30 / 285
第三章
アメリア・ヴ・ル・レアルタ-08
しおりを挟む
「君はこの領土における体制をどう思う?」
「意味が伝わるかどうかは不明だが、社会主義・共産主義国家、と言った風に捉えられる」
「共産主義か、確かにな。だが総じて共産主義国家の殆どは繁栄なく国力低下をしていく事が多い中、姉上はそれこそ『領民一人ひとりの徹底管理』によって、平等な領土運営を行っている」
「指導者による所が大きいと?」
「まぁ、そう言わざるを得んな。事実、奴が領主に着任してからのアメリア領土は、非常に安定した運営によって領民の幸福度も高い。
もし労働中の事故等によって働けなくなった場合でも、それまでの労働記録と照らし合わせた福利厚生を受けられ、生命の保障がされているという点も大きいな。
こうした絶対労働主義は、裏を返せば労働に対する対価が無ければ破綻は見えているが、その対価を惜しみなく払う事によって、不満を軽減させているのも強みだ」
「だが人間と言う存在は、多くが自由を求めたり、自分の才覚によっての職業選択を求めるものではないか?」
「そこが、このアメリア領という地の恐ろしい所でね――先ほど、技術実験保護地域の話はしただろう。ああした技術発展の結果、この国は『生まれてくる子供たちの適正職種の判断』が非常に高精度となっている。
この結果によって成長後に割り振られる労働内容が異なってくるんだ。その為、領民のほどんどは自分に適した職務を当てがわれ、少ない不満の労働に従事できる、という事だね」
「アメリアの采配と言うより――その技術力に驚きだな」
呟く言葉は彼女の本心だった。
例えば生まれる前の遺伝子に調整を施した改造人間ともいうべき黒子たちの生産にしたって、そもそも卵子だけを用いた外部出産技術、そして今話に出た適正職種判断等、この国はクアンタが元々降り立った地球よりも遥かに高い技術が発展している事になる。
しかしそれにしては、アメリア領だけでなくシドニア領にしたって、生活基準が遅れているようにも感じる。
(……そう、チグハグなんだ)
クアンタは外宇宙生命体・フォーリナーとして、これまで数多の銀河系で発見された有機生命体の知識も有している。
中には地球や、このブリジステ諸島に住む人間に近しい有機生命体も存在した。
だが、科学や化学の発展に関しては、大抵の場合がその世界の生活力と比例している事が多い。
それこそ人々の生活を良くする為の家電やデバイスの発展、効率良く戦争を消費する為の兵器システム、情報収集ツール……それらは技術力の発展と比例して展開されていく事が多い筈だ。
にも関わらず、このレアルタ皇国という国では「科学・化学技術の発展こそ著しいが、その発展した技術を領民生活に反映させていない」ようにしか思えないのだ。
それ程に化学技術が発達している世界ならば、それこそ馬車でなく自動車の開発が行われていてもおかしくないし、かと思えば動力こそ魔力ではあったが、食料保存庫――冷蔵庫の様な物は発展している。
コレをチグハグと言わず何というか。
「私は君が何者なのかを知らん。私から詳しく聞き出そうとも、今は思わない」
シドニアの言葉に、クアンタが僅かにピクリと動いた事を、彼は見逃していない。
茶を飲みながら、彼は挨拶する領民に笑顔で手を振りながら、しかし言葉は止めない。
「だがこれだけは言える。君の持つ知識と言うのは、リンナ刀工鍛冶場という場所で働くには過ぎた知恵だ。
それを活用したくば、私の下で働いた方が良いし、もしリンナさんの下で働きたいというなら、大抵の知識に対して『見て見ぬフリ』をした方が良い」
「……シドニア、一つ聞くぞ」
「何だい。大声では言えぬ事のようだね」
「レアルタ皇国の全教育機関では『教育統制』が行われている――違うか?」
