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第十章
五災刃-06
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「暗鬼、貴様には……というより、五災刃には意思疎通が可能だ。故に聞かなければならない事が無数にあるが、まず一点。
なぜドラファルド・レンダを使った。奴にはお師匠……リンナとの接点はほとんどない。お師匠の虚力を狙うには、奴という手駒は不適切ではないか」
「答える義理は無いけれど、答えない理由もないね。簡単な話でさ、ボク達の頭であるマリルリンデは、リンナの虚力を奪うよりも前に、障害となり得る五人の皇族を葬りたいのさ。そしてそれぞれ、自分たちに出来得る方法で狙っているけれど、ボクはそれほど戦闘に特化している存在じゃない。だから、こうしたまだるっこしい方法を取るしかない」
「つまり貴様一人には皇族を打ち破る力は無いと?」
「無いとは言わないよ。ボク自身、君達が名無しと呼んでいる雑兵共よりは強い自信はあるけれど、そうした自信というのは時に過信に繋がり得るから、好まないというだけさ。
ボクが望むのは、あくまで生き残りと平穏さ。平穏に一番必要なのは、勝負が必要であっても自分の手を汚さない、誰にボクの存在を認められる事のない、暗躍だけさ」
「なるほど――つまり今、お前を追い詰める事が出来ている、と解釈して構わないな」
「それはどうぞご自由に。ただボクは君に、必ずしも勝つ必要など無いと思っているよ」
「何?」
「だから言っただろう。ボクが……いや、マリルリンデが狙っているのは現段階じゃ五人の皇族だけ。つまり、君なんて言うイレギュラーに用は無いんだよ」
瞬間、クアンタは強い虚力の流れを感知し、その場から三メートルほど飛び退いた上で、頭上に刃を構えた。
それが功を奏した形で、振り込まれたバスタードソードの一閃が刀とぶつかり、甲高い鉄同士の音と共に、バスタードソードが芯から折れていく音も奏でられる。
「ッ!」
「見事。貴殿の対応もそうだが、硬軟の性質を併せ持つ刃も相当の業物よ」
「貴様、斬鬼――ッ」
上空からバスタードソードを構えて襲い掛かる、隆々たる筋肉を有し、その右目には深い傷跡が残る災い――斬鬼の攻撃に身体が反応し、右脚部を斬鬼の腹部へと蹴りつける事で距離を取った二者が、汗を流す。
「暗鬼。此処は任せい」
「ああ、荒事は君の性分だもんね。任せるよ」
「待てっ」
微笑みと共に悠然と姿を消そうとした暗鬼と、それを止める為に動き出そうとするクアンタ。
だが。
「クアンタ、貴女はそのまま、斬鬼の相手をしなさい」
背後よりかかる声と共に、何か銀色に輝く液体がスルリと闇夜を駆け、今姿をくらまし、消えようとしていた暗鬼の腕を掴んで、捕えた。
「暗鬼の相手は、私がするわ」
「やぁ、アルハット――君とボクは、互いに相性が悪いから、出来れば相手をしたくないのだけれどね」
自身を、操作する水銀の縄によって捕えられているにも関わらず、暗鬼は悠然と彼女――アルハットに微笑みかける。
「アルハット、大丈夫か」
「問題無いわ。貴女は貴女なりに暴れなさい、クアンタ」
「了解」
視線と言葉だけのやり取りを終わらせたクアンタとアルハットの事を、クアンタの前でただ折れたバスタードソードを構えた斬鬼が見据えている。
クアンタが刃を構え直し、斬りかかる準備を整えた上で、一呼吸。
「話し合いは終わったか、くあんた殿」
「ああ。――来い、斬鬼」
「ではいざ――参る」
刃を折り、今や殆ど凶器としての役割を果たせていない筈のバスタードソードを振り込んだ斬鬼の攻撃は、実に単純であった。
