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第十三章
災滅の魔法少女-05
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いつの間にか、背後から襲い掛かってきたカルファスの一体が、暗鬼の背中から心臓部にかけて、先の戦いで暗鬼がカルファスがしたように、その手刀を突き刺した。
「ご――っ!」
動く事が出来ない、せめて認識阻害をかけて時間を稼げば逃げる事が出来るか、と思考を働かせようとした暗鬼だったが――そこで眼前に居たカルファスが、その鋭い眼光をそのままに、アルハットが作ったと言う腕輪に二本指を乗せ、スッと撫でるように触れた。
「喰え」
「な、何をす」
最後まで、言葉を放つ事はできなかった。
自身の胸を突き刺す一体のカルファスは、その身をドロリと溶けさせると、水銀の様な形状となりながら暗鬼の全身を包み込み、一瞬で手のひらサイズにまで圧縮させていき、ぶちゅり――とトマトを潰したような音を山岳中に響かせる。
カルファスだった流体が、その姿を元のカルファスへと戻していくと、恐らく暗鬼の体液だろう透明の液体がその身を濡らし、暗鬼だったものは影となり、拡散していく。
災いである彼らにとって、死とは虚力による身体の拡散であり、こうした虚力を伴わない攻撃は、死に直結しないけれど――しかし、その肉体が破壊される事による、痛覚もあるし恐怖も感じる。
――そう、豪鬼は間違いなくこの時、次は自分がこうなるのだと、恐怖した。
「ねぇ豪鬼くん、災いってこんな風に身体をすりつぶされちゃったらどうなるのぉ?」
だが決して豪鬼には手を出さないと言わんばかりに穏やかな声で聴かれ、一瞬の間に起こった事を認識できていない豪鬼が、ただ聞かれたから答えると言う短絡的な反射を以て、口を開く。
「……経験が、ないから、わからないけど……多分、一度分散した影が、その内再構成されて、元に戻る、と思う」
「あららぁ。こんだけしたら生き返る事出来ないんじゃないかなぁ~、なんて思ったんだけど」
「虚力は、分散されないから……」
「そっかぁ。じゃあ次会う時までに虚力を使って何か出来ないかも調べてみるかなぁ」
もう豪鬼にさえ興味は無いと言わんばかりに、一人だけを残して全カルファスが森の中に消えていく。
残る一人になったカルファスがその場で豪鬼に向けて笑いかけると――彼はもう一つだけ、気になる事を尋ねた。
「何で……オレを、殺さない……?」
「だから……私、やられたらやり返す派なの。豪鬼くん、今の所私になーんにもしてないでしょ? だから何もしないだけ。まぁ、さっきの暗鬼ちゃんみたくしたら、完全に消滅するって言うならするかもだけどサ」
「……やっぱり」
「うん? なに?」
「アンタ、狂ってるよ」
「うん、理解してる。……じゃ、元気でね豪鬼くん。次会う時には、君の重力操作を打ち消せる方法も考えとく」
別れの挨拶を言うと、豪鬼は青白くした表情のまま、影となり拡散して消えていく。
カルファスはひとり残されたが――彼女の表情は、決して晴れなかった。
「……んー、やっぱ研究できないとやり返しなんか詰まんないモンだなぁ」
「それにしては随分とノリノリだった気もするが」
声は上から聞こえたが、豪鬼のように空を舞う者ではなく、カルファスの近くにある木から聞こえた。
「ヤエさんか。今回は私よりヤエさんの方がノリノリだった気もするけど?」
「まぁ私の想定を遥かに超えた想定外を幾つも見せてくれたんだ。私だって楽しむよ」
今、木から飛び降りて着地を果たした女性――菊谷ヤエ(B)は、口に咥えた煙草へ火を付ける事無く、カルファスへニッと笑いかけた。
「想定外、か。それって固定空間の事? それともリンナちゃんの事? それか私の事?」
「全部だよ。全部、私の力では認識し得ない事柄だった。
私と同化した神霊【コスモス】の能力は【過去・未来・現在における状況認識能力】で、未来認識に限って言えば【予知】というより【観測】……つまりほとんど確定事象に近い認識であるのだが、いくつかの条件で観測する事象へは認識能力が働かない。
固定空間は時の概念から切り離された空間だから私の能力が及ばない、つまりお前の本体である計算機を観測できない、だからお前の根幹でもある、その【根源化の紛い物】を観測できなかった。
そして何より驚いたのは――リンナさんの魔法少女化だ」
