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第一章
第43話 ボアの襲来
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「デケえな! 木を吹き飛ばして出てきたぞ! うっし、一番乗りぃぃー!?」
「撃て!」
飛び出そうとしたんだが、横から聞こえた号令の後、公爵様の兵士達が魔法と矢を撃ち出した。
先頭を走るボアにほぼ全ての魔法と矢が命中し、火や石の魔法は弾け飛び、矢は何事もなかったかのように跳ね返され地面に落ちていく。
あの中に飛び込むのは俺がやられちまうぞ……やべえな、ってか全然効いてねえように見えるし、速度も遅くならねえ。
森を出たデカいボア達は、街道にまで続く広い草原をドドドと土煙を上げ、一番前のデカい奴が魔法も矢も全て顔に受けながら傷も負う事なく一列で突き進んで来る。
(ねえねえ、あんなの全然効いてないね~、止めないと踏み潰されるよ?)
「くそ、一番前の奴を転がすぞ! しっ!」
雨あられのように降り注ぐ中、俺は膝を曲げ姿勢を低くして――って、おい!
ドン! と地面を爆発させるように蹴り、加速して飛び出した俺の横をアンラ
も一緒に飛び出している。
「潰れっぞクローセ!」
そう、なんとクローセも同じように飛び出していた。
(くははは! お肉いただくよー!)
横で手をぐるぐる振り回しながらついてくるアンラを横目に、俺はさらに身をかがめクローセの腹に手を入れ掬い上げるように持ち上げ――だがスルリと交わして。
「おい! クローセ避けんな! 怪我すんぞ!」
「シャー!」
(ケント、クローセは大丈夫だよ~、エンペラーキャットはボアの天敵だもん。それより一番前の奴を最初に後ろへぶっ飛ばすよー、合わせてね!)
「そうなんか! 分かんねえが任せろ! うおりゃぁぁぁぁー!」
アンラは俺の真横に来て、爪を出すんだと思ったが、ぐぐっと拳を握りしめ、合わせろと言う。
俺もクロセルを左手に持ち変えて『ぶっ飛べー!』の声に合わせ、馬車の二倍くらいある一番デカいボアの鼻先を右手でおもいっきり殴る。
ドゴン!
「プギャ!」
巨体が一瞬止まるがさすがに重い、押されそうになる――が、踏ん張って負けねえように腕を振り抜く!
「おらっ!」
俺達は拳を振り抜いたまま、左右に分かれ次のボアに向かうつもりが――っ!
森に向かって叩き飛ばされたボアは、後ろについてきていた半分ほどのボアを薙ぎ倒しながら森近くまで吹っ飛んだ。
それを見た激突を逃れたボア達も、驚いたのか地面を足でえぐりながら止まった。
「よし! 突進が止まった! アンラ! 半分任せた!」
(な~に言ってんの、ここからはクローセがやっちゃうわよ? ほら)
「え?」
足元を見ると、ムクムクとデカくなっていくクローセ。
「おまっ!」
すぐに俺の身長を抜き、さらに馬車の大きさにまで大きくなったクローセは、音もなく走り出し、転がっていないボアに向かって飛びかかった。
「フゥーニャッ!」
普通の大きさのボアと変わらない大きさになったクローセ、それを見た五匹いる内の三匹は動く間もなく、上に伸び上がり、二本足の状態から下に向かって振下ろされたクローセの前足でパンッ! パパンッと一撃ずつ入れられた。
「すげえな……ってかアンラ! 俺らも手前の奴らにトドメだ!」
(あ~い。血抜きしやすいように首を切っておけば良いよね~、デカい子は任せるよん)
俺は力が抜けそうになるのを我慢して、ぷるぷると震えながらも立ち上がり、フラフラしてる一番デカいボアの下にもぐり込んで、真下から頭に向かってクロセルを突き上げた。
喉の柔らかい部分にズブブと刺さりこんで、そのまま首の下を横に抜けるように移動しながら、振り下ろすようにクロセルを強く握り直して切り裂いた。
ブシャッと血を撒き散らした奴は放っておき、倒れてまだ起き上がっていないボアに向かうが、アンラによって首筋を切り裂かれた後だった。
クローセの方もちょうど終わったようで、最後に倒した奴の首を咥えてこちらに向かって帰ってきた。
「お前デカくなれたんだな、それに強いじゃねえかよ」
「んにゃ」
と返事をしながらドスンと俺の前にボアを下ろすとスルスルと元の大きさに戻って足元にすり寄ってきた。
そういや村の時も、たまに角ウサギとか持って帰ってきてたな……。
俺はしゃがみこみ、クローセをねぎらうつもりで撫でて、一応気配を探ってみる。
なんだ? クロセル、こいつらが来た方向なんだがよ、人がいねえか?
