女装人間

女装小説家すみれ

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7. 今の僕にはモラル皆無だ

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パンティが姉の繊細な指で 擦れる音が部屋に充満する。
 
「もう、びんびんじゃない。どうしてくれるの。これじゃ出かけられないわ」 

僕はもう気が狂ったように 姉に飛びかかりたかった。 
でも、さすがに自分の姉である。 そこは理性がなんとかした。 
なんとか。 うん。なんとしても・・・ きっと・・・

「アキラもそんなに固くして。変態」 
もうすぐにでも おねえちゃんのスカートの中に飛び込んで思い存分、 もうめちゃくちゃになめてあげたいよ! 
「おねえちゃんのなにを考えてるの?」 
僕は必死に冷静を装い、こう簡潔に答えた。 

「・・・お○んちん」
 「あら、下品な表現ね。 わたしのお○んちんを想像して、固くするなんて。アキラ、お姉ちゃんにおち○ちん触って欲しいのね」
 「は、はい」 
もう理性もどこかへ消えていた。

 
「じゃ、前回の続きをしよっか?」 

え。前回・・・

夢じゃなかったのか!!???

僕は姉が指示するがまま、イスに座る姉の前に立った。 
姉はじっと僕を見つめる。
そして、にやりと微笑む。 
そんな顔しないで。 心臓がはちきれそうだよ。 
その笑顔で僕をいじめてください。恥かしめてください。 
ああ。なんてことだ。 僕は狂っている。 
実の姉に欲情している。 しかも姉は女装した兄。こんな倒錯あるだろうか。 
ええい、関係あるものか。どうなってもいい。 お姉ちゃん、お願いします。 
もっと、お姉ちゃんに近づかせて。 
匂いをかぎたいよ。 

今の僕にはモラル皆無だ。 あるのは性的な興奮だけ。 
背徳? そうなのかな。いや、もうどうでもいい。 
はっきり言います。 僕は一刻も早く 姉のいやらしい体に 射精したい。 
それだけ。 それしか、もう考えられないくらいに興奮してるだけ。 
要は・・・・もう、僕は壊れてる。

「なに、あんたいやらしい顔してるのよ」 
見透かしたように姉が言う。 

「実の姉に欲情して。この変態が」 
「はい。僕は変態です。認めます。」
「変態の私に言われてるんだから、ド変態だよ、お前は」 
「そんなこと言わないでください。 も、立ってるのがやっとです。 見られてるだけで気絶しそうなんです」
「ガマン汁でてるよ。なに考えてるの。言ってごらんなさい」 
「・・・・そのう」 
「正直に言いなさい。怒ったりしないから」 
「お姉ちゃんのスカートの中です」 
「スカートの中の何?」 
そういうと、姉はすくっと立ち上がり、 スカートをめくりあげた。 
「これかい、変態」
ああ。なんていう光景だろう。 姉のおち○ちんは隆々と勃起している。 レースのパンティの中でそれは官能であり美しかった。 
「匂い、かぎたいだろ?」 
僕は激しく首を縦に振った。 
「はいはいはいはいはい!!!」

「おいで・・・」 
僕は導かれるまま、 姉の隆々としたおち○ちんに顔を近づけた。 
「う~ん・・・」 
姉は僕がくんくんする度に官能的な声をあげた。
 
しかしなんていう、喩えようのない香りだろうか。 なつくしい香り。 そして愛しい香りなのだ。 
これが僕の求めていた香り。 僕に興奮を与えてくれる香りなのだと思った。
嗅ぎながら、 僕のペニスは限りなく膨張しているのが分かる。 
正直、動くとパンツにすれていきそうだ。 もう、僕は動物だ。禁断の香りを知ってしまったアニマルだ。 

姉は言う。 
「そんな表情で嗅がれたら、お姉ちゃんも変な気持ちになるじゃない」 

 姉はパンティの中から隆々としたおち○ちんを取り出し、 僕の眼前に差し出した。 
姉のそれはヒクヒクいいながら、 更に強い淫靡な香りを発して、 宙に浮いている。 

僕は、 もう反射的に咥えこんだ。
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