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長い話
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これは、この状況は、本気でやばい気がする。リーフは無い知恵を絞って考えた。
しかし、小さいおじさんに会ったあたりの出来事から正直に言うことしか頭に浮かばない。
とにかく、今すぐスカーレットさんに話そう、夜までに。
「スカーレットさーん!スカーレットさーーーーーんっ!!!」
リーフは力の限り叫んだ。日は沈みかけている。
リーフの声を聞きつけた兵士に呼ばれてやって来たスカーレツトは、鉄格子越しにリーフの話を聞いてくれた。
「で、小さいおじさんが現れて・・・、この世界に来て・・・、襲われて・・・」
そこそこ長い話になったのだが、スカーレットは最後まで辛抱強く聞いていた。
しかし全く納得していない。
「他はどうでもいい。が、氷ネズミが、ゲームとかいう遊びの中のモノでしかないとは、どういうことだ?!
わからん!!」
肝心のところが、いくら説明しても分かってもらえない。
「重大なのは、お前が氷ネズミのことを知っていて、その心臓を取ったと言っていたことだ!」
「だ、だから・・・」もうお手上げだった。部屋はすっかり暗くなり、もう一時間もしないうちに夜になるだろう。
「残念だが、時間切れだな。もうすぐ王子が来る。出来ればその前に助けてやりたかったが、仕方がない・・・・」
「あっあきらめないでっ!」思わずCMのようなことを口走るリーフ。
「覚悟するがいい。男が初めてならばなおさらな。」
リーフ的には(女も経験ないんですけどにっ)とツッコミたくなる。
スカーレットは非情にも背中を向けて去っていった・・・。
床にへたり込むリーフ。敷いてある絨毯にも血痕が付いている。
今夜この血を流すのはリーフなのだ。
(こんなことならジャックに養ってもらえばよかった・・・。アーサー王子でも、Hなことはしても殺したりはしなさそうだったのに・・・。)情けない思いが頭をよぎる。
そこにさっきの老兵士が、こっそりやってきた。
手に何か包みを持っている。
「逃がしてはやれんが・・・最後にこれを・・・お食べ・・・」
そう言って、リーフにクッキーのようなお菓子を手渡した。
リーフはよっぽど何か食べさせたくなる顔をしているんだろう。
「ありがとう、おじいさん。」とニッコリ笑って見せる。この世界では優しさが嬉しい。
老兵士は号泣しながら去っていった。
リーフの手には3つのクッキー。
小麦粉をはちみつか何かで練って、ただ焼いただけのクそのッキーは、素朴で美味しいがちょっと物足りなかった。
「ああ、最後にまたお菓子焼きたいなぁ・・・・」
とつぶやいた時。
「マジで?」
後ろからちょっと聞いたことのある声がする!
「あっ」「あああーーーーーつ!」
振り向くと、小さいおじさんが座っていたのだ!
しかし、小さいおじさんに会ったあたりの出来事から正直に言うことしか頭に浮かばない。
とにかく、今すぐスカーレットさんに話そう、夜までに。
「スカーレットさーん!スカーレットさーーーーーんっ!!!」
リーフは力の限り叫んだ。日は沈みかけている。
リーフの声を聞きつけた兵士に呼ばれてやって来たスカーレツトは、鉄格子越しにリーフの話を聞いてくれた。
「で、小さいおじさんが現れて・・・、この世界に来て・・・、襲われて・・・」
そこそこ長い話になったのだが、スカーレットは最後まで辛抱強く聞いていた。
しかし全く納得していない。
「他はどうでもいい。が、氷ネズミが、ゲームとかいう遊びの中のモノでしかないとは、どういうことだ?!
わからん!!」
肝心のところが、いくら説明しても分かってもらえない。
「重大なのは、お前が氷ネズミのことを知っていて、その心臓を取ったと言っていたことだ!」
「だ、だから・・・」もうお手上げだった。部屋はすっかり暗くなり、もう一時間もしないうちに夜になるだろう。
「残念だが、時間切れだな。もうすぐ王子が来る。出来ればその前に助けてやりたかったが、仕方がない・・・・」
「あっあきらめないでっ!」思わずCMのようなことを口走るリーフ。
「覚悟するがいい。男が初めてならばなおさらな。」
リーフ的には(女も経験ないんですけどにっ)とツッコミたくなる。
スカーレットは非情にも背中を向けて去っていった・・・。
床にへたり込むリーフ。敷いてある絨毯にも血痕が付いている。
今夜この血を流すのはリーフなのだ。
(こんなことならジャックに養ってもらえばよかった・・・。アーサー王子でも、Hなことはしても殺したりはしなさそうだったのに・・・。)情けない思いが頭をよぎる。
そこにさっきの老兵士が、こっそりやってきた。
手に何か包みを持っている。
「逃がしてはやれんが・・・最後にこれを・・・お食べ・・・」
そう言って、リーフにクッキーのようなお菓子を手渡した。
リーフはよっぽど何か食べさせたくなる顔をしているんだろう。
「ありがとう、おじいさん。」とニッコリ笑って見せる。この世界では優しさが嬉しい。
老兵士は号泣しながら去っていった。
リーフの手には3つのクッキー。
小麦粉をはちみつか何かで練って、ただ焼いただけのクそのッキーは、素朴で美味しいがちょっと物足りなかった。
「ああ、最後にまたお菓子焼きたいなぁ・・・・」
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「マジで?」
後ろからちょっと聞いたことのある声がする!
「あっ」「あああーーーーーつ!」
振り向くと、小さいおじさんが座っていたのだ!
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