『はい。そのようですね……それに、こちらに向かっているようです』
「おい、勝手な行動は全体の危険を呼ぶ行為だ、今回は上手く退けられたが気を付ける事だな、それにその姿はなんだ?」
俺達が森の奥を見ながら話をしていると、兵士の一人、隊長と一緒にいた兄ちゃんが話しかけてきた。
「兵士の兄ちゃんよ、まだ終わってねえみたいだぞ、ボアが来た方向に人がいてこっちに向かってる……それも五十人はいそうだ」
俺はクローセを持ち上げながら立ち上がり、クロセルにボアを収納してもらう。
「なっ、ボアが消えた……小僧は収納が使えるのか? ……おい! 聞いてるのか! さっきの質問にも答えんか!」
「兄ちゃんも聞いてんのか? ボアが来た方向から人が五十人ほど来るって言ってんのに、知らせに行くぞ」
「何? そんな事はあるはずがない! 夜の森など魔物の巣窟と言って過言ではない、そこに五十人もの人がいれば、魔物が集まってきてもおかしくない、って、待て!」
なんだか語りだしたが俺は夜営地に戻るため、さっさと歩き始めた。
(ふ~ん、その人達がボアをこっちに追いたてたのかな? 最初にぶっ飛ばした子は明らかに大きさが違ったし、何かおかしいのよね)
アンラは俺の横を歩き、クローセの顎に手をやってコショコショと撫でてそんな事を言う。
「そうなんか? そういや馬車の二倍くらいあったよな?」
『レッドボアなのですが、あの一匹以外は大きさもその通り、ですがあの大きさはキングボアかも知れません、レッドボアの上位種、このような浅いところにいる魔物では無いのですが……』
「撃て!」
飛び出そうとしたんだが、横から聞こえた号令の後、公爵様の兵士達が魔法と矢を撃ち出した。
先頭を走るボアにほぼ全ての魔法と矢が命中し、火や石の魔法は弾け飛び、矢は何事もなかったかのように跳ね返され地面に落ちていく。
あの中に飛び込むのは俺がやられちまうぞ……やべえな、ってか全然効いてねえように見えるし、速度も遅くならねえ。
森を出たデカいボア達は、街道にまで続く広い草原をドドドと土煙を上げ、一番前のデカい奴が魔法も矢も全て顔に受けながら傷も負う事なく一列で突き進んで来る。
(ねえねえ、あんなの全然効いてないね~、止めないと踏み潰されるよ?)
「くそ、一番前の奴を転がすぞ! しっ!」
雨あられのように降り注ぐ中、俺は膝を曲げ姿勢を低くして――って、おい!
ドン! と地面を爆発させるように蹴り、加速して飛び出した俺の横をアンラ
も一緒に飛び出している。
「潰れっぞクローセ!」
そう、なんとクローセも同じように飛び出していた。
(くははは! お肉いただくよー!)
横で手をぐるぐる振り回しながらついてくるアンラを横目に、俺はさらに身をかがめクローセの腹に手を入れ掬い上げるように持ち上げ――だがスルリと交わして。
「おい! クローセ避けんな! 怪我すんぞ!」
「シャー!」
(ケント、クローセは大丈夫だよ~、エンペラーキャットはボアの天敵だもん。それより一番前の奴を最初に後ろへぶっ飛ばすよー、合わせてね!)
「そうなんか! 分かんねえが任せろ! うおりゃぁぁぁぁー!」
アンラは俺の真横に来て、爪を出すんだと思ったが、ぐぐっと拳を握りしめ、合わせろと言う。
俺もクロセルを左手に持ち変えて『ぶっ飛べー!』の声に合わせ、馬車の二倍くらいある一番デカいボアの鼻先を右手でおもいっきり殴る。
ドゴン!
