罪悪感

橋本矢戸

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第三話 キャンプ前半

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 キャンプ当日、思いのほか快眠だった。夢見もよかった。居眠りとかは心配いらなそうだな。
昴が迎えにきて荷物を積み込む。
…コンテナまで買ってやがる。
道中は道の駅などによって観光して昼を済ませる。
テントを立てている時。

「待て、これ1人用じゃね?
え、俺は野晒しで寝るの?」

「違うよ。2人用って買いてあったんだ。引っ付けば問題ないじゃん」

問題大有りだよ
引っ付けばって、ねれるかな今日。
今夜はシンプルに焼き肉と白米。
汁物とかも欲しかったがやめた。
腹を膨らませて雑談に花を咲かせる。
幼馴染と言っても高校は別だし知らないことが割と多い。
星が好きらしいという事、童貞で女性経験が無いらしい。後者に関してはなんとなく理解できる。
友達としては良いやつだけど恋人にすると不安になるタイプだ。
怒らない不満をあまり言わない心を開いてるのか壁があるのか良くわからないタイプ。
色々話した。
東京に行ってた時に何をして何を感じたか、前に彼女が2人いたこと男と付き合った経験もあることでも童貞であること色々聞かれた。
俺だけゲロって昴はあまり話してなかったと思う。
うまく乗せられた気がする。
焚き火を消して暗くした後は少しの間空を見ていた。冬のキャンプ場の空はいつもより大きくて夏よりも低くて静かで綺麗で時間が止まってるようだった。
酒が入っていた昴は寝袋に入ってからすぐに寝ついた。
やばい、テントが狭いしマットが1人用だから2人入るには本当に引っ付くしかない。
そしてもういくつか問題がいびきが煩い
良い匂いがする、顔が近い
あ。良く見ると髭がある。
唇思ったより荒れてるな。
熟睡してくれるのはありがたい。
好きなだけ顔を網膜に焼き付けてやろう
ついでにキスでもかましてやろうか。
悶々としたのでとりあえず外に出てお酒を飲んで暇を潰そう。ついでに散歩でもするか。夜の林間キャンプ場とか趣あって良いし。何より起きて1人だった時の昴のビビってる顔が見たい。


 しばらくしてから戻ってテントに入ると出た時より色っぽく昴が見えた。
ちくしょう可愛いな
かっこいいな
触りたい
少しくらい気付かれないよな
ほっぺぷにぷにだ
肌すべすべニキビとかないか、ないな
キスをした時の思った通りがさがさな唇の感覚は忘れられない。




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