90 / 97
オムライス
しおりを挟む
春。
ある日のことだった。
私はオムライスを作りたいと思った。
なので【キトレルの街】に出かけた私は、材料を買い込む。
山小屋に帰宅する。
ちょうど日が暮れ始めたころだった。
「はぁ……腹が減ったな。今日の作業はここまでだ」
薪割りを終えたクレアベル。
彼女は続けて言った。
「さっそくメシにしよう」
私は告げる。
「あの、今日は私が夕食を作ってもいいですか?」
「ん? 急にどうした?」
「ちょっと作ってみたいレシピがありまして。街で食材も買ってきたので、チャレンジしてみたいなと」
街ではトマトと米と卵を手に入れた。
これらを使ってオムライスを作ってみたいと思った。
「そういえば、まだお前たちに、本格的に料理を任せたことがなかったな」
とクレアベルは言う。
これまではずっとクレアベルが料理を作ってくれた。
私とアイリスは料理の手伝いをすることはあっても、料理そのものをこしらえたことはなかった。
「セレナはもう13歳だもんな。よし、いいだろう。やってみろ」
「はい。ありがとうございます」
私は答える。
さっそく調理場に立つ。
異世界はこれが初料理。
しかし……もちろん、私は前世で何度も自炊をしている。
記憶だけで、なんとかなる。
「セレナの料理だ、とんでもないものが飛び出してくるかもしれない」
「うん、私も楽しみ! どんな料理が出てくるんだろう?」
「あはは。ほどほどの期待でお願いします」
と、言っておく。
前世の料理が、異世界人の口にあうか、わからないしね。
さて。
料理の許可をもらったので、さっそくキッチンに立つ。
準備を始めた。
鶏肉を刻む。
たまねぎを刻む。
米を炊く。
ケチャップは異世界に存在しないので、トマトを使って一から作る。
以上をフライパンで炒めてライスが完成。
あとは卵を焼いて……
ライスにかぶせ、ケチャップソースをかけて……
完成だ。
ある日のことだった。
私はオムライスを作りたいと思った。
なので【キトレルの街】に出かけた私は、材料を買い込む。
山小屋に帰宅する。
ちょうど日が暮れ始めたころだった。
「はぁ……腹が減ったな。今日の作業はここまでだ」
薪割りを終えたクレアベル。
彼女は続けて言った。
「さっそくメシにしよう」
私は告げる。
「あの、今日は私が夕食を作ってもいいですか?」
「ん? 急にどうした?」
「ちょっと作ってみたいレシピがありまして。街で食材も買ってきたので、チャレンジしてみたいなと」
街ではトマトと米と卵を手に入れた。
これらを使ってオムライスを作ってみたいと思った。
「そういえば、まだお前たちに、本格的に料理を任せたことがなかったな」
とクレアベルは言う。
これまではずっとクレアベルが料理を作ってくれた。
私とアイリスは料理の手伝いをすることはあっても、料理そのものをこしらえたことはなかった。
「セレナはもう13歳だもんな。よし、いいだろう。やってみろ」
「はい。ありがとうございます」
私は答える。
さっそく調理場に立つ。
異世界はこれが初料理。
しかし……もちろん、私は前世で何度も自炊をしている。
記憶だけで、なんとかなる。
「セレナの料理だ、とんでもないものが飛び出してくるかもしれない」
「うん、私も楽しみ! どんな料理が出てくるんだろう?」
「あはは。ほどほどの期待でお願いします」
と、言っておく。
前世の料理が、異世界人の口にあうか、わからないしね。
さて。
料理の許可をもらったので、さっそくキッチンに立つ。
準備を始めた。
鶏肉を刻む。
たまねぎを刻む。
米を炊く。
ケチャップは異世界に存在しないので、トマトを使って一から作る。
以上をフライパンで炒めてライスが完成。
あとは卵を焼いて……
ライスにかぶせ、ケチャップソースをかけて……
完成だ。
13
あなたにおすすめの小説
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
死霊使いの花嫁
羽鳥紘
ファンタジー
死霊が住まうという屋敷で目覚めたミオは、自分が死霊使いである当主の花嫁であると聞かされる。覚えのないことに戸惑いながらも、当面の衣食住のため、ミオは当主ミハイルと契約を結ぶことにするが――◆小匙一杯ずつのラブとシリアスとコメディとバトルとミステリーとホラーが入ったファンタジー。番外編4コマ⇒https://www.alphapolis.co.jp/manga/452083416/619372892web◆拍手⇒http://unfinished-koh.net/patipati/ufpati.cgi
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる