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第一章
15 先生 ト 授業
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ぃええええーーーい!!
ずいぶん待たせたな!
ようやく話が進むぜぇぇ!!
ヒャッハー!
ステータス気になるぅ
「まずはお嬢様。
間もなく5歳の誕生日を迎えますが、お嬢様は5歳になられた年の新緑祭にて教会へ赴きます」
あれ?誕生日じゃないの?
5歳おめでとー!これがあなたのステータスよー!ぺかーって感じで出してくれるものかと思ってた。
「そこにはその年に5歳になられた貴族の子女が集められ、神官様より祝福をいただきます。
新緑祭の催しの一部ですわね。
適正のあるお子様はその日以降に魔法の訓練を受ける場合もございます。」
魔法!
そうだ、魔法の事も教えてもらいたかったのよ。
「魔法につきましてはご指導できかねます。
ご本人の適正による効果の差が大き過ぎて、ステータスを拝見しない事には何も手が出せないのです。」
おおぅ、心底申し訳なさそうに謝られてしまった。
やっぱり5歳の祝福で解禁される事が多すぎるよ。
「しかし、お嬢様は魔法の才能には溢れてらっしゃるかと思いますよ。
とても美しい髪色をしていらっしゃいますもの」
なんと!
この世界では髪の色が薄いほど魔力が高いって通説があるらしい。
ねえ、目は?瞳の色は関係ないの?
私の瞳は夜空を映したような金の光彩が煌めく深い濃紺をしている。
綺麗というよりは神秘的···って感じかな。
自分でも鏡を見つめていると底が見えなくて落ちていきそうな錯覚を覚える。
うん、目は関係ないのね。わかった。
そのまま今日の授業は新緑祭の成り立ちから祭りの一連の流れやその際の振舞い、注意事項まで教えてもらった。
色々と説明してもらったけど要は名前を呼ばれたら神官様の前で頭を下げて、羊皮紙をもらってねって事みたい。
それを鑑定士に渡すとステータスを転写してくれるんだとか。
祭りの催しの一部と聞いて身構えちゃったけど、やってる事は卒業式じゃん。
事前に練習しないの?って聞いたら「なんて熱心な!」って感動されちゃった。
素晴らしい熱意ですって直前に練習に付き合ってくれるらしい。
聞いただけだから!しなくていいならしたくないのに。
新緑祭はあと一月とちょっと。
ワクワクを残したまま今日のお勉強が終わった。
ずいぶん待たせたな!
ようやく話が進むぜぇぇ!!
ヒャッハー!
ステータス気になるぅ
「まずはお嬢様。
間もなく5歳の誕生日を迎えますが、お嬢様は5歳になられた年の新緑祭にて教会へ赴きます」
あれ?誕生日じゃないの?
5歳おめでとー!これがあなたのステータスよー!ぺかーって感じで出してくれるものかと思ってた。
「そこにはその年に5歳になられた貴族の子女が集められ、神官様より祝福をいただきます。
新緑祭の催しの一部ですわね。
適正のあるお子様はその日以降に魔法の訓練を受ける場合もございます。」
魔法!
そうだ、魔法の事も教えてもらいたかったのよ。
「魔法につきましてはご指導できかねます。
ご本人の適正による効果の差が大き過ぎて、ステータスを拝見しない事には何も手が出せないのです。」
おおぅ、心底申し訳なさそうに謝られてしまった。
やっぱり5歳の祝福で解禁される事が多すぎるよ。
「しかし、お嬢様は魔法の才能には溢れてらっしゃるかと思いますよ。
とても美しい髪色をしていらっしゃいますもの」
なんと!
この世界では髪の色が薄いほど魔力が高いって通説があるらしい。
ねえ、目は?瞳の色は関係ないの?
私の瞳は夜空を映したような金の光彩が煌めく深い濃紺をしている。
綺麗というよりは神秘的···って感じかな。
自分でも鏡を見つめていると底が見えなくて落ちていきそうな錯覚を覚える。
うん、目は関係ないのね。わかった。
そのまま今日の授業は新緑祭の成り立ちから祭りの一連の流れやその際の振舞い、注意事項まで教えてもらった。
色々と説明してもらったけど要は名前を呼ばれたら神官様の前で頭を下げて、羊皮紙をもらってねって事みたい。
それを鑑定士に渡すとステータスを転写してくれるんだとか。
祭りの催しの一部と聞いて身構えちゃったけど、やってる事は卒業式じゃん。
事前に練習しないの?って聞いたら「なんて熱心な!」って感動されちゃった。
素晴らしい熱意ですって直前に練習に付き合ってくれるらしい。
聞いただけだから!しなくていいならしたくないのに。
新緑祭はあと一月とちょっと。
ワクワクを残したまま今日のお勉強が終わった。
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