今更何の御用でしょうか?私を捨てたのは貴方ですよ?[完]

風龍佳乃

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ナタリナは家に帰りベンとサラを呼んだ
そして今までの経緯を2人に話した。
ベン
「王命ですか。いやぁ驚きましたが
    お嬢様、おめでとうございます」
サラ
「お嬢様がですか?本当に良いの
    ですかね?お嬢様の出世払い
    3倍にすれば良かったです。残念」

私を助けてくれた人だから…
無礼講という事で許してあげますわね。


エドモンドとのデートの日

タッタッタッタッタッ。グイッ
ナタリナ最後の走り
「今日も決まりましてよ?」
やっぱりエドモンドは笑っていた。
「君が側に居てくれたら仕事も
    頑張れるよ」

「陛下に聞きましたわ。影という者が
    私を見ていたらしいです。
    皆様にバレていたのですよね」

まぁそうだな、、エドモンドは笑った

楽しいデートも終わった数日後

ナタリナは王宮に住まいを移す事になり
「見送りが出来ない」と言った
ベンとサラに心で礼をした。

いよいよ始まった新生活
王子妃教育に国妃教育…毎日が忙しく
ぐったりだった。
救いはエドモンドが会いに来てくれて
和ませてくれる事だった。

ナタリナ17歳

王家主催のパーティ
この日 国王からの重大発表があると
伝えられている。

集まった貴族達は発表を待っていた。

会場にファンファーレが響き
壇上に両陛下が入場し宣言した

皆の者、急な呼びかけに集まってくれ
感謝する。
知っている者もいると思うが
我が国の王太子エドモンドと
イザベラ嬢との婚約が白紙となり
新たな婚約者にナタリナ嬢を迎える事と
なった。挙式は1年後とする。
そしてナタリナ嬢はイーダス公爵からの
輿入れとなる。

イザベラ嬢については隣国の王家に嫁ぎ
我が国との友好を結ぶという大儀を
果たす事となった。

当事者、皆が納得し円満にて発表する事
ができ嬉しく思う。

以上だ。皆、楽しんでくれ

驚く貴族も多く反発も出そうだったが
イザベラ嬢がナタリナを補佐して
義妹として仲良しをアピールした事と
イザベラ嬢の婚約者となるお相手の
参加に会場はお祝い一色となった。

これで皆が認めた婚約者になった。

数日後

王宮担当の執事が侍従と侍女候補者を
連れて来て面接をした後、
侍従2名と侍女5名が決まった。
それに専属護衛騎士が10名。
これからまだ増える予定らしい。

毎日忙しくしていて今はとにかく眠りたい。
朝「お嬢様、起きてくださいませ」

ん…眠い。お嬢様?誰よ…
「ほら、お時間ですよ」

ん…サラみたいね。。。ん?

ガバリと起きればそこに居たのは
サラだった

身支度を整えながらサラは教えてくれた

エドモンド殿下が訪問して来て
ベンとサラに王宮で働く試験と面接を
受ける気はないかと聞かれ
2人はナタリナに内緒で試験を受け
見事に合格したらしい。
ベンはまだ覚える事が多くて研修中だと
言う。研修が終わったらナタリナ専属の
執事になる予定だと…

泣きたい。今すぐに泣きたい…のに
サラは
「みっともないから泣かないで下さい」
などと、ふざけた口をきく。

王宮の侍女ねぇ、サラも大出世だわ。
周りのベテランに混ざりながら
頑張るサラを見ながら
ナタリナも気合いを入れた。

朝食、エドモンドにベンとサラの
お礼を伝えると
「難しい試験に短期間で合格するとは
    正直に驚いたよ。良かった」

エドモンド殿下って優しいのね。
好きになっちゃいそう……??
なってもいいのか。

王宮は結婚式の準備で慌ただしく
なってきた。

ウエディングドレスを選び宝石を
眺めて少しづつ実感がわいてきていた
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