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第三章 原作崩壊
第111話 我が名はマオー
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「ほほう。わらわがお主らのパーティーに参加じゃと?」
「うん。それでレベル上げて邪神を倒しちゃうつもりだよ」
王城から名もなき島に帰ってきてパナケイアさんに事情を話す。
「ふむ。じゃが、その様なことが可能なのかの? わらわの数十倍の魔力を持つ本体が、ほぼすべての力を使い、なんとか封印しておる邪神じゃぞ?」
現段階で、パナケイアさんより、俺とリズは軽く数百倍近くステータスが上なんだよね……。
だから邪神にも特効の勇者になったパナケイアさんのレベルを上げ、神剣を探しだせばいけると思う。
超越者のお陰でだけど、パーティーになれば、経験値が100でレベルは1上がる。パナケイアさんもおそらく同じはずだ。
例外は、超人族となった俺とリズは1000でひとつしか上がらないんだよな……。
それにすぐにファラとカイラさんも続いて同じになるはずだし。
「うん。そのためにはレベルを上げるのは当然だけど、神剣も探しながらになる」
なので、今日から数日は名もなき島の魔物で、レベル上げをしてから神剣を探しをするつもりだ。
アンジーが前に言っていた、カサブランカの王城にある禁書庫の閲覧も王様に頼んである。
ヒントでも見つかればいいんだけどね。
「ふむ。可能であるなら、是非もないのじゃ。よかろう、お主たちのパーティーに入ろうぞ」
「ありがとう」
「……パナケイアちゃんも仲間になりましたのよね?」
ん? リズ? 目のハイライトが消えてるよ? それに何で仲間を強調してるのかな?
最近も見た記憶があるんだけど、これはアンジーやキャルと同じで、婚約者になるのって疑ってる?
「うん。仲間だよ。婚約者じゃないから安心してね」
リズを抱き寄せ、頭を撫でておく。
「ふあぁ。そ、そのようなこと、わ、わかっておりますわ」
見上げてくるリズ目にハイライトが戻った。やっぱりそう思っていたんだね。
って、いやいや、そこでパナケイアさんは頭をこっちに差し出して来ちゃ駄目だから……。
「じゃ、邪神を倒すためには勇者が必須だって言っただろ?」
幸いリズにはその光景は目に入っていない。が、パナケイアさんは、さらに近づいてくる。
「ええ。あのものをどうやって邪神の前に引きずり出すか考えていましたものね」
これはピンチじゃないのか……あと少しでパナケイアさんの頭がリズの背中にくっつきそうだ。
「そ、そうそう。だけど、パナケイアさんが勇者になってくれたお陰で、その心配も無くなるでしょ?」
くっ! こうなったら撫でておくしかないよね!
あと十数センチで接触。と言うところで、右手でリズを。左手でパナケイアさんの頭を撫でてやる。
そこでパナケイアさんの歩みが止まってくれた。
へにゃりと気持ち良さそうな顔をしてる。頭を撫でるの気に入ってくれるのは別にいいんだけど、ちょっとまずいからあとで話しておこう。
現段階でパナケイアさんと戦ったら、リズなら舐めプで一方的に勝てる。
おそらくファラとカイラさんでもそうだ。キャルも、先日のレベルアップで、苦戦せずに勝てるだろう。
今いい勝負ができるのはアンジーくらいだろうか……。うん。強すぎだよね。魔王と比べてだけど……。
でも仲間になったなら、みんなと仲良くして欲しいし、そのあたりのことはちゃんと話しておかなきゃな。
「だからパーティーになってもらったら、リズならわかるでしょ?」
「そうですわね。地下で寝ていらっしゃる本体のパナケイアさんを助けられますものね」
リズ、大人のパナケイア『さん』、目の前のパナケイア『ちゃん』で使い分けるんだ……。
どちらも一緒なんだけどね。でも言うとおり、アーシュだったら、思ったように動いてくれない不安があった。
だから勇者の称号がパナケイアさんに移ったのは本当にラッキーだ。
闇落ちしかけたリズとパナケイアさんのナデナデを終え、名もなき島の魔物でレベル上げを開始した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「今日はここまでかな。もう魔物も見当たらないしね」
予想通り、ファラとカイラさんが超人族となりましたの、キャルとアンジーはもう少し。
予想外にパナケイアさん改め、マオーのステータスの上がり方がハンパなかった。
「マオーちゃん凄いですの! ツヨツヨですわ!」
「参ったわね。完全にわたくしたちの強さを超えてるわ」
レベルが1上がるだけでも伸びが俺たちとまったく違った。
あー、勇者補正か。だからアーシュはレベル以上に強さも耐久力もあったんだな。
「ぬははは! すでに本体の力をゆうに超しておるのじゃ! ならばもうパナケイア本体とは別人! お主ら! わらわのことはマオーと呼ぶがよいぞ!」
と、言うわけで、ステータスの名前もマオーに変わっていたからそう呼ぶことになった。
しかし、俺よりステータスが上になるとは……勇者、マオーに移ってくれてよかったよ。
で、王城に帰ってきたんだけど、なんだか煙臭く、城内があわただしい。
なにかあったのか? まさか……また勇者を取り返しに来たとか?
