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さっそく戦闘
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アイリスは怯えた声で言う。
「お、お姉ちゃん……」
「アイリス、あなたは逃げ――――」
逃げてください、と言おうとしたが、ハッとして口をつぐむ。
盗賊たちが4人だけとは限らない。
この盗賊たちに他の仲間がいた場合、アイリスを一人で逃がすのは危険である。
私の目の届く範囲に置いておくべきだろう。
「そこの木の後ろにでも隠れていてください」
と私は言い直した。
「え? で、でも」
「いいから、言うことを聞いてくれますか?」
と私は有無を言わさぬ強い口調で、命令した。
アイリスは一瞬ビクっとしてから、うなずく。
そして少し離れた木陰へと身を隠した。
よし……とりあえずこれで、アイリスは安全だろう。
青髪の男が小馬鹿にしたように笑う。
「お姉ちゃ~ん、だってよ。ギャハハハ、可愛いねェ!」
さらに緑髪の女がわざとらしく感心したように言った。
「妹を守ろうとする姉かぁ、格好いいねえ? まあ、二人とも殺しちゃうんだけどね。ドレアスさんの命令だし」
赤髪の女はつまらなそうに告げる。
「ねえ、さっさとやっちゃいましょうよ」
「じゃあ俺がやるぜ」
と青髪の男が応じてから、こちらに近づいてくる。
ちゃらついた足取りだ。
腰にはダガーらしき武器を携えているが、抜剣はしていない。
私ごとき、武器ナシでも問題ないと思っているのだろう。
つまり、こちらをあなどっている。
……好都合だ。
青髪の男が、私の眼前まで近づいてきた。
「そうそう。抵抗しなけりゃラクに死ねるぜ、お姉ちゃ~ん?」
と、馬鹿にしたように青髪の男が告げ、こちらに手を伸ばしてくる。
(今だ!)
私は、チョコレートのムチを背中から生やした。
そのムチの先端を、刃の形状へと変える。
チョコレート・カッターである。
その鋭利な切れ味で男の首を、スパッと切断する。
あまりに綺麗にスライスされたので、しばし男は、切られたことに気づいていなかった。
「へ?」
まるで切れたバターのように、首から上が斜めにズレた。
やがて頭部が落ちて、ボトリと鈍い音を立てながら地面に着地。
さらに首を失った男の胴体が、後ろに倒れ、仰向けに転がった。
「なっ!?」
「バ、バゼル!?」
死んだ男は、バゼルという名らしい。
まあどうでもいい名前だ。
覚える価値はないだろう。
「お、お姉ちゃん……」
「アイリス、あなたは逃げ――――」
逃げてください、と言おうとしたが、ハッとして口をつぐむ。
盗賊たちが4人だけとは限らない。
この盗賊たちに他の仲間がいた場合、アイリスを一人で逃がすのは危険である。
私の目の届く範囲に置いておくべきだろう。
「そこの木の後ろにでも隠れていてください」
と私は言い直した。
「え? で、でも」
「いいから、言うことを聞いてくれますか?」
と私は有無を言わさぬ強い口調で、命令した。
アイリスは一瞬ビクっとしてから、うなずく。
そして少し離れた木陰へと身を隠した。
よし……とりあえずこれで、アイリスは安全だろう。
青髪の男が小馬鹿にしたように笑う。
「お姉ちゃ~ん、だってよ。ギャハハハ、可愛いねェ!」
さらに緑髪の女がわざとらしく感心したように言った。
「妹を守ろうとする姉かぁ、格好いいねえ? まあ、二人とも殺しちゃうんだけどね。ドレアスさんの命令だし」
赤髪の女はつまらなそうに告げる。
「ねえ、さっさとやっちゃいましょうよ」
「じゃあ俺がやるぜ」
と青髪の男が応じてから、こちらに近づいてくる。
ちゃらついた足取りだ。
腰にはダガーらしき武器を携えているが、抜剣はしていない。
私ごとき、武器ナシでも問題ないと思っているのだろう。
つまり、こちらをあなどっている。
……好都合だ。
青髪の男が、私の眼前まで近づいてきた。
「そうそう。抵抗しなけりゃラクに死ねるぜ、お姉ちゃ~ん?」
と、馬鹿にしたように青髪の男が告げ、こちらに手を伸ばしてくる。
(今だ!)
私は、チョコレートのムチを背中から生やした。
そのムチの先端を、刃の形状へと変える。
チョコレート・カッターである。
その鋭利な切れ味で男の首を、スパッと切断する。
あまりに綺麗にスライスされたので、しばし男は、切られたことに気づいていなかった。
「へ?」
まるで切れたバターのように、首から上が斜めにズレた。
やがて頭部が落ちて、ボトリと鈍い音を立てながら地面に着地。
さらに首を失った男の胴体が、後ろに倒れ、仰向けに転がった。
「なっ!?」
「バ、バゼル!?」
死んだ男は、バゼルという名らしい。
まあどうでもいい名前だ。
覚える価値はないだろう。
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