上段から振り切られる折れた刃を刀の棟で受け、そのまま強引に鍔で挟むようにしたクアンタは、バスタードソードを弾き飛ばして斬鬼の得物を無くし、その身に斬りかかろうとする。
だが、気付いた時には既に、彼の手に握られていた物は一本のレイピア。
それが、シドニアの部下であるサーニスが用いていたレイピアであると一瞬思考を巡らせたクアンタの隙を狙う様に、喉元へ疾く突き付けられた打突を寸での所で回避し、取っ組み合いへと発展。
身体を地面に転がしながら、行われる拳と、レイピアと、刀による命の取り合い。
次第に転がる勢いがなくなってきた所でクアンタの持つ刀を斬鬼が奪う為か手を付けるが、斬鬼の顔面に刀の柄底を叩きつける事で、互いにまた距離を置き、刃同士を構えた。
「奪ったぞ」
「奪った? バカも休み休み言え。お師匠が打った刃はこの手にある」
「なぁに――こういう事よ」
レイピアを放棄した斬鬼が今その手を天に掲げた次の瞬間、いつの間にか、その刃にある傷や競り合いの痕までもが、クアンタの持つ打刀【カネツグ】と一致した刀が顕現し、構えたのだ。
「何だ、それは」
「我々災いは、一人ひとりが特異なる能力を持ち得る。己は単純――触れた刃を持つ物を、自らの武器とし得る再現現象だ」
「なるほど……では、再現性がどうか、判断してやろう」
開いていた距離を埋めるように踏み込んだクアンタと同じく、斬鬼も同距離を踏み込んだ結果、刀同士による競り合いが始まった。
刃を弾き、振り、また弾きと数多繰り返す二者の攻防は、剣技に乏しいアルハットから見れば、何が行われているのかを視認できぬ程の早さ故に、つい彼女たちの攻防に目を奪われてしまう。
「ボクを放置して観戦とはあまり感心しないね」
「放置しているつもりはないわ。貴方は捕えなければならないから、下手に動かない限り手を出さないようにしているのよ」
「ふむん――あのクアンタが斬鬼を倒し得るかどうかは不明だが、しかしそうなって二対一になるのは面倒かな」
「ならば、私が貴方を殺さない程度に痛めつけるのはどうかしら」
「それが有効かどうかを確かめるいい機会、という事でもあるのかな?」
アルハットはそれに答えない。
そして答えぬからこそ、暗鬼はその沈黙を答えとして受け取り、今左腕を捕えている縄状に形成された水銀を手刀で切り裂き、二者が距離を開ける。
離れると同時に、アルハットは未だに暗鬼の左手に絡みつく水銀に向けて、指を鳴らす。
パチンと鳴らされた音に合わせ、四つの球体に分離した水銀が、暗鬼の両腕両足にまとわりつき、その動きを抑制。
「ッ」
災いは人型故、指や足を動かす事が出来ぬというのは難点となり得るだろうと予測したアルハット、そして事実、彼女の予想は正しかった。
足にまとわりつく水銀のせいで、素早く行動に移る事が出来なかった暗鬼は、今アルハットが宙へ投げ、青白い錬成反応と共に先端を鋭利にさせたボルトの矢が飛来する攻撃を避ける事が出来ず、その脳天と胸部、腹部を貫かれた。
穴の開いた体、しかし暗鬼はため息をつきながら、それでも平然と、傷口に手を当て、拭うようにする事で、傷を埋める。
「痛いのかしら?」
「それなりにね」
「素直な事。それとも嘘かしら」
「ただ脳や心臓部など、人間だったら致命傷になる部位が弱点じゃないだけで、痛みというものはあるんだよ」
「ではどこが弱点と?」
「虚力そのものだよ。それを知っているからこそ、リンナの打つ刀を欲するんだろう? 君たち皇族共は」
「ねぇ、一つ聞いても良いかしら」
「何だい。本当の事を言うかも分からない、君を騙すかもしれない、先ほどボクが心配した事の反対として、斬鬼がクアンタを倒し、君が一人でボクと斬鬼の二体と相対する事になるやもしれず、ボクはその為に時間稼ぎをしているかもしれないのに?」
