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3・デイビスの暴走モード発令*
デイビスは今まで僕に向けたこともないような、厳しい視線を投げ掛けている。それにビクッと慄きながら、怒ってるの?それに僕にそんな顔をするなんて…嫌だよ!そう感じてしまう。いつもとは全く違うデイビスにビビり散らかす僕だけど、同時にそんなデイビスを見ると哀しくもなる。そんな複雑な感情に苛まれて…
「ロビンはさ、何で私とアンジーをくっつけようとするのかな?そしてそれ、以前から頻繁にやってるよね?私が気付いてないとでも思ってるのかな…舐められたもんだな全く」
それには…気付いていたのか!と驚いて、今までは気付かないフリをしていただけなのだと知る。だけど何で?それなのに僕と、婚約を続けている意味なんてあるのかな…そう不思議に思ってしまう。そんな僕に愛想を尽かして、婚約破棄するなんて朝飯前じゃない?
「な、何でって言われても…自然の摂理?定めって言うかぁ。そうなる運命っての?そうとしか言いようが…」
何とか搾り出すようにそう言ったけど、デイビスは相変わらず意味が分からない…といった冷たい反応をしている。それから…ちょっと哀しそうな表情をして僕を見つめてくる。それにはドキッと動揺してしまって…
僕はその吸い込まれそうな瞳に間近で見つめられて身動きも出来ない。蛇に睨まれた蛙というか、金縛りにあったように…どっちでもええわ!沐浴してたら溺れちゃった神のように、取り込まれて離れられなくなっている。今直ぐここを離れなきゃいけないことは分かるけど、それも叶わないようなデイビスの圧力が!わ、わわ、どうしよう…?
「定めって何だよ?そう言うなら、その相手が婚約者であるロビンなんじゃないの!違う?そして君はそんな私の真心を無視して、他の人を好きにならないのかと聞く…そんなの酷くないのかな?」
(違いません…その通りです。だけどさ、何とも思わないの?アンジーを。あんなに可愛い子よりも僕を…なんて、信じられないよ!身分がちょっと上なだけの、平々凡々な僕だから…)
「ち、違わないんだけどね、それについては申し訳なく思っています。だけどデイビスはアンジーを見て何も感じないの?運命…かなーって。出逢った瞬間ビビビッっとくるものなんて、なかったのかな?」
そう言う僕にデイビスは、更に表情を険しく変化させる。怒りを通り越してしまったように…
「ハッ!運命だってぇ?」
そう言い放つデイビスは、これまで僕に見せていた紳士然とした態度とは全く違っていた。これが本音というか、本性というか…迫力が全然違うんですけどー!
だけどそんなデイビスにゾクゾクする…これはこれで魅力的に感じてしまっている僕が居るんだけどね?でも流石にヤバ過ぎる感じがする…ハハッ。
「何言ってんの?いくら私が君を好きでも、言っていい事と悪い事あるよね?そんな事も分からないようだったら…お仕置きが必要だよね?」
(お、お、お、お!お仕置き?な、何ぃー?)
その瞬間、デイビスの瞳がギラリと光る。闇夜に煌めく獰猛な獣のような欲の孕んだ目にじっと睨まれると、途端に身体が硬直してしまって!マ、マズい!マズ過ぎるっ。デイビス、暴走モード発令してますぜー!
そんなデイビスがチラッと視線を後ろに移す。そこに何があるんすか?って聞きたいが、怖過ぎて聞けない…。そして身体を拘束されたまま後ろに移動され、そこにあった大きなソファにブハン!と僕を押し倒す!それから僕の上に馬乗りになり、身体を動けなくする為なのか両膝で僕の腰辺りをぎゅっと挟んだ。な、何ぃ~この体勢は!
「これで動けないよね。だけどロビンが悪いんだよ?私は結婚してから君を可愛がろうとしていたのに…。そんな酷いことを言うロビンには、わからせないといけないし…仕方が無いよね?」
デイビスは僕を見下ろしながら、一つ一つ言葉を言い聞かせるように僕に告げてくる。それに僕は…
──ゾクッ、ゾクゾク!
(あああぁ!何だかゾクゾクするぅー!いや、何だか…腹の奥が?僕の未知の領域がとってもおかしいんですけど?何だよこれは…キャーッ!)
今までの優しいだけのデイビスはもう居ない。そこには熱っぽく見つめ、今にも僕を組み敷こうとしているデイビスがいるっ!マズ過ぎなーい?
それからそんな体勢のまま不敵に笑い、僕の上着の釦を一つずつはずして開け広げてくる。そしてシャツの上からサッと撫でられて…
「アン!やだぁ~」
興奮で尖った先を掠められ、思わず高い声が出る。
(ヤバい!気持ち良すぎるつ。だけど僕ってさ、初めてなのに感度抜群すぎない?ちょっとばっかり恥ずかしいわぁ~)
「はぁん…ロビンはいやらしい子だね?恥ずかしい声出しちゃってさ。こんなに感じちゃうのに私を遠ざけようとするなんて…ねぇ?」
それから気を抜いていた僕の下履きを一気に脱がせる。ち、ちょっと待って~!そう思うけど、突然の事に声も出せないで恥ずかしさと肌寒さで身を捩って…
「アハッ、こんな所まで桃色…なんだね?」
デイビスの視線は明らかに僕の股間を見ている!それからそんな僕の恥ずかしいところをそっと撫でながら感動したように笑っているデイビス。そんなの意外な行動すぎっ!だけど…
(そうです…ピンクなんですぅ~僕の恥ずかしい秘密をー!今までそれをひた隠しにしてきたのにぃ。それにしてもドSだ!そう思うけど…嫌いじゃないかも?)
それからデイビスは、驚くべき事を言ってくる。それに僕は、目が点になる。へっ…嘘だろ?
「ロビンはさ、何で私とアンジーをくっつけようとするのかな?そしてそれ、以前から頻繁にやってるよね?私が気付いてないとでも思ってるのかな…舐められたもんだな全く」
それには…気付いていたのか!と驚いて、今までは気付かないフリをしていただけなのだと知る。だけど何で?それなのに僕と、婚約を続けている意味なんてあるのかな…そう不思議に思ってしまう。そんな僕に愛想を尽かして、婚約破棄するなんて朝飯前じゃない?
「な、何でって言われても…自然の摂理?定めって言うかぁ。そうなる運命っての?そうとしか言いようが…」
何とか搾り出すようにそう言ったけど、デイビスは相変わらず意味が分からない…といった冷たい反応をしている。それから…ちょっと哀しそうな表情をして僕を見つめてくる。それにはドキッと動揺してしまって…
僕はその吸い込まれそうな瞳に間近で見つめられて身動きも出来ない。蛇に睨まれた蛙というか、金縛りにあったように…どっちでもええわ!沐浴してたら溺れちゃった神のように、取り込まれて離れられなくなっている。今直ぐここを離れなきゃいけないことは分かるけど、それも叶わないようなデイビスの圧力が!わ、わわ、どうしよう…?
「定めって何だよ?そう言うなら、その相手が婚約者であるロビンなんじゃないの!違う?そして君はそんな私の真心を無視して、他の人を好きにならないのかと聞く…そんなの酷くないのかな?」
(違いません…その通りです。だけどさ、何とも思わないの?アンジーを。あんなに可愛い子よりも僕を…なんて、信じられないよ!身分がちょっと上なだけの、平々凡々な僕だから…)
「ち、違わないんだけどね、それについては申し訳なく思っています。だけどデイビスはアンジーを見て何も感じないの?運命…かなーって。出逢った瞬間ビビビッっとくるものなんて、なかったのかな?」
そう言う僕にデイビスは、更に表情を険しく変化させる。怒りを通り越してしまったように…
「ハッ!運命だってぇ?」
そう言い放つデイビスは、これまで僕に見せていた紳士然とした態度とは全く違っていた。これが本音というか、本性というか…迫力が全然違うんですけどー!
だけどそんなデイビスにゾクゾクする…これはこれで魅力的に感じてしまっている僕が居るんだけどね?でも流石にヤバ過ぎる感じがする…ハハッ。
「何言ってんの?いくら私が君を好きでも、言っていい事と悪い事あるよね?そんな事も分からないようだったら…お仕置きが必要だよね?」
(お、お、お、お!お仕置き?な、何ぃー?)
その瞬間、デイビスの瞳がギラリと光る。闇夜に煌めく獰猛な獣のような欲の孕んだ目にじっと睨まれると、途端に身体が硬直してしまって!マ、マズい!マズ過ぎるっ。デイビス、暴走モード発令してますぜー!
そんなデイビスがチラッと視線を後ろに移す。そこに何があるんすか?って聞きたいが、怖過ぎて聞けない…。そして身体を拘束されたまま後ろに移動され、そこにあった大きなソファにブハン!と僕を押し倒す!それから僕の上に馬乗りになり、身体を動けなくする為なのか両膝で僕の腰辺りをぎゅっと挟んだ。な、何ぃ~この体勢は!
「これで動けないよね。だけどロビンが悪いんだよ?私は結婚してから君を可愛がろうとしていたのに…。そんな酷いことを言うロビンには、わからせないといけないし…仕方が無いよね?」
デイビスは僕を見下ろしながら、一つ一つ言葉を言い聞かせるように僕に告げてくる。それに僕は…
──ゾクッ、ゾクゾク!
(あああぁ!何だかゾクゾクするぅー!いや、何だか…腹の奥が?僕の未知の領域がとってもおかしいんですけど?何だよこれは…キャーッ!)
今までの優しいだけのデイビスはもう居ない。そこには熱っぽく見つめ、今にも僕を組み敷こうとしているデイビスがいるっ!マズ過ぎなーい?
それからそんな体勢のまま不敵に笑い、僕の上着の釦を一つずつはずして開け広げてくる。そしてシャツの上からサッと撫でられて…
「アン!やだぁ~」
興奮で尖った先を掠められ、思わず高い声が出る。
(ヤバい!気持ち良すぎるつ。だけど僕ってさ、初めてなのに感度抜群すぎない?ちょっとばっかり恥ずかしいわぁ~)
「はぁん…ロビンはいやらしい子だね?恥ずかしい声出しちゃってさ。こんなに感じちゃうのに私を遠ざけようとするなんて…ねぇ?」
それから気を抜いていた僕の下履きを一気に脱がせる。ち、ちょっと待って~!そう思うけど、突然の事に声も出せないで恥ずかしさと肌寒さで身を捩って…
「アハッ、こんな所まで桃色…なんだね?」
デイビスの視線は明らかに僕の股間を見ている!それからそんな僕の恥ずかしいところをそっと撫でながら感動したように笑っているデイビス。そんなの意外な行動すぎっ!だけど…
(そうです…ピンクなんですぅ~僕の恥ずかしい秘密をー!今までそれをひた隠しにしてきたのにぃ。それにしてもドSだ!そう思うけど…嫌いじゃないかも?)
それからデイビスは、驚くべき事を言ってくる。それに僕は、目が点になる。へっ…嘘だろ?
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