じゃない、どうにかして街に入れるようにできないかとのお願いに、険しい顔で黙って聞いていたロベルトが口を開いた。
「無理だな」
難しいかな、とは思ってたけど即答しなくても。
「....なんで」
「まず第一に信用できん。嘘をついてる可能性もあるしな」
「なっ...!ついてないよ!嘘なんて!」
「根拠は?」
「っ.......」
根拠なんてないよっ、ないけど...嘘ついてるようには見えなかったしっ.....。
「ったく....、次会ったとしても油断するなと言ってあったろ」
「.....でもほんとに良い人なんだもん」
納得いかない!なんで会ったこともないのにそんな敵視するのさ!
ぶう、とむくれるとロベルトが唸った。
「ぐっ......、それは反則だろ......」
「は?」
反則技なんて使ってませんけど?どうした急に。
ロベルトは髪の毛をくしゃくしゃっとかき乱しながら悪態をついている。
なんか俺わかんないうちにやっちゃったのか?
「.......とりあえず、そいつに会わせろ。話はそれからだ」
「え!」
「不満か?」
「いや!全然!」
なんで急に意見を変えたかはわかんないけど、機嫌を損ねて撤回されたらことだ。会えるかどうかはわからないが、早速今日の午後からまたあの場所へ行くことになった。
◇◇◇
「本当にこんなところに来んのかぁ?」
森の中を進みながらロベルトが気だるげに言う。
「だーかーら、来ないかもしれないって言ってるだろ?」
「いや、そうじゃなくてよ....まぁいい」
「?あ、でもロベルトいるから出てこないかも」
「あ゛?どういう意味だ?」
前を歩いていたロベルトが低い声を出して振り向いた眉間には、なぜか皺が刻まれている。
え、なんで怒ってんの?
「昨日は俺1人だったから奥まで行くと危険だって言いに出て来てくれたけど、今日はロベルトがいるからそういう心配はないだろ?」
昨日は俺が奥に行くまで気配を消してたし、なんかないと出て来てくれないんじゃないかな。と思って言ったんだけど.....ちょっと、今度はなんでため息ついてんの。
「お前さぁ.....、どういうつもりで言ってんだ?それ」
「うん?どういうつもりって?」
首を傾げると急に真面目な顔をして近づいてくる。ガラッと変わった雰囲気に気圧されて後ずさると、腕と腰を掴まれ、逆に引き寄せられた。
「ちょっ、なにっ」
近い近い!人にパーソナルスペース広げろって言っといて自分はどうなんだよ!
下半身はほとんどくっついており、離れようと身を捩るがびくともしない。
「俺を信用しすぎじゃないかと言っている」
そう言いながら腕を掴んでいた手を離し、顎を掴まれ、強制的に上を向かされる。金色の瞳が静かに俺を見下ろし、ゆっくりと近づいてきた。
「....でも、俺が本当に嫌がることはしないだろ?」
俺の一言でロベルトがぴたりと止まる。
訓練後の罰則でも、キスをされそうになって殴り飛ばした後は一度もしてこなくなったし、そもそも俺に殴られるほど弱くはないはずだ。抵抗できるように道は残してくれている。尻を触られるのも嫌だったけどね?でも罰則ならまあ納得できるかな、って思ってたし、殴られるより断然マシだ。
「チッ........。生意気」
大きな舌打ちとともに両頬をぐに、と引っ張られた。
「ちょ、いたい!なにすんだよっ」
「無自覚に人を誘惑する口にはお仕置きが必要だろ」
誘惑!?してませんけど!?そんなこと!
「いっ....、そんなこと、してなっ....」
「だろうな。言ったろ、無自覚だって」
えー.....、無自覚で誘惑って...俺がそんな天然人たらしだったらとっくに童貞卒業できてるわっ。嫌味かっ。
うん?待てよ?顔がかっこよければ言動もかっこよく見えちゃうとか?そうだとしたらイケメンマジお得———いや、この状況はお得じゃないか。
それでも痛かったのは最初の方だけで、今は「めちゃくちゃ柔けえな」と言いながらふにふにと優しく摘まれている。絶対遊んでるだろ。
「いい加減離せって」
ロベルトの腕を掴みながら言った直後、空気にピリッとした緊張感が漂った。
......殺気ほどトゲトゲしたものではないが、敵意は感じる。それなのにあまり怖く感じないのはなんでだろう?
ロベルトの方が早く反応し、俺を背に庇うように森の奥を見据える。
そんなに警戒しなくても、多分ヴァルクじゃない?
なんとなくそんな気がしてロベルトの肩越しに森の奥を見ると、姿を現したのはやはりヴァルクだ。
「ヴァルク!」
会えた!と嬉しくなって前へ出ようとするが、ロベルトに手で制されてしまう。
「ロベルト?」
「俺の前に出るなよ」
そう低く呟いた声が心なしか硬い。あからさまな殺気ではないからか、まだ剣の柄には触れていないが、すぐにでも抜ける体勢だ。
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