「私は気になった事をすぐに聞いてしまう性分なの」
「はぁ、そうかい。ではどうぞ」
「貴方達の力は、災いという存在故に発現される権能なの? それとも、貴方達の身体を形作る虚力による権能なの?」
なぜドラファルド・レンダを使った。奴にはお師匠……リンナとの接点はほとんどない。お師匠の虚力を狙うには、奴という手駒は不適切ではないか」
「答える義理は無いけれど、答えない理由もないね。簡単な話でさ、ボク達の頭であるマリルリンデは、リンナの虚力を奪うよりも前に、障害となり得る五人の皇族を葬りたいのさ。そしてそれぞれ、自分たちに出来得る方法で狙っているけれど、ボクはそれほど戦闘に特化している存在じゃない。だから、こうしたまだるっこしい方法を取るしかない」
「つまり貴様一人には皇族を打ち破る力は無いと?」
「無いとは言わないよ。ボク自身、君達が名無しと呼んでいる雑兵共よりは強い自信はあるけれど、そうした自信というのは時に過信に繋がり得るから、好まないというだけさ。
ボクが望むのは、あくまで生き残りと平穏さ。平穏に一番必要なのは、勝負が必要であっても自分の手を汚さない、誰にボクの存在を認められる事のない、暗躍だけさ」
「なるほど――つまり今、お前を追い詰める事が出来ている、と解釈して構わないな」
「それはどうぞご自由に。ただボクは君に、必ずしも勝つ必要など無いと思っているよ」
「何?」
「だから言っただろう。ボクが……いや、マリルリンデが狙っているのは現段階じゃ五人の皇族だけ。つまり、君なんて言うイレギュラーに用は無いんだよ」
瞬間、クアンタは強い虚力の流れを感知し、その場から三メートルほど飛び退いた上で、頭上に刃を構えた。
それが功を奏した形で、振り込まれたバスタードソードの一閃が刀とぶつかり、甲高い鉄同士の音と共に、バスタードソードが芯から折れていく音も奏でられる。
「ッ!」
「見事。貴殿の対応もそうだが、硬軟の性質を併せ持つ刃も相当の業物よ」
「貴様、斬鬼――ッ」
上空からバスタードソードを構えて襲い掛かる、隆々たる筋肉を有し、その右目には深い傷跡が残る災い――斬鬼の攻撃に身体が反応し、右脚部を斬鬼の腹部へと蹴りつける事で距離を取った二者が、汗を流す。
「暗鬼。此処は任せい」
「ああ、荒事は君の性分だもんね。任せるよ」
「待てっ」
微笑みと共に悠然と姿を消そうとした暗鬼と、それを止める為に動き出そうとするクアンタ。
だが。
「クアンタ、貴女はそのまま、斬鬼の相手をしなさい」
背後よりかかる声と共に、何か銀色に輝く液体がスルリと闇夜を駆け、今姿をくらまし、消えようとしていた暗鬼の腕を掴んで、捕えた。
「暗鬼の相手は、私がするわ」
「やぁ、アルハット――君とボクは、互いに相性が悪いから、出来れば相手をしたくないのだけれどね」
自身を、操作する水銀の縄によって捕えられているにも関わらず、暗鬼は悠然と彼女――アルハットに微笑みかける。
「アルハット、大丈夫か」
「問題無いわ。貴女は貴女なりに暴れなさい、クアンタ」
「了解」
視線と言葉だけのやり取りを終わらせたクアンタとアルハットの事を、クアンタの前でただ折れたバスタードソードを構えた斬鬼が見据えている。
クアンタが刃を構え直し、斬りかかる準備を整えた上で、一呼吸。
「話し合いは終わったか、くあんた殿」
「ああ。――来い、斬鬼」
「ではいざ――参る」
刃を折り、今や殆ど凶器としての役割を果たせていない筈のバスタードソードを振り込んだ斬鬼の攻撃は、実に単純であった。
上段から振り切られる折れた刃を刀の棟で受け、そのまま強引に鍔で挟むようにしたクアンタは、バスタードソードを弾き飛ばして斬鬼の得物を無くし、その身に斬りかかろうとする。
