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第十四章
夢-04
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イルメールにも、カルファスにも、アルハットにも。
彼女達にはあまりにも大きな才能がある。
武人としての才能、魔術師としての才能、錬金術師としての才能が。
「主は、あまりに強大な才能を目の当たりにし過ぎたのじゃ。吾輩も為政者としての才能こそ有しておるがの、吾輩や主と比べたら、奴らはまさしく異常じゃ」
「……私は、貴女にすら敵わない」
「主はとっくに吾輩など超えておるよ。皇族の中で一番役に立たぬのは、吾輩じゃぞ」
アメリアらしからぬ言葉に、シドニアはアメリアの方を向き、彼女の優し気な表情を見て、驚いた。
「主は確かに、数多を他者に否定されておる。
剣の腕はサーニスに敵わず、武術はイルメールに敵わず、魔術の腕はカルファスに敵わず、錬金術の腕はアルハットに敵わなんだ。
そして確かに、カリスマ性とかいう才能は、吾輩の方が上やもしれんな。主は脇が甘く、詰めも甘い。故にそうした部分では吾輩の方が上じゃ。
じゃが主は、サーニスやイルメールよりも頭が切れる。
カルファスやアルハット、そして吾輩よりも剣の腕で勝る。
そうした、誰よりも勝るモノではないにせよ、明らかに他者より優れた技能を幾つも持ち得ておるのに、それ以上を求めるのは欲張りというものじゃぞ」
「サーニスにも言いましたが、それは器用貧乏というものです。皇族に在っては、そうした特化した才能が何よりも必要である筈です」
「じゃからカルファスが主を認めんのじゃ。主の持つ才能が『愚才』とされてしまったらのぉ、この世に秀でた才を持つ存在は無いんじゃぞ。
主は才能在る者がその才能を遺憾なく発揮できる世界を望むと言うが、主以上の才を持ち得る人間なぞ、そう多くおらん。
主を物差しにして選民を行えば、人類は滅びる。じゃから主の考えを、思想を、愚かな事じゃと申したのだ」
と、そこまでを言って、アメリアはクスッと抑える事が出来なかったと言わんばかりに笑い、頭を掻いた。
「のぉ、シドニア。主は、アルハットの事をどう思っておるのじゃ?」
「愛おしい妹と。……そして彼女には、皇帝という立場には不要な優しさが在り過ぎるとも」
「そうじゃ。カルファスはそうした優しさが人類を救うと言う夢物語を妄想しておるから、アルハットを皇帝候補に推しておる。そんな夢見がちな女が、才能によって自己を殺された主の野望を認める訳もない。
じゃが、奴もアルハットの危なっかしさを理解しており、姉としてその身を守ろうとしておる。……主と同じ気持ちで、アルハットを守ろうとしておるのじゃ」
「……私と、願いは一緒であると?」
「そうじゃ」
「どうしてその優しさを、たった一人の弟である筈の私に、向ける事は無いのでしょうね」
「じゃから、言うたじゃろう。たった一人の弟である主と話す事に対し、臆病になっておったのやもしれん、とな」
ただ一人しかいなかった、男の皇族。
故にどう可愛がってよいか、それがアメリアにも、カルファスにも、分からなかった。
「イルメールはむしろ主が男で良かったであろう。しかし吾輩もカルファスも、周りに男を置いた事も無く、また弟という存在も初めてであったから、接し方が分からなんだ。……まぁ、吾輩が男嫌いというのも間違いなくあるのじゃが」
数多のしがらみが、そして性別という違いがそこにはあった。
故に彼女たちは、シドニアという一人の弟との距離感を間違えてしまった。
――しかし、間違えてしまったからと、時を戻す事も出来ず、関係性を簡単に修復する事も出来ない。
もう、五人の皇族は全員、二十歳を超えてしまった大人になっている。
そんな彼ら彼女らが――今更大きく変わる事など、出来る筈もないのだ。
「シドニアよ、もう自分の才能についてなぞ、卑下する理由も無いであろう」
「何故無いと? 姉上達が、私の事を嫌っていないと言う意見は、ありがたく頂戴します。
しかし、私が姉上達よりも劣る部分があり、その結果として至らぬ人間であると言う事は、変わる事の無い事実でしょう?」
「シドニア」
「……申し訳ない、姉上。少々眠気が強くなっております。少し、仮眠を取らせてください。リンナ達の護衛に関しては、任せます」
ずっとその場で、ただ背筋を伸ばして立ち尽くすワネットを引き連れ、客室へと向かっていくシドニアは、アメリアへ視線を送る事は無かった。
「シドニア様、出過ぎた事を申してもよろしかったでしょうか?」
「構わないよ。君とサーニスとは長い付き合いだ。遠慮なく言うといい」
会議室を出て客室を歩むシドニアの斜め後ろを歩きつつ、ワネットが問う。
「シドニア様は、わたくしの技能に才があると買ってくださいましたね」
「ああ。サーニスの力量もそうだが、あのカルファスを退ける事の出来る対魔師などそうはいない。誇りたまえ」
「ですがわたくし、サーニスと同じく勉強はからっきしなのです」
「何が言いたい?」
「シドニア様は、どうしてご自身にだけ、そう辛く当たられるのでしょうか?」
この問いにも――シドニアは、答える事が出来ない。
「アメリア様は、シドニア様の物差しによって世界が統治成されてしまえば人類は滅びると仰っておりますが、わたくしはそう悲観的でもありません。
シドニア様にはシドニア様なりに線引きを有していて、その線引きだけを言えば、人類の半数程度が淘汰されるのみでありましょう」
しかし、とワネットが口にした瞬間、シドニアは足を止める。
「シドニア様は、ご自身にだけは、その線引き以上を要求されています。まるで剣技も魔術も錬金術もカリスマ性も、全てが最優秀で無い自分は愚かなのだと、自戒しているような」
「そうであろうとする事は必要だろう」
「潰れちゃいますよ、そんな事をすれば。
……シドニア様、アメリア様の問うた言葉を、わたくしにも改めて問わせてください。
なぜ、シドニア様は、ご自身の才能にそこまで拘りになられるのでしょうか?」
先ほどは、アメリアの問いに答える事が出来ずにいたシドニアは……溢すように、言葉を綴る。
「私はね、才能という存在によって自分を殺されてきた」
言葉には、力が籠ってはいなかった。
「ああ、確かに私は他者よりも優れる部分を多く持ち得ているかもしれない。
これ以上、自分自身により高みへと、鞭を打っても意味がないのだと、理解もしている。
姉上達が、私の事を少なからず想ってくれている事も……アメリアから言われて、理解も出来た。
だがな、そうじゃない。そうじゃないんだよ。
私は、私はただ……っ」
思わず振り返り、自分よりも一回り小さなワネットが首を傾げて上目づかいでシドニアの表情を窺うが――彼はそこで苦笑し、頭を掻いて、いつの間にか辿り着いていた客室の扉を開けた。
「……数時間ほど眠る。起きれるとは思うが、昼食の時間までに起きなければ、起こしてくれ」
「畏まりました。お休みなさいませ、シドニア様」
それ以上問わずにいてくれたのは、ワネットの優しさなのか、それとも別の感情であるのかはわからなかったが、しかしシドニアは彼女の気遣いに感謝しつつ、乱雑に上着を脱ぎ捨てると、そのままベッドの上に倒れ込む。
「……こんな感情を、二度も曝け出しそうになるとは……私も、歳老いたのかもしれないな」
シドニアの意識は微睡みの中に消えていく。
そんな彼の寝顔を眺め、そっと彼の頬を伝った涙を拭うのは、乱雑に放棄された上着を綺麗に畳みつつ、シドニアの身体にシーツをかける、ワネットである。
「……シドニア様、貴方は行き場のないわたくしや、義弟であるサーニスを救ってくれたのです。
貴方の優しさを……貴方自身に、向けてあげて下さいな」
彼女の声は、シドニアに届かない。
ワネットも、それでよいのだと納得している。
彼女達にはあまりにも大きな才能がある。
武人としての才能、魔術師としての才能、錬金術師としての才能が。
「主は、あまりに強大な才能を目の当たりにし過ぎたのじゃ。吾輩も為政者としての才能こそ有しておるがの、吾輩や主と比べたら、奴らはまさしく異常じゃ」
「……私は、貴女にすら敵わない」
「主はとっくに吾輩など超えておるよ。皇族の中で一番役に立たぬのは、吾輩じゃぞ」
アメリアらしからぬ言葉に、シドニアはアメリアの方を向き、彼女の優し気な表情を見て、驚いた。
「主は確かに、数多を他者に否定されておる。
剣の腕はサーニスに敵わず、武術はイルメールに敵わず、魔術の腕はカルファスに敵わず、錬金術の腕はアルハットに敵わなんだ。
そして確かに、カリスマ性とかいう才能は、吾輩の方が上やもしれんな。主は脇が甘く、詰めも甘い。故にそうした部分では吾輩の方が上じゃ。
じゃが主は、サーニスやイルメールよりも頭が切れる。
カルファスやアルハット、そして吾輩よりも剣の腕で勝る。
そうした、誰よりも勝るモノではないにせよ、明らかに他者より優れた技能を幾つも持ち得ておるのに、それ以上を求めるのは欲張りというものじゃぞ」
「サーニスにも言いましたが、それは器用貧乏というものです。皇族に在っては、そうした特化した才能が何よりも必要である筈です」
「じゃからカルファスが主を認めんのじゃ。主の持つ才能が『愚才』とされてしまったらのぉ、この世に秀でた才を持つ存在は無いんじゃぞ。
主は才能在る者がその才能を遺憾なく発揮できる世界を望むと言うが、主以上の才を持ち得る人間なぞ、そう多くおらん。
主を物差しにして選民を行えば、人類は滅びる。じゃから主の考えを、思想を、愚かな事じゃと申したのだ」
と、そこまでを言って、アメリアはクスッと抑える事が出来なかったと言わんばかりに笑い、頭を掻いた。
「のぉ、シドニア。主は、アルハットの事をどう思っておるのじゃ?」
「愛おしい妹と。……そして彼女には、皇帝という立場には不要な優しさが在り過ぎるとも」
「そうじゃ。カルファスはそうした優しさが人類を救うと言う夢物語を妄想しておるから、アルハットを皇帝候補に推しておる。そんな夢見がちな女が、才能によって自己を殺された主の野望を認める訳もない。
じゃが、奴もアルハットの危なっかしさを理解しており、姉としてその身を守ろうとしておる。……主と同じ気持ちで、アルハットを守ろうとしておるのじゃ」
「……私と、願いは一緒であると?」
「そうじゃ」
「どうしてその優しさを、たった一人の弟である筈の私に、向ける事は無いのでしょうね」
「じゃから、言うたじゃろう。たった一人の弟である主と話す事に対し、臆病になっておったのやもしれん、とな」
ただ一人しかいなかった、男の皇族。
故にどう可愛がってよいか、それがアメリアにも、カルファスにも、分からなかった。
「イルメールはむしろ主が男で良かったであろう。しかし吾輩もカルファスも、周りに男を置いた事も無く、また弟という存在も初めてであったから、接し方が分からなんだ。……まぁ、吾輩が男嫌いというのも間違いなくあるのじゃが」
数多のしがらみが、そして性別という違いがそこにはあった。
故に彼女たちは、シドニアという一人の弟との距離感を間違えてしまった。
――しかし、間違えてしまったからと、時を戻す事も出来ず、関係性を簡単に修復する事も出来ない。
もう、五人の皇族は全員、二十歳を超えてしまった大人になっている。
そんな彼ら彼女らが――今更大きく変わる事など、出来る筈もないのだ。
「シドニアよ、もう自分の才能についてなぞ、卑下する理由も無いであろう」
「何故無いと? 姉上達が、私の事を嫌っていないと言う意見は、ありがたく頂戴します。