災滅の魔法少女・リンナ。
虚力を用いて災いを滅殺し得る、対災いだけを取って言えば最強の力を、少なくとも自分は普遍的な人間であると認識しているリンナが、有する事になった。
「アレは私も驚いたよぉ。確かにリンナちゃんが一時の護衛用に使ってくれれば、と思って渡したけど、でもあそこまでやるとはね」
「認識しているな」
「あの辺は固定空間位置に近いからね」
「ならば一つだけ忠告してやる――リンナさんが引き出したあのパワーは、近しい状況を作り出す事は不可能に近いだろう」
リンナが今回果たした変身は、色々とイレギュラーが重なったが故である。
彼女の元々膨大な虚力量に合わせ、災いという得体も知れぬ敵との遭遇による恐怖、カルファスの死による悲しみと強い怒り、そうした感情の流動が行われた結果、感情から生み出される虚力が多く循環した。
そしてカルファスとアルハットの開発したマジカリング・デバイスは、そうした彼女の虚力をさらに増幅させる機能を持っていた。
だからこそ成し得た展開であり――それがヤエには観測できない事柄だったという。
「変身自体は今後も可能だろう。元々プリステスとしての適性が高い彼女だし、未来の予定だったが、何時かはああして災いを討滅する力を身に着けるだろうとも観測はしていた。だから絶対に今後役立たないというワケじゃないが、今回ほどの活躍は期待するなよ」
「うん。ていうか元々リンナちゃんは私たち皇族、というより、このレアルタ皇国が守るべき国民だもん。そこは私たちが守らなきゃいけない。リンナちゃんは、守られるだけの自分を許せないかもだけれど。
――それよりヤエさん、一つ聴きたい事があるの」
笑みを無くし、腕輪に軽く触れた彼女が取り出す、霊子端末。
それを操作する事によって、ヤエとカルファスの二者が転移するのは――何もない、真っ新な空間と、その中心でポツンと設置された、小さな機材。
――オリジナルのカルファスが眠る、彼女の脳を計算機とするシステムの根幹だ。
「ここには、私しかいない。そして私は、オリジナルのカルファス・ヴ・リ・レアルタは、さらにこの固定空間は、貴女のあらゆる観測から逃れたイレギュラーよね?」
「……ああ、その通りだ」
「その固定空間で、私にだったら、他の人たちに言えない事を色々と言えるんじゃない?
――例えばクアンタちゃんが解決しなければいけない、全宇宙の危機について、とか」
最初は溢すようにクク、と漏らしたヤエが、しかし耐えきる事が出来なかったように笑みを大きくした。
「なら少しだけ、お前に色々と教えてやろう。
お前やクアンタ、アルハットは色々と勘付いているかもしれないが、このゴルサという星と、クアンタの元々訪れた地球という星には、色々と共通項がある」
「うん、そもそも言葉の節々にそれを感じるよね。……意図的めいたものを」
「そもそも、この星と地球とは宇宙で地繋ぎになっているわけじゃない。存在する世界の断層が異なると言ってもいい」
「じゃあ、クアンタちゃんが果たしたのは、地球からゴルサへの単純な恒星間移動じゃない、てワケか」
「ああ、まさしく異世界転移と言っても差し支えない」
「なら余計分からないな……いや、まぁ考えられないワケじゃないんだケドね。
そもそも同じような生態、同じような環境を用意された、殆ど同一とも言っていい生命体なら、近しい進化を遂げるなんてのは自明の理だし、有機生命における多様性なんかそんなもの、なんてのはね」
「では何が分からないと?」
「分からないのは二つ。
一つはそもそも、同一の生態をしている生命郡が二つもあるって事。
空気や紫外線とか、そうした単純な部分から数値が異なって、数百、数千の年月を経ていけば、進化の過程で絶対に自然選択・自然淘汰が行われて、大きな違いとなってしまう筈。同一の存在なんか生まれる筈ない。
なのにゴルサの人間と地球の人間は、聞いている限り、アルちゃんがクアンタちゃんから貰った資料を見ている限りだと、ほぼ……ううん、もう完全に同一で、文化や技術だけが異なっているとしか思えないっていう点。
もう一つは……やっぱりフォーリナーについて。例えば単純な惑星間航行によって到達可能であれば、私たちでも何時の日か地球へ行けるかもしれないけれど、存在世界の断層が異なっているという事になれば、それは宇宙開発の分野じゃなくなってしまう。
でもフォーリナーは、そうした存在世界の断層が異なる世界への行き来すら可能って事でしょう?
そんな高い技術力を持つのに――たかがビッグバン一つあっただけで、この星を観測対象外にしちゃうような事ってあり得る?」
「――お前は本当に、一瞬で色んな思考に辿り着く女だ。
だがしかし、そうだ。そしてこれからするお話は、災い対策に注力しなければならないお前を混乱させてしまう可能性もあるが、恨むなよ。聞いたのはお前だ。
私がクアンタにやらせたい事は、ただ一つ。
アイツにはこの世界で――【愛を知る人間】になって貰わなければならない」
「ご――っ!」
動く事が出来ない、せめて認識阻害をかけて時間を稼げば逃げる事が出来るか、と思考を働かせようとした暗鬼だったが――そこで眼前に居たカルファスが、その鋭い眼光をそのままに、アルハットが作ったと言う腕輪に二本指を乗せ、スッと撫でるように触れた。
「喰え」
「な、何をす」
最後まで、言葉を放つ事はできなかった。
自身の胸を突き刺す一体のカルファスは、その身をドロリと溶けさせると、水銀の様な形状となりながら暗鬼の全身を包み込み、一瞬で手のひらサイズにまで圧縮させていき、ぶちゅり――とトマトを潰したような音を山岳中に響かせる。
カルファスだった流体が、その姿を元のカルファスへと戻していくと、恐らく暗鬼の体液だろう透明の液体がその身を濡らし、暗鬼だったものは影となり、拡散していく。
災いである彼らにとって、死とは虚力による身体の拡散であり、こうした虚力を伴わない攻撃は、死に直結しないけれど――しかし、その肉体が破壊される事による、痛覚もあるし恐怖も感じる。
――そう、豪鬼は間違いなくこの時、次は自分がこうなるのだと、恐怖した。
「ねぇ豪鬼くん、災いってこんな風に身体をすりつぶされちゃったらどうなるのぉ?」
だが決して豪鬼には手を出さないと言わんばかりに穏やかな声で聴かれ、一瞬の間に起こった事を認識できていない豪鬼が、ただ聞かれたから答えると言う短絡的な反射を以て、口を開く。
「……経験が、ないから、わからないけど……多分、一度分散した影が、その内再構成されて、元に戻る、と思う」
「あららぁ。こんだけしたら生き返る事出来ないんじゃないかなぁ~、なんて思ったんだけど」
「虚力は、分散されないから……」
「そっかぁ。じゃあ次会う時までに虚力を使って何か出来ないかも調べてみるかなぁ」
もう豪鬼にさえ興味は無いと言わんばかりに、一人だけを残して全カルファスが森の中に消えていく。
残る一人になったカルファスがその場で豪鬼に向けて笑いかけると――彼はもう一つだけ、気になる事を尋ねた。
「何で……オレを、殺さない……?」
「だから……私、やられたらやり返す派なの。豪鬼くん、今の所私になーんにもしてないでしょ? だから何もしないだけ。まぁ、さっきの暗鬼ちゃんみたくしたら、完全に消滅するって言うならするかもだけどサ」
「……やっぱり」
「うん? なに?」
「アンタ、狂ってるよ」
「うん、理解してる。……じゃ、元気でね豪鬼くん。次会う時には、君の重力操作を打ち消せる方法も考えとく」
別れの挨拶を言うと、豪鬼は青白くした表情のまま、影となり拡散して消えていく。
カルファスはひとり残されたが――彼女の表情は、決して晴れなかった。
「……んー、やっぱ研究できないとやり返しなんか詰まんないモンだなぁ」
「それにしては随分とノリノリだった気もするが」
声は上から聞こえたが、豪鬼のように空を舞う者ではなく、カルファスの近くにある木から聞こえた。
「ヤエさんか。今回は私よりヤエさんの方がノリノリだった気もするけど?」
「まぁ私の想定を遥かに超えた想定外を幾つも見せてくれたんだ。私だって楽しむよ」
今、木から飛び降りて着地を果たした女性――菊谷ヤエ(B)は、口に咥えた煙草へ火を付ける事無く、カルファスへニッと笑いかけた。
「想定外、か。それって固定空間の事? それともリンナちゃんの事? それか私の事?」
「全部だよ。全部、私の力では認識し得ない事柄だった。
私と同化した神霊【コスモス】の能力は【過去・未来・現在における状況認識能力】で、未来認識に限って言えば【予知】というより【観測】……つまりほとんど確定事象に近い認識であるのだが、いくつかの条件で観測する事象へは認識能力が働かない。
固定空間は時の概念から切り離された空間だから私の能力が及ばない、つまりお前の本体である計算機を観測できない、だからお前の根幹でもある、その【根源化の紛い物】を観測できなかった。
そして何より驚いたのは――リンナさんの魔法少女化だ」
災滅の魔法少女・リンナ。
虚力を用いて災いを滅殺し得る、対災いだけを取って言えば最強の力を、少なくとも自分は普遍的な人間であると認識しているリンナが、有する事になった。
「アレは私も驚いたよぉ。確かにリンナちゃんが一時の護衛用に使ってくれれば、と思って渡したけど、でもあそこまでやるとはね」
「認識しているな」
「あの辺は固定空間位置に近いからね」
「ならば一つだけ忠告してやる――リンナさんが引き出したあのパワーは、近しい状況を作り出す事は不可能に近いだろう」
リンナが今回果たした変身は、色々とイレギュラーが重なったが故である。
彼女の元々膨大な虚力量に合わせ、災いという得体も知れぬ敵との遭遇による恐怖、カルファスの死による悲しみと強い怒り、そうした感情の流動が行われた結果、感情から生み出される虚力が多く循環した。
そしてカルファスとアルハットの開発したマジカリング・デバイスは、そうした彼女の虚力をさらに増幅させる機能を持っていた。
だからこそ成し得た展開であり――それがヤエには観測できない事柄だったという。
「変身自体は今後も可能だろう。元々プリステスとしての適性が高い彼女だし、未来の予定だったが、何時かはああして災いを討滅する力を身に着けるだろうとも観測はしていた。だから絶対に今後役立たないというワケじゃないが、今回ほどの活躍は期待するなよ」
「うん。ていうか元々リンナちゃんは私たち皇族、というより、このレアルタ皇国が守るべき国民だもん。そこは私たちが守らなきゃいけない。リンナちゃんは、守られるだけの自分を許せないかもだけれど。
――それよりヤエさん、一つ聴きたい事があるの」
笑みを無くし、腕輪に軽く触れた彼女が取り出す、霊子端末。
それを操作する事によって、ヤエとカルファスの二者が転移するのは――何もない、真っ新な空間と、その中心でポツンと設置された、小さな機材。
――オリジナルのカルファスが眠る、彼女の脳を計算機とするシステムの根幹だ。
「ここには、私しかいない。そして私は、オリジナルのカルファス・ヴ・リ・レアルタは、さらにこの固定空間は、貴女のあらゆる観測から逃れたイレギュラーよね?」
「……ああ、その通りだ」
「その固定空間で、私にだったら、他の人たちに言えない事を色々と言えるんじゃない?
――例えばクアンタちゃんが解決しなければいけない、全宇宙の危機について、とか」
最初は溢すようにクク、と漏らしたヤエが、しかし耐えきる事が出来なかったように笑みを大きくした。
「なら少しだけ、お前に色々と教えてやろう。
お前やクアンタ、アルハットは色々と勘付いているかもしれないが、このゴルサという星と、クアンタの元々訪れた地球という星には、色々と共通項がある」
「うん、そもそも言葉の節々にそれを感じるよね。……意図的めいたものを」
「そもそも、この星と地球とは宇宙で地繋ぎになっているわけじゃない。存在する世界の断層が異なると言ってもいい」
「じゃあ、クアンタちゃんが果たしたのは、地球からゴルサへの単純な恒星間移動じゃない、てワケか」
「ああ、まさしく異世界転移と言っても差し支えない」
「なら余計分からないな……いや、まぁ考えられないワケじゃないんだケドね。
そもそも同じような生態、同じような環境を用意された、殆ど同一とも言っていい生命体なら、近しい進化を遂げるなんてのは自明の理だし、有機生命における多様性なんかそんなもの、なんてのはね」
「では何が分からないと?」
「分からないのは二つ。
一つはそもそも、同一の生態をしている生命郡が二つもあるって事。
空気や紫外線とか、そうした単純な部分から数値が異なって、数百、数千の年月を経ていけば、進化の過程で絶対に自然選択・自然淘汰が行われて、大きな違いとなってしまう筈。同一の存在なんか生まれる筈ない。
なのにゴルサの人間と地球の人間は、聞いている限り、アルちゃんがクアンタちゃんから貰った資料を見ている限りだと、ほぼ……ううん、もう完全に同一で、文化や技術だけが異なっているとしか思えないっていう点。
もう一つは……やっぱりフォーリナーについて。例えば単純な惑星間航行によって到達可能であれば、私たちでも何時の日か地球へ行けるかもしれないけれど、存在世界の断層が異なっているという事になれば、それは宇宙開発の分野じゃなくなってしまう。
でもフォーリナーは、そうした存在世界の断層が異なる世界への行き来すら可能って事でしょう?
そんな高い技術力を持つのに――たかがビッグバン一つあっただけで、この星を観測対象外にしちゃうような事ってあり得る?」
「――お前は本当に、一瞬で色んな思考に辿り着く女だ。
だがしかし、そうだ。そしてこれからするお話は、災い対策に注力しなければならないお前を混乱させてしまう可能性もあるが、恨むなよ。聞いたのはお前だ。
私がクアンタにやらせたい事は、ただ一つ。
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