3 / 210
第1章
第1話
しおりを挟む
目がさめると、また知らない所にいた。ただ今回はどこかの部屋で寝ているようだった。
起きたと同時に、蓮は自分の体に違和感を覚えた。うまく起き上がる事が出来なかったのだ。
どうなってるんだ?と思っていると部屋の扉が開き、1人の獣の耳を持ったメイドが入ってきた。
(うわぁぁぁああケモミミきたー!!)
蓮は、異世界初のリアル獣人メイドに思わず見入ってしまった。
「おはようございます、レイ様。お目覚めになられたのですね。奥様をお呼びしてまいりますね。」
そう言うと、蓮を残してメイドは出て行った。
ふと先程の疑問に思ったことを思い出し自分の手を見てみると、転生前より遥かに小さな手をしていた。
(いや、転生するとは聞いてたけど子供からパターンか…。まぁ今更気にしても仕方ないか。それにしても奥様ってどんな人なんだろ。)
などと思っていると、再び扉が開き綺麗な桜色のロングヘアを持ったスタイルのいい美人が部屋に入ってきた。
「あら、レイ目が覚めた?よく寝たね~。」
母親と思わしき女性は急ぎ足で、蓮のもとへと嬉しそうにやってきた。
(母さん若いなぁ。ん~っていうか乳でか!!なんだこれ叶○妹よりデカイんじゃねぇか?!)
女性は蓮の視線に気付くと、クスリと笑った。
「どうしたのそんなに見つめて。お腹空いちゃったのかな?なら久し振りにあれでも…」
そう言うと女性は着ていた服のボタンを外し始めた。
(こ、これはまさかっ!ま、待って俺見た目は子供でも中身と頭脳はわりと大人だから!精神年齢的にちょっとキツイです!ていうかそれって赤ちゃんにするやつじゃないの?!この人親バカか?!)
慌てる蓮に気付く事なく、女性はあっという間に上半身のシャツを片方だけはだけさせ下着をずらした。そこにはとても立派なお胸が健在しており、思わずこの人には乳神の加護Lv.Maxでもあるのかと思ったほどだ。
「はーいレイちゃん、久しぶりのミルクのお時間ですよ~。」
そう言いながら女性は蓮を抱きかかえ、自分の胸へと近づけていった。
(わぁ子供産んでるのに綺麗なちく…ってそうじゃねぇ!母上やめて!マザーーー!)
ちゅぱっ。
10分後、俺は再びベットの上で天井を眺めていた。
(何だろうこの気持ちは…。例えるなら勇気を振り絞ってコンビニでエロ本買おうと思ったのはいいものの、レジに行ったら店員が隣の席の好きな女の子でしたーみたいな。試合に勝って勝負に負けた感ハンパない。)
もうお腹も膨れいろいろ疲れたので、俺は再び眠ることにした。
起きたと同時に、蓮は自分の体に違和感を覚えた。うまく起き上がる事が出来なかったのだ。
どうなってるんだ?と思っていると部屋の扉が開き、1人の獣の耳を持ったメイドが入ってきた。
(うわぁぁぁああケモミミきたー!!)
蓮は、異世界初のリアル獣人メイドに思わず見入ってしまった。
「おはようございます、レイ様。お目覚めになられたのですね。奥様をお呼びしてまいりますね。」
そう言うと、蓮を残してメイドは出て行った。
ふと先程の疑問に思ったことを思い出し自分の手を見てみると、転生前より遥かに小さな手をしていた。
(いや、転生するとは聞いてたけど子供からパターンか…。まぁ今更気にしても仕方ないか。それにしても奥様ってどんな人なんだろ。)
などと思っていると、再び扉が開き綺麗な桜色のロングヘアを持ったスタイルのいい美人が部屋に入ってきた。
「あら、レイ目が覚めた?よく寝たね~。」
母親と思わしき女性は急ぎ足で、蓮のもとへと嬉しそうにやってきた。
(母さん若いなぁ。ん~っていうか乳でか!!なんだこれ叶○妹よりデカイんじゃねぇか?!)
女性は蓮の視線に気付くと、クスリと笑った。
「どうしたのそんなに見つめて。お腹空いちゃったのかな?なら久し振りにあれでも…」
そう言うと女性は着ていた服のボタンを外し始めた。
(こ、これはまさかっ!ま、待って俺見た目は子供でも中身と頭脳はわりと大人だから!精神年齢的にちょっとキツイです!ていうかそれって赤ちゃんにするやつじゃないの?!この人親バカか?!)
慌てる蓮に気付く事なく、女性はあっという間に上半身のシャツを片方だけはだけさせ下着をずらした。そこにはとても立派なお胸が健在しており、思わずこの人には乳神の加護Lv.Maxでもあるのかと思ったほどだ。
「はーいレイちゃん、久しぶりのミルクのお時間ですよ~。」
そう言いながら女性は蓮を抱きかかえ、自分の胸へと近づけていった。
(わぁ子供産んでるのに綺麗なちく…ってそうじゃねぇ!母上やめて!マザーーー!)
ちゅぱっ。
10分後、俺は再びベットの上で天井を眺めていた。
(何だろうこの気持ちは…。例えるなら勇気を振り絞ってコンビニでエロ本買おうと思ったのはいいものの、レジに行ったら店員が隣の席の好きな女の子でしたーみたいな。試合に勝って勝負に負けた感ハンパない。)
もうお腹も膨れいろいろ疲れたので、俺は再び眠ることにした。
241
あなたにおすすめの小説
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる