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第五章・ルートの確定後は
28・激昂
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だんだん頭に血が昇って来た…もう倒れそうだ。それにもう、踏ん張り立っている脚の力もない!ドレスを摘む指先の感覚は既になく、パサリ…とドレスが下に落ちる。
「おいおい…ドレスは摘んでなくて良いのかなぁ?」
──まだ…なの?そしてそんな憎まれ口を…これはスティーブ殿下の私に対する嫌がらせなんだわ!酷すぎる…
そう憤るが、どうして良いのか分からない…殿下の脚が直ぐそこに見えていて、どこかに行ってしまう訳でもない。恐らくこんな私を、上から冷ややかに見ているのだ…
まだ?汗がダラダラと流れ落ちて、だんだん気が遠くなってきて焦る。そしてそれは、侍従長のジャックマンも…
「スティーブ様、おやめください!このようなことは…何ということをされるのですか!これは由々しき事態ですぞ?皇帝陛下が知ったらどうなるか…」
「煩い!侍従長の分際で、私に指図するのか!?」
ジャックマンがそう諌めてくれるが、言うことを聞きそうにもない殿下…その間もこの姿勢のままな私は、身体がフラフラと揺れていて…
「もう見ていられません…皇帝陛下に直ぐにお伝えせねば!おい、誰かいないか?今直ぐ陛下に…」
ジャックマンはそんな私の様子に焦りまくっている。いつもは冷静で穏やかなな表情を一切崩さない人だが、声だけでも相当動揺しているのが分かる…そして私は、まさにもう限界を迎えていた…。最近ではそんなこと、皆も気付きもしないだろうが、つい半年前まで死の病に罹っていた私。今ではすっかり治ってはいるが、かといって体調は万全ではない。それをもちろん知っているジャックマンは、何とかしようと皇帝陛下に伝えることにしたようだ。
「ランドン令嬢、お気を確かに…直ぐに陛下に伝えて参ります!」
痺れを切らしたジャックマンがそう叫んだ時…威厳のある声がこの薔薇園に響き渡る!
「何をやっているのか!これはどういうことなのです…?スティーブ・ロウ・アルバトロス!」
皇帝陛下?遠くなる意識でそう思う。だけどちょっと違う…皇帝陛下のお声ではないようだ。もっと年上の人…の声?お父様よりもずっと…ずっと上のような感じがする。おまけに厳しい口調でスティーブ殿下の正式名称を呼びながら、窘めている。私なんて殿下がそんな名前だと初めて知ったけど…だ、誰だろう?
「どうなっているのかと聞いているのだ。お答えなさい…今直ぐに!」
「あ、ああ…すみません!こ、この者が悪いのです…父上に告げ口を…」
お腹にまで響くような独特の声だ…皇帝陛下も相当に威厳のあるお声だが、この人の比ではないだろう。そしてそれほど大きな声を出してはいないが、一語、一語ハッキリと聞こえる。まるで頭の中に直接響いてくるようだわ…
「全く情けない!男の風上にも置けませんな?このようなことをなさるなら、今後一切お目にかかることはない!」
「はぁ…それは!そんなことは言わないで下さい…お詫びしますから!」
帝国の皇太子陛下に対して、そう毅然と言い切るその人。それに対して殿下は、物凄くショックを受けている…それこそ見たことも聞いたのこともないくらいに明らかに動揺して、意気消沈しているのが分かる。
「私に謝ってどうするのです?それに…早く声を掛けなさいと言っている!」
「はいっ!ラ、ランドン嬢、顔を上げてくれ…早く!」
やっとそう許されて、フラフラになりながらもホッとして顔を上げようとした。だけど…相当に汗だくで、とっくに限界だった身体。そして私は、そのままフラリと前に倒れる…
「ああっ、ランドン令嬢ー!!」
遠くでジャックマンのそう驚く声が聞こえる。だけど…もう顔を見ることも出来ない。そのまま前にスーッと倒れていく私は、薔薇園の土の上に叩きつけられる運命なんだわ…とぼんやり思っていた。すると…
誰かが物凄い勢いで近付いてくるのが分かった…そして逞しい腕に抱かれる。身体は細身だが、思いの外ガッシリとした腕だ。もう目はとっくに開いてはいなかったけど、驚く程に背が高い人なんだということは分かる。だけど誰かしら?何だか、懐かしいような匂いがするけど…?そう思ったのを最後に、私はプッツリと意識を手放した…
+++++
「ふぁーん、お嬢様ぁ~」
誰かが私をそう呼び、泣いているようだ…ロッテ?
「アリシア!分かるか?私だ…」
今度はお父様かしら?でも何故ここに?それに私は…どこにいるんだろうか。
「今はまだ寝かせておくがいい…相当に疲れている筈だ。それに熱中症の症状もある」
あれっ?この印象的な声は…あの人じゃないかしら、助けてくれた…でもホントに誰だろう?
「ありがとうございます!本当に…ああ、アリシア…何という目に」
お父様がその人にお礼を言っている。私を…助けてくれたお礼かな。それにしても眠い…それに身体も全く動かないわ。だからまだ寝ていてもいいかしら…
「あれの処分は皇帝陛下がされる筈だ!相当に激昂されておられたゆえ、厳しい処分があるだろう。だけどすまない!私がついていながら、アリシアがこんなことに…」
「いいえ、こうして助けていただいたのですがら…。きっとシャーロットも喜んでいることでしょう」
…えっ?シャーロット…お母様の名前だ!でも何故それを?そう聞いた途端に胸がドキドキとした…
「本当にありがとうございました…前ルーベルト侯爵様」
ぜ、前…ルーベルト侯爵?もしかして、私を助けてくれたのは…お祖父様だったってこと?
「おいおい…ドレスは摘んでなくて良いのかなぁ?」
──まだ…なの?そしてそんな憎まれ口を…これはスティーブ殿下の私に対する嫌がらせなんだわ!酷すぎる…
そう憤るが、どうして良いのか分からない…殿下の脚が直ぐそこに見えていて、どこかに行ってしまう訳でもない。恐らくこんな私を、上から冷ややかに見ているのだ…
まだ?汗がダラダラと流れ落ちて、だんだん気が遠くなってきて焦る。そしてそれは、侍従長のジャックマンも…
「スティーブ様、おやめください!このようなことは…何ということをされるのですか!これは由々しき事態ですぞ?皇帝陛下が知ったらどうなるか…」
「煩い!侍従長の分際で、私に指図するのか!?」
ジャックマンがそう諌めてくれるが、言うことを聞きそうにもない殿下…その間もこの姿勢のままな私は、身体がフラフラと揺れていて…
「もう見ていられません…皇帝陛下に直ぐにお伝えせねば!おい、誰かいないか?今直ぐ陛下に…」
ジャックマンはそんな私の様子に焦りまくっている。いつもは冷静で穏やかなな表情を一切崩さない人だが、声だけでも相当動揺しているのが分かる…そして私は、まさにもう限界を迎えていた…。最近ではそんなこと、皆も気付きもしないだろうが、つい半年前まで死の病に罹っていた私。今ではすっかり治ってはいるが、かといって体調は万全ではない。それをもちろん知っているジャックマンは、何とかしようと皇帝陛下に伝えることにしたようだ。
「ランドン令嬢、お気を確かに…直ぐに陛下に伝えて参ります!」
痺れを切らしたジャックマンがそう叫んだ時…威厳のある声がこの薔薇園に響き渡る!
「何をやっているのか!これはどういうことなのです…?スティーブ・ロウ・アルバトロス!」
皇帝陛下?遠くなる意識でそう思う。だけどちょっと違う…皇帝陛下のお声ではないようだ。もっと年上の人…の声?お父様よりもずっと…ずっと上のような感じがする。おまけに厳しい口調でスティーブ殿下の正式名称を呼びながら、窘めている。私なんて殿下がそんな名前だと初めて知ったけど…だ、誰だろう?
「どうなっているのかと聞いているのだ。お答えなさい…今直ぐに!」
「あ、ああ…すみません!こ、この者が悪いのです…父上に告げ口を…」
お腹にまで響くような独特の声だ…皇帝陛下も相当に威厳のあるお声だが、この人の比ではないだろう。そしてそれほど大きな声を出してはいないが、一語、一語ハッキリと聞こえる。まるで頭の中に直接響いてくるようだわ…
「全く情けない!男の風上にも置けませんな?このようなことをなさるなら、今後一切お目にかかることはない!」
「はぁ…それは!そんなことは言わないで下さい…お詫びしますから!」
帝国の皇太子陛下に対して、そう毅然と言い切るその人。それに対して殿下は、物凄くショックを受けている…それこそ見たことも聞いたのこともないくらいに明らかに動揺して、意気消沈しているのが分かる。
「私に謝ってどうするのです?それに…早く声を掛けなさいと言っている!」
「はいっ!ラ、ランドン嬢、顔を上げてくれ…早く!」
やっとそう許されて、フラフラになりながらもホッとして顔を上げようとした。だけど…相当に汗だくで、とっくに限界だった身体。そして私は、そのままフラリと前に倒れる…
「ああっ、ランドン令嬢ー!!」
遠くでジャックマンのそう驚く声が聞こえる。だけど…もう顔を見ることも出来ない。そのまま前にスーッと倒れていく私は、薔薇園の土の上に叩きつけられる運命なんだわ…とぼんやり思っていた。すると…
誰かが物凄い勢いで近付いてくるのが分かった…そして逞しい腕に抱かれる。身体は細身だが、思いの外ガッシリとした腕だ。もう目はとっくに開いてはいなかったけど、驚く程に背が高い人なんだということは分かる。だけど誰かしら?何だか、懐かしいような匂いがするけど…?そう思ったのを最後に、私はプッツリと意識を手放した…
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「ふぁーん、お嬢様ぁ~」
誰かが私をそう呼び、泣いているようだ…ロッテ?
「アリシア!分かるか?私だ…」
今度はお父様かしら?でも何故ここに?それに私は…どこにいるんだろうか。
「今はまだ寝かせておくがいい…相当に疲れている筈だ。それに熱中症の症状もある」
あれっ?この印象的な声は…あの人じゃないかしら、助けてくれた…でもホントに誰だろう?
「ありがとうございます!本当に…ああ、アリシア…何という目に」
お父様がその人にお礼を言っている。私を…助けてくれたお礼かな。それにしても眠い…それに身体も全く動かないわ。だからまだ寝ていてもいいかしら…
「あれの処分は皇帝陛下がされる筈だ!相当に激昂されておられたゆえ、厳しい処分があるだろう。だけどすまない!私がついていながら、アリシアがこんなことに…」
「いいえ、こうして助けていただいたのですがら…。きっとシャーロットも喜んでいることでしょう」
…えっ?シャーロット…お母様の名前だ!でも何故それを?そう聞いた途端に胸がドキドキとした…
「本当にありがとうございました…前ルーベルト侯爵様」
ぜ、前…ルーベルト侯爵?もしかして、私を助けてくれたのは…お祖父様だったってこと?
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