俺の職業は魔法使いだが魔法使いになる気はない!!!

NATUHI

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 さて、『マオはぜんせのきおくをてにいれた』な俺様。近所に住む最近子分にしたガキが未来の勇者なんて笑えない冗談のような事実を知ったわけだが・・・・・。俺の野望のためにはある程度の平和は必要だ。まぁ、俺の周り限定でもいいけどな。世界なんて知らん!俺は俺の生きたいように生きる!!前世のよくわからん悲哀に満ちてる人生は二度とはごめんだが、参考にはしよう。同じ轍は踏まんのだ!さすが俺!賢い!
「というわけで。お前たちスライムしばきに行くぞ!」
未来の勇者+2を連れて俺様が意気揚々と歩き出そうとすると。
「えっ・・・というわけでって意味わかんないんだけど・・・・・」
戸惑う勇者(予定)を無視して歩き出す。お前にはサクっと世界を救う使命があるのだ。兄貴分として協力してやろうなんて、超優しいぞ俺様!
「つべこべ言わずついて来い!俺の輝かしい未来と、お前たちの将来のためだ」
「いやいや、待ってマ・・・じゃないや、アニキ。スライムって魔物だろ?城下に出たらやばいよ」
こいつ今子分の癖に俺の名を呼びそうになったな。後で教育的指導をせねば!
「うん。子供だけで城下にでたら叱られるよ?門番にも見つかるだろうし・・・」
子分その2とその3までも俺に逆らうとは・・・・。
「何のために早朝集合したと思ってんだ。出入りの激しい朝は門兵たちの目は門近くにしかないわ!よって抜け道を使う」
「「「ええーー」」」
「つべこべ言うんじゃねぇ!スライムの前にお前らしばくぞ!」


 横暴だなんだと騒ぐ子分たちを引き連れてきたのは、門からは見えずらい位置にあるこれまたいい感じある抜け穴だ。なぜかここから魔物が入ってくることはない不思議スポット!ま、前世のオレの記憶にあっただけで今まで俺も知らなかったけどな。
「ここにこんな抜け穴あったっけ??」
不思議そうの抜け穴を見ながら話す、子分のその2ことケント。何を隠そうこの穴があるのはケントの家にほど近い場所だからな。不思議に思うのも仕方ねぇ。
 ちなみに勇者(予定)の名はユウキ。子分その3の名はセイだ。子分その1その2その3で呼んでいたら猛抗議の末覚えさせられた。俺はアニキだぞ!仕方がないから覚えてやる心優しい俺様を敬え!!
「アニキ、ほんとに行くの?」
アニキ呼びにはあまり抵抗しなかったユウキだが、スライムしばきは乗り気ではねぇようだ。
 しか~し!俺は初志貫徹、有言実行の男!!
「スライムしばきなぞ、クソババから受ける仕打ちに比べればなんてことねぇはずだ!」
「それ・・・アニキだけだと思うよ。ボク」
な・ん・だ・ど!?世間様一般家庭では肉体言語によるコミュニケーションはとらねぇだ・・・とっ!!!!!
「うん。アニキのうちが・・・ちょっと・・・・いや・・・かなり?変わってるというか・・・・おかしいというか?・・・・・・うん。兵士さん曰くバイオレンス?らしい・・・よ?」
 俺から目を逸らしつつ気づかわしげに言葉を選んだ風にえぐってくるとは・・・やるな!セイ。・・・・・・じゃなくて、うちのクソババァがやっぱ変なのか。薄々知ってたけどな!!
 スライムアタックされてもピンピンしてるこの俺様の繊細ボディに容赦のない一撃をくらわすからな、うちのクソババアは。一般的なお子様だと即死もんぞ?
 だが、オレの記憶ではケント&セイはともかく未来の勇者なユウキなら問題ねぇ・・・はずだ!
 王様にかわってレベル1出発をしねぇでいいように鍛えてやろうだなんて、心優しい俺の考えに間違いはないはずだ!おまけ2人も何とかなるだろ。職業認定、村人とかじゃなくて剣士と僧侶らしーし。
 俺なんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・魔の法を使う者らしいのによ。一番あってはならん職業に認定されてるとか・・・・ぜってー転職してやる!!

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感想 1

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みんなの感想(1件)

南柱骨太
2018.07.05 南柱骨太

何だコレ! 何だコレ!! 何だコレ!!!(笑)

おっと失礼しました、連載開始おめでとうございます。
ミョーな世界設定、散りばめられたお笑いファクター、強気なガキ大将。
まー確かに初心者を冒険に追い出すとか、死にに行かせるようなモンでスな(苦笑)。
これからの展開とお笑いを楽しみに、クソガキどもの成長(笑)を期待しております。

更新を楽しみにしていますね!

解除

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