しかし、私が姉上達よりも劣る部分があり、その結果として至らぬ人間であると言う事は、変わる事の無い事実でしょう?」
「シドニア」
「……申し訳ない、姉上。少々眠気が強くなっております。少し、仮眠を取らせてください。リンナ達の護衛に関しては、任せます」
ずっとその場で、ただ背筋を伸ばして立ち尽くすワネットを引き連れ、客室へと向かっていくシドニアは、アメリアへ視線を送る事は無かった。
「シドニア様、出過ぎた事を申してもよろしかったでしょうか?」
「構わないよ。君とサーニスとは長い付き合いだ。遠慮なく言うといい」
会議室を出て客室を歩むシドニアの斜め後ろを歩きつつ、ワネットが問う。
「シドニア様は、わたくしの技能に才があると買ってくださいましたね」
「ああ。サーニスの力量もそうだが、あのカルファスを退ける事の出来る対魔師などそうはいない。誇りたまえ」
「ですがわたくし、サーニスと同じく勉強はからっきしなのです」
「何が言いたい?」
「シドニア様は、どうしてご自身にだけ、そう辛く当たられるのでしょうか?」
この問いにも――シドニアは、答える事が出来ない。
「アメリア様は、シドニア様の物差しによって世界が統治成されてしまえば人類は滅びると仰っておりますが、わたくしはそう悲観的でもありません。
シドニア様にはシドニア様なりに線引きを有していて、その線引きだけを言えば、人類の半数程度が淘汰されるのみでありましょう」
しかし、とワネットが口にした瞬間、シドニアは足を止める。
「シドニア様は、ご自身にだけは、その線引き以上を要求されています。まるで剣技も魔術も錬金術もカリスマ性も、全てが最優秀で無い自分は愚かなのだと、自戒しているような」
「そうであろうとする事は必要だろう」
「潰れちゃいますよ、そんな事をすれば。
……シドニア様、アメリア様の問うた言葉を、わたくしにも改めて問わせてください。
なぜ、シドニア様は、ご自身の才能にそこまで拘りになられるのでしょうか?」
先ほどは、アメリアの問いに答える事が出来ずにいたシドニアは……溢すように、言葉を綴る。
「私はね、才能という存在によって自分を殺されてきた」
言葉には、力が籠ってはいなかった。
「ああ、確かに私は他者よりも優れる部分を多く持ち得ているかもしれない。
これ以上、自分自身により高みへと、鞭を打っても意味がないのだと、理解もしている。
姉上達が、私の事を少なからず想ってくれている事も……アメリアから言われて、理解も出来た。
だがな、そうじゃない。そうじゃないんだよ。
私は、私はただ……っ」
思わず振り返り、自分よりも一回り小さなワネットが首を傾げて上目づかいでシドニアの表情を窺うが――彼はそこで苦笑し、頭を掻いて、いつの間にか辿り着いていた客室の扉を開けた。
「……数時間ほど眠る。起きれるとは思うが、昼食の時間までに起きなければ、起こしてくれ」
「畏まりました。お休みなさいませ、シドニア様」
それ以上問わずにいてくれたのは、ワネットの優しさなのか、それとも別の感情であるのかはわからなかったが、しかしシドニアは彼女の気遣いに感謝しつつ、乱雑に上着を脱ぎ捨てると、そのままベッドの上に倒れ込む。
「……こんな感情を、二度も曝け出しそうになるとは……私も、歳老いたのかもしれないな」
シドニアの意識は微睡みの中に消えていく。
そんな彼の寝顔を眺め、そっと彼の頬を伝った涙を拭うのは、乱雑に放棄された上着を綺麗に畳みつつ、シドニアの身体にシーツをかける、ワネットである。
「……シドニア様、貴方は行き場のないわたくしや、義弟であるサーニスを救ってくれたのです。
貴方の優しさを……貴方自身に、向けてあげて下さいな」
彼女の声は、シドニアに届かない。
ワネットも、それでよいのだと納得している。
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