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オーブ編
もう!みんな死んじまえ!
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「は!ははははははははははははは!」
見た目に大きな変化はない。ただのモビルに変わりはない。
「ふひひひひひひ!うっひゃー!!!!!」
これといった特殊能力も増えていない。
「ぶぅっはっはっはっははははーーーー!!!!」
しかし…
「死ね!死ね死ね死ね死ね!もう!みんな!死んじまえ!」
オーブ・シークレット・レア
オーブのシークレット制御態。攻撃力:基本4 防御力:基本5 俊敏性:3
特徴は、シークレットと人間とを行き来できる性質、コントロール能力の高さ、血液から個体を生成する能力、そして、強い意思と本能。
そのため、「感情」が存在し、感情の変化によってスペックが変化する。
「あいつ………なったのか………」
「うひひっふひっはー!!!!!!」
血液を固めて頑丈なドリルを腕から生やす。
狂った形相でロックの元へ走り出す。ロックの強烈なパンチが腹に直撃するが、吐血を無理やり銃弾に変えて自分の口をマシンガン状態にする。
ロックの硬度でも少し傷がつく。そこに無理やりドリルをねじこむ。
ギュイーンと気味の悪い音が聞こえる。
穴がどんどん広がる。ポロポロと岩のかけらが落ちてくる。
ロックの咄嗟の身震いから引き剥がされるが、空中に血液の壁を作り上げ、手を付け、勢いよく戻る。
さっきのくぼみに向かって頭から突っ込む。削れて少し脆くなっている胴体に頭突きで奥へと掘り進めていく。
血液から生成した吸盤を使って振りほどかれないようにして、尚も掘り進める。
頭突きのしすぎで脳がうまく働くなってきても何も考えずに掘り進める。ただ掘るだけ。
「ここまできたらよぉ、ひひ、じゃあ、死んでもらうぜ!!」
中心部から、上に向かって打撃で突き進む。
外から断末魔が聞こえてくる。聞いたこともない誰かの声。そういえば掘り始めてからだいぶ経った。
「ここ、すげぇ脆い。薄い気もする。これはつまりよぉ…ここ掘り終わったら…」
ポロポロと欠片が落ちてきて、隙間から光が漏れる。
「うっしゃぁぁぁぁぁぁ!もぅおまえさぁ!二度とくんじゃねぇぇぇぇぇ!」
頭から脱出後、足にドリルを生成、もう一度穴に向かって、勢いよく急降下。
本当にすごい勢いで体の中心にきれいに筒状の穴があき、地面に辿り着く。その瞬間、周りの壁が横に勢いよく倒れてきた。瓦礫に潰されて、そして疲労によって、シークレット状態からは開放された。
「あ…やばい…血ぃ使いすぎて…怪我やばくて…だめ…だ…」
倒れる前に見た景色は、ビルが崩壊し、火災が起こっている気がした。
救急車が来ていた。
11時ほどに戦い始めたのに、そこは夕焼けだった。
いや、地面が赤かっただけかもしれない。
見た目に大きな変化はない。ただのモビルに変わりはない。
「ふひひひひひひ!うっひゃー!!!!!」
これといった特殊能力も増えていない。
「ぶぅっはっはっはっははははーーーー!!!!」
しかし…
「死ね!死ね死ね死ね死ね!もう!みんな!死んじまえ!」
オーブ・シークレット・レア
オーブのシークレット制御態。攻撃力:基本4 防御力:基本5 俊敏性:3
特徴は、シークレットと人間とを行き来できる性質、コントロール能力の高さ、血液から個体を生成する能力、そして、強い意思と本能。
そのため、「感情」が存在し、感情の変化によってスペックが変化する。
「あいつ………なったのか………」
「うひひっふひっはー!!!!!!」
血液を固めて頑丈なドリルを腕から生やす。
狂った形相でロックの元へ走り出す。ロックの強烈なパンチが腹に直撃するが、吐血を無理やり銃弾に変えて自分の口をマシンガン状態にする。
ロックの硬度でも少し傷がつく。そこに無理やりドリルをねじこむ。
ギュイーンと気味の悪い音が聞こえる。
穴がどんどん広がる。ポロポロと岩のかけらが落ちてくる。
ロックの咄嗟の身震いから引き剥がされるが、空中に血液の壁を作り上げ、手を付け、勢いよく戻る。
さっきのくぼみに向かって頭から突っ込む。削れて少し脆くなっている胴体に頭突きで奥へと掘り進めていく。
血液から生成した吸盤を使って振りほどかれないようにして、尚も掘り進める。
頭突きのしすぎで脳がうまく働くなってきても何も考えずに掘り進める。ただ掘るだけ。
「ここまできたらよぉ、ひひ、じゃあ、死んでもらうぜ!!」
中心部から、上に向かって打撃で突き進む。
外から断末魔が聞こえてくる。聞いたこともない誰かの声。そういえば掘り始めてからだいぶ経った。
「ここ、すげぇ脆い。薄い気もする。これはつまりよぉ…ここ掘り終わったら…」
ポロポロと欠片が落ちてきて、隙間から光が漏れる。
「うっしゃぁぁぁぁぁぁ!もぅおまえさぁ!二度とくんじゃねぇぇぇぇぇ!」
頭から脱出後、足にドリルを生成、もう一度穴に向かって、勢いよく急降下。
本当にすごい勢いで体の中心にきれいに筒状の穴があき、地面に辿り着く。その瞬間、周りの壁が横に勢いよく倒れてきた。瓦礫に潰されて、そして疲労によって、シークレット状態からは開放された。
「あ…やばい…血ぃ使いすぎて…怪我やばくて…だめ…だ…」
倒れる前に見た景色は、ビルが崩壊し、火災が起こっている気がした。
救急車が来ていた。
11時ほどに戦い始めたのに、そこは夕焼けだった。
いや、地面が赤かっただけかもしれない。
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