「みんな。なにか騒ぎが起こってるみたいだ。王様のところに急ごう!」
「うん。それでレベル上げて邪神を倒しちゃうつもりだよ」
王城から名もなき島に帰ってきてパナケイアさんに事情を話す。
「ふむ。じゃが、その様なことが可能なのかの? わらわの数十倍の魔力を持つ本体が、ほぼすべての力を使い、なんとか封印しておる邪神じゃぞ?」
現段階で、パナケイアさんより、俺とリズは軽く数百倍近くステータスが上なんだよね……。
だから邪神にも特効の勇者になったパナケイアさんのレベルを上げ、神剣を探しだせばいけると思う。
超越者のお陰でだけど、パーティーになれば、経験値が100でレベルは1上がる。パナケイアさんもおそらく同じはずだ。
例外は、超人族となった俺とリズは1000でひとつしか上がらないんだよな……。
それにすぐにファラとカイラさんも続いて同じになるはずだし。
「うん。そのためにはレベルを上げるのは当然だけど、神剣も探しながらになる」
なので、今日から数日は名もなき島の魔物で、レベル上げをしてから神剣を探しをするつもりだ。
アンジーが前に言っていた、カサブランカの王城にある禁書庫の閲覧も王様に頼んである。
ヒントでも見つかればいいんだけどね。
「ふむ。可能であるなら、是非もないのじゃ。よかろう、お主たちのパーティーに入ろうぞ」
「ありがとう」
「……パナケイアちゃんも仲間になりましたのよね?」
ん? リズ? 目のハイライトが消えてるよ? それに何で仲間を強調してるのかな?
最近も見た記憶があるんだけど、これはアンジーやキャルと同じで、婚約者になるのって疑ってる?
「うん。仲間だよ。婚約者じゃないから安心してね」
リズを抱き寄せ、頭を撫でておく。
「ふあぁ。そ、そのようなこと、わ、わかっておりますわ」
見上げてくるリズ目にハイライトが戻った。やっぱりそう思っていたんだね。
って、いやいや、そこでパナケイアさんは頭をこっちに差し出して来ちゃ駄目だから……。
「じゃ、邪神を倒すためには勇者が必須だって言っただろ?」
幸いリズにはその光景は目に入っていない。が、パナケイアさんは、さらに近づいてくる。
「ええ。あのものをどうやって邪神の前に引きずり出すか考えていましたものね」
これはピンチじゃないのか……あと少しでパナケイアさんの頭がリズの背中にくっつきそうだ。
「そ、そうそう。だけど、パナケイアさんが勇者になってくれたお陰で、その心配も無くなるでしょ?」
くっ! こうなったら撫でておくしかないよね!
あと十数センチで接触。と言うところで、右手でリズを。左手でパナケイアさんの頭を撫でてやる。
そこでパナケイアさんの歩みが止まってくれた。
へにゃりと気持ち良さそうな顔をしてる。頭を撫でるの気に入ってくれるのは別にいいんだけど、ちょっとまずいからあとで話しておこう。
現段階でパナケイアさんと戦ったら、リズなら舐めプで一方的に勝てる。
おそらくファラとカイラさんでもそうだ。キャルも、先日のレベルアップで、苦戦せずに勝てるだろう。
今いい勝負ができるのはアンジーくらいだろうか……。うん。強すぎだよね。魔王と比べてだけど……。
でも仲間になったなら、みんなと仲良くして欲しいし、そのあたりのことはちゃんと話しておかなきゃな。
「だからパーティーになってもらったら、リズならわかるでしょ?」
「そうですわね。地下で寝ていらっしゃる本体のパナケイアさんを助けられますものね」
リズ、大人のパナケイア『さん』、目の前のパナケイア『ちゃん』で使い分けるんだ……。
どちらも一緒なんだけどね。でも言うとおり、アーシュだったら、思ったように動いてくれない不安があった。
だから勇者の称号がパナケイアさんに移ったのは本当にラッキーだ。
闇落ちしかけたリズとパナケイアさんのナデナデを終え、名もなき島の魔物でレベル上げを開始した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「今日はここまでかな。もう魔物も見当たらないしね」
予想通り、ファラとカイラさんが超人族となりましたの、キャルとアンジーはもう少し。
予想外にパナケイアさん改め、マオーのステータスの上がり方がハンパなかった。
「マオーちゃん凄いですの! ツヨツヨですわ!」
「参ったわね。完全にわたくしたちの強さを超えてるわ」
レベルが1上がるだけでも伸びが俺たちとまったく違った。
あー、勇者補正か。だからアーシュはレベル以上に強さも耐久力もあったんだな。
「ぬははは! すでに本体の力をゆうに超しておるのじゃ! ならばもうパナケイア本体とは別人! お主ら! わらわのことはマオーと呼ぶがよいぞ!」
と、言うわけで、ステータスの名前もマオーに変わっていたからそう呼ぶことになった。
しかし、俺よりステータスが上になるとは……勇者、マオーに移ってくれてよかったよ。
で、王城に帰ってきたんだけど、なんだか煙臭く、城内があわただしい。
なにかあったのか? まさか……また勇者を取り返しに来たとか?
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