「プギャ!」
巨体が一瞬止まるがさすがに重い、押されそうになる――が、踏ん張って負けねえように腕を振り抜く!
「おらっ!」
俺達は拳を振り抜いたまま、左右に分かれ次のボアに向かうつもりが――っ!
森に向かって叩き飛ばされたボアは、後ろについてきていた半分ほどのボアを薙ぎ倒しながら森近くまで吹っ飛んだ。
それを見た激突を逃れたボア達も、驚いたのか地面を足でえぐりながら止まった。
「よし! 突進が止まった! アンラ! 半分任せた!」
(な~に言ってんの、ここからはクローセがやっちゃうわよ? ほら)
「え?」
足元を見ると、ムクムクとデカくなっていくクローセ。
「おまっ!」
すぐに俺の身長を抜き、さらに馬車の大きさにまで大きくなったクローセは、音もなく走り出し、転がっていないボアに向かって飛びかかった。
「フゥーニャッ!」
普通の大きさのボアと変わらない大きさになったクローセ、それを見た五匹いる内の三匹は動く間もなく、上に伸び上がり、二本足の状態から下に向かって振下ろされたクローセの前足でパンッ! パパンッと一撃ずつ入れられた。
「すげえな……ってかアンラ! 俺らも手前の奴らにトドメだ!」
(あ~い。血抜きしやすいように首を切っておけば良いよね~、デカい子は任せるよん)
俺は力が抜けそうになるのを我慢して、ぷるぷると震えながらも立ち上がり、フラフラしてる一番デカいボアの下にもぐり込んで、真下から頭に向かってクロセルを突き上げた。
喉の柔らかい部分にズブブと刺さりこんで、そのまま首の下を横に抜けるように移動しながら、振り下ろすようにクロセルを強く握り直して切り裂いた。
ブシャッと血を撒き散らした奴は放っておき、倒れてまだ起き上がっていないボアに向かうが、アンラによって首筋を切り裂かれた後だった。
クローセの方もちょうど終わったようで、最後に倒した奴の首を咥えてこちらに向かって帰ってきた。
「お前デカくなれたんだな、それに強いじゃねえかよ」
「んにゃ」
と返事をしながらドスンと俺の前にボアを下ろすとスルスルと元の大きさに戻って足元にすり寄ってきた。
そういや村の時も、たまに角ウサギとか持って帰ってきてたな……。
俺はしゃがみこみ、クローセをねぎらうつもりで撫でて、一応気配を探ってみる。
なんだ? クロセル、こいつらが来た方向なんだがよ、人がいねえか?
『はい。そのようですね……それに、こちらに向かっているようです』
「おい、勝手な行動は全体の危険を呼ぶ行為だ、今回は上手く退けられたが気を付ける事だな、それにその姿はなんだ?」
俺達が森の奥を見ながら話をしていると、兵士の一人、隊長と一緒にいた兄ちゃんが話しかけてきた。
「兵士の兄ちゃんよ、まだ終わってねえみたいだぞ、ボアが来た方向に人がいてこっちに向かってる……それも五十人はいそうだ」
俺はクローセを持ち上げながら立ち上がり、クロセルにボアを収納してもらう。
「なっ、ボアが消えた……小僧は収納が使えるのか? ……おい! 聞いてるのか! さっきの質問にも答えんか!」
「兄ちゃんも聞いてんのか? ボアが来た方向から人が五十人ほど来るって言ってんのに、知らせに行くぞ」
「何? そんな事はあるはずがない! 夜の森など魔物の巣窟と言って過言ではない、そこに五十人もの人がいれば、魔物が集まってきてもおかしくない、って、待て!」
なんだか語りだしたが俺は夜営地に戻るため、さっさと歩き始めた。
(ふ~ん、その人達がボアをこっちに追いたてたのかな? 最初にぶっ飛ばした子は明らかに大きさが違ったし、何かおかしいのよね)
アンラは俺の横を歩き、クローセの顎に手をやってコショコショと撫でてそんな事を言う。
「そうなんか? そういや馬車の二倍くらいあったよな?」
『レッドボアなのですが、あの一匹以外は大きさもその通り、ですがあの大きさはキングボアかも知れません、レッドボアの上位種、このような浅いところにいる魔物では無いのですが……』
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