だが、気付いた時には既に、彼の手に握られていた物は一本のレイピア。
それが、シドニアの部下であるサーニスが用いていたレイピアであると一瞬思考を巡らせたクアンタの隙を狙う様に、喉元へ疾く突き付けられた打突を寸での所で回避し、取っ組み合いへと発展。
身体を地面に転がしながら、行われる拳と、レイピアと、刀による命の取り合い。
次第に転がる勢いがなくなってきた所でクアンタの持つ刀を斬鬼が奪う為か手を付けるが、斬鬼の顔面に刀の柄底を叩きつける事で、互いにまた距離を置き、刃同士を構えた。
「奪ったぞ」
「奪った? バカも休み休み言え。お師匠が打った刃はこの手にある」
「なぁに――こういう事よ」
レイピアを放棄した斬鬼が今その手を天に掲げた次の瞬間、いつの間にか、その刃にある傷や競り合いの痕までもが、クアンタの持つ打刀【カネツグ】と一致した刀が顕現し、構えたのだ。
「何だ、それは」
「我々災いは、一人ひとりが特異なる能力を持ち得る。己は単純――触れた刃を持つ物を、自らの武器とし得る再現現象だ」
「なるほど……では、再現性がどうか、判断してやろう」
開いていた距離を埋めるように踏み込んだクアンタと同じく、斬鬼も同距離を踏み込んだ結果、刀同士による競り合いが始まった。
刃を弾き、振り、また弾きと数多繰り返す二者の攻防は、剣技に乏しいアルハットから見れば、何が行われているのかを視認できぬ程の早さ故に、つい彼女たちの攻防に目を奪われてしまう。
「ボクを放置して観戦とはあまり感心しないね」
「放置しているつもりはないわ。貴方は捕えなければならないから、下手に動かない限り手を出さないようにしているのよ」
「ふむん――あのクアンタが斬鬼を倒し得るかどうかは不明だが、しかしそうなって二対一になるのは面倒かな」
「ならば、私が貴方を殺さない程度に痛めつけるのはどうかしら」
「それが有効かどうかを確かめるいい機会、という事でもあるのかな?」
アルハットはそれに答えない。
そして答えぬからこそ、暗鬼はその沈黙を答えとして受け取り、今左腕を捕えている縄状に形成された水銀を手刀で切り裂き、二者が距離を開ける。
離れると同時に、アルハットは未だに暗鬼の左手に絡みつく水銀に向けて、指を鳴らす。
パチンと鳴らされた音に合わせ、四つの球体に分離した水銀が、暗鬼の両腕両足にまとわりつき、その動きを抑制。
「ッ」
災いは人型故、指や足を動かす事が出来ぬというのは難点となり得るだろうと予測したアルハット、そして事実、彼女の予想は正しかった。
足にまとわりつく水銀のせいで、素早く行動に移る事が出来なかった暗鬼は、今アルハットが宙へ投げ、青白い錬成反応と共に先端を鋭利にさせたボルトの矢が飛来する攻撃を避ける事が出来ず、その脳天と胸部、腹部を貫かれた。
穴の開いた体、しかし暗鬼はため息をつきながら、それでも平然と、傷口に手を当て、拭うようにする事で、傷を埋める。
「痛いのかしら?」
「それなりにね」
「素直な事。それとも嘘かしら」
「ただ脳や心臓部など、人間だったら致命傷になる部位が弱点じゃないだけで、痛みというものはあるんだよ」
「ではどこが弱点と?」
「虚力そのものだよ。それを知っているからこそ、リンナの打つ刀を欲するんだろう? 君たち皇族共は」
「ねぇ、一つ聞いても良いかしら」
「何だい。本当の事を言うかも分からない、君を騙すかもしれない、先ほどボクが心配した事の反対として、斬鬼がクアンタを倒し、君が一人でボクと斬鬼の二体と相対する事になるやもしれず、ボクはその為に時間稼ぎをしているかもしれないのに?」
「私は気になった事をすぐに聞いてしまう性分なの」
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