「ふふ……まぁ、黙秘するとしようか」
そう言った彼の表情は、今にも高笑いしながら腹を抱えたいとでも言いたげな、何か含みのある笑顔だった。
クアンタはため息をつきながら、今茶屋へと到着したリンナを出迎えた。
「なんかこの村、メッチャお爺ちゃんとお婆ちゃんだらけじゃんって話をサーニスさんとしてたら遅くなっちゃった。アタシらもお茶頂いていいの?」
「お、リンナ遅いではないか! どれ吾輩の隣にでも座って近う寄れ寄れ!」
「サーニスはリンナさんとは仲が良いみたいで何よりだ」
「いえ、彼女はクアンタ程に破天荒な娘さんではないので、話しやすいだけです」
リンナとサーニスの遅い来訪によって、シドニアとの内緒話が終わってしまう。
「? クアンタ、アンタ少し落ち込んでいるように見えるけど……なんかあった?」
「え」
リンナが、少々心配だと言わんばかりにクアンタへ寄り、首を傾げながら顔色を伺うようにした。
「風邪とかじゃないよね? 結構長い時間馬車に乗ってたし、酔ったとか?」
「いや、大丈夫だ。……それより、落ち込んでいるように見えただろうか?」
「アタシも、何となくそう思っただけなんだけどね」
勘違いなら良かったよ、と笑いながらクアンタの頭を撫でたリンナに、少しだけ気分が晴れた気がして、彼女へ短く「ありがとう」と礼をする。
「さて――では今来たばかりのリンナとサーニスは、ここで少々休憩の続きをしておれ。吾輩とシドニア、そしてクアンタは別の場所に行くぞ」
「どこへ行くというんだアメリア」
「クアンタ!? アンタ、アメリア様まで呼び捨てタメ口!? 超不敬じゃんよ!?」
「良いのじゃリンナ、それは吾輩が許可した故な! と、そんな場合では無かったの」
行くぞ、とクアンタの手を引くアメリアに付いていく形で、シドニアがリンナとサーニスに声をかける。
「少々、警兵隊の視察に。クアンタをお借りいたします」
「ん~……クアンタがいいなら、別にいいですけど、アタシが行っちゃダメ、なんですか?」
「事情がありまして。――サーニス、彼女を頼む」
「ハッ」
少々不満げのリンナを残しつつ、向かう事になった村の外れにあったのは、確かにシドニアがいった通り、警兵隊支部室であった。そこでようやく若い男性の姿を見て、警兵隊は通常の人員を配置しているのだと知る。
複数人の警兵隊に敬礼されつつ、指示に従い支部室の先に進んでいった結果――隔離された部屋に辿り着き、開け放つ。
「……コレは」
無数のシーツが敷かれ、綺麗に列を形成して横たわる、数多の老婆。
全員が僅かに呼吸音だけを放ち、動きも僅かに胸元が上下する、呼吸の動きのみ。
内の一人へ視線を向けると――表情は虚ろにして、涎を垂れ流していた。
「感情が……というより、自我が無い?」
「その通りだ。そして――馬車でした話をまとめよう」
「意味が伝わるかどうかは不明だが、社会主義・共産主義国家、と言った風に捉えられる」
「共産主義か、確かにな。だが総じて共産主義国家の殆どは繁栄なく国力低下をしていく事が多い中、姉上はそれこそ『領民一人ひとりの徹底管理』によって、平等な領土運営を行っている」
「指導者による所が大きいと?」
「まぁ、そう言わざるを得んな。事実、奴が領主に着任してからのアメリア領土は、非常に安定した運営によって領民の幸福度も高い。
もし労働中の事故等によって働けなくなった場合でも、それまでの労働記録と照らし合わせた福利厚生を受けられ、生命の保障がされているという点も大きいな。
こうした絶対労働主義は、裏を返せば労働に対する対価が無ければ破綻は見えているが、その対価を惜しみなく払う事によって、不満を軽減させているのも強みだ」
「だが人間と言う存在は、多くが自由を求めたり、自分の才覚によっての職業選択を求めるものではないか?」
