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第3章94話:壁を調べる
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下層において、来花にできることなど何もない。
ルミばかり活躍するのだから、引き立て役にすらならない。
来花は思う。
(これはもう、リスナーを食われてもしょうがないわね。まあ、命を助けてもらってる身だから、ある意味で恩返しと思いましょう)
そして、来花は思考を切り替える。
ここは下層だ。
一人では決して来られない高ランクフロア。
貴重な資料を得られるチャンスである。
戦闘はルミに任せて、来花は、下層のデータを獲得することに専念しようと思った。
「ん……ちょっと待って。ここ、隠し部屋があるわ」
通路の途中で来花が発見する。
ルミがいぶかる。
「また罠ということはないでしょうか?」
「宝部屋なら罠がある可能性はあるけど、さっきみたいな転移トラップは、もう無いと思うわ」
「ふむ……では、殴って開けますかね」
ルミが壁に向かう。
そして、拳を振りぬいた。
ズガァァァァァアンッ!!!
……と、壁が爆砕する。
ついに壁パンチが始まり、コメント欄は狂乱した。
そのあいだ、来花は周囲の壁を調査する。
(実際、壁を殴って開けるなんてのは、たぶん無理ね。どこかに隠し部屋の『鍵』があるはず)
来花は考えながら、ルミが殴ってる壁とは逆サイドの壁に、ぺたぺたと手を這わせる。
すると、一つだけ感触の違うレンガブロックがあった。
当たりだ。
来花は、そのブロックを押す。
するとブロックは、壁へと沈み込んだ。
ルミばかり活躍するのだから、引き立て役にすらならない。
来花は思う。
(これはもう、リスナーを食われてもしょうがないわね。まあ、命を助けてもらってる身だから、ある意味で恩返しと思いましょう)
そして、来花は思考を切り替える。
ここは下層だ。
一人では決して来られない高ランクフロア。
貴重な資料を得られるチャンスである。
戦闘はルミに任せて、来花は、下層のデータを獲得することに専念しようと思った。
「ん……ちょっと待って。ここ、隠し部屋があるわ」
通路の途中で来花が発見する。
ルミがいぶかる。
「また罠ということはないでしょうか?」
「宝部屋なら罠がある可能性はあるけど、さっきみたいな転移トラップは、もう無いと思うわ」
「ふむ……では、殴って開けますかね」
ルミが壁に向かう。
そして、拳を振りぬいた。
ズガァァァァァアンッ!!!
……と、壁が爆砕する。
ついに壁パンチが始まり、コメント欄は狂乱した。
そのあいだ、来花は周囲の壁を調査する。
(実際、壁を殴って開けるなんてのは、たぶん無理ね。どこかに隠し部屋の『鍵』があるはず)
来花は考えながら、ルミが殴ってる壁とは逆サイドの壁に、ぺたぺたと手を這わせる。
すると、一つだけ感触の違うレンガブロックがあった。
当たりだ。
来花は、そのブロックを押す。
するとブロックは、壁へと沈み込んだ。
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