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第4章118話:新たなチョコレート
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――――4章――――
ネリアンヌは無事に逮捕された。
冒険者ギルドを立ち去った私たち。
この日は【キトレルの街】の宿屋に泊まることになる。
ネリアンヌたちに勝利した祝勝記念……
ということで、ちょっと高級の宿に泊まることになった。
宿の5階。
個室。
私が一人で、ベッドのふちにたたずむ。
「……」
ジルとの戦闘中。
実は、私は、ある力に目覚めた実感があった。
戦闘中には試さなかったが……
ちょっとこの部屋で試してみようと思った。
その力とは。
ホワイトチョコレートだ!
「ふっ……!」
右手のひらの上に、チョコレート魔法を念じる。
その際、ホワイトチョコレートをイメージ。
すると、いつもならこげ茶色のチョコレートの液体球が現れるところだが……
今回は見事、ホワイトチョコレートの液体球が現れた。
「成功です!」
このホワイトチョコレートの成分は、だいたいわかる。
カカオマスが使われていないのだ。
カカオがないことでココアバターの色合いと味が全面に出ている。
実際に、食べてみると。
「うん、やっぱりこれはホワイトチョコレートですね。ミルキーです」
ホワイトチョコレートらしいミルク感。
クリーミーな味わいであった。
味も、乳製品特有の甘みをぐいぐい感じる。
左手のひらの上に、いつものカカオチョコレートを生成。
食べ比べてみる。
うんうん、やっぱり全然違うね。
ネリアンヌは無事に逮捕された。
冒険者ギルドを立ち去った私たち。
この日は【キトレルの街】の宿屋に泊まることになる。
ネリアンヌたちに勝利した祝勝記念……
ということで、ちょっと高級の宿に泊まることになった。
宿の5階。
個室。
私が一人で、ベッドのふちにたたずむ。
「……」
ジルとの戦闘中。
実は、私は、ある力に目覚めた実感があった。
戦闘中には試さなかったが……
ちょっとこの部屋で試してみようと思った。
その力とは。
ホワイトチョコレートだ!
「ふっ……!」
右手のひらの上に、チョコレート魔法を念じる。
その際、ホワイトチョコレートをイメージ。
すると、いつもならこげ茶色のチョコレートの液体球が現れるところだが……
今回は見事、ホワイトチョコレートの液体球が現れた。
「成功です!」
このホワイトチョコレートの成分は、だいたいわかる。
カカオマスが使われていないのだ。
カカオがないことでココアバターの色合いと味が全面に出ている。
実際に、食べてみると。
「うん、やっぱりこれはホワイトチョコレートですね。ミルキーです」
ホワイトチョコレートらしいミルク感。
クリーミーな味わいであった。
味も、乳製品特有の甘みをぐいぐい感じる。
左手のひらの上に、いつものカカオチョコレートを生成。
食べ比べてみる。
うんうん、やっぱり全然違うね。
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