「そこが、このアメリア領という地の恐ろしい所でね――先ほど、技術実験保護地域の話はしただろう。ああした技術発展の結果、この国は『生まれてくる子供たちの適正職種の判断』が非常に高精度となっている。
この結果によって成長後に割り振られる労働内容が異なってくるんだ。その為、領民のほどんどは自分に適した職務を当てがわれ、少ない不満の労働に従事できる、という事だね」
「アメリアの采配と言うより――その技術力に驚きだな」
呟く言葉は彼女の本心だった。
例えば生まれる前の遺伝子に調整を施した改造人間ともいうべき黒子たちの生産にしたって、そもそも卵子だけを用いた外部出産技術、そして今話に出た適正職種判断等、この国はクアンタが元々降り立った地球よりも遥かに高い技術が発展している事になる。
しかしそれにしては、アメリア領だけでなくシドニア領にしたって、生活基準が遅れているようにも感じる。
(……そう、チグハグなんだ)
クアンタは外宇宙生命体・フォーリナーとして、これまで数多の銀河系で発見された有機生命体の知識も有している。
中には地球や、このブリジステ諸島に住む人間に近しい有機生命体も存在した。
だが、科学や化学の発展に関しては、大抵の場合がその世界の生活力と比例している事が多い。
それこそ人々の生活を良くする為の家電やデバイスの発展、効率良く戦争を消費する為の兵器システム、情報収集ツール……それらは技術力の発展と比例して展開されていく事が多い筈だ。
にも関わらず、このレアルタ皇国という国では「科学・化学技術の発展こそ著しいが、その発展した技術を領民生活に反映させていない」ようにしか思えないのだ。
それ程に化学技術が発達している世界ならば、それこそ馬車でなく自動車の開発が行われていてもおかしくないし、かと思えば動力こそ魔力ではあったが、食料保存庫――冷蔵庫の様な物は発展している。
コレをチグハグと言わず何というか。
「私は君が何者なのかを知らん。私から詳しく聞き出そうとも、今は思わない」
シドニアの言葉に、クアンタが僅かにピクリと動いた事を、彼は見逃していない。
茶を飲みながら、彼は挨拶する領民に笑顔で手を振りながら、しかし言葉は止めない。
「だがこれだけは言える。君の持つ知識と言うのは、リンナ刀工鍛冶場という場所で働くには過ぎた知恵だ。
それを活用したくば、私の下で働いた方が良いし、もしリンナさんの下で働きたいというなら、大抵の知識に対して『見て見ぬフリ』をした方が良い」
「……シドニア、一つ聞くぞ」
「何だい。大声では言えぬ事のようだね」
「レアルタ皇国の全教育機関では『教育統制』が行われている――違うか?」
「ふふ……まぁ、黙秘するとしようか」
そう言った彼の表情は、今にも高笑いしながら腹を抱えたいとでも言いたげな、何か含みのある笑顔だった。
クアンタはため息をつきながら、今茶屋へと到着したリンナを出迎えた。
「なんかこの村、メッチャお爺ちゃんとお婆ちゃんだらけじゃんって話をサーニスさんとしてたら遅くなっちゃった。アタシらもお茶頂いていいの?」
「お、リンナ遅いではないか! どれ吾輩の隣にでも座って近う寄れ寄れ!」
「サーニスはリンナさんとは仲が良いみたいで何よりだ」
「いえ、彼女はクアンタ程に破天荒な娘さんではないので、話しやすいだけです」
リンナとサーニスの遅い来訪によって、シドニアとの内緒話が終わってしまう。
「? クアンタ、アンタ少し落ち込んでいるように見えるけど……なんかあった?」
「え」
リンナが、少々心配だと言わんばかりにクアンタへ寄り、首を傾げながら顔色を伺うようにした。
「風邪とかじゃないよね? 結構長い時間馬車に乗ってたし、酔ったとか?」
「いや、大丈夫だ。……それより、落ち込んでいるように見えただろうか?」
「アタシも、何となくそう思っただけなんだけどね」
勘違いなら良かったよ、と笑いながらクアンタの頭を撫でたリンナに、少しだけ気分が晴れた気がして、彼女へ短く「ありがとう」と礼をする。
「さて――では今来たばかりのリンナとサーニスは、ここで少々休憩の続きをしておれ。吾輩とシドニア、そしてクアンタは別の場所に行くぞ」
「どこへ行くというんだアメリア」
「クアンタ!? アンタ、アメリア様まで呼び捨てタメ口!? 超不敬じゃんよ!?」
「良いのじゃリンナ、それは吾輩が許可した故な! と、そんな場合では無かったの」
行くぞ、とクアンタの手を引くアメリアに付いていく形で、シドニアがリンナとサーニスに声をかける。
「少々、警兵隊の視察に。クアンタをお借りいたします」
「ん~……クアンタがいいなら、別にいいですけど、アタシが行っちゃダメ、なんですか?」
「事情がありまして。――サーニス、彼女を頼む」
「ハッ」
少々不満げのリンナを残しつつ、向かう事になった村の外れにあったのは、確かにシドニアがいった通り、警兵隊支部室であった。そこでようやく若い男性の姿を見て、警兵隊は通常の人員を配置しているのだと知る。
複数人の警兵隊に敬礼されつつ、指示に従い支部室の先に進んでいった結果――隔離された部屋に辿り着き、開け放つ。
「……コレは」
無数のシーツが敷かれ、綺麗に列を形成して横たわる、数多の老婆。
全員が僅かに呼吸音だけを放ち、動きも僅かに胸元が上下する、呼吸の動きのみ。
内の一人へ視線を向けると――表情は虚ろにして、涎を垂れ流していた。
「感情が……というより、自我が無い?」
「その通りだ。そして――馬車でした話をまとめよう」
0
あなたにおすすめの小説
異世界ニートを生贄に。
ハマハマ
ファンタジー
『勇者ファネルの寿命がそろそろやばい。あいつだけ人族だから当たり前だったんだが』
五英雄の一人、人族の勇者ファネルの寿命は尽きかけていた。
その代わりとして、地球という名の異世界から新たな『生贄』に選ばれた日本出身ニートの京野太郎。
その世界は七十年前、世界の希望・五英雄と、昏き世界から来た神との戦いの際、辛くも昏き世界から来た神を倒したが、世界の核を破壊され、1/4を残して崩壊。
残された1/4の世界を守るため、五英雄は結界を張り、結界を維持する為にそれぞれが結界の礎となった。
そして七十年後の今。
結界の新たな礎とされるべく連れて来られた日本のニート京野太郎。
そんな太郎のニート生活はどうなってしまう? というお話なんですが、主人公は五英雄の一人、真祖の吸血鬼ブラムの子だったりします。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
フィフティドールは笑いたい 〜謎の組織から支援を受けてるけど怪し過ぎるんですけど!?〜
狐隠リオ
ファンタジー
偉大なる魔女の守護者、それが騎士。
大勢の若者たちがその英雄譚に魅了され、その道へと歩み始めていた。
だけど俺、志季春護は騎士を目指しながらも他とは少し違かった。
大勢を護るために戦うのではなく、残された二人の家族を護るために剣を振るう。
妹の夏実と姉の冬華。二人を護るために春護は努力を続けていた。
だけど……二人とも失ってしまった。
死の淵を彷徨った俺は一人の少女と出会い、怪しげな彼女と契約を交わしたんだ。
契約によって得た新たな力を使い俺は進む。騎士の相棒である水花と共に。
好意的だけど底の知れないナニカの助力を受け、少年は強さを求める。
家族の仇を取るために、魔族を討滅するために。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる