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一章
4話 写真
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「これは…」
息をのむほどに綺麗だ。
これは初日の出の写真なのだろうか。
日の出をバックに、桜さんと思しき人影が花を片手にポーズをとっている。
写真の端にある緑色に茂っている植物がまたいい味を出している。
どの写真も人間×自然で、とても美しく見入ってしまう。
と、ただその芸術を見ていると最後に自分の後ろ姿が流れてきた。
「…?」
頭の上に純粋な?マークが浮かんだ。
あまりにも場違い、そして現実的な写真。
先ほどまでのキラキラとした世界はどこにもない。
「どう?私の撮ってきた写真は」
俺の手からカメラを取り上げると、元のように首にかけた。
「とても美しかったです」
「そう!美しい!皆すごいねとかしか言わないから」
「はぁ」
気づけば駅についており、なんなら同じ電車に乗っていた。
「桜さんもこっちなんですか?」
「そうですよ。ここからあと5駅くらい」
「意外と近いんですね」
「そうかな」
「それはそうと、何で私の写真を撮っていたんですか?」
「それは教えられないですね」
「なぜ?」
なぜ俺なんかを撮ったのだろうか。
俺が客観的に見たらどのように見えるかはわからないが、イケイケではないと思う。
「そうですね、まぁいつか教えると思いますよ」
いつか、ね。
きっとすぐにどうでもよくなる。
人間とはそういうものだ。
「あ、私この駅だから。また明日」
「ああ。また明日」
そういうと、桜さんは扉が閉まる前に自身の脇からカメラを覗かせた。
しかし、シャッター音はしなかった。
一体何だったのだろうか。
俺は桜さんの降りた4つあとの駅で降り、そのまま寄り道せずに家にかあえった。
「ただいま」
何の声も帰ってこない。
慣れたもんだ。
手洗いうがいを済まし、すぐに自分の部屋に入るとおもむろにパソコンを開いて「写真 美しい」で調べた。
しかし、桜さんが撮っていたような特別美しい写真は出てこなかった。
「はぁ、一体…」
一体何者なんだ。
俺は彼女に少し興味がわいた。
息をのむほどに綺麗だ。
これは初日の出の写真なのだろうか。
日の出をバックに、桜さんと思しき人影が花を片手にポーズをとっている。
写真の端にある緑色に茂っている植物がまたいい味を出している。
どの写真も人間×自然で、とても美しく見入ってしまう。
と、ただその芸術を見ていると最後に自分の後ろ姿が流れてきた。
「…?」
頭の上に純粋な?マークが浮かんだ。
あまりにも場違い、そして現実的な写真。
先ほどまでのキラキラとした世界はどこにもない。
「どう?私の撮ってきた写真は」
俺の手からカメラを取り上げると、元のように首にかけた。
「とても美しかったです」
「そう!美しい!皆すごいねとかしか言わないから」
「はぁ」
気づけば駅についており、なんなら同じ電車に乗っていた。
「桜さんもこっちなんですか?」
「そうですよ。ここからあと5駅くらい」
「意外と近いんですね」
「そうかな」
「それはそうと、何で私の写真を撮っていたんですか?」
「それは教えられないですね」
「なぜ?」
なぜ俺なんかを撮ったのだろうか。
俺が客観的に見たらどのように見えるかはわからないが、イケイケではないと思う。
「そうですね、まぁいつか教えると思いますよ」
いつか、ね。
きっとすぐにどうでもよくなる。
人間とはそういうものだ。
「あ、私この駅だから。また明日」
「ああ。また明日」
そういうと、桜さんは扉が閉まる前に自身の脇からカメラを覗かせた。
しかし、シャッター音はしなかった。
一体何だったのだろうか。
俺は桜さんの降りた4つあとの駅で降り、そのまま寄り道せずに家にかあえった。
「ただいま」
何の声も帰ってこない。
慣れたもんだ。
手洗いうがいを済まし、すぐに自分の部屋に入るとおもむろにパソコンを開いて「写真 美しい」で調べた。
しかし、桜さんが撮っていたような特別美しい写真は出てこなかった。
「はぁ、一体…」
一体何者なんだ。
俺は彼女に少し興味がわいた。
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