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後宮の隠れ薬師は闇夜を照らす
レンタル有り旧題:後宮の隠れ薬師は、ため息をつく~花果根茎に毒は有り~
陸翠鈴(ルーツイリン)は年をごまかして、後宮の宮女となった。姉の仇を討つためだ。薬師なので薬草と毒の知識はある。だが翠鈴が後宮に潜りこんだことがばれては、仇が討てなくなる。翠鈴は目立たぬように司燈(しとう)の仕事をこなしていた。ある日、桃莉(タオリィ)公主に毒が盛られた。幼い公主を救うため、翠鈴は薬師として動く。力を貸してくれるのは、美貌の宦官である松光柳(ソンクアンリュウ)。翠鈴は苦しむ桃莉公主を助け、犯人を見つけ出す。※中国の複数の王朝を参考にしているので、制度などはオリジナル設定となります。
※第7回キャラ文芸大賞、後宮賞を受賞しました。ありがとうございます。
文字数 434,560
最終更新日 2025.06.23
登録日 2023.12.29
極甘の和風シンデレラストーリー×伝奇ミステリー。 大正時代、嫁き遅れと言われていた星河綺世子の元に縁談が来た。相手は祓い屋の当主である鷹山伊吹。綺世子はその賢さのせいで、兄に虐げられていた。家族に搾取されるばかりの綺世子は、心から愛することのできる人を求めていた。 偽札事件が世を賑わす中、綺世子は縁談相手の伊吹に見初められ、救われる。「私の妻となる人はあなた以外におりません」伊吹の強い想いを知り、綺世子は彼を支え助けたいと願う。 美しく巡る季節と、異能の力を持った孤独な二人の結婚物語。【第8回ホラー・ミステリー小説大賞、奨励賞をいただきました。投票してくださった方、ありがとうございます。】※表紙は、てんぱる様のフリー素材をお借りしています
文字数 169,376
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.02.11
ユリアーナは夫である伯爵のブレフトから、完全に無視されていた。ブレフトの愛人であるメイドからの嫌がらせも、むしろメイドの肩を持つ始末だ。生来のセンスの良さから、ユリアーナには調度品や服の見立ての依頼がひっきりなしに来る。その収入すらも、ブレフトは奪おうとする。ユリアーナの上品さ、審美眼、それらが何よりも価値あるものだと愚かなブレフトは気づかない。伯爵家という檻に閉じ込められたユリアーナを救ったのは、幼なじみのレオンだった。ユリアーナに離婚を告げられたブレフトは、ようやく妻が素晴らしい女性であったと気づく。けれど、もう遅かった。
文字数 27,073
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.11.29
勝気な第一王女のモニカには、初恋の人がいた。公爵家のクラウスだ。七歳の時の思い出が、モニカの初恋となった。クラウスはモニカよりも十三歳上。当時二十歳のクラウスにとって、モニカは当然恋愛の対象ではない。大人になったモニカとクラウスの間に縁談が持ちあがる。その返事の為にクラウスが王宮を訪れる日。人生で初めての緊張にモニカは動揺する。※『わたしのことがお嫌いなら、離縁してください』に出てくる王女のその後のお話です。
文字数 10,038
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
伯爵夫人のフロレンシアは、ようやく夫から離縁してもらえた。夫のディマスは爵位を剥奪され、メイド達は解雇される。夫に愛されないフロレンシアを蔑み、虐待したメイドや侍女のその後。そしてフロレンシアを愛する騎士のエミリオの日常のお話です。
文字数 12,440
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.09
伯爵夫人のフロレンシアは、夫からもメイドからも使用人以下の扱いを受けていた。どんなに離婚してほしいと夫に訴えても、認めてもらえない。夫は自分の愛人を屋敷に迎え、生まれてくる子供の世話すらもフロレンシアに押しつけようと画策する。地味で目立たないフロレンシアに、どんな価値があるか夫もメイドも知らずに。彼女を正しく理解しているのは騎士団の副団長エミリオと、王女のモニカだけだった。※番外編が別にあります。
文字数 14,094
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.03
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。
文字数 14,139
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.25
野暮ったくて冴えないヴィオラは、誰からもバカにされてきた。けれどテオに結婚を申し込まれる。「君ほどすてきな人はいないよ」と言ってくれたテオ。彼にふさわしい美しい女性になると心に決めたヴィオラは、特訓に特訓を重ねる。知的で洗練されたヴィオラのもとを訪れたテオは、美しくなったヴィオラを見て……。婚約破棄に至るお話です。
文字数 6,449
最終更新日 2023.03.18
登録日 2023.03.18
主従でありながら結婚式を挙げた護衛騎士のアレクと王女マルティナ。戸惑い照れつつも新婚2人のいちゃいちゃ、ラブラブの日々。また彼らの周囲の人々の日常を穏やかに優しく綴ります。※不定期更新です。一応Rをつけておきます。
文字数 29,967
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.04.11
マルティナ王女の護衛騎士のアレクサンドル。幼い姫に気に入られ、ままごとに招待される。「泥団子は本当に食べなくても姫さまは傷つかないよな。大丈夫だよな」幼女相手にアレクは戸惑う日々を過ごす。マルティナも大きくなり、アレクに恋心を抱く。「畏れながら姫さま、押しが強すぎます。私はあなたさまの護衛なのですよ」と、マルティナの想いはなかなか受け取ってもらえない。※『わたしは妹にとっても嫌われています』の護衛騎士と小さな王女のその後のお話です。可愛く、とても優しい世界です。
文字数 129,319
最終更新日 2021.04.05
登録日 2021.01.20
「お姉さまって本当に地味でつまらないわよね」父である子爵に溺愛され、甘やかされて育ったビルギットは、姉のマルガレータを「地味」だと馬鹿にしている。マルガレータは長女として子爵家を支えているが、ビルギットは姉の婚約者も奪い、屋敷から追い出してしまう。マルガレータこそが彼女たちの贅沢な暮らしを支えているとも知らずに。放逐されたマルガレータを救ったのはクリスティアンという青年だった。
文字数 50,339
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.11.11
年の差で体格差の溺愛話。大好きな騎士、ヴィレムさまとお見合いが決まった令嬢フランカ。その前後の甘い日々のお話です。
文字数 24,984
最終更新日 2020.02.01
登録日 2020.01.17
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