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11話 襲撃その1
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「かなり怖いんですけど......」
夜、お外に出るのは危険だ。
アンデットなのか霊なのかゾンビなのか、よくわからないモンスターがうようよしている。
「ルンちゃん、こんなときの聖水ですよ(笑)」
「もう準備はできています! エールさん使いますか?」
「良いんですか? ありがとうございます(笑)」
聖水を受け取ったエールが近くのアンデットに近づき聖水をぶちまけた。
「おい! 全部使ったら他の奴どうするんだよ!?」
「ぎややややややっっっっっっっっっっっっっ」
アンデットに聖水がかかった途端、物凄い蒸発音と共に耳をつんざくような悲鳴が聞こえてきた。
「ヤスさんやばいです! 苦しんでるぽいですが、まったく成仏する気配がありません!」
ヤスの隣でルンが焦っている。
確かに効いているとは思うが、のたうち回っているだけで消えてくれそうな気配はない。
「粗悪品ですからね(笑)」
エールが落ち着いた様子で帰ってきた。
「余裕そうだけど、なんとかできるのか?」
「ええ。私天使ですから(笑)」
今日のエールからは何か頼もしいものを感じる。
「じゃあ、俺はエールの代わりに応援する役を頑張るわ」
「ふふふ、いっっっっっぱい応援してくださいね。可愛く応援してくれないとやる気なくなっちゃいますよ?(笑)」
いつも通りだった。
だが、周りはアンデッド。考えている余裕はない! よし、可愛くだな!
「エールちゃん! 頑張ってっ!」
「......」
裏声も使い、全力で応援したのに滑ったらしい。エールの笑顔が一瞬消えたような気がした。
「ヤスさん今のは酷いです。エールさんがやる気失くしたらどう責任取ってくれるんですか?」
真顔でダメ出ししてくるルンとヤスのやり取りを見て満足したのか、エールはアンデットに近づいて行った。
エールはアンデットの前まで来ると、自身の指を一本口の中に入れ、その指でアンデットに触れる。
ひゅん。
エールが触れた瞬間、効果音と共にアンデットは空に消えていった。
なにあれ、すごい。
さっき聖水を浴びせられたアンデットは、まだ叫びながらのたうち回っている。この差は何なんだろう。
「ヤスさん、エールさんって何者なんですか?」
目の前の出来事に唖然としながらルンが聞いてくる。
「いつも私は天使って言ってるじゃないか」
「いや、そういうキャラなだけかと思ってました。え? 本当なんですか?」
「まあ、認めたくない時もあるが......天使だよ。女神にも天使って呼ばれてたし」
「ヤスさん女神に会ったことあるんですか? というか女神!? 神様っておじいさんじゃないんですか!?」
ルンはこの世界の秘密を知ってしまったようだ。
「ってことは、そんなエールさんと一緒にいるヤスさんって勇者的な存在だったりするんですか!?」
「うーん......どうなんだろう? 一応女神にもあったけど期待されてないし特別な力ももらってないしな」
「そ、そうなんですか。ヤスさんって天界公認の微妙な存在なんですね」
「公認の微妙な存在ってなんだよ!」
「ヤスさんは私のわがままに付き合ってくれているんですよ(笑)」
半分くらいのアンデットを倒したエールが帰ってきた。
「それにヤスさんは微妙な存在なんかじゃないですよ。私にとってはかけがえのない勇者さまです(笑)」
「なんだろう、アンデッドを倒しているのもあって、今日はエールが天使に見えるよ」
「私はいっっっっっっっつも天使ですよ(笑)」
周りを見渡すと、数は減ったがまだアンデッドがうようよしている。
「どうしたんだ? 疲れたのか?」
「そうですねー。ちょっと散らばっているので触りに行くのがめんどくさいです(笑)」
「めんどくさいって......でも対処できるのエールしかいないし」
......ん?
「何でエールが触るとアンデットを倒せるんだ?」
「触るとっていうか、文字通り唾つけたらって感じですね(笑)」
なるほど。指を口に入れていたのはそういうことだったのか。
「先ほどの粗悪品なんかとは違って純度100%です(笑)」
と言って指で唇をなぞる仕草にドキッとする。
「あ、そうだ。ヤスさん、ちょっとだけ待って頂いて良いですか?(笑)」
「ん? 別に良いけど」
改まってどうしたのだろうか?
エールは先ほどまで粗悪品の聖水が入っていた瓶を取り出すと、そこに唾液をため始めた。
「どうぞ、ヤスさん(笑)」
その瓶を差し出されても困る。
「これを水に薄めてアンデッドに撒いてください。あの樽の水に溶かした後でも、この程度のアンデッドなら余裕ですよ(笑)」
うん。まあ言ってる意味はわかるし、理にもかなっている。薄めてみんなで使った方が効率が良いのもわかる。
しかし、なんか躊躇してしまう。というかめっちゃ恥ずかしい!
「もう。恥ずかしがってないで受け取ってください(笑)」
そういって瓶を強引に押し付けてきたので受け取る。
あー。まだ温かい。
「ヤスさんがどうしてもっていうならそのまま飲んでもいいですよ?(笑)」
ううっ、何を言ってるんだこの天使は......危うく落としかけた。
というか飲むって言ったか? 飲むとどうなるんだ? 聖なるパワー的なものが使えるようになるのか?
「飲んだら何か効果があるのか?」
「おや、飲みたいんですか?(笑)」
いや、正直飲む勇気など無い。
「そうですねー。小学生が好きな子の笛をなめた時のような力を得ます(笑)」
「効果ねーのかよ!」
いや、効果がないと言い切ると一部の人に怒られそうな気がしないでもないが......
「ヤスさん。私あっち向いてますから」
「いや、気とか使わなくていいから」
謎の気を利かせようとしたルンに突っ込みつつ、街から持ってきた飲み水用の樽にエールの涎、もとい聖水を混ぜる。
ここから先は樽とアンデッドの間を往復する作業だった。エールの言う通り、水に薄めても効果は変わらず、アンデッドは一瞬で消えていく。樽の水が少し減っただけで周りにいたアンデッドは全滅した。
✳︎ ✳︎ ✳︎
アンデッドが居なくなり当初の目的である川に向かう。
「私、大活躍でしたね(笑)」
見るからにエールは上機嫌だ。
「そうだなー」
否定もできないので同意しておく。
「私の天使な感じがだいぶ身に沁みましたか?(笑)」
「しみたわー」
「私の聖水まだたくさんあるので、帰ってから飲んでも構いませんよ(笑)」
「......」
飲み水を全部エールの聖水にしてしまった事に気づいてしまった。
そうこうしていると近くの川に着いた。
着いたはいいけど、川でトイレってどうやるんだ?
「では私達からしてきますが、こっち見ちゃだめですよ?」
ルンが靴を脱ぎながら言う。
「川の中入るの?」
「え? なんでそんなこと聞くんですか?」
「あ、いや純粋な疑問で......」
「ルンちゃん。男性の純粋な気持ちってそういうことなんですって(笑)」
「うわ......」
この話はこれ以上続けても墓穴を掘りそうなので切り上げる。
「それじゃあ......」
ヤスは、早く済ませてこいと言おうとしたところで思いとどまった。
済ませるって何をですかー? とか、トイレを命令される筋合いはないですとか色々言われる気がした。
さんざん考えてよくわからなくなり絞りだした言葉が
「頑張ってこい」
2人を見ると、ルンはちょっと引いており、エールは声を殺して笑ってた。
「ごめんなさい」
どうしようもないので、素直に謝っておいた。
2人がトイレに行き、ヤスが川を背にして座っていると、川の方からルンの慌てた声がした。
「ちょ、今はまずいです。ちょっとタンマで」
「どうかしたのかー?」
「モンスターが出ました(笑)」
えっ大丈夫なのか? というかタンマってモンスター相手に言っても意味ないわ。
振り返ると、エールとルンが川から上がるところだった。
「ヤスさん! 私の棒投げてください!」
「わかった!」
俺は近くにあったルンの武器を掴み、2人のいる方へ投げた。
「ありがとうございます!」
「ヤスさん! 私たちのパンツ投げてください(笑)」
「任せ......え?」
何を言ってるんだあいつは
「穿いてないと心もとないんですよ(笑)」
そうだろうけども!
横を見ると、ルンの棒が置いてあった近くにパンツが置いてある。
「ななな何でここにあるんだよ!」
「濡れたら困るじゃないですかー。とにかく早く投げてください(笑)」
仕方ない。俺はパンツを掴むと二人のいる方向へぶん投げた。
ぽちゃん。
動揺が手に伝わり、コントロールが乱れたパンツは二人のいるところではなく川に落ちた。
少し流れ、沈んだのかすぐに見えなくなった。
「ちょっ! 何やってるんですか! 馬鹿なんですか!?」
「ヤスさん。ちゃんと弁償してくださいね(笑)」
ルンは本気で慌てているが、エールは面白がっているようだ。
「す、すまん。もちろん弁償はちゃんとする」
ヤスは素直に謝るしかなかった。
夜、お外に出るのは危険だ。
アンデットなのか霊なのかゾンビなのか、よくわからないモンスターがうようよしている。
「ルンちゃん、こんなときの聖水ですよ(笑)」
「もう準備はできています! エールさん使いますか?」
「良いんですか? ありがとうございます(笑)」
聖水を受け取ったエールが近くのアンデットに近づき聖水をぶちまけた。
「おい! 全部使ったら他の奴どうするんだよ!?」
「ぎややややややっっっっっっっっっっっっっ」
アンデットに聖水がかかった途端、物凄い蒸発音と共に耳をつんざくような悲鳴が聞こえてきた。
「ヤスさんやばいです! 苦しんでるぽいですが、まったく成仏する気配がありません!」
ヤスの隣でルンが焦っている。
確かに効いているとは思うが、のたうち回っているだけで消えてくれそうな気配はない。
「粗悪品ですからね(笑)」
エールが落ち着いた様子で帰ってきた。
「余裕そうだけど、なんとかできるのか?」
「ええ。私天使ですから(笑)」
今日のエールからは何か頼もしいものを感じる。
「じゃあ、俺はエールの代わりに応援する役を頑張るわ」
「ふふふ、いっっっっっぱい応援してくださいね。可愛く応援してくれないとやる気なくなっちゃいますよ?(笑)」
いつも通りだった。
だが、周りはアンデッド。考えている余裕はない! よし、可愛くだな!
「エールちゃん! 頑張ってっ!」
「......」
裏声も使い、全力で応援したのに滑ったらしい。エールの笑顔が一瞬消えたような気がした。
「ヤスさん今のは酷いです。エールさんがやる気失くしたらどう責任取ってくれるんですか?」
真顔でダメ出ししてくるルンとヤスのやり取りを見て満足したのか、エールはアンデットに近づいて行った。
エールはアンデットの前まで来ると、自身の指を一本口の中に入れ、その指でアンデットに触れる。
ひゅん。
エールが触れた瞬間、効果音と共にアンデットは空に消えていった。
なにあれ、すごい。
さっき聖水を浴びせられたアンデットは、まだ叫びながらのたうち回っている。この差は何なんだろう。
「ヤスさん、エールさんって何者なんですか?」
目の前の出来事に唖然としながらルンが聞いてくる。
「いつも私は天使って言ってるじゃないか」
「いや、そういうキャラなだけかと思ってました。え? 本当なんですか?」
「まあ、認めたくない時もあるが......天使だよ。女神にも天使って呼ばれてたし」
「ヤスさん女神に会ったことあるんですか? というか女神!? 神様っておじいさんじゃないんですか!?」
ルンはこの世界の秘密を知ってしまったようだ。
「ってことは、そんなエールさんと一緒にいるヤスさんって勇者的な存在だったりするんですか!?」
「うーん......どうなんだろう? 一応女神にもあったけど期待されてないし特別な力ももらってないしな」
「そ、そうなんですか。ヤスさんって天界公認の微妙な存在なんですね」
「公認の微妙な存在ってなんだよ!」
「ヤスさんは私のわがままに付き合ってくれているんですよ(笑)」
半分くらいのアンデットを倒したエールが帰ってきた。
「それにヤスさんは微妙な存在なんかじゃないですよ。私にとってはかけがえのない勇者さまです(笑)」
「なんだろう、アンデッドを倒しているのもあって、今日はエールが天使に見えるよ」
「私はいっっっっっっっつも天使ですよ(笑)」
周りを見渡すと、数は減ったがまだアンデッドがうようよしている。
「どうしたんだ? 疲れたのか?」
「そうですねー。ちょっと散らばっているので触りに行くのがめんどくさいです(笑)」
「めんどくさいって......でも対処できるのエールしかいないし」
......ん?
「何でエールが触るとアンデットを倒せるんだ?」
「触るとっていうか、文字通り唾つけたらって感じですね(笑)」
なるほど。指を口に入れていたのはそういうことだったのか。
「先ほどの粗悪品なんかとは違って純度100%です(笑)」
と言って指で唇をなぞる仕草にドキッとする。
「あ、そうだ。ヤスさん、ちょっとだけ待って頂いて良いですか?(笑)」
「ん? 別に良いけど」
改まってどうしたのだろうか?
エールは先ほどまで粗悪品の聖水が入っていた瓶を取り出すと、そこに唾液をため始めた。
「どうぞ、ヤスさん(笑)」
その瓶を差し出されても困る。
「これを水に薄めてアンデッドに撒いてください。あの樽の水に溶かした後でも、この程度のアンデッドなら余裕ですよ(笑)」
うん。まあ言ってる意味はわかるし、理にもかなっている。薄めてみんなで使った方が効率が良いのもわかる。
しかし、なんか躊躇してしまう。というかめっちゃ恥ずかしい!
「もう。恥ずかしがってないで受け取ってください(笑)」
そういって瓶を強引に押し付けてきたので受け取る。
あー。まだ温かい。
「ヤスさんがどうしてもっていうならそのまま飲んでもいいですよ?(笑)」
ううっ、何を言ってるんだこの天使は......危うく落としかけた。
というか飲むって言ったか? 飲むとどうなるんだ? 聖なるパワー的なものが使えるようになるのか?
「飲んだら何か効果があるのか?」
「おや、飲みたいんですか?(笑)」
いや、正直飲む勇気など無い。
「そうですねー。小学生が好きな子の笛をなめた時のような力を得ます(笑)」
「効果ねーのかよ!」
いや、効果がないと言い切ると一部の人に怒られそうな気がしないでもないが......
「ヤスさん。私あっち向いてますから」
「いや、気とか使わなくていいから」
謎の気を利かせようとしたルンに突っ込みつつ、街から持ってきた飲み水用の樽にエールの涎、もとい聖水を混ぜる。
ここから先は樽とアンデッドの間を往復する作業だった。エールの言う通り、水に薄めても効果は変わらず、アンデッドは一瞬で消えていく。樽の水が少し減っただけで周りにいたアンデッドは全滅した。
✳︎ ✳︎ ✳︎
アンデッドが居なくなり当初の目的である川に向かう。
「私、大活躍でしたね(笑)」
見るからにエールは上機嫌だ。
「そうだなー」
否定もできないので同意しておく。
「私の天使な感じがだいぶ身に沁みましたか?(笑)」
「しみたわー」
「私の聖水まだたくさんあるので、帰ってから飲んでも構いませんよ(笑)」
「......」
飲み水を全部エールの聖水にしてしまった事に気づいてしまった。
そうこうしていると近くの川に着いた。
着いたはいいけど、川でトイレってどうやるんだ?
「では私達からしてきますが、こっち見ちゃだめですよ?」
ルンが靴を脱ぎながら言う。
「川の中入るの?」
「え? なんでそんなこと聞くんですか?」
「あ、いや純粋な疑問で......」
「ルンちゃん。男性の純粋な気持ちってそういうことなんですって(笑)」
「うわ......」
この話はこれ以上続けても墓穴を掘りそうなので切り上げる。
「それじゃあ......」
ヤスは、早く済ませてこいと言おうとしたところで思いとどまった。
済ませるって何をですかー? とか、トイレを命令される筋合いはないですとか色々言われる気がした。
さんざん考えてよくわからなくなり絞りだした言葉が
「頑張ってこい」
2人を見ると、ルンはちょっと引いており、エールは声を殺して笑ってた。
「ごめんなさい」
どうしようもないので、素直に謝っておいた。
2人がトイレに行き、ヤスが川を背にして座っていると、川の方からルンの慌てた声がした。
「ちょ、今はまずいです。ちょっとタンマで」
「どうかしたのかー?」
「モンスターが出ました(笑)」
えっ大丈夫なのか? というかタンマってモンスター相手に言っても意味ないわ。
振り返ると、エールとルンが川から上がるところだった。
「ヤスさん! 私の棒投げてください!」
「わかった!」
俺は近くにあったルンの武器を掴み、2人のいる方へ投げた。
「ありがとうございます!」
「ヤスさん! 私たちのパンツ投げてください(笑)」
「任せ......え?」
何を言ってるんだあいつは
「穿いてないと心もとないんですよ(笑)」
そうだろうけども!
横を見ると、ルンの棒が置いてあった近くにパンツが置いてある。
「ななな何でここにあるんだよ!」
「濡れたら困るじゃないですかー。とにかく早く投げてください(笑)」
仕方ない。俺はパンツを掴むと二人のいる方向へぶん投げた。
ぽちゃん。
動揺が手に伝わり、コントロールが乱れたパンツは二人のいるところではなく川に落ちた。
少し流れ、沈んだのかすぐに見えなくなった。
「ちょっ! 何やってるんですか! 馬鹿なんですか!?」
「ヤスさん。ちゃんと弁償してくださいね(笑)」
ルンは本気で慌てているが、エールは面白がっているようだ。
「す、すまん。もちろん弁償はちゃんとする」
ヤスは素直に謝